日本語学
(2008年)
Vol.27, No.1 (2008.1) Vol.27, No.2 (2008.2) Vol.27, No.3 (2008.3)
Vol.27, No.4 (2008.4) Vol.27, No.5 (2008.4 増刊号) Vol.27, No.6 (2008.5)
Vol.27, No.7 (2008.6) Vol.27, No.8 (2008.7) Vol.27, No.9 (2008.8)
Vol.27, No.10 (2008.9) Vol.27, No.11 (2008.9 増刊号) Vol.27, No.12 (2008.10)
Vol.27, No.13 (2008.11) Vol.27, No.14 (2008.12)

日本語学 Back Numbers
Vol.30 (2011) Vol.29 (2010) Vol.28 (2009) Vol.27 (2008) Vol.26 (2007)
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特集 日本語研究の国際交流
日本語研究の国際交流井上優4
海外の日本語研究の拠点づくり全亨式12
フランスの日本語研究大島弘子20
日本語研究と海外の言語研究のコラボレーション--「た」「ている」をめぐって--定延利之28
海外在住の日本語研究者が期待することアンドレイ・ベケシュ40
連載
ことばの散歩道127 うそも方便沖縄方言井上史雄39
中国大陸季語散歩Q 六花原朝子45
裁判員に必要な国語力とは 第6回入部明子48
無アクセント地域からアナウンサーに〜私の東京アクセント習得体験記〜B二宮正博62
虎の門通信 12田中孝一174
「基礎・基本の習得と活用」--琉球大学附属中の取組
新刊・寸感横山詔一176
『外国語学習の科 --第二言語習得論とは何か』 白井恭弘著 岩波新書 二〇〇八年九月刊 定価七三五円(税込)
『キーワード心理学シリーズ4 学習・教育』 山本豊著 新曜社 二〇〇八年七月刊 定価一九九五円(税込)
『自伝的記憶の心理学』 佐藤浩一・越智啓太・下島裕美編著 北大路書房 二〇〇八年九月刊 定価二九四〇円(税込)
情報源180
●第11回 応用言語学セミナー 明海大学外国語学部創設20周年記念 応用言語学セミナーは、多くの方々のご厚情と献身的な協力により、11回目を迎えた。今年は、明海大学外国語学部の創立20周年という記念すべき年に当たる。そこで、大学院と外国語学部のいっそうの発展を確固たるものにすることを願って、本セミナーと20周年記念事業を同時に執り行うことにした。 本セミナーのテーマは、「初等・中等学校における外国語教育」である。外国語教育を取り巻く客観情勢としては、週1回とは言え、小学校の英語教育も本格的に開始されることになったことに加えて、教員免許状の10年ごとの更新制度も、来年から本格的に実施されることになった。明海大学外国語学部および応用言語学研究科としても、このような情勢に適切に対処し、外国語教育の改善に大いに貢献したいと願っている。 小中高の先生方にとって、本当に有意義な講習を行い、外国語教育の改善に少しでも役に立つ講習にするには、大学と小中高の先生方および教育委員会との密接な協力が不可欠である。制度を有効に利用し、効果を上げなければ、お金と時間とエネルギーの無駄遣いになる。日本はそのような無駄なことをする余裕はもはや経済的にもシステムの上でもなくなっている。 よりよい外国語教育を行うようにするにはどうしたらよいかを、お互いに知惠を出し合い工夫し合って、探ろうではありませんか。本セミナーを皮切りに、外国語教育の質の一層の向上に向けて、着実に前進してゆきましょう。我々の子供たちの明るい未来のために! テーマ 「初等・中等学校における外国語教育」 日時 2008年12月6日(土)・7日(日) 場所 明海大学浦安キャンパス 講義棟2階2201教室 〒279-8550 千葉県浦安市明海1丁目 明海大学 プログラム 12月6日(土)午後 12:20〜 受付 司会:井上史雄 12:50 開会の挨拶:原口庄輔 講演 13:00〜13:55 宮内健二(文部科学省初等中等教育局教職員課教員免許企画室長) 題目「免許状更新講習の開設について」 14:00〜14:55 吉田研作(上智大学外国語学部教授・中教審委員) 題目「日本人に求められている英語力とはどういうものか」 15:00〜15:55 和田稔(明海大学名誉教授) 題目「最近の英語教育政策について--小中高の新学習要領を中心に--」(仮) 16:30〜懇親会ホテル・エミオン22階Kai 12月7日(日)午前 9:20〜 受付 9:50 開会 司会:山下早代子 10:00〜12:00 シンポジウム テーマ:「教員免許状更新制度をどう活かすか」 趣旨:免許状更新講習の実施にあたり、現職の中・高教諭から、現場で抱える問題や講習に望むことを聞かせていただく。 コーディネータ 尾崎恵子(明海大学外国語学部英米語学科准教授) パネリスト〔順不同〕高田智子(明海大学外国語学部英米語学科准教授)/志村典英(私立市原中央高等学校教諭)/板倉清子(元茂原市立茂原中学校教諭)/鈴木真人(千代田区立九段中等教育学校教諭) 12月7日(日)午後 司会:加藤晴子 講演 13:00〜13:55 水口景子(国際文化フォーラム事務局主任・中国 語教育事業担当) 題目「日本の高校における中国語教育--教員研修を中心に--」 14:00〜14:35 櫻井隆(明海大学外国語学部日本語学科教授) 題目「国語科と日本語教育」 14:40〜15:15 遊佐昇(明海大学外国語学部中国語学科教授) 題目「中国の都市と道観--教員免許状更新講習を視野に入れて--」 15:20〜15:55 原口庄輔(明海大学外国語学部英米語学科教授) 題目「教員免許状更新制度を生かす知恵と情熱」 16:00 閉会の挨拶:井上史雄 参加申込 参加ご希望の方は、お手数ですが12月3日までに電子メール、FAXまたは葉書で以下の@〜Dをご明記の上、出席の希望・可否をお知らせください。 @住所 A氏名(ふりがな) B電話(FAX) C参加を希望する日 D6日の懇親会参加の可・否 お問い合わせ セミナー事務局 TEL:047-355-5120 FAX:047-350-5504 E-mail:meikaiseminar<at>yahoo.co.jp URL:http://www.meikai.ac.jp/news/file/0009520071112121502.pdf明海大学大学院応用言語学研究科
●第14回発表会 国際交流基金、政策研究大学院大学、国立国語研究所の連携で実施している「日本語教育指導者養成プログラム」(修士課程)第8期生(韓国、中国、フィリピン、べトナム、ぺルーの5カ国6名)と「日本言語文化研究プログラム」(博士課程)第6期生(インドネシア)が、自国の日本語教育事情を報告する。詳細は以下URLを参照。 http://www.jpf.go.jp/j/urawa/ 日時 12月6日(土)13:00〜17:00 場所 国際交流基金日本語国際センター 参加費 無料 申込締切 12月4日(木)(配布資料準備のため、事前に参加中込をお願いします。定員(100名)に達した場合、締切前でも申込をお断りする場合があります) 申込方法 下記へEメールか、ファックスで申し込み(氏名、所属機関、連絡先要記載) ※申込をお断りする場合のみ、その旨連絡します 申込・問合せ先 国際交流基金日本語国際センター研修事業課 担当:今井 〒336-0074 埼玉県さいたま市浦和区北浦和5-6-36 TEL:048-834-1182 FAX:048-834-1170 E-mail:urawakenshu<at>jjf.go.jp日本言語文化研究会
●第23回メディアとことば研究会 日時 2008年12月13日(金)15:00〜18:00 場所 東京会場 東洋大学 白山キャンパス ナレッジスクウェア http://www.toyo.ac.jp/campus/hakusan.html 関西会場 武庫川女子大学 日下記念マルチメディア館(通称MM館のMM-108) http://www.mukogawa-u.ac.jp/%7Ejouhou-c/shoukai/access.html 両会場をテレビ会議で結んで行います。 ※発表内容の詳細は、おって「メディアとことば研究会」の以下のHPでお知らせいたします。 http://www.hituzi.co.jp/kenkyukai/media-kotoba.html ご興味のおありの方は、直接会場までおこしください。 発表者とタイトル 高橋圭子(東洋大学文学部日本文学文化学科非常勤講師) タイトル:「教科書というメデイア--『源氏物語』から考える--」 増田祥子(大阪府立大学大学院人間社会学研究科) タイトル:「言葉遣いに関するマナー本にみる言語行動規範の変化」 お問い合わせ 三宅和子:miyake<at>toyonet.toyo.ac.jpメディアとことば研究会
●言語/英語教育講演会+対談開催 言語リテラシー教育のポリテイクス 慶應義塾大学21世紀COE「心の統合的研究センター」では、2003年12月に「公立小学校での英語教育をめぐって」、2004年12月に「小学校での英語教育は必要ない--英語教育のあるべき姿を考える--」、2005年12月に「英語教育が目指すべき道を求めて--英語教育政策を考える--」、2007年12月に「ことばの力を育む--小学校英語を超えて--」をテーマとしたシンポジウムを開催しました(その記録はそれぞれ『小学校での英語教育は必要か』『小学校での英語教育は必要ない--』『日本の英語教育に必要なこと』〔ともに大津由紀雄編著、慶應義塾大学出版会〕、『ことばの力を育む』〔大津由紀雄・窪薗晴夫著、慶應義塾大学出版会〕として出版されました)。また本年9月にも英語教育シンポジウム「英語教育の新時代--『《英語が使える日本人》の育成のための戦略構想』を超えて」--」を開催致しました。 今回は視点をやや変え、言語/英語教育講演会を開催いたします。教師研究、授業研究、カリキュラム開発など多岐にわたる研究で著名な佐藤学(東京大学教授)を迎え、英語教育のさまざまな側面についてかたっていただきます。講演のあと、大津由紀雄との対談、フロアとの討論も予定しておりますので、小学校の先生方、中学高校の先生方をはじめ、英語教育に関心を持つ広い範囲の方々にぜひご参加いただきたいと考えています。 日時 12月21日(日)13:00〜16:00(予定) 会場 慶應義塾大学日吉キャンパス第4校舎J14番教室 主催 慶應義塾大学グローバルCOEプログラム人文 科学分野「論理と感性の先端的教育研究拠点」 後援 慶應義塾大学出版会 企画 慶應義塾大学言語文化研究所 大津由紀雄研究室 プログラム 開会式 挨拶・趣旨説明 大津由紀雄 第1部 講演「言語リテラシー教育のポリテイクス」佐藤学(東京大学教授) 第2部 対談「言語教育の現状とこれからを語る」 佐藤学(東京大学教授)×大津由紀雄(慶應義塾大学教授) 第3部 全体討論 募集要領 参加費無料。ただし、事前申し込みが必要。定員300名。 申込方法 E-mail、FAX、またははがきで左記の通り お申し込みください。 参加希望日と「英語教育シンポジウム参加希望」と明記の上、 氏名(ふりがな) 住所 電話、ファクス 所属 を書いて、045-563-3979(慶應義塾大学出版会)宛てに送信してください。 受付期間:11月4日(火)〜(定員) 問合せ先 2008年度言語/英語教育講演会事務局(慶應義塾大学出版会内) TEL:045-563-3978 FAX:045-563-3979 E-meil:sato1221<at>otsu.icl.keio.ac.jp (※ただし、電話でのお問い合わせは土・日・祝日は除く) ※右記の件に関するご質問、ご連絡は左記宛てにお願い申し上げます。 連絡先 2008年度言語/英語教育講演会 事務局広報スタッフ 木下優佳 〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1 慶應義塾日吉キャンパス内 慶應義塾大学出版会 TEL:045-563-3978 FAX:045-563-3979 E-mail:kinoshita<at>keio-up.co.jp慶應義塾大学
●日本語教師養成課程 講座説明会・公開講義 テーマ 「英国ロンドンで学ぶ日本語教育」 主催 英国国際教育研究所 日時・会場 @2009年1月31日(土) 開始:13:30 東京 A2009年2月1日(日) 開始:14:00 名古屋 B2009年2月7日(土) 開始:13:30 大阪 C2009年2月8月(日) 開始:13:30 福岡 参加費 参加無料・要予約 内容 英国国際教育研究所所長が英国から来日し、同研究所が英国ロンドンにて開講する大学院日本話教育学研究科日本語教師養成課程の講座説明会を日本各地にて開催します。当日は、講座内容ならびに資格・就職サポート、出願手続きについての説明、そして、卒業生や日本語学習者からのメッセージ、キャンパス、ロンドンでの学生生活や授業風景をビデオ等で紹介します。また、公開講義では、ロンドンで開講する日本語教師養成課程の講義の一部を体験して頂けます。終了後は個別での英国留学相談会を実施します。出願も受け付けます。ご家族やお友達との参加も可能です。 講師 コース・デザイン解説 英国国際教育研究所所長 図師照幸先生(在英) 公開講義 「教えるための日本語分析の視点」:英国国際教育研究所所長 図師照幸先生(在英) ●英国春期短期留学 コース名 英国国際教育研究所大学院日本語教育学研究科 Postgraduate Certificate課程春期集中コース 日程 2009年2月16日(月)〜3月13日(金) 〈英国時間〉全4週間 内容 英国ロンドンで、日本語教師に必要な知識や技術を習得するとともに教育者に求められる資質や能力を自らの異文化体験の中で学びます。教育実習は、ヨーロッパ圈の日本語学習者を対象に実施されます。、4週間という短期間に一気に履修できるコースで、国際的な日本語教師の資格であるCertificateの取得を目指します。また、研究所附属のLondon Language Centreが開講する英語講座(ブリテイッシュ・カウンシル認定)の同時受講で英語力の養成が可能です。ホームステイ、学生寮手配のサポートあり。卒業生は、英国の大学、公立小・中・高校を始め、欧米、アジア、日本の教育機関等で日本語教師として活躍しています。 出願資格 20歳以上の方であればどなたでも出願できます。 参加申込・お問い合わせ先 ICJ国際教育インフォメーションセンター・ジャパン(IIEL英国国際教育研究所・日本事務局) TEL:03-5940-0506 FAX:03-5940-0507 E-mail:info<at>edu-icj.com 〒112-0005 東京都文京区水道2-13-2 前田ビル2階 http://www.iiel.org.uk英国国際教育研究所
