日本語学
(2002年)
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Vol.21, No.7 (2002.6) Vol.21, No.8 (2002.7) Vol.21, No.9 (2002.8 増刊号)
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◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.21, No.15 (2002.12) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 文字・表記の現在と課題
変容する「書く暮らし」佐竹秀雄6
現在の漢字使用の実態を考える--『漢字出現頻度数調査(2)』で分かったこと--氏原基余司16
地名を漢字で書くために--文献と地名に見る「がけ」の一字表記--笹原宏之30
変わる新聞の表記ルール--漢字表の字種追加と運用を巡って--福田亮44
日本語図書情報の海外提供システム横山詔一・エリク=ロング54
女性の創造力の産物--中国湖南省の女文字--遠藤織枝62
文字の疑問あれこれ山田貞雄74
投稿
主語のない名詞述語文井島正博78
トピック
イタリアでの日本語研究・日本語教育の動向--第2回日本語・日本語教育学会に参加して--
○ナポリ滞在四日間の記土屋信一92
○イタリア日本語教育協会シンポジウムに参加して遠藤織枝93
連載
ぶらり日本語 アリゾナ砂漠の思い出覧具博義4
ことばの散歩道55 フィンランドのワイン井上史雄43
「外国人力士に見ることばの習得」学 第12回 外国人力士の言語習得と日本語教育2宮崎里司96
日本語力現状レポート 第33回 高校生世代の言語感覚川本信幹106
●新刊・寸刊井上優112
〈もっと知りたい!日本語〉シリーズ『表現を味わうための日本語文法』 二〇〇二年七月刊 森山卓郎著 岩波書店 一五〇〇円(税別)
『新語はこうしてつくられる』 二〇〇二年七月刊 窪薗晴夫著 岩波書店 一五〇〇円(税別)
●情報源114
文化庁国語課 ●言葉について考える--親と子のためのワークショップ--を開催文化庁文化部国語課国語調査官 鈴木仁也
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.21, No.14 (2002.11 増刊号) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
巻頭言 謎解きの魅力山口仲美2
1章 日本語の素顔とその周辺 8
日本語はいったいいつ頃から使われているの?安部清哉10
日本語と国語はおなじもの?小矢野哲夫12
辞書などで「日本語」を「日本語」で定義することは可能なのか?加藤安彦14
日本語は曖昧ですか?浅田秀子16
日本語の単語は全部でいくつぐらいあるの?浅田秀子18
「縄文語」「弥生語」は、日本語なの?安部清哉20
日本で最初の辞書はいつごろできた?土井光祐22
日本語の逆引き辞典があるそうですが、どんなものですか?加藤安彦23
十二力月の古い言い方と意昧を教えてください土井光祐24
「百人一首」の百人を選んだのはいつのだれ?内田宗一26
短歌が三一文字、俳句が一七文字というのはいつ決まった?今野真二27
俳句の季語はいつ決まったのか?今野真二28
「いろは歌」の全文と意昧を教えてください藤原浩史29
昔の人の手紙はどういう文だったのですか?橘豊30
日本語で書かれた最古の手紙は何ですか?近藤泰弘31
一〇〇〇年後の日本人は今のことばが読めないの?近藤泰弘32
日本語にしかできないことば遊びはあるか?米川明彦33
日本語力を付ける方法を教えてください川本信幹34
日本の手話と他国の手話とは違うのか?米川明彦36
敬語があるのは日本語だけですか?石井恵理子38
日本語と韓国語(韓国語・北朝鮮語)は兄弟なの?安部清哉40
外国人が日本語を学ぶとき一番難しいのは?石井恵理子42
外国人力士はなぜ日本語がうまいのか?宮崎里司44
2章 日本語の言い方・使い方47
日本の国名は、ニホンかニッポンか陣内正敬48
「もらう」と「くれる」はどうちがう?山田敏弘49
鉛筆や木は「一本・二本」。じゃ、ビデオはなぜ本で数えるの?安田尚道50
「彼」「彼女」の使い方の不思議浅田秀子51
「雨だわ」は女ことば、「雨だよ」は男ことばと言われていますが、実際には今どの程度使われているのですか?尾崎喜光52
日本人の夫婦はなぜ互いを「お父さん」「お母さん」と呼ぶのか陣内正敬54
「あ、ここにあつた!」って、今のことなのにどうして「た」なの?定延利之55
「本が読みたい」「本を読みたい」どっちが正しい?安達太郎56
「口をあく」「口をあける」どちらが正しい?須賀一好57
「一時間おき」と「一年おき」で意味がちがうのはなぜ?定延利之58
「うれしいでした」ではなく「うれしかったです」というのはなぜ?山田敏弘59
「一〇〇〇円からお預かりします」の「から」はなに?宮腰賢60
「お豆」と言うのに「おそら豆」とは言わないのは?川口義一61
「いただきます」「ごちそうさま」とはだれに対する敬語なの?川口義一62
自分の電話に「お」をつけて、「私からお電話する」って言っていいのですか?浅田秀子63
「とんでもございません」は誤った言い方?蒲谷宏64
「こんにちは」「こんばんは」の丁寧語はありますか?真田信治65
「おはよう」は朝だけなの?都染直也66
目上の人に「ご苦労さま」「お疲れさま」はだめ?宮腰賢67
「部長が申された」は正しい使い方ですか?川口義一68
「様」と「殿」はどっちが上?土井光祐70
「うちの子供におもちゃを買ってあげる」はおかしい?蒲谷宏72
「あなた」は丁寧語ですか?佐竹秀雄73
「踏んだり蹴ったり」といいますが、「踏まれたり蹴られたり」がいいのではないですか?近藤泰弘74
「それにしても」と「それにしては」はどうちがうの?新野直哉75
「初心忘るべからず」「初心忘るるべからず」どっちが正しい?土井光祐76
「苗字」といいますが、「苗」とは何ですか?「名字」とどちらが正しいですか?橘豊77
「人一倍」といいますが、「二倍」の誤りでは?内田宗一78
3章 ことばの誕生秘話79
「土用の丑」ってどういうこと?佐々木勇80
「言霊(ことだま)」っていうがどんな霊なの?金沢裕之81
「風邪をひく」っていうが、どうして「ひく」なのですか?山田敏弘82
風呂敷って、お風呂に関係あるの?久保田篤83
薬指はなぜ薬指っていうの?小野正弘84
南東と東南はどう違う?小野正弘85
信号や未熟な果物は「ミドリ」なのに、なぜ「アオ」つて言うの?藤原浩史86
敬語の接頭辞の「御」をどう読むのか何かきまりはあるの?蒲谷