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サンクコスト時間術
内容は非常に参考になるし、示唆に富んでいる。
ただ、タイトルがいまひとつな感じがする。
sink-sank-sunkのサンクだとはタイトルから
すぐにはわからなかった。
既に知っている人や、ちょっと読んで理解してしまうと
どうということはないのだが、
「プライベートライアン」などと
一緒でなんでもカタカナ書きすることによる
弊害のひとつで、本来の意味を余計に取りにくく
なってくるように思う。
サンクは自分の中では thank のほうが
先に頭に浮かんだし。
サンクコスト?感謝のコスト?と連想したり。
かといって、これにうまい翻訳を与えることは
それはそれで難しく、サンクコストとした点は
理解できる。けど、やっぱりエスプリの効いた
翻訳がほしいところ。
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去年の秋ごろにこれの第一版(そのころは2版が出るとは知らなかった)が
ほしいと思っていたのだが、なかなか入手できず。
#オークションなどでも4000円以上の値段がついていたし
やっと、買えると思ったが、楽天booksでは予約もできない。
しかたがないので、Amazonに注文しておくと、
今日の発売日になってもいっこうに送られる気配がない。
それなのに、表示は1点在庫あり。おはやめに...
ときたもんだ。
ふざけるな。と思いキャンセル。
すると楽天ブックスでも取り扱いがあることが判明。
スーパーエージェントに10桁ISBNを登録していたが、
楽天ブックスでは、13桁ISBNしか取り扱っていないようだ...
おかげで気が付くのが遅れた。
昼間見たときは品切れだったが、夕方みると注文できたので、
今月いっぱいのポイントもあったことだし早速注文。
いまみると再び、品切れ。
もしかして売れてる?
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お金は銀行に預けるな
Amazonでちょっと気になったので、プリンタ用紙と一緒に購入。
いいたいことは、基本的に
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金持ち父さん貧乏父さん
と一緒だと思う。
要は、「お金に働いてもらう」ということをいかにするかということだ。
ロバートキヨサキと違って、日本人の感覚をよくわかっているので、
非常にわかりやすい。
金融リテラシーという切り口で、対象と、そのゴールも
はっきり書いているあたり、こういう書き方に慣れている
(おもに研究者だけかもしれないけど)人には、非常に
わかりやすい。
実践編で、もう少し踏み込んだケーススタディのようなものが
あると、さらに敷居が低くなっていいように感じたが、
新書じゃ無理か...
気になったのは、数字に裏打ちされていることを示すために、
いろいろと表や、図が盛り込まれるんだが、
縦書きのなかにあって、そういう図表がでてきてもみにくいだけで、
自分はほとんど読まなかった。重要な数字は、本文に埋め込まれているし、
図表は、裏をちゃんととっているのねという確認程度にしか、
思っていないからだ。
2度、3度と目を通す人にとっては意味のある物になってくるのかも
しれないが、もう少し何とかならないのかとも思う。
もっとこの本にはやく出会っていれば、今の自分の生活は
少しは違ったんじゃないかと思う。
そんな気にさせる良書だ。
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「気づきの写真術」と写真術という言葉は使うものの、
小手先のテクニックを述べているものじゃない。
簡単に言うと、まぁ、家にあるカメラで写真を撮ろう!
ということにつきる。
そして、肌身離さずカメラを持ち続け、写真を撮ることを
通して起こる自分の変化に気づけと...
