昨日の夜から雨が断続的に降り続き、
朝から雨が降らずにいるが、
いつ降り出してもおかしくない空模様。
いい加減梅雨空にも飽きてきた...
梅雨が明けたら明けたで暑いんだろうな。
Xサーバーに fglrx ドライバを使っている。
ati や radeon ドライバでも動くが、
サスペンドすると固まるからだ。
fglrx ならそんなこともなく一応使えている。
が、実は今まで drm が有効になっていなくて
四苦八苦していた。理由は簡単で kernel モジュールの
ロードに失敗していたから。
[fglrx:firegl_init_module] *ERROR* firegl_stub_register failed
とおこられる。
6月の下旬に新しいドライバが提供されたのでためしてみた。
ati-driver-installer-8.26.18-x86.run
をATIのサイトから拾ってくる。
chmod +x などして実行属性を与え
./ati-driver-installer-8.26.18-x86.run --buildpkg Debian/sid
と実行すると必要なdebファイルをつくってくれる。
fglrx-kernel-source をインストールすると
/usr/src 以下にカーネルモジュール構築のためのパッケージが
置かれる。カーネルモジュールのコンパイルの仕方には
いくつかあるが、
module-assistant がおすすめのようだ。
インストールされていなければ
apt-get update
apt-get install module-assistant build-essential
などを実行。
このあと、モジュールパッケージを作るが
もし、古いパッケージがある場合は削除しておく。
rm /usr/src/fglrx-kernel*.deb
実際にパッケージを作る。
module-assistant prepare
module-assistant update
module-assistant build fglrx
ここで問題なく
/usr/src/fglrx-kernel-2.x.xx_8.26.18*.deb
が作成されていることを確認。
あとは
module-assistant install fglrx
でモジュールが
/lib/modules/2.6.xx/misc/fglrx.ko
のようにインストールされる。
と、ここまではよかったが、それでもやはり動かない。
調べると、kernel に付属の DRM ドライバを組み込んでいると
だめだということがわかった。
# X31 の時の設定を引きずっていて気がつかなかった。
CONFIG_DRM=m
とし、カーネルをリコンパイル。
晴れてfglrx カーネルモジュールをロードできるようになったとさ。
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最終更新時間: 2008-12-21 13:15