本日の一冊というテーマだけど、亡国のイージスは
文庫本の場合上下巻で2冊になる大作。
久しぶりに小説を読んだ。
感想はというと...面白い!
のっけから読ませる文が続く。
どんどん話に引き込まれていく。
が、宮津艦長の心理描写が今ひとつな感じ、
息子の復讐のためだけにあそこまでできそうには思え
ないような人物だ。キャラクターの設定と
実際に起こした行動とのあいだに
超えられないギャップを感じてしまう。そこだけが残念。
映画化されるのもよくわかる。
ただ、このような大作を映画化すると指輪物語なんかと
一緒で、どううまくまとめるかが重要な鍵になると思う。
仙石役が真田広之らしいのだが、本からイメージされる人物像と
ちょっと違う気がするが、それはそれでうまくまとめるんだろう。
映画も前評判はなかなか高いようで期待が持てる。
おすすめの一冊。
【送料無料商品】亡国のイージス
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最終更新時間: 2008-12-21 13:15