ちょっと雲が多かったが、
よく晴れた。
そして暖かい。
夕方、雲が出てきて雨のような雪のようなものが
一粒、二粒。
風も吹いてきてちょっと寒くなってきた。
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スピルバーグとトムクルーズが送り出した話題の宇宙戦争をみた。
原作を読んだこともなければ、50年以上前の作品を
みたこともない。
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何を評価しましょうか・・・
娯楽としてはそこそこ楽しめる。
のっけからCGばりばりで、あぁ、大画面で楽しみたいなと
思わせるつくり。
しかし、SFとしては。。。21世紀の作品としてはお粗末すぎる。
1952年の作品としては納得できても、2005年の作品としては
ちょっとひどい。
エイリアンに関する描写をもっと増やすとか、何らかの形で
情報提供するとかしないと、なぜそういう展開になるかの
理解できない。
だから人知を超えた文明を持つ異星人のわりには、
間抜けな形で結末を迎える。
侵略するなら相手のことを徹底的に調べませんか?
なぜ、人間にきづかれる可視光線を発し、人間をさがしたりするのか、
赤外線だっていいじゃないか。
それにサーモグラフィーぐらい使えよ。
ずっと人間のことを観察してきた割には人間のことを知らない。
あと、原作だとわかるのかもしれないが、
彼らの侵略の目的は何?
侵略しなければいけないほど宇宙はせまい?
彼らの技術力をもってしても解決できない問題とは?
など、疑問は尽きない。
インディペンデンスデイとか、マーズアタックなみにふざけていれば
それはそれで納得できるんだが。
中途半端なリアリティーによるさまざまな現象が
21世紀のSFとはかけ離れていてそこに違和感を感じる。
製作者側のおおもとの作品に対する敬意だけで
製作されただけのような気がしてきて残念。
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最終更新時間: 2008-12-21 13:15