そんなことからはじまり、筆者自身のその気づきの経験や、
撮影のちょっとしたテクニックなどからカメラ談義まで内容はかなり豊富。
なるほどなと思ったり、あーそうそうと共感したり。
そんなところが自分にはたくさんあった。
テクニックに関する本かと思って読むと期待はずれだし、
もっと深い写真論を望んでいるものにとってはなんだか
軽すぎるかも知れない。
まぁ、どういう人を念頭に置いてこの本を記したが
いまひとつはっきりしないが、おそらくふだん、ほとんど
撮影することがない人であろう。
さらっと読めるの一方で、誰が読んでもそれなりに得るものは
あるのじゃないかしら。
なるほどなと思ったり、あーそうそうと共感したり。
そんなところが自分にはたくさんあった。
テクニックに関する本かと思って読むと期待はずれだし、
もっと深い写真論を望んでいるものにとってはなんだか
軽すぎるかも知れない。
まぁ、どういう人を念頭に置いてこの本を記したが
いまひとつはっきりしないが、おそらくふだん、ほとんど
撮影することがない人であろう。
さらっと読めるの一方で、誰が読んでもそれなりに得るものは
あるのじゃないかしら。
あちこちで評判がいいのでさっそく読んでみた。
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驚いた。楽天ダウンロードにもあるのか。
ウェブ進化論 - 本当の大変化はこれからはじまる
で、実際よんでみてかなり参考になる事も多く、刺激を多く受ける。
ネットと接点のある人ばかりでなく、ありとあらゆる人におすすめしたい内容だ。
ちょっと、グーグルを持ち上げすぎなところがあるが、
実際すごい会社には違いない。
あと、ブログが社会現象になった技術的ブレークスルーは
ないと明言しているが、ブレークスルーとまではいかないまでも
大きな転換点があったと考える。
それは何かというと、WWWブラウザだけがあれば、
自分のページを編集できるという点だ。
これが、参入障壁をなくし、ブログを爆発的に進める原動力の
ひとつになったと考える。
自分でホームページビルダーなどのソフトや
エディタで直接htmlをかける人にはあまりわからないかもしれないが、
そういう人々はWWWを利用する人々全体から見ると
ごく少数に分類されることになる。
自分が携わっている研究分野でもすごく有名な
研究者が何人もグーグルに移ってそのすごさを
ひしひしと感じているが、なぜ、そこまですごいのかが
ちょっとだけよくわかる良書に仕上がっていると思う。
購入したのは去年の12月だが、楽天ブックスでも
取り扱っているようなので。
ま、普通の人は買わないと思うけど、技術者、研究者、
学生の人にはよろしいかと。
#人工知能学会の会員だと17000円で買える。(自分もそうだが)
#しかし、これまで自分でお金をだして17000円の本を買ったことが
#あっただろうか・・・
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扱っている内容は、とても広範囲だ。
全体的に広く浅くの印象。
各項目をその分野に詳しい先生方や研究者が執筆といった構成。
詳細はhttp://www.kyoritsu-pub.co.jp/kinkan/shosai/kin12107-4.html
たいていの項目がそれぞれ1から2ページで説明されるので、
中には正直、苦しい項目もあり、
参考文献が充実していることが望まれるが、このあたりのバランスは
各執筆者に任せられているもよう。
21世紀初頭の人工知能分野の状況がよくわかるという意味で秀逸。
基本的に後ろ向きで、今まで何ができているかはよくわかる。
現時点で、何が熱くて、今後どの分野の研究がより発展しそうか
といったことがどこかのコラムにひっそりとあっても良さそうだが、
残念ながら見あたらない。
以前、楽天ブックスに注文して1〜4日で出荷というのに、
なかなかこないことにあきれてキャンセルし、
別のところに注文していた「確実性の終焉」が届いた。
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ぱらぱらとみてみた。
ととと、や、訳がかたい。
コチコチだ。「我々は・・・」、「私は・・・」がうっとおしいし、
ところどころ意味不明瞭。謝辞と導入をながめてそう思ったのだが、
本文はそうでもない?
大学の先生が翻訳しているようなので、物理に関する述語や
論理的関係については安心して読めそうだが、もうすこし
なんとかならなかったのだろうか。
というわけで原著も読みたくなる一冊。
しかも、翻訳本より安いときている。
#Amazonのなか見検索はとても便利だ。
#しかし、Introductionが読めないのは仕様か?
いまさらながら日本語練習帳を読んでみた。
これで本当に日本語練習になるのかどうか疑問を
持つ箇所も少なくないが、当時、かなり読まれたように記憶している。
気になったのは、最後のコラムに書いたことを
まえがきに書いたほうが良かったんじゃないかということ。
橋本進吉や時枝誠記といったすごい国文学者に指導された
自分自身の言語観を先に読者に知らしめることは
読み進める上でかなり助けになると思うのだが。
もちろん、これに共感できる/できないで、読む/読まないを
決めることになるかもしれないので後回しにしたい気持ちもわかる。
堅苦しい表現指南書ではなく、練習帳という形式をとったことが
より、理解を助け、多くの人に受け入れられた理由のひとつか。
扱っている内容は至極まっとうなものばかりだし。
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2005年は、鉄道事故も印象深い年になろうとしているが、
自分にとっては幼女が巻き込まれる事件が多かった年として
記憶されつつある。
そんな中で、それらの狂気をすこしでも自分なりに理解したくて
読んだのが、丸山先生の本。
どちらも講談社の現代新書
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言葉と無意識の前半はソシュールの一般言語学がどんなものかを
知りたい人のガイドとしても使えるのではないだろうか。
それぐらいわかりやすい。
後半は、ソシュールのアナグラム研究にからんだ話が展開され、
さらに丸山先生自身の理論も展開されるのだが、とたんに
小難しくなり、読む側の知識にもかなりのものが要求される。
言葉・狂気・エロスのほうは、
イカ天や、ドラクエといった身近な話題からはいり、
それらの現象の向こうにある、意識の問題へと次第に入っていく。
どちらの本も読み応えが十分にあるが、その量が膨大というわけではなく、
非常にうまくまとまった印象。
そんな自分もまだまだ丸山先生のレベルにはなれないので、
十分理解できたとは言い難い。
本の内容から離れるが、
言葉・狂気・エロスのなかに連続幼女殺害事件のMがでてくる。
その最高裁判決が来る1月17日に言い渡されるという。
精神の異常性を訴える弁護側とそんな事情はないとする検察側の
主張がどのように落ち着くことになるのだろうか...