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.27, No.13 (2008.11) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 国語の試験問題
「国語」の試験が測るもの--教育課程との関係から--島田康行4
国語試験の限界と可能性石原千秋14
学校での試験問題岸川浩幸22
〈小論文〉に求められているもの石川巧30
評価評定と国語の試験--理想の国語試験とは--石井純一46
連載
ことばの散歩道 126 ソウルデパートの日本語井上史雄13
中国大陸季語散歩P 小春原朝子53
終戦直後の国語国字問題 最終回 国立国語研究所の創設(下)甲斐睦朗54
裁判員に必要な国語力とは 第5回入部明子64
無アクセント地域からアナウンサーに〜私の東京アクセント習得体験記〜A中村宏76
新刊クローズアップ佐藤武義63
『シリーズ(現代日本語の世界) 全6巻』「現代漢字の世界」佐藤武義編/田島優著 二〇〇八年一〇月刊、朝倉書店 A5判208ぺージ、三〇四五円(税込)
「現代方言の世界」佐藤武義編/大西拓一郎著 二〇〇八年六月刊、朝倉書店 A5判136ぺージ、二四一五円(税込)
虎の門通信 11田中孝一86
言語活動例--言語活動の充実を支える
新刊・寸感相澤正夫88
『シリーズ日本語史 4 日本語史のインタフェース』 金水敏・乾善彦・渋谷勝己著 岩渡書店 二〇〇八年七月刊 定価三七八〇円(税込)
『煩悩の文法』 定延利之著 筑摩書一房(ちくま新書) 二〇〇八年七月刊 定価七一四円(税込)
情報源90
●第34回研究発表会 語彙・辞書研究会の第34回研究発表会を下記の通り開催いたします。 どなたでも自由に参加できますので、お誘い合わせのうえご来場下さい。 日時 2008年11月22日(土)13:30〜17:00 会場 エステック情報ビル 21階A会議室 〒160-0023 新宿区西新宿1-24-1 (電話03-3342-3511) シンポジウム テーマ:「日本語の外来語と外行語」 発表者 (1)石井正彦(大阪大学) 「借りる/借りない」の最前線--JST・科学技術文献情報の場合--」 (2)金愛蘭(国立国語研究所) 「基本語化する外来語--借用・定着の先に--」 (3)青木三郎(筑波大学) 「フランス語のなかの日本語、日本の大衆文化」 (4)伊藤雅光(国立国語研究所) 「J-popとMang Animeのなかの日本語と外国語」 参加費 1800円(予稿集代等を含む)。ただし、学生・院生は1200円。 ※予稿集をご希望の方は事務局にご連絡ください。 事務局 〒101-8371 東京都千代田区三崎町2-22-14 三省堂出版局内 語彙・辞書研究会事務局 TEL:03-3230-9445 FAX:03-3230-9547 E-mail:goi_sec<at>sanseido-publ.co.jp語彙・辞書研究会
●第6回対照言語行動学研究会 このたび、第6回研究会を下記の要領で開くことになりました。関心をお持ちの方はお誘い合わせの上、奮ってご参加ください。お待ちしております。 日時 2008年12月20日(土) 午後2時から5時半 (懇親会6時から8時) 場所 青山学院大学(地下鉄「表参道」下車6分)総研ビル(正門入りすぐ右側)3階 第10会議室 http://www.aoyama.ac.jp/other/access/aoyama.html テーマ 類型論的に見た言語・言語行動・文化 講師 ・松本泰丈(別府大学) 琉球方言と標準語の文法体系の比較対照:タイポロジカルな視点から ・田中克彦(言語学者) 言語行動の社会・文化的類型論の試み 参加費 1000円、学生・院生は500円 (資料代を含む) 申し込み 先着50名で締め切らせて頂きます[当日ご参加の方には補助席少数を用意] ご氏名、所属、専門領域、連絡先(メール)、懇親会(4000円)へのご出欠の5点について下記メール宛てお知らせください。 連絡先 氏家洋子(ノートルダム清心女子大学) y-ujiie<at>nespe2.com 秋元美晴(惠泉女学園大学) makimoto<at>keisen.ac.jp [第6回研究会世話役]秋元美晴・氏家洋子・山田昌裕(恵泉女学園大学)対照言語行動学研究会
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.27, No.12 (2008.10) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 日本語はここまでわかった
【日本語学史】韻鏡研究の現在中澤信幸4
【日本語史】日本書紀古訓の諸相杉浦克己14
【文法】「も」について澤田美恵子24
【音韻】日本語のリズム坂野信彦32
【語彙】近代国語辞書について--語義記述・用例を中心として--犬飼守薫42
【方言】方言文法について井上文子52
連載
ことばの散歩道125 新敬語っす井上史雄41
中国大陸季語散歩O 雁原朝子65
終戦直後の国語国字問題 第三十回 国立国語研究所の創設(中)甲斐陸朗66
裁判員に必要な国語力とは 第4回入部明子74
無アクセント地域からアナウンサーに~私の東京アクセント習得体験記~@杉尾宗紀84
新刊クローズアップ三原健一73
開拓社 言語・文化選書6 『構造から見る日本語文法』 三原健一著 二〇〇八年六月刊 開拓社 四六判一九二ぺージ 定価一六八〇円(税込)
虎の門通信 10田中孝一92
知識・技能の定着、活用に課題--平成20年度全国学力・学習状況調査
新刊・寸感金田智子94
『ことばの説明・文例集 この言葉、外国人にどう説明する?』 鈴木智美・春原憲一郎・星野恵子・松本隆・籾山洋介著 アスク出版 二〇〇八年七月刊 定価一六八〇円(税込)
『日本語教師必携 すぐに使える 「レアリア・生教材」コレクション CD-ROMブック』 国際交流基金著 スリーエーネットワーク 二〇〇八年二月刊 定価三一五〇円(税込)
情報源96
●第39回「博報賞」受賞者決定 財団法人博報児童教育振興会(理事長近藤道生)は、第39回「博報賞」の受賞者を決定し、9月18日付で発表しました。 すべての候補者を厳正公正な審査の結果、今年度の受賞は団体18件、個人3件、合計21件となりました。 「博報教育特別賞」では、海外における日本人児童の教育実践に著しい貢献があった団体として、バンコク日本人学校に贈呈することといたしました。 「博報賞」の贈呈式は、11月14日(金)午後4時より、日本工業倶楽部(束京都千代田区)にて行われます。各部門の受賞者は「第39回博報賞受賞者一覧」をご覧ください。 財団法人博報児童教育振興会は、株式会社博報堂が1895年創業以来行ってきた、教育・文化面における多彩な社会貢献活動の精神を引き継いで、博報堂創立75周年にあたる1970年、児童教育を振興する目的で文部省(当時)認可団体として誕生いたしました。 博報賞は、これからの時代を担う子どもたち(小、中学生)の教育に献身、努力されている学校、実践団体および先生や教育実践者のすぐれた業績や教育に対する貢献を顕彰し、教育活動を助成するために設けられました。 「国語・日本語教育部門」「特別支援教育部門」「日本文化理解教育部門」「国際文化理解教育部門」「教育活性化部門」の5部門が贈呈対象であり、教育委員会、学識経験者など第三者から推薦された候補者の中から、審査委員会(委員長 杉戸清樹 国立国語研究所長)において審議決定されます。 今年度は「国語・日本語教育部門」5件、「特別支援教育部門」5件、「日本文化理解教育部門」2件、「国際文化理解教育部門」2件、「教育活性化部門」7件、合わせて21件に「博報賞」が、1件に「博報教育特別賞」が贈呈されます。受賞者には、団体、個人共に、賞状と副賞金(100万円)が贈られます。 また、受賞者の中から特に獎励に値するものとして「文部科学大臣獎励賞」が贈られます。今年度は、5件に贈られます。
●第39回博報賞受賞者一覧 【国語・日本語教育部門:5件】 兵庫県 こうべ子どもにこにこ会/神戸市東灘区とその近隣に住む外国人の子どもたちに対する日本語教育を中心とするサポート活動 奈良県 山添村立山添中学校/表現力向上を目指した多様な取組を通して生徒の主体的活動を育成し学校・地域の活性化を図る一連の実践 島根県 学校図書館担当者会★/図書館活用を中心とした情報リテラシー教育の全町展開 愛知県 石川雅春/心と言葉を結ぶ地道で多彩な人間教育の実践 広島県 矢原豊祥/「論理的な思考力・表現力」を高めるカリキュラム開発~併設型中高一貫教育校における「ことば」の授業~ 【特別支援教育部門:5件】 茨城県 取手市立取手小学校/通常の学級に在籍する配慮を要する児童に対する校内支援組織を活かした支援モデルの展開 東京都 特定非営利活動法人エッジ/NPOと自治体の協働による特別支援教育の推進 静岡県 静岡大学教育学部附属特別支援学校/通常学校園における教育的ニーズに応じた支援へのサポートの在り方を追求する実践 島根県 出雲市立河南中学校若松分校・出雲市立神戸川小学校若松分校/原籍校復帰を支える児童思春期精神科医療と一体化した支援システムとその展開 鹿児島県 鹿児島県立大島養護学校★/離島における特別支援学校のセンター的機能の発揮と個別の指導計画の作成・個別の教育支援計画の策定 【日本文化理解教育部門:2件】 長野県 阿南町立阿南第二中学校★/40年間にわたる「盆踊り」と「雪祭り」の保存継承活動を通して、生従に郷土愛と生きる力を育む教育の実践 東京都 塚越佐智子/邦楽教育を通して日本の美や文化を理解する心を育む実践と指導法の研究 【国際文化理解教育部門:2件】 千葉県 東金市立鴇嶺小学校/国際社会に生きるたくましい文化人の育成 兵庫県 宍粟市立野原小学校★/地域ぐるみの組織「NJA(野原・日豪国際交流活動)」の27年間に亘る取り組み 【教育活性化部門:7件】 山形県 米沢市立南原中学校/生きる力を育むためのアントレプレナーシップ教育の実践 福島県 NPO法人ふれあいサポート館アトリエ/様々な体験活動による「生きる力」の育成と「豊かな心」を育成する健全な社会のモデル作りの実践 栃木県 葉鹿エコクラブ/地域の環境意識の高揚と環境活動を通した児童生徒の健全育成 新潟県 上越市立高志小学校★/子どもに学び、子どもと共に創る「相違・創意・総意」と進化する教育課程の創造 静岡県 富士山学習研究委員会/総合的な学習の時間「富士山学習」と「富士山学習発表会」 愛知県 岡崎市立矢作中学校/共同作業や自然保護意識を培う40年に亘る「水と砂の造形」活動 滋賀県 東近江市立能登川南小学校/地域と協働して環境を守る実践活動「能登川南小学校エコスクールプロジェクト」 ★印は博報賞にあわせて文部科学大臣奨励賞受賞 【博報教育特別賞】 タイ バンコク日本人学校/長い伝統と実績を有し、現在も先駆的な存在の日本人学校 お問合せ 〒107-0052 東京都港区赤坂2-11-7 ATT新館8階 財団法人博報児童教育振興会 担当 石井裕美 三松里江 TEL:03-5570-5008 FAX:03-5570-5016 E-mail:hakuho.foundation<at>hakuhodo.co.jp HP:http://www.hakuhodo.co.jp/foundation/
財団法人博報児童教育振興会
●第23回研究発表会 日時 2008年10月18日(土) 場所 活水女子大学 東山手キャンパス4号館 (長崎市東山手1-50) 受付開始 10時30分 研究発表(11時~16時20分) 1.谷川晋一(筑波大学大学院) 日・英語における提示文の統語分析--解釈と構造の観点から 2.ウィー・ソンジュン(法政大学非常勤) 多義語分析のケーススタディー--「さき」と「ap」 3.キャアコップチャイ・ソムビット(学習院大学大学院) 「だろう」と「khog」の相違点と類似点 4.蒲地賢一郎(鹿児島大学非常勤) 「の(だ(ろう))」の心理価値 5.吉村あき子(奈良女子大学) ノデハナイとワケデハナイ--日本語のメタ言語否定をめぐって 6.高橋玄一郎(活水女子大学) 言語スタイルと個人的変異をめぐって--E・サピアの視点を中心に 7.漆原朗子(北九州市立大学) サピアの『言語』における「文法的過程」と「文法的概念」--現代形態論の観点から 講演(16時50分~17時50分) 河上誓作(神戸女子大学) 外観と実態の言語学--アイロニーとその周辺 問い合わせ先 東京都豊島区目白1-51 学習院大学文学部長嶋善郎研究室 TEL:03-3986-0221(代表) E-mail:yoshio.nagashima<at>gakushuin.ac.jp日本エドワード・サピア協会
●2008年度第2回公開講座 東京言語研究所では、広い視野からことばを考えることを主な目的として、公開講座を開催することにいたしました。ことばとかかわりを持っさまざまな分野の第一線で活躍する方々を講師としてお迎えします。 今回は、下記の要領で2008年度第2回公開講座を開催いたします。奮ってご参加ください。 演題 「複雑系としての言語現象」 講師 池上高志氏(東京大学大学院総合文化研究科准教授、理学博士) 日時 2008年11月1日(土)14:00~16:30 会場 東京言語研究所 (新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビル13階) 参加費 1000円(資料代含む)(*2008年度理論言語学講座受講生は500円。) 申込み メールまたはFAXにて下記にご連絡ください。(定数一先着60名)@公開講座受講希望 A氏名 B住所 C電話番号 Dメールアドレス (*この情報は受講手続きにのみ使用いたします。) 講師紹介 1984年東京大学理学部物理学科卒業。1989年東京大学大学院修了、理学博士。現在東京大学大学院総合文化研究科准教授。コンピュータシミュレーションをもとにした構成論的な生命システムの理解を目指す。主たる研究テーマは、知覚、意識、言語の複雑系的理解。著書: 『複雑系の進化的シナリオ』(朝倉出版1998) 金子邦彦氏と共著。『動きが生命をつくる』(青土社2007)他。 問合せ先 東京言語研究所 〒160-0023 束京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビル16階 TEL:03-5324-3420 FAX:03-5324-3427 E-mail:info<at>tokyo-gengo.gr.jp ホームページ:http://www.tokyo-gengo.gr.jp/東京言語研究所
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.27, No.11 (2008.9 増刊号) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
大学院の日本語研究
凡例10
●北海道・東北11
北海道大学大学院 文学研究科12
弘前大学大学院 人文社会科学研究科13
弘前大学大学院 地域社会研究科14
弘前大学大学院 教育学研究科15
岩手大学大学院 人文社会科学研究科16
東北大学大学院 文学研究科17
東北大学大学院 国際文化研究科20
秋田大学大学院 教育学研究科21
山形大学大学院 社会文化システム研究科22
福島大学大学院 人間発達文化研究科23
宮城学院女子大学大学院 人文科学研究科24
いわき明星大学大学院 人文学研究科25
●関東27
筑波大学大学院 人文社会科学研究科28
埼玉大学大学院 文化科学研究科31
千葉大学大学院 教育学研究科32
横浜国立大学大学院 教育学研究科33
群馬県立女子大学大学院 文学研究科34
獨協大学大学院 外国語学研究科35
文教大学大学院 言語文化研究科36
明海大学大学院 応用言語学研究科37
聖徳大学大学院 言語文化研究科38
和洋女子大学大学院 人文科学研究科39
神田外語大学大学院 言語科学研究科40
専修大学大学院 文学研究科42
鶴見大学大学院 文学研究科43
フェリス女学院大学大学院 人文科学研究科44
東海大学大学院 文学研究科45
●東京47
お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科48
東京大学大学院 人文社会系研究科50
東京大学大学院 総合文化研究科51
東京外国語大学大学院 地域文化研究科52
東京学芸大学大学院 教育学研究科54
東京学芸大学大学院 学校教育学研究科56
一橋大学大学院 言語社会研究科57
首都大学東京大学院 人文科学研究科58
青山学院大学大学院 文学研究科59
桜美林大学大学院 言語教育研究科60
学習院大学大学院 人文科学研究科61
共立女子大学大学院 文芸学研究科63
杏林大学大学院 国際協力研究科64
慶應義塾大学 大学院文学研究科65
惠泉女学園大学大学院 人文学研究科66
國學院大学大学院 文学研究科67
国士館大学大学院 グローバルアジア研究科69
駒澤大学大学院 文学研究科70
実践女子大学大学院 文学研究科71
上智大学大学院 文学研究科72
上智大学大学院 外国語学研究科73
昭和女子大学大学院 文学研究科74
自百合女子大学大学院 文学研究科75
成標大学大学院 文学研究科76
成城大学大学院 文学研究科77
聖心女子大学大学院 文学研究科78
清泉女子大学大学院 [修士課程]言語文化専攻 / [博士課程]人文学専攻80
創価大学大学院 文学研究科81
大東文化大学大学院 外国語学研究科82
中央大学大学院 文学研究科83
東京女子大学大学院 [修士課程]文学研究科・現代文化研究科 [博士後期課程]人間科学研究科84
東洋大学大学院 文学研究科85
日本大学大学院 文学研究科86
武蔵野大学大学院 人間社会・文化研究科87
明治大学大学院 文学研究科88
目自大学大学院 言語文化研究科89
早稲田大学大学院 文学研究科90
早稲田大学大学院 日本語教育研究科91
早稲田大学大学院 教育学研究科92
●中部95
山梨大学大学院 教育学研究科96
信州大学大学院 人文科学研究科97
信州大学大学院 教育学研究科98
富山大学大学院 人文科学研究科99
金沢大学大学院 人間社会環境研究科100
福井大学大学院 教育学研究科101
静岡大学大学院 教育学研究科102
愛知教育大学大学院 発達教育科学専攻103
名古屋大学大学院 国際言語文化研究科104
岐阜大学大学院 教育学研究科105
三重大学大学院 教育学研究科106
都留文科大学大学院 文学研究科107
静岡県立大学大学院 国際関係学研究科108
金城学院大学大学院 文学研究科109
名古屋外国語大学大学院 国際コミュニケーション研究科110
南山大学大学院 人間文化研究科111
皇學館大学大学院 文学研究科112
●関西113
大阪大学大学院 文学研究科114
大阪大学大学院 言語文化研究科116
大阪教育大学大学院 教育学研究科118
京都大学大学院 文学研究科119
兵庫教育大学大学院 [修士課程]学校教育研究科 [博士課程]連合学校教育学研究科120
奈良教育大学大学院 教育学研究科121
奈良女子大学大学院 人間文化研究科122
和歌山大学大学院 教育学研究科123
大阪府立大学大学院 人間社会学研究科124
大阪市立大学大学院 文学研究科125
京都府立大学大学院 文学研究科126
神戸市外国語大学大学院 [修士課程]日本アジア言語文化専攻 [博士課程]文化交流専攻127
大阪大谷大学大学院 文学研究科128
京都外国語大学大学院 外国語学研究科129
京都橘大学大学院 文学研究科130
京都ノートルダム女子大学 大学院人間文化研究科131
同志社大学大学院 文学研究科132
同志社女子大学大学院 文学研究科133
花園大学大学院 文学研究科134
龍谷大学大学院 文学研究科135
関西学院大学大学院 文学研究科136
関西学院大学大学院 言語コミュニケーション文化研究科137
神戸女子大学大学院 文学研究科138
武庫川女子大学大学院 文学研究科139
甲南大学大学院 人文科学研究科140
甲南女子大学大学院 人文科学総合研究科141
姫路獨協大学大学院 言語教育研究科142
奈良大学大学院 文学研究科143
●中国・四国147
島根大学大学院 人文社会科学研究科148
岡山大学大学院 社会文化科学研究科149
広島大学大学院 文学研究科151
山口大学大学院 人文科学研究科152
香川大学大学院 教育学研究科153
就実大学大学院 文学研究科154
ノートルダム清心女子大学大学院 文学研究科155
尾道大学大学院 日本文学研究科156
広島女学院大学大学院 言語文化研究科157
安田女子大学大学院 文学研究科158
梅光学院大学大学院 文学研究科159
●九州・沖縄161
九州大学大学院 比較社会文化学府162
福岡教育大学大学院 教育学研究科163
熊本大学大学院 社会文化学研究科164
鹿児島大学大学院 人文社会科学研究科165
琉球大学大学院 人文社会科学研究科166
福岡女子大学大学院 文学研究科167
熊本県立大学大学院 文学研究科168
福岡女学院大学大学院 人文科学研究科169
別府大学大学院 文学研究科170
索 引171
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.27, No.10 (2008.9) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 語彙の研究と教育
学校教育における「語彙」の教育森篤嗣4
国語教育における「語彙」指導鈴木一史16
学校教科書の語彙--語種を観点として--近藤明日子・田中牧郎26
新しい日本語能力試験のための語彙表・漢字表作成中間報告--新語彙表ver.IIIの完成まで--秋元美晴・押尾和美36
日本語教育のための語彙リストの作成橋本直幸・山内博之50
専門日本語教育における語彙指導の課題--アカデミック・ライテイングの例を中心に--村岡貴子60
連載
ことばの散歩道124 読めない表札井上史雄25
中国大陸季語散歩N 葡萄原朝子59
千野帽子の本のしっぽ。 第21信 反抗はつねに正しいか。(最終回)千野帽子70
終戦直後の国語国字問題 第二十九回 国立国語研究所の創設(上)--国会の議事録を読む--甲斐陸朗74
裁判員に必要な国語力とは 第3回入部明子82
新刊クローズアップ大月実81
『講座 認知言語学のフロンテイア3 概念化と意味の世界』 山梨正明編/深田智・仲本康一郎著 二〇〇八年五月刊 研究社 A5判316ぺージ 三一五〇円(税込)
虎の門通信 9田中孝一196
学習指導要領総則と国語科--新教育課程説明会
新刊・寸感田中牧郎198
『国会会議録を使った日本語研究』 松田謙次郎編著 ひつじ書房 二〇〇八年五月 五二五〇円(税込)
『英語コーパスと言語教育--データとしてのテクスト』 石川慎一郎著 大修館書店 二〇〇八年七月 二七三〇円(税込)
情報源100
●第22回メディアとことば研究会 日時 2008年9月12日(金)15:00〜18:00 場所 愛知大学 豊橋キャンパス (http://www.aichi-u.ac.jp/profile/05.html) ※開催教室番号などの詳細はおって「メディアとことば研究会」の以下のHPでお知らせいたします。 http://www.hituzi.co.jp/kenkyukai/media-kotoba.html 発表者 増田正也(中京テレビ放送株式会社 企画部副部長) タイトル「テレビとことば」 渡辺義和(南山大学総合政策学部准教授) タイトル「ライブショーにおけるコミュニケーションの可能性と限界」 ※なお、9月13、14日に研究会会場と同様の愛知大学に於いて「社会言語科学会第22回大会が同大学で開催されます。合わせて奮ってご参加ください。 http://www.wdc-jp.com/jass/22/メディアとことば研究会
●日本語教師養成課程 講座説明会・公開講義 「英国ロンドンで学ぶ日本語教育」 主催 英国国際教育研究所 日時・会場 @10月4日(土) 開始:13:30 東京 A10月5日(日) 開始:14:00 名古屋 B10月11日(土) 開始:13:30 大阪 C10月13日(月・祝) 開始:13:30 福岡 参加費 参加無料・要予約 内容 英国国際教育研究所所長が英国から来日し、同研究所が英国ロンドンにて開講する大学院日本語教育学研究科日本語教師養成課程の講座説明会を日本各地にて開催します。 当日は、講座内容ならびに資格・就職サポート、出願手続きについての説明、そして、卒業生や日本語学習者からのメッセージ、キャンパス、ロンドンでの学生生活や授業風景をビデオ等で紹介します。 また、公開講義では、ロンドンで開講する日本語教師養成課程の講義の一部を体験して頂けます。終了後は個別での英国留学相談会を実施します。出願も受け付けます。 ご家族やお友達との参加も可能です。 講師 ・コース・デザイン解説 英国国際教育研究所所長 図師照幸先生(在英) ・公開講義「教えるための日本語分析の視点」 英国国際教育研究所所長 図師照幸先生(在英) 参加申込・問合先 ICJ国際教育インフォメーションセンター・ジャパン(IIEL英国国際教育研究所・日本事務局) TEL:03-5940-0506 FAX:03-5940-0507 E-mail:info<at>edu-icj.com 〒112-0005 東京都文京区水道2-13-2 前田ビル2階 http://www.iiel.org.uk/setumeikai_japan.html英国国際教育研究所
●2008年度英語教育シンポジウム開催 「英語教育の新時代--「『英語が使える日本人』の育成のための戦略構想」を超えて」 慶應義塾大学21世紀COE「心の統合的研究センター」では、2003年12月に「公立小学校での英語教育をめぐって」、2004年12月に「小学校での英語教 育は必要ない--英語教育のあるべき姿を考える--」、2005年12月に「英語教育が目指すべき道を求めて--英語教育政策を考える--」、2007年12月に「ことばの力を育む--小学校英語を超えて--」をテーマとしたシンポジウムを開催しました(その記録はそれぞれ『小学校での英語教育は必要か』『小学校での英語教育は必要ない!』『日本の英語教育に必要なこと』〔ともに大津由紀雄編著、慶應義塾大学出版会〕、『ことばの力を育む』〔大津由紀雄・窪菌晴夫著、慶應義塾大学出版会〕として出版されました)。 本年は、その発展版のシンポジウムです。今回は、これまでの戦略構想の分析と行動計画の評価をしたうえで、今後の英語教育のあるべき姿を議論いたします。戦略構想の単なる批判に終わるのではなく、生産的な議論を展開し、できるだけ具体的な提言をしたいと思いますので、小学校の先生方、中学高校の先生方をはじめ、英語教育に関心を持つ広い範囲の方々にぜひご参加いただきたいと考えています。 日時 9月15日(月・祝) 13:00〜18:00 会場 慶應義塾大学三田キャンパス西校舎ホール 主催 慶應義塾大学グローバルCOEプログラム人文科学分野「論理と感性の先端的教育研究拠点」 後援 慶應義塾大学出版会 企画 慶應義塾大学言語文化研究所 大津由紀雄研究室 プログラム ・開会式(15分) ・挨拶 渡辺茂(G-COE拠点リーダー) ・趣旨説明 大津由紀雄 【第1部】 ・講演(30分×3=90分)(敬称略、以下同じ) 講演1 大津由紀雄(慶應義塾大学)「お題は「戦略構想」「TOEIC」「小学校英語」」 講演2 津田幸男(筑波大学)「日本人は英語を使えなければならないのか?」 講演3 山田雄一郎(広島修道大学)「学校英語・教育とは何か?」 ・休憩(15分) 【第2部】 ・パネルデイスカッション「英語教育政策の未来」(105分) 登壇者:江利川春雄(和歌山大学)、三浦孝(静岡大学)、古石篤子(慶應義塾大学)、大津由紀雄、斎藤兆史(東京大学)(兼司会) ・休憩(15分) 【第3部】 ・全体討論(60分) 募集要領 参加費無料。ただし、事前申し込みが必要。 定員800名。 申込方法:E-mail、FAX、またははがきで下記の通りお申し込みください。 参加希望日と「英語教育シンポジウム参加希望」と明記の上、氏名(ふりがな)・住所・電話・ファクス・所属を書いて、045-563-3979(慶應義塾大学出版会)宛てに送信してください。 受付期間:8月11日(月)〜(定員) 問合せ先 2008年度言語教育シンポジウム事務局(慶應義塾大学出版会内) TEL:045-563-3978 FAX:045-563-3979 E-mail:sanka915<at>otsu.icl.keio.ac.jp ただし、電話でのお問い合わせは土・日を除く。 ※右記の件に関するご質問、ご連絡は下記宛てにお願い申し上げます。 連絡先 2008年度英語教育シンポジウム 事務局広報スタッフ 木下優佳 〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1 慶應義塾日吉キャンパス内 慶應義塾大学出版会 TEL:045-563-3978 FAX:045-563-3979 E-mail:kinoshita<at>keio-up.co.jp慶應義塾大学
●第10回年次大会(TCP2009) (The 10th Tokyo Conference on Psycholinguistics) 開催・論文募集 言語獲得に関するプラトンの問題の認識にもとづく広義の言語心理学研究は、堅実な進展を遂げています。慶應義塾大学言語文化研究所では、より広い視野を考慮に入れた研究交流の機会を設けるべく、昨年度に引き続き、表記の会議をつぎの要領で開催することになりました。 つきましては、下記のとおり、論文の募集をいたします。皆様の積極的なご参加を希望いたします。 Advisory Board: Noam Chomsky, Harald Clahsen, Kevin Gregg, Yosef Grodzinsky, Hiroko Hagiwara, Kazuko I. Harada, Masayuki Ike-uchi, Noriko Imanishi-Terazu, Hisatsugu Kitahara, Thomas Hun-tak Lee, Jacques Mehler, Edson Miyamoto, Heizo Nakajima, Yuji Nishiyama, Luigi Rizzi, Thomas Roeper, Tsutomu Sakamoto, Tetsuya Sano, Bonnie D. Schwartz, Koji Sugisaki, William Snyder, Noriaki Yusa 日時 2009年3月13日(金)〜14日(土) 場所 慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール 招待講演 Nina Hyams(ニナ・ハイアムズ)氏 UCLA(カリフォルニア大学・ロサンゼルス校) 渡辺明氏 東京大学 研究発表 1 以下の分野を含む広義の言語心理学に関する研究発表を募集いたします。 言語理論(音韻論、形態論、統語論、意味論)、言語獲得(第一言語獲得、第二言語獲得)、言語喪失、言語理解(統語解析を含む)、言語産出、言語の脳科学、言語基礎論(言語哲学を含む) 2 口頭発表 発表20分、質疑応答10分の計30分 (優れたものには、発表30分、質疑応答15分の計45分が与えられる場合もある。) 3 ポスター発表 4 発表言語は英語です。 5 応募締め切り:2008年12月1日(必着) ※詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。 問い合わせ先 〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学言語文化研究所大津由紀雄研究室 TCP実行委員会 TEL:03-5427-1455 E-mai:top2009<at>otsu.icl.keio.ac.jp Web site:http://www.otsu.icl.keio.ac.jp/tcp/東京言語心理学会議
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.27, No.9 (2008.8) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 スポーツのことば
スポーツにおける「技(わざ)」--体操競技のことばを出発点として--小西いずみ4
陸上競技のことば--競技名を中心に--鑓水兼貴12
水泳競技のことば--温故知新・二題--田中彰22
テニスのことば--スポーツのことばとその背景--中東靖恵36
新聞でのスポーツのことばの扱い島津暢之52
放送でのスポーツのことば--外来語の扱いを中心に--塩田雄大64
連載
ことばの散歩道123 新方言じゃね井上史雄21
中国大陸季語散歩M 昼寝原朝子35
千野帽子の本のしっぽ。 第20信 いまどきの大人は文学を読まない。千野帽子72
終戦直後の国語国字問題 第二十八回 志賀直載の「国語問題」(下)甲斐睦朗76
裁判員に必要な国語力とは 第2回入部明子84
新刊クローズアップ(「日本語学」編集部)51
『<少女小説>ワンダーランド --明治から平成まで』 菅聡子編 二〇〇八年七月刊 明治書院 A5判一七六ぺージ 一五七五円(税込)
虎の門通信 8田中孝一96
新教育課程に向けて、動き急--移行措置
新刊・寸感小椋秀樹98
新「ことば」シリーズ21 『私たちと敬語』 国立国語研究所編 ぎょうせい 二〇〇八年三月 五〇〇円(税込)
『訓読みのはなし 漢字文化圈の中の日本語』 笹原宏之著 光文社新書 二〇〇八年五月 八六一円(税込)
情報源100
●第4回ことばと教育 研究助成事業 応募受付開始 当財団は1970年児童教育を振興する目的で文部省(当時)認可の財団法人として設立されました。以来39年間、児童教育の実践者を顕彰する「博報賞」、「日本語海外研究者招へい事業」、「世界のこども日本語ネットワーク推進事業」など、「ことば」「文化」「教育」の領域を中心に、児童の豊かな人間性育成支援につながる活動を続けてまいりました。 当事業の趣旨 ことばと教育の研究を支援し、研究成果を児童教育の実践に還元することによって、教育基盤の充実に貢献することをめざしています。 部門と対象範囲 A:実践研究助成部門 ・ことばの教育及び、ことばを重視した児童教育に関する実践研究 A-1:テーマ研究の部 @教科を越えた学力向上のためのことば教育について A児童教育における礼節に用いる日本語≠ノついて B日本人としての誇りをもつ子どもの育成について A-2:自由研究の部 B:研究助成部門 ・ことばの重要性及び、ことばを重視した教育に関する研究 ・日本語に関する研究 ・日本の「ことばと文化」に関する研究 助成金額 1件につき300万円を限度に、研究を助成します。助成総額3500万円。 選考委員長 甲斐睦朗 選考委員長(京都橘大学 文学部教授) スケジュール 募集期間:2008年7月1日〜10月31日 結果通知:2009年2月上旬 助成期間:2009年4月〜2010年3月 研究成果報告書提出:2010年4月下旬 ※応募方法など詳細は、第4回「ことばと教育研究助成事業」応募要項をご覧ください。 問い合わせ 〒107-0052 東京都港区赤坂2-11-7ATT新館8F 財団法人 博報児童教育振興会 TEL:03-5570-5008 FAX:03-5570-5016 URL:http://www.hakuhodo.co.jp/foundation/(財)博報児童教育振興会
●服部四郎生誕100年記念シンポジウム 本年は、東京言語研究所初代運営委員長であり、日本の言語学界に大きな足跡を遺された服部四郎先生の生誕100年に当ります。研究所では、この記念すべき年にあたり、以下の要領にて「服部四郎生誕100年記念シンポジウム」を開催いたします。 主催 東京言語研究所 協賛 東京大学文学部言語学研究室 日時 2008年8月30日(土)午前10時〜午後4時 会場 工学院大学新宿キャンパス教室(新宿駅従歩5分) プログラム ○記念講演:「服部四郎の音研究から何を学ぶか」 ・講師:上野善道(東京大学教授) ○シンポジウム:「意義素論の今日的意義」〜認知言語学との接点を探る〜 ・講師: @長嶋善郎(兼司会 学習院大学教授) 「意義素論とは何か」 A山田進(聖心女子大学教授) 「意義素論の実践から見えるもの」 B池上嘉彦(東京大学名誉教授・昭和女子大学教授) 「服部四郎の意味研究」 C西村義樹(東京大学准教授) 「認知意味論から見た意義素論」 ※記念講演要旨ならびにシンポジウムパネリストの講義要旨は東京言語研究所のホームページ上に掲載しますのでご覧ください。 ※シンポジウム終了後、「記念パーティ」を予定しておりますのでお気軽にご参加ください。 会場 工学院大学隣のビル(エステック情報ビル)4階のAGORA(アゴラ)にて午後5時より 中込方法 @当研究所ホームページの「服部四郎記念シンポジウム受講申込書フォーム」にて送信。 A所定の「受講申込書」にて、郵送またはFAX送信。 定員 100名(定員になり次第締め切ります) 参加費 1000円 ※記念パーティ会費:3000円 ※参加費ならびに会費の支払方法等詳細はホームページ参照のこと。 東京言語研究所事務局 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビル16F TEL:03-5324-3420 FAX:03-5324-3427 URL:http://www.tokyo-gengo.gr.jp E-mail:info<at>tokyo-gengo.gr.jp東京言語研究所
●第13回日本言語文化研究会 日本言語文化研究会は、政策研究大学院大学・国際交流基金日本語国際センター・国立国語研究所による3機関連携の大学院修士課程・博士課程プログラムの学生と修了生、そして教員を中心とした研究会です。 今回の研究会では、外国人日本語教師である学生が、これまで取り組んだ各自の研究成果を発表致します。 日時 平成20年9月6日(土)10:00〜15:00頃 (開場9:30) 場所 国立国語研究所 2階 講堂 JR立川駅北口バスのりば2番より、立川バスで「自治大学校・国立国語研究所」下車徒歩2分、又は多摩モノレール「高松駅」下車徒歩7分 地図はhttp://www.kokken.go.jp/access/をご覧ください。 なお、周辺には食事のできる場所や買う場所がありませんので、昼食をご持参ください。 参加費 無料 申込締切 平成20年9月4日(木)(先着150名) 申込方法 お名前と所属機関をお書きの上、下記までEメールまたはファックスで、お申し込みください。 申込・問合せ先 政策研究大学院大学 日本言語文化研究会事務局 http://www3.grips.ac.jp/~jlc/ 担当:嶋田・川島 TEL:03-6439-6043 FAX:03-6439-6040 E-mail:jlc-ml<at>grips.ac.jp 当日連絡先 国立国語研究所 TEL:042-540-4380政策研究大学院大学
国際交流基金日本語国際センター
国立国語研究所
●第22回社会言語科学会研究大会 日程 9月13日(土)、14日(日) 場所 愛知大学豊橋キャンパス(愛知県豊橋市) 内容 社会・文化・認知から言語・コミュニケーション領域の研究発表、講演、シンポジウム 参加費(発表論文集含む) ・9月5日までの事前申込みの場合 一般会員3000円(当日申込4000円) 学生会員3000円(当日申込4000円) 非会員5000円(学生は4000円) 問い合わせ 社会言語科学会事務局 担当:増田 TEL:03-5389-6393 E-mail:jass-post<at>bunken.co.jp ※事前申込、プログラムなどの詳しい情報は大会ホームぺージをご覧ください。 http://www.wdc-jp.com/jass/22/社会言語科学会
●生誕80周年記念寺村秀夫フェスタ 【関西会場】 日時 2008年9月27日(土)13:00〜17:00(予定) 場所 京都工芸繊維大学 テーマ 寺村秀夫とその時代--日本語研究・言語研究・日本語教育の領域から-- パネリスト(予定) 仁田義雄(大阪大学)/蓮沼昭子(創価大学)/益岡隆志(神戸市外国語大学)/野田尚史(大阪府立大学) コーディネーター 益岡隆志(神戸市外国語大学) 【関東会場】 日時 2008年12月20日(土)13:30〜17:00(予定) 場所 つくば国際会議場 テーマ 寺村秀夫が拓いた世界--次世代の日本語教育・言語研究へ向けて-- パネリスト(予定) 中右実(筑波大学名誉教授・麗澤大学)/白川博之(広島大学)/アンドレイ・ベケシュ(リュブリャーナ大学)/ポリー・ザトラウスキー(ミネソタ大学)/楊凱栄(束京大学)/レー・バン・クー〔村上雄太郎〕(茨城大学) コーディネーター 砂川有里子(筑波大学) 問い合わせ TEL:03-5684-3389(くろしお版) E-mail:festa<at>9640.jp お申し込み・詳細 www.9640.jp(6月1日より受付開始) 入場無料くろしお出版・凡人社
●日本語教育協議会(The Council of Japanese Language Teaching=CJLT)、 日英の教育と文化に関する協議会(The Council of Anglo-Japanese Education and Culture=CAJEC) 合同研究大会 テーマ 異文化理解と言語教育 日時 2008年8月16日(土)12:45〜16:30 場所 グリニッジ大学(英国・ロンドン) 内容 ・基調講演:図師照幸英国国際教育研究所所長 ・特別講演:伊藤克敏神奈川大学名誉教授 ・研究発表: 「教室での第2言語習得におけるGrammar Instructionの役割」英国国際教育研究所大学院生 藤波大吾 「中国寧夏回族自治区における日本語教育:イスラームとの繋がり」寧夏大学国際教育学院 留学生 堀咲子 「Measuring processing instruction secondary effects」Dr Alessandro Benati, Head of Department of Languages and International Studies, University of Greenwich など。 参加費 会員:5ポンド/非会員:10ポンド 問い合わせ先 IIEL英国国際教育研究所・日本事務局 TEL:03-5940-0506 FAX:03-5940-0507 E-mail:info<at>edu-icj.com 〒112-0005 束京都文京区水道2-13-2 前田ビル2階 ICJ国際教育インフォメーションセンター・ジャパン内IIEL英国国際教育研究所
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.27, No.8 (2008.7) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 思考力・判断力・表現力の学習活動
体験から感じ取ったことを表現する大熊信彦4
社会科と国語科の連携による言語力の育成--「事実を正確に理解し伝達する」学習活動を通して--吉開潔12
情報を分析・評価し、論述する--ビジネス文書を活用する--入部明子24
課題について、構想を立て実践し、評価・改善する田中保樹36
互いの考えを伝え合い、白らの考えや集団の考えを発展させる門戸千幸48
連載
ことばの散歩道 122 敬語検定井上史雄23
中国大陸季語散歩L 土用原朝子47
千野帽子の本のしっぽ。 第19信 ドイツ文学脳内ブーム。千野帽子58
終戦直後の国語国字問題 第二十七回 志賀直哉の「国語問題」(中)甲斐睦朗62
裁判員に必要な国語力とは 第1回入部明子70
新刊クローズアップ「日本語学」編集部57
『日本の諺・中国の諺 --両国の文化の違いを知る--』 陳力衛著 二〇〇八年六月刊 明治書院 四六判二四四ぺージ 一三六五円(税込)
虎の門通信 7田中孝一82
新しい中学校国語科--学習指導要領改訂
新刊・寸感吉岡泰夫84
『シリーズ方言学3 方言の機能』 真田信治・陣内正敬・ 井上史雄・日高貢一郎 ・大野眞男(著) 岩波書店 二〇〇七年一〇月刊 定価三五七〇円(税込)
情報源86
●2008年度能楽学会7月例会 能楽学会の7月例会は、下記の日程・内容で法政大学にて開催いたします。どうぞふるってご参加下さい。事前申込みは不用ですので、直接会場にお越し下さい。会員の方からは100円、学会会員外の方からは1000円、それぞれ参加費として当日受付にて申し受けます。予めご了承下さい。 日時 2008年7月14日(月)18:30〜20:30 場所 法政大学 九段校舎5階・第2会議室 発表題目 「虎明本狂言<武悪>の復元と表現論的考察」 発表者 小林千草氏(束海大学文学部教授) 復元<武悪>実演 大蔵流山本家 山本則重氏・山本則秀氏 ※開場は18:00頃の予定です能楽学会
●第11回大会発表募集 2008年度の第11回大会は、以下のとおり開催されます。 日時 2008年12月20日(土)〜21日(日) 場所 松山大学 (http://www.matsuyama-u.ac.jp/) 〒790-8578 愛媛県松山市文京町4-2 つきましては、「研究発表」、「ワークショップ」、「ポスター発表」の発表者を募集します。 海外からは英国ロンドン大学教授Deidre Wilson氏と新会長、山梨正明氏(京都大学)の講演が予定されています。 発表のあとには道後温泉のくつろぎの時間が、皆さまをお待ちしています。会員の皆さま、ふるってご応募下さい。 以下に応募要領を示します。なお、応募宛先、およびワークショップ発表の形態が、昨年度から変更されましたので、ご注意下さい。 応募締切 2008年8月20日(水)必着 応募宛先・問合せ先 山口治彦(大会運営副委員長) メール:yamaguchi<at>inst.kobe-cufs.ac.jp 郵送先:神戸市外国語大学 〒651-2187 神戸市西区学園東町9-1 TEL:078-794-8111 (応募・問合せは、極力、メールでお願いします) 発表形態 @研究発表:発表25分+質疑応答10分 Aワークショップ:1時間40分、特定のトピックについて3名以上の団体(司会者を含む)で応募。<ワークショップは団体発表のみに変更になりました> Bポスターー発表:1時間40分(掲示時間) 発表言語 日本語もしくは英語。応募書類に必ず明記してください。 応募原稿の体裁 1ぺージにつき25文字×30行で、参考文献は文字数に含めません。 研究発表:3ぺージ以内 ワークショップ:全体説明2ぺージ以内、各発表1ぺージ以内 ポスター発表:1ぺージ以内 電子メールでの応募について 以下のとおり形式を統一します: (ア)メールの件名では、「研究発表」、「ワークショップ発表」、「ポスター発表」の別を発表言語を明記した上で示す。 例:【語用論学会:研究発表(山口)日本語発表】。 (イ)応募原稿は、Microsoft Wordで作成し、添付ファイルにて送る。 (ウ)応募原稿は、@「個人情報ファイル」とA「発表要旨ファイル」の二つのファイルからなる。 (エ)@のファイル名を「個人情報(X).doc」、Aのファイル名を「研究/ワークショップ/ポスター発表要旨(X).doc」とする。Xの部分には(代表)応募者の姓を入れる。 例:「個人情報(山口).doc」「ワークショップ発表要旨(山口).doc」 (オ)一つの応募メールにこの二つのファイルを添付する。 (カ)ワークショップの応募については、代表者が発表者の個人情報および発表要旨をそれぞれ一つのファイルに取りまとめる。 (キ)メールの本文には、添付ファイル@「個人情報ファイル」の内容と同じ個人情報を貼り付ける。 (ク)@「個人情報ファイル」は、以下の書式とする。 発表形態:(「研究発表」、「ワークショップ発表」、「ポスター発表」のいずれか) 題目:×××× 発表言語:日本語/英語の別 氏名:××××(ふりがな) 所属・職名:××大学××学部および教授/准教授/大学院生などの別 住所:〒×××-×××× ×××× 電話番号:×××-×××-×××× ファックス番号:×××-×××-×××× 電子メールアドレス:xxxxx@xxxx 通常郵便での応募について 電子メールでの応募の場合と同じ要領で原稿を作成してください(特に、上記(ウ)(ク)を参照ください)。したがって、@「個人情報ファイル」とA「発表要旨ファイル」の2種類の書類を用意していただきます。 電子メールでの応募と特に異なる部分は以下のとおりです: (ア)用紙はA4を用いる。 (イ)発表要旨には氏名を書かない。 (ウ)封筒の表に、「研究発表応募」、「ワークショップ発表応募」もしくは、「ポスター発表応募」と朱書する。 応募条件 発表応募者は会員に限ります。応募者が会員でない場合、必ず応募と同時に入会の手続きをしてください。入会方法は、http://wwwsoc.nii.ac.jp/psj4/を参照。 応募者への通知 応募書類を受理後、(できるだけ)1週間以内に受理確認のお知らせをメール(もしくは葉書)にて発送します。連絡なき場合は、問合せ下さい。 選考および研究発表の割り振りは運営委員会が行い、結果は応募1ヶ月以内に応募者に通知します。日本語用論学会
●ロンドンで学ぶ日本語教育--英国圏で日本語教授経験を積み、教授技術と自信を身につける 日程 2008年8月27日(水)〜9月5日(金) <英国時間>全10日間 内容 英国国際教育研究所(Institute of International Education in London=IIEL/本部:ロンドン)では、大学等で日本語教育を専攻し、海外での日本語教育実習を経験したいとお考えの方を対象に、日本語教育実習プログラムを開催します。 教育実習は日本語教師になるためのきわめて重要な体験学習です。日本語についての基礎理論やさまざまな教授理論等を実際の教室でいかに活用していくか、教育実習は将来の日本語教師としての活動に大きな示唆を与えてくれます。 英国国際教育研究所が長年の教師養成の経験と綿密な計画の下に構成した立体的な教育実習システムにより、具体的かつ実践的な教授技術を習得することができます。 出願資格 以下のいずれかの条件を満たす方が対象となります。 @大学やそれに準ずる機関において日本語教育を専攻している者 A上記の@と同等の学力や経験を有するとみなすことができる者 なお、中込みの際には、保証人1名と在学証明書等の応募資格を満たすことを証明する書類の提出が必要となります。 資料請求・問合先 英国国際教育研究所 日本事務局 TEL:03-5940-0506 FAX:03-5940-0507 e-mail:info<at>edu-icj.com 〒112-0005 東京都文京区水道2-13-2 前田ビル2階 ICJ国際教育インフォメーションセンター・ジャパン内 英国国際教育研究所ホームぺージ http://www.iiel.org.uk英国国際教育研究所 ロンドン教育大学院大学大学院 日本語教育学研究科
●第10回国際コミュニケーション能力開発法セミナー・児重英語教育(Seminar on Teaching English to Children=STEC) テーマ 『小学校英語の可能性(2) 英国式プロジェクト・ワークの方法』 英国をはじめとする欧米において学校教育の中心的な活動として位置づけられているプロジェクト・ワークの意義と具体的な方法を明確にしながら、日本において求められる国際理解教育及び小学校英語教育の形を提案していきます。 プロジェクト・ワークとは プロジェクト・ワークは、現在多くの小学校で行われている歌やゲームーを中心にした指導法を一歩出た、主として小学校中・高年並びに中学校での英語を使った作業(projectsまたはtasks)を通して、英語の実際的な運用能力を高めて行こうする教授法でイギリスを中心にヨーロッパやアメリカなどで注目されています。特に、これからの課題である小・中連携に大きな貢献をなすものと期待されます。 Essentials 英語教育の本場、英国でだからこそ受講できる充実した内容です。日本の教育現場において、大きな自信と財産の一つとなります。 @Projects with Young Learners(l999.オックスフォード大学出版局)の著者で、プロジェクト・ワークと英語教育の第一人者であるDr. Diane Phillipsが、昨年に引き続きましてプロジェクト・ワークのセッションを担当します。プロジェクト・ワークについて集中的に学ぶことができる絶好の機会です。 A日本の児童英語教育学会の権威・伊藤克敏神奈川大学名誉教授による、『小学校英語教育の視点』と『第2言語習得と小学校英語教育』の特別講義を受講することができます。 B昨年のセミナーに受講生として参加された児童英語教育を専門とする大学の先生方や指導主事の先生方より、プロジェクト・ワークこそ日本における小学校英語教育の目指すべき形であるとの高い評価をいただいております。 C教室で使用する英語表現を整理しながら、経験豊かな英国人教師より、英国式の正統な発音練習を受けられる英語演習(Language Enrichment)がセミナーに組み込まれています。 D本セミナーは英国政府国際文化交流機関ブリテイッシュ・カウンシルの認定を受けており、セミナー修了者には、当研究所より履修証明書(Certificate)が発行、授与されます。 受講生の方々 受講生の方々は、児童英語教育を専門に研究をされている大学の先生や、小学校英語教育の指導にあたられている指導主事の先生、現場で子どもたちの指導にあたられている先生、あるいはこれから小学校英語教育に関わっていこうという学生の方々等、様々です。 募集要項 次ページの表参照 問合せ先 ICJ国際教育インフォメーションセンター・ジャパン(IIEL英国国際教育研究所・日本事務局) 〒112-0005 東京都文京区水道2-13-2 前田ビル2階 TEL:03-5940-0506 FAX:03-5940-0507 E-mail:info<at>edu-icj.com ホームページ:http://www.iiel.org.uk/stec.html ■募集要項 (略)英国国際教育研究所
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.27, No.7 (2008.6) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 『敬語の指針』を考える
『敬語の指針』について宮地裕4
『敬語の指針』を読む甲斐睦朗10
命令表現をめぐる敬語の体系--『敬語の指針』と文法--森山卓郎18
『敬語の指針』についての補足・解説陣内正敬28
『敬語の指針』と敬語理論近藤泰弘38
北朝鮮の敬語政策梅田博之46
連載
ことばの散歩道121 敬語と交通法規井上史雄17
中国大陸季語散歩K 梅雨原朝子27
千野帽子の本のしっぽ。 第18信 古書イヴェントの日は、降ったり晴れたり。千野帽子56
終戦直後の国語国字問題 第二十六回 志賀直哉の「国語問題」(上)甲斐睦朗60
新刊クローズアップ「日本語学」編集部45
『新「ことば」シリーズ21 私たちと敬語』 国立国語研究所編 二〇〇八年三月刊 ぎょうせい A5判二一八ページ 五〇〇円(税込)
虎の門通信 6田中孝一70
高等学校国語科の改善--中央教育審議会答申4
新刊・寸感横山詔一72
『やさしく読み解く裁判員のための法廷用語ハンドブック』 日本弁護士連合会 裁判員制度実施本部 法廷用語の日常化に 関するプロジェクト チーム編 三省堂 二〇〇八年五月刊 定価一二六〇円(税込)
『経済心理学のすすめ』 子安増生・西村和雄編 有斐閣 二〇〇七年一二月刊 定価二八三五円(税込)
情報源174
この公益信託は、言語学の中で、語彙研究の発展を図りもって学術の発展に寄与することを目的に設定されたものです。平成20年度事業として、下記要項にて募集いたします。 @学術賞(田島毓堂賞)募集要項 応募資格 大学・大学院の教員、又は大学院博士課程(前期・後期)に在籍する学生若しくは運営委員会が認める者(国籍は問わない)で、これまでに本学術賞を受賞した実績のない方。平成18年1月1日より平成20年5月14日までに語彙研究分野で刊行した、個人(共同も可)としての業績(論文)を有すること。 応募方法 学術賞を受けようこする方は、次の各号に掲げる書類を提出して下さい。 (1) 応募申請書 *応募申請書は以下のホームページに掲載されています。 http://wwwsoc.nii.ac.jp/goi-ken/ (2) 応募資格を証明する書類 (3) 論文のコピー及びその要旨 *共同論文・共同申請でも可。 *なお、複数の論文の提出を希望する場合は、主たる論文を1つ指定し、その他は副論文としてご提出下さい。尚、主論文、副論文ともに、要旨をご提出下さい。 *応募に当たって提出いただいた書類は一切返却いたしません。 *前年以前と同テーマでの応募は選考対象外となります。 *応募申請書・論文は日本語で書かれたものに限定します。 *自薦・他薦は問いません。他薦の場合、推薦文を添付してください。 応募期間 平成20年5月15日から平成20年7月5日(当日消印有効) 授賞対象者の決定 授賞対象者は、提出書類に基づいて、運営委貞会の審査により決定いたします。 授賞対象者の発表 平成20年8月末までに、直接本人宛通知します。 顕彰金額 授賞対象者に対する顕彰金額は、50万円以内とし、運営委員会が業績等を勘案して決定します。 授与方法 顕彰金の贈呈は、平成20年9月開催の語彙研究会での席上、直接ご本人に贈呈します。 A助成金募集要項 応募資格 大学・大学院の教員、又は大学院博士課程(前期・後期)に在籍する学生若しくは運営委員会が認める者(国籍は問わない)で、これまでに本助成金を受給した実績のない方。 応募方法 研究助成金を受けようこする方は、次の各号に掲げる書類を提出して下さい。 (1) 助成応募申請書 *応募申請書は以下のホームページに掲載されています。 http://wwwsoc.nii.ac.jp/goi-ken/ (2) 応募資格を証明する書類 *共同申請でも可。 *応募に当たって提出いただいた書類は一切返却いたしません。 *前年以前と同テーマでの応募は選考対象外となります。 *応募申請書は日本語で書かれたものに限定します。 応募期間 平成20年5月15日から平成20年7月5日(当日消印有効) 助成対象者の決定 助成対象者は、提出書類に基づいて、運営委員会の審査により決定いたします。 助成対象者の発表 平成20年8月末までに、直接本人宛通知します。 助成金額 個々の助成対象者に対する助成金額は、3件程度・総額50万円とし、運営委員会が研究内容等を勘案して金額を決定します。 助成方法 研究助成金は、平成20年9月開催の語彙研究会での席上、直接ご本人に贈呈します。 研究成果 研究成果は公表するものとし、助成後2年以内に語彙研究会機関誌「語彙研究」に投稿していただきます。 申込みおよび問合せ先(@・Aとも) 〒460-0004 名古屋市中区新栄町1-1 公益信託田島毓堂語彙研究基金 受託者三菱UFJ信託銀行名古屋中央支店 担当石丸・伊達・森 TEL:052(951)3256公益信託田島毓堂語彙研究基金
●第33回 研究発表会のお知らせ 語彙・辞書研究会の第33回研究発表会を下記の通り開催いたします。 どなたでも自由に参加できますので、お誘い合わせのうえご来場下さい。 日時 2008年6月14日(土)13:00〜17:00 場所 新宿NSビル 13階東ブロックB会議室 (新宿区西新宿2-4-1新宿NSビル13階) 電話:03-3342-3755 研究発表 清水泰生(日本マスターズ陸上競技連合) 「スポーツ用語の変遷--陸上競技を中心に--」 池原陽斉(東洋大) 「半井本『保元物語』の文体」 中道ゼミ(大東文化大) 「『にやける』の語義について」 講演 飛田良文先生:「辞書編集上の諸課題」 参加費 1800円(予稿集代等を含む)。ただし、学生・院生は1200円。 *予稿集をご希望の方は事務局にご連絡ください。 問い合わせ 〒101-3871 東京都千代田区三崎町2-22-14 三省堂出版局内 語彙・辞書研究会事務局 TEL:03-3230-9445 FAX:03-3230-9547 E-mail:goi_sec<at>sanseido-publ.co.jp語彙・辞書研究会
●2008年度関東地区大会 日時 2008年6月14日(土)12:30〜18:30 場所 早稲田大学22号館201教室 大会プログラム テーマ:国際コミュニケーション能力としての日本語力とは 総合司会:飯野公一(早稲田大学国際教養学部) 12:30 受付開始 12:50開会の辞 田中慎也(日本言語政策学会会長) 13:00〜14:30 基調講演 「リテラシーの概念とその教育」 佐藤学氏(東京大学大学院教育学研究科教授、日本教育学会会長) 14:45〜16:15 講演 「政策目標としてのグローカリゼーションと言語政策の第三の道」 桂木隆夫氏(学習院大学法学部教授) 16:30〜18:30 シンポジウム 「外国人との共生と日本語」 司会:木村哲也(杏林大学外国語学部) パネリスト:芝崎敏男氏(三井物産CSR推進部)/中野敦氏(文化庁文化部国語課専門職[日本語教育])/中山暁雄氏(国際移住機構[IOM]駐日代表)/坂中秀徳氏(外国人政策研究所所長) 19:00〜20:30 懇親会 早稲田大学キャンパス内「楠亭」 交通 早稲田キャンパスまでのアクセス(http://www.waseda.jp/jp/campus/index.html) 最寄り駅:JR山手線高田馬場駅、地下鉄東西線早稲田駅 参加費 会員:300円(資料代) 非会員:1000円(参加費+資料代) (いずれも懇親会参加は別途3000円) 参加申込 事前にお申し込みください。定員200名に達し次第、締め切らせていただきます。 申込方法 日本言語政策学会事務局 jalp.waseda.staff<at>gmail.com メールにて、ご芳名と参加人数をご連絡ください。日本言語政策学会
●定例シンポジウム 日時 2008年6月14日(土)午後2時〜6時 場所 東京国際大学早稲田サテライト5階ホール 参加費 500(当学会会員以外の方、当日受付にて徴収させていただきます) テーマ バイリンガルの光と影 詳細:「バイリンガル」がもてはやされる中、「バイリンガル」になると言うことは単に喜ばしいことなのか。海外での生活体験を持つバイリンガルの方々(帰国子女、留学生等)から、言語学習、異文化・自文化適応などにおける苦労について具体的な体験談を聞き、バイリンガルとなった人たちに共通する問題点、個別の問題点を議論する。その上で子供の2言語併用における問題点を明らかにし、解決案提示を目指す。 コーディネーター:藤村泰司氏(当学会理事、国際大学) パネリスト:鈴木有香氏/SIM Choon Kiat(沈俊傑)氏/留学生、帰国子女の皆さん 他 ※事前の大会参加申込みは不要です。どなたでもご参加いただけます。 ※詳しい情報は学会ホームページをご覧ください。 言語文化教育学会ホームページ: http://www.waseda.jp/assoc/JATLaC/ 問い合わせ先 言語文化教育学会事務局 e-mail:jatlac<at>gol.comJATLaC言語文化教育学会
●第21回研究会 日時 6月21日(土)15:00〜18:00 会場 東京会場:東洋大学 白山キャンパス ナレッジスクウェア http://www.toyo.ac.jp/campus/hakusan.html 関西会場:武庫川女子大学 日下記念マルチメディア館(通称MM館のMM-108) http://www.mukogawa-u.ac.jp/%7Ejouhou-c/shoukai/access.html ※発表内容の詳細は、おって「メディアとことば研究会」の以下のHPでお知らせいたします。 http://www.hituzi.co.jp/kenkyukai/media-kotoba.html 発表者・タイトル ・Joanna Andrzejewska(ヨアンナ・アンジェイェフスカ)国立アダム・ミツキェヴィチ大学東洋研究所日本研究科日本学科5年生/大阪大学留学生センター日本語・日本文化研修プログラム/「日本とポーランドにおける災害報道の比較研究」 ・三宅和子 東洋大学/「メディアへの視線をどう研究に位置づけるか--研究の射程と方法論をめぐって--」 ※ご興味のおありの方は、直接会場までおこしください。 お問い合わせは岡本能里子(onoriko<at>tiu.ac.jp)までご連絡ください。メディアとことば研究会
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.27, No.6 (2008.5) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 ネット広告と日本語
ネット広告の日本語表現小池康4
ネット広告の非言語表現--静止画と動画--是永論14
ブログのアフイリエイト--現状と研究の可能性--阿部二郎24
スパムメールのレトリック秋月高太郎36
ネット広告のターゲティング手法の進化太駄健司48
連載
ことばの散歩道120 敬語・自転車・中学校井上史雄13
中国大陸季語散歩J 麦秋原朝子57
千野帽子の本のしっぽ。 第17信 芸術家・文学者のマイウェイ--表現をめぐる三題。千野帽子58
終戦直後の国語国字問題 第二十五回 現代仮名遣いの定着と是非論(下)--小泉信三氏の批判をめぐる論--甲斐睦朗62
新刊クローズアップ69
『日本語形容詞の記述的研究 類型論的視点から』 八亀裕美著 明治書院 二〇〇八年一月刊 A5判二二八ページ 一〇五〇〇(税込)
虎の門通信 5田中孝一70
中学校国語科の改善--中央教育審議会答申3
新刊・寸感相澤正夫72
『対論 言語学が輝いていた時代』 鈴木孝夫・田中克彦著 岩波書店 二〇〇八年一月刊 定価二三一〇円(税込)
『音声科学原論--言語の本質を考える』 藤村靖著 岩波書店 二〇〇七年一二月刊 定価四二〇〇円(税込)
情報源74
●第39回「博報賞」推薦要項発表 ・財団法人博報児童教育振興会(理事長近藤道生)は、第39回博報賞の推薦要項を決定し、3月25日付で発表しました。 ・今年度は、これまでの「文化教養育成部門」の考え方を踏襲しつつ、募集範囲をより明確にするために「日本文化理解教育部門」「国際文化理解教育部門」の2部門に分割しました。 「日本文化理解教育部門」は、日本の伝統文化、現代文化、生活文化、地域文化などの学習、継承を通して、日本の文化を大切にする心を育み、日本人としての自己の確立を目指す教育を領域とします。 「国際文化理解教育部門」は、諸外国の固有の文化価値を理解し、それを基盤として国際性豊かな人間性を身につける教育を領域とします。 ・5月1日より5月31日が推薦の受付期間です。 ・今年度の博報賞は、「国語・日本語教育部門」「特別支援教育部門」「日本文化理解教育部門」「国際文化理解教育部門」「教育活性化部門」の5部門が贈呈対象であり、教育委員会、学識経験者など第三者から推薦された候補者の中から、審査委員会(委員長 杉戸清樹 国立国語研究所所長)において審議決定されます。 ・近年の教育改革の潮流の中で生まれた新しいモデルとなる取り組み、ユニークな実践、革新的な試み、また地道に長年取り組まれている活動などをご推薦ください。 ・本年度は5部門において、団体、個人あわせて25件前後に博報賞が贈呈されます。受賞者には、団体、個人共に、賞状と副賞金(団体、個人とも100万円)が贈られます。 ・また、5部門の受賞者の中から特に奨励に値するものとして文部科学大臣奨励賞が贈られます。 ・今後の主なスケジュールは次の通りです。 【推薦受付、審査、贈呈式などに関するスケジュール】 博報賞推薦受付期間 2008年5月1日(木)〜5月31日(土) *事務所移転の為、今年度に限り、受付期間が変更になります。 博報賞の推薦 都道府県市区町村教育長、教育研究団体の長、その他博報賞の対象となる5部門の学識経験者などによる推薦 推薦要項・推薦書用紙 都道府県各教育委員会、関連教育研究団体等に郵送のほか当財団ホームページに添付 博報賞の審査 2008年6月上旬〜7月中旬 博報賞の発表 2008年9月下旬 博報賞の贈呈式 2008年11月14日(金) お聞合せ 財団法人博報児童教育振興会 〒107-0052 東京都港区赤坂2-11-7 ATT新館8階 TEL:03-5570-5008 FAX:03-5570-5016 E-mail:hakuho.foundation<at>hakuhodo.co.jp URL:http://www.hakuhodo.co.jp/foundation/財団法人 博報児童教育振興会
●2008年度 理論言語学講座 期間 2008年5月12日(月)〜2009年1月までの各講座、計24回。 毎週月曜〜金曜日 会場(教室) 新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビル 13階教室。 講座 (〈注〉1は午後6:00〜7:20、2は午後7:30〜8:50) ・月1「認知言語学I」【前期】(文法の意味的基盤)【後期】(語彙と文法) 西村義樹(東京大学准教授) ・月1「言語学特殊講義」(音韻論) 早田輝洋(東北学院大学非常勤講師) ・月2「語用論」 西山佑司(明海大学教授・慶應義塾大学名誉教授) ・火1「認知言語学II」(認知文法論入門) 池上嘉彦(昭和女子大学教授・東京大学名誉教授) ・火1「言語学特殊講義」【前期のみ】(語形成とレキシコン) 杉岡洋子(慶應義塾大学教授) ・火1「言語学特殊講義」【後期のみ】(認知科学) 今井むつみ(慶應義塾大学教授) ・火2「日本語文法理論」【前期】(文の種類)【後期】(主語と題目語) 尾上圭介(東京大学教授) ・水1「音声学」 上野善道(東京大学教授) ・水1「言語学特殊講義」(言語類型論) 大堀春夫(東京大学准教授) ・水2「生成文法II」(入門) 今西典子(東京大学教授) ・木1「言語心理学」【前期】(言語獲得)【後期】(言語理解) 大津由紀雄(慶應義塾大学教授) ・木2「言語学特殊講義」【前期のみ】(言語の脳科学) 酒井邦嘉(東京大学准教授) ・木2「言語学特殊講義」【後期のみ】(統語論入門) 長谷川欣佑(東京大学名誉教授・獨協大学名誉教授) ・金1「生成文法II」(特論)(MPと言語の起源・進化) 池内正幸(津田塾大学教授) ・金2「言語学特殊研究」(文法原論) 梶田優(上智大学名誉教授) 受講資格 大学教養課程修了程度以上の一般的学力を期待。学歴、年齢、国籍不問。 受講料 1課目4万5千円、2課目7万円、3課目9万円 入学金、1万円。 *入学金、受講料には消費税が加算される。 申し込み締め切り 5月9日(金) 問い合わせ(要項請求) 東京言語研究所 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビル16階 TEL:03-5324-3420 FAX:03-5324-3427 Email:info<at>tokyo-gengo.gr.jp URL:http://www.tokyo-gengo.gr.jp/東京言語研究所
@第23回国際教育講演会 日時 5月31日(土)14:00〜17:00 ※開場13:40〜 会場 東京(於:津田ホール) 主催 英国国際教育研究所・こどもの未来研究室 後援 明治図書出版株式会社/英国グリニッジ大学(予定) 協賛 ピアソン ロングマン/株式会社アプリコット/ぼーぐなん/教育家庭新聞社 企画 ICJ国際教育インフォメーションセンター・ジャパン テーマ 英国の教育と日本の教育IV 検証:小学校外国語教育の視点 導入が決まった小学校における英語教育(外国語活動)のあるべき姿について再検証する。 講師 英国国際教育研究所所長 図師照幸先生(在英) 「小学校英語教育の視点」(基調講演) 東洋学園大学教授 坂本ひとみ先生 「小学校英語活動とプロジェクト・ワーク」(講演) 神奈川大学名誉教授 伊藤克敏先生 「小学校英語教育の未来」(記念講演) その他 @国際言語教育賞・児童英語教育部門(伊藤克敏賞)授与式・記念講演 A第10回国際コミュニケーション能力開発法セミナー・児童英語教育(STEC)のご案内 参加費一般3000円/学生2000円(要予約)
A英国国際教育研究所 日本語教師養成課程 講座説明会・公開講義 行事名 「英国ロンドンで学ぶ日本語教育」 主催 英国国際教育研究所 日時・会場 @5月17日(土) 開始:13:30 東京(日本教育会館) A5月18日(日) 開始:14:00 名古屋(名古屋国際センター) B5月24日(土) 開始:13:30 大阪(梅田センタービル) C5月25日(日) 開始:13:30 福岡(アクロス福岡) 参加費 参加無料・要予約 内容 英国国際教育研究所所長が英国から来日し、同研究所が英国ロンドンにて開講する大学院日本語教育学研究科日本語教師養成課程の講座説明会を日本各地にて開催します。 当日は、講座内容ならびに資格・就職サポート、出願手続きについての説明、そして、卒業生や日本語学習者からのメッセージ、キャンパス、ロンドンでの学生生活や授業風景をビデオ等で紹介します。 また、公開講義では、ロンドンで開講する日本語教師養成課程の講義の一部を体験して頂けます。 終了後は個別での英国留学相談会を実施します。出願も受け付けます。 ご家族やお友達との参加も可能です。 講師 ◆コース・デザイン解説 @英国国際教育研究所所長 図師照幸先生(在英)/全会場 A「Introduction to the MA in Language Learning and Japanese Language Teaching: Philosophy and structure」 University of Greenwich, Head of Department: Languages and International Studies,Dr Alessandro Benati(在英)/東京・名古屋会場 ◆公開講義「教えるための日本語分析の視点」 英国国際教育研究所所長 図師照幸先生(在英) 参加申込・間合先(@・Aとも) ICJ国際教育インフォメーションセンター・ジャパン(IIEL英国国際教育研究所・日本事務局) 〒112-0005 東京都文京区水道2-13-2 前田ビル2階 TEL:03-5940-0506 FAX:03-5940-0507 e-mail:info<at>edu-icj.com @http://www.iiel.org.uk/foram23.html Ahttp://www.iiel.org.uk/setumeikai_japan.html
ICJ国際教育インフォメーションセンター・ジャパン
●第24回 日本語教師のための公開研修講座 今、日本語教育は何ができるのか 〜共同体としての日本語教育実践から〜 講師(敬称略、講演順) 佐々木倫子 桜美林大学 矢部まゆみ 津田塾大学 佐藤慎司 コロンビア大学 遠藤ゆう子・佐藤正則 アークアカデミー 内藤真知子 (社)国際日本語普及協会 日時 2008年6月28日(土)13:00〜16:30 6月29日(日)10:00〜16:30 会場 昭和女子大学 80年館6階オーロラホール 東京都世田谷区太子堂1-7 東急田園都市線(半蔵門線直通)「三軒茶屋」 駅下車 徒歩7分 受講対象 現職日本語教師及び日本語教育に関心のある方 定員 200名 受講料 6500円 申込み 当協会ホームページから(電話での申込みも可) 5月12日(月)午前10時 予約受付開始 お申し込みは定員に達し次第締め切らせていただきます。 申し込み方法 1.予約 5月12日(月)午前10時 予約受付開始 ホームページ(http://www.ajalt/org)からお申込みください。 電話の場合:03-3459-9620 (受付時間 月〜金 午前10時〜午後5時) ご本人宛にちらしをお送りしている場合、封筒に記載された登録番号をお知らせください。 2.受講料の振込み 予約後1週間以内に、郵便振替にてお振り込みください。 *加入者名 (社)国際日本語普及協会 *口座番号 00180-9-574832 *振込金額 6500円 *依頼人住所 受講票送付先住所をご記入ください *通信欄 @登録番号(予約の際、お知らせします) A所属機関名または勤務先名 B今後当 協会主催講座の案内を希望する/しない *受講料の入金確認後、受講票をお送りいたします。当日、会場の受付にてご提示ください。 *ご入金後は受講料の払い戻しはできませんので、ご注意ください。 *ご記入いただいた情報は、当講座の管理・運営、今後のご案内以外の目的に使用することはありません。 *会場への昼食持ち込みは不可(1階に飲食スペース有)。近隣に飲食店もございます。社団法人 国際日本語普及協会
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.27, No.5 (2008.4 増刊号) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
話し言葉の日本語
第1章 総論7
話し言葉の音声杉藤美代子8
話しことばの文法--英語との対照を中心に--水谷信子16
話し言葉と書き言葉前川喜久雄23
話し言葉の性質伝康晴34
日本語教育・英語教育における話す教育について--「自分のこと」を言うために--本名信行44
第2章 日本語話し言葉コーパス53
『日本語話し言葉コーパス』の設計と実装前川喜久雄54
『日本語話し言葉コーパス』の転記テキスト小磯花絵63
『日本語話し言葉コーパス』の言語単位小椋秀樹72
『日本語話し言葉コーパス』の節単位情報丸山岳彦82
『日本語話し言葉コーパス』の分節音情報藤本雅子90
『日本語話し言葉コーパス』の韻律情報五十嵐陽介103
『日本語話し言葉コーパス』のXML文書菊池英明114
第3章 話し言葉の語彙と文法129
話し言葉の現場性と瞬時性岩崎勝一130
話し言葉の文法と韻律郡史郎142
能動的応答表現と受動的応答表現--中国語の肯定応答表現を例に--黄麗華・井上優153
助詞「も」の機能と会話澤田美恵子161
ウェブ日記に見られる話しことば的文体岸本千秋168
第4章 話し言葉の音声177
りきむ権利・りきむ義務定延利之178
「あ」という声を聞いて母音「あ」と同定する能力は音声言語運用に必要か?--音声認識研究からの一つの提言--峯松信明187
方言音声の音響的特徴とその生成に関わる生理学的要因--東京方言と大阪方言における母音無声化の比較--藤本雅子198
第5章 話し言葉と日本語教育211
話し言葉の教育河野俊之212
話す教育山内博之222
聞く教育松崎寛229
会話教育のための会話分析と実践の連携中井陽子238
【付録】日本語学総目録 2007年 vol.26249
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.27, No.4 (2008.4) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 ことばと音楽
生成文法の音楽理論への応用矢向正人4
言語の韻律構造と歌のリズム・メロディー田中真一18
洋楽を日本語で歌うための歌詞--言葉を語るように歌うということ--今泉志奈子30
自動作詞システムの開発森安美奈子42
発声法と言語米山文明50
譜面から韻律を推測する--平曲譜本の場合--石川幸子60
連載
ことばの散歩道119 鶴岡の方言劇井上史雄17
中国大陸季語散歩I 穀雨原朝子29
千野帽子の本のしっぽ。 第16信 子どもは何歳までか。千野帽子72
終戦直後の国語国字問題 第二十四回 現代仮名遣いの定着と是非論(中)甲斐睦朗76
新刊クローズアップ木村義之71
『日本語力を高める現代用字用法辞典』 倉持保男編 東京書籍 二〇〇七年一一月刊 B6判八一六ページ 二九四〇円(税込)
虎の門通信 4田中孝一84
国語科改善の基本方針--中央教育審議会答申2
新刊・寸感金田智子86
『日本語教育のフロンティア--学習者主体と協働--』 小川貴士編著 くろしお出版 二〇〇七年一〇月刊 二六二五円(税込)
『外国人のためのケータイメール@にっぽん(>▽<)』 笠井淳子・篠崎佳子・二瓶知子著 アスク出版 二〇〇八年二月刊 定価一二六〇円(税込)
情報源88