「Mは万人の中に住んでいる」と言葉・狂気・エロスの
なかに一節あるが、私はその通りだと感じている。
手(腕?)に障害があり、いわゆる「ちょうだい」ができなかった
少年が上手に成長できなかったと考えると精神異常とは
あまり思えない。
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まだ全てを読んでいない。が、とてもいい。
全ての研究者におすすめする。
実は、かなり以前からこの本の存在を知っていた。
しかし、触手がのびなかった。
先日、とあるシンポジウムで金出先生の話を聞いた。
その人となりを見て無性にこの本が読みたくなった。
もっとはやく読んでおくべきだったと後悔。
羽生さんの本でも対談なさってる。
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読んでSMARTの原則を思い出した。
SMARTというのは
Specific 具体的
Measurable 計測可能
Agreed upon 同意している
Realistic 現実的
Timely 期日が明確
で、たしか非常識な成功法則でみかけたけど、
誰が最初に言ったことばなのかは残念ながら知らない。
研究計画や、その他いろいろな計画をたてるときのために
会社の机のそばに貼ってある。
何にでもつかえると思うのでおためしあれ。
たとえば、お金持ちになりたいのであれば
Specific: たとえば、収入がいくらだったらお金持ち?
年収1000万? 1億?何でそれを稼ぐ? etc.
Measurable: お金は数えられるので問題なし。動機づけを継続する上で
この要素は重要。昨日より、今日はこれだけ目標に近づいたと。
(きれいになるとかだと、Measurableかどうかはむずかしい)
Agreed upon: 具体的な目標を決めたときに、年収400万の人が
年収4億とか具体的に決めても、自分がそれに同意できないと
無意識のうちにあきらめるそうだ。
Realistic: 現実的にそれが可能かどうか。
サラリーマンをしながら、年収4億は難しいだろう。
おそらく、現実的じゃないと、同意することはできないし、
ある時間内に実現することは不可能だろう。
Timely: では、それをいつまでに実現するか。
この点に気をつけて、計画をたてて、あとは実行あるのみ。
オンライン書店が台頭してきて、
いろいろな人のその本に対する感想や、意見が読めて
とても助かるが、自分の著作に対して自分で書いちゃう人もいる。
当然、星は5つだ。
オンライン書店ビーケーワン:恐るべき旅路「人々の名前を抱えて「のぞみ」は飛び続ける」
昨日、たまたま見たけど、他にもそのような著者がいることを私は知っている。
そういうのに気がついてしまうと、
あさましさを垣間みた気がして嫌になる一方で、本に関する情報を
もっと提供しようという意図があるのかなとも思う。
そうならば、そう断りを入れてくれれば、気にせず読めるのだが。
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確かにこんな先生の授業を受けられたら、しあわせかもしれない。
でも、みんながみんな、太田先生のようになれるわけでも
ないし、真似をする必要もないだろう。
美術で、しかも中学校の先生だったからこそ
今の太田先生があるように思う。
あとは、夫から承認されることがなかったバックグラウンドから
くる逆噴射だろうか。そこには徹底した承認があふれている。
一般人からするとその凄さはまりピンとこない。
だいたい、読んだかぎりの印象は、
一般的な美術の授業をやっているわけじゃない。
ほとんど総合学習だ。
まぁ、現場の先生だったら、
自分に取り入れることができるものの発見、
違った視点で自分の授業をみれたりといろいろと
参考になるのかもしれない。
実際、自分も自分の子供との接し方なんかに参考になることがあった。
日本にいれば、誰もが一度は中学校を体験するので
おすすめの一冊。