●2008年度 春期特別講座 開催趣旨 2日間で、現代言語学の主要な研究領域やアプローチを紹介し、受講者を魅力ある言語学の世界へとお誘いいたします。 開催期日 2008年4月19日(土)、20日(日)の2日間。 (午前10時より午後5時まで) 会場(教室) 新宿区西新宿6−24-1 西新宿三井ビル13階教室 講座時間割 下段表参照 受講料 2日間 10000円、1日のみ 5000円(*受講料には消費税が加算される。) 申し込み方法 所定の 「申込書」またはHPの 「受講申込みフォーム」からメール送信にて。ただし先着順、定数(80名)で締め切る。 問い合わせ(要項請求) 東京言語研究所 〒160−0023 東京都新宿区西新宿6−24−1 西新宿三井ビル16階 TEL:03−5324−3420 FAX:03−5324−3427 E-mail:info<at>tokyo-gengo.gr.jp ホームページ http://www.tokyo-gengo.gr.jp/東京言語研究所
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.27, No.3 (2008.3) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 言語力の育成
言語力の構造と育成の課題甲斐睦朗4
事実を正確に理解し、的確に分かりやすく伝える技能を伸ばす--中学枚数学科の視点から--永田潤一郎10
自らの考えを深めることで、解釈や説明、評価を論述する力を伸ばす学習指導の構想角屋重樹18
他者との交流活動の活性化--自ら考えや集団の考えを発展させる学習活動の充実のために--田中時義28
感性・情緒等に関すること藤本寅肇38
連載
ことばの散歩道 118 台北捷運的言語井上史雄9
中国大陸季語散歩H 燕原朝子37
日本の諺・中国の諺 35 (最終回) 蛍雪の功・怪我の功名陳力衛48
千野帽子の本のしっぽ。 第15信 ジャック・プレヴェールの「朝食」。千野帽子52
終戦直後の国語国字問題 第二十三回 現代仮名遣いの定着と是非論(上)甲斐睦朗56
新刊クローズアップ中村明47
『日本語の文体・レトリック辞典』 中村明著 二〇〇七年九月刊 東京堂出版 四六判四七二ページ 三三六〇円(税込)
虎の門通信 3田中孝一64
生きる力、理念の継承--中央教育審議会答申
新刊・寸感田中牧郎66
『国語審議会 迷走の60年』 安田敏朗著 講談社現代新書 二〇〇七年一一月 七九八円(税込)
『読みにくい名前はなぜ増えたか』 佐藤稔著 吉川弘文館 二〇〇七年八月 一七八五円(税込)
情報源68
●第9回年次大会(TCP2008) (The 9th Annual Tokyo Conference on Psycholinguistics) 慶應義塾大学言語文化研究所では、表記の会議をつぎの要領で開催敦します。皆様の積極的なご参加を希望いたします。 日時 2008年3月14日(金)13:00〜17:35 15日(土)10:00〜16:45 場所 慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール 招待講演 ・Cedric Boeckx氏 ハーバード大学 演題: "Did We Really Solve Plato's Prbblem (Abstractly)?" 「私達は、本当にプラトンの問題を解けたのだろうか?(抽象的に)」 ・杉崎鉱司 氏 三重大学 演題: "The Acquisition of Preposition Stranding and its Theoretical Implications" 「前置詞残留の獲得とその理論的含意」 ※プログラム等詳細は下記ウェブサイトをご覧下さい。 問い合わせ先 〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学 言語文化研究所大津由紀雄研究室 TCP実行委員会 TEL:03-5427-1455 e-mail: tcp2008<at>otsu.icl.keio.ac.jp Web site: http://www.otsu.icl.keio.ac.jp/tcp/東京言語心理学会議
●第20回メディアとことば研究会 日時 2008年3月21日(金)15:00〜18:00 場所 東京女子大学 http://office.twcu.ac.jp/o-board/TWCU/access.html 〒167-8585 東京都杉並区善福寺2-6-1 TEL:03-5382-6340(総務課) ※研究会開催の教室番号はおってメディアとことば研究会の下記HPでお知らせいたします。 http://www.hituji.co.jp/kenkyukai/media-kotoba.html ※尚、3月22、23日に研究会会場と同様の東京女子大学に於いて「社会言語科学会第21回大会」が同大学で開催されます。合わせて奮ってご参加ください。 http://www.wdc-jp.com/jass/21/ 発表 ・溝口壽子(聖心女子大学 専任講師) Visual Persuasion(視覚的説得)の異文化研究 ・加藤恭子(東京経済大学大学院 コミュニケーション学研究科 博士後期課程) 人はなぜプログを読むのか--知人ブログの閲覧行動-- ※ご興味おありの方は、直接会場においでください。お問い合わせは、東京国際大学 岡本能里子(onoriko<at>tiu.ac.jp)まで御願い致します。メディアとことば研究会
●第9回研究会 中国語圏からの留学生は留学生総数の7割以上を占め、今後さらに増加すると思われ、そのための効果的な日本語教育が求められています。しかし、それに対応する研究の成果は、まだ多くないのが現状です。本研究会は習得研究の流れに身を置きながらも、常に現場の声に耳を傾け、日中対照研究の成果を生かして学習者の母語によるプラスの転移とマイナスの転移を体系的にとらえ、中国語話者に対する理想的な日本語教育について考えます。研究会ホームページはhttp://www.lc.osakafu-u.ac.jp/staff/zhang/lin_chinese_event1.htm 開催日 2008年4月5日(土) 会場 天理大学第1会議室(研究棟3階北側375号室) プログラム ・発表 14:00〜17:30 第1会議室 稲垣俊史(大阪府立大学) 「目的を表す『ために』と『ように』の習得」 張麟声(大阪府立大学) 「名詞にかかる修飾構造の日中対照研究--〈の〉・〈的〉の使用の有無を中心に」 北島徹(〈台湾〉開南大学) 「中国語話者によく見られる誤用表現」 司会:前田均 ・懇親会 18:00〜20:00 長寿飯店(天理駅前 TEL:0743-63-2981) 問い合わせ先 前田均:hm1464<at>sta.tenri-u.ac.jp TEL:0743-63-9055、9056中国語話者のための日本語教育研究会
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.27, No.2 (2008.2) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 WWWを対象にした日本語研究
WWWをコーパスとして利用する研究--文系と理系の観点から--荻野綱男4
言語コーパスとしてのWWW--広がる可能性--石川慎一郎10
WWWを丸ごとデータにすると何がわかるか?--格フレーム辞書を言語研究に利用する黒田航・李在鎬22
WWWの記事をその内容によって自動的に分類する新納浩幸38
WWWからの知識獲得--自然言語処理における新展開--乾健太郎・鳥澤健太郎48
WWWの検索技術の現状と将来平村昇子・山下達雄62
連載
ことばの散歩道117 写真で延びる命井上史雄37
中国大陸季語散歩G 白梅原朝子47
日本の諺・中国の諺 34 苦肉の策・石橋をたたいて渡る陳力衛74
千野帽子の本のしっぽ。 第14信 本と人と、あるいは本を介した人と人との相互作用。千野帽子78
終戦直後の国語国字問題 第二十二回 国字ローマ字化運動(5)--『国語審議会報告書』を読む(下)--甲斐睦朗82
新刊クローズアップ村尾治彦77
『音韻・形態のメカニズム--認知音韻・形態論のアプローチ』 山梨正明編/上原聡・熊代文子著 研究社 二〇〇七年一一月刊 A5版二五〇ページ 二九五〇円(税込)
虎の門通信 2田中孝一90
学習指導要領改訂直前、全国での取組--「新しい国語実践」の研究会
新刊・寸感小椋秀樹92
『和を騒がせた漢字たち 当用漢字の事件簿』円満寺二郎著 吉川弘文館 二〇〇七年一〇月刊 一七八五円(税込)
『スープの冷めない距離〜辞書に載らない言い回し56』 道浦俊彦著 小学館 二〇〇七年一二月刊 一二六〇円(税込)
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.27, No.1 (2008.1) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 新聞はどこへ行く
新聞の文章のつくり方臼井敏男4
表記の整理・統合を関根健一12
活字文化推進プロジェクトについて生島秀樹20
NIEと学習活動河村好市28
「天声人語」に見られる語彙の意味分野--一九四六年と二〇〇〇年との語彙比較を通して--宋正植40
新聞における外来語の基本語化とその要因金愛蘭54
国立国語研究所の「ことばに関する新聞記事データベース」について池田理恵子64
草の根ジャーナリズムの実験--オーマイニュースの一五カ月--平野日出木72
連載
ことばの散歩道116 営業用方言井上史雄19
中国大陸季語散歩F 年賀原朝子27
日本の諺・中国の諺 33 犬も歩けば棒に当たる・窮鼠猫を噛む陳力衛78
千野帽子の本のしっぽ。 第13信 娯楽小説も、アンチ自分語り小説でありうる。2千野帽子82
終戦直後の国語国字問題 第二十一回 国字ローマ字化運動(4)--『国語審議会報告書』を読む(中)--甲斐睦朗86
新刊クローズアップ西原鈴子39
『家庭でバイリンガルを育てる--0歳児からのバイリンガル教育』 桶谷仁美編著 明石書店 二〇〇七年一〇月刊 A5判二二二ページ 二七三〇円(税込)
虎の門通信 1田中孝一94
道半ば、読解力--PISA2006結果公表
新刊・寸感吉岡泰夫96
『日米比較に学ぶ「国民主役」医療への道 セルフケアが健康を創る、医療を救う!』 町淳二・宮城征四郎(編著) 日本医療企画 二〇〇六年一二月刊 定価二九四〇円(税込)
『私を変えてくれた患者さんのこの一言!』 日本プライマリ・ケア学会(編) 日本医事新報社 二〇〇七年一月刊 定価二三一〇円(税込)
情報源98
●国立言語識字センター主催講座 An English Experience (日本人学生のための英国文化体験・英国初等教育概観) レディング大学国立言語識字セン外(NCLL)は、児童の言語・読み書き教育一般で定評があり、長年、英国内外の教員の研修を担当しています。当センターでは一八〇〇〇もの児童用絵本、物語、説明・情報教材等を手にとり閲覧できます。このコースは教員志望の日本の学生のために、NCLLが特別に企画したものです。 日時 2008年2月4日(月)〜2月15日(金) 場所 レディング大学国立言語識字センター National Centre for Language and Literacy, University of Reading, UK コース・ディレクター アン・ウィトル/山本麻子 内容 コース中扱う内容は以下のものを含みます: *コース説明及び諸手続き *センターツアー:展示書物の説明 *英国の教育システム概観 *現地小学校見学準備 *現地小学校見学 *その評価 *読み書きの創造的方法 *ロンドン文学歴史めぐりの準備 *ロンドン散歩(グローブ座案内付見学、セントポール寺院見学含む) *五感を使った教え方と学び方 *バイリンガル学習者 *在英日本人の子供達:その状況と言語発達 *バース見学・歴史巡り *「本」作り(工作) *コース参加者のプロジェクト発表と評価 *反省と評価 ※コース期間中、参加者はごく簡単なプロジェクトをすることになっています。午前と午後それぞれに小休憩が入ります。昼食は12時半から午後1時半まで。学生食堂があります。 宿泊 ホームステイ 費用 1.講座費用:£935 この費用には以下のものも含みます: *レディングまでのバス代(1週間分) *グローブ座及びセント・ポール寺院見学費用 *ロンドンまでの往復電車賃 *バースまでの往復電車賃 2.手数料:£75 3.宿泊費:ホームステイ代 ステイ中の朝食と夕食を含む。昨年は£192 4.その他: *昼食代 *空港からの送迎バス代(2月4日午後3時半前後にヒースロー空港に到着の場合は、空港まで迎えに行きます。また、コース終了翌日の16日午後日本に向けて出発の場合、空港までお送りします。) *現地までの渡航費用 ・レディング大学は、テムズ河流域の中心部に位置し、多くの名所旧跡に比較的容易に行くことができます。 講師 アン・ウィトル、ヴイヴ・エドワーズ教授、カレン・ジャーマン、ヘザー・レナード、山本麻子、その他 定員 20名(定員に達し次第締め切ります。申し込みはお早めに) 申し込み・連絡先 "English Experience--a course for Japanese students" The National Centre for Language and Literacy The University of Reading Bulmershe Court, Earley Reading RG6 1HY The United Kingdom TEL:44-(0)118-378-8820 (英語のみ) FAX:44-(0)118-378-6801 (日本語可) e-mail: ncll<at>reading.ac.uk (英語のみ)、又は ayamamoto<at>reading.ac.uk (日本語可)レディンク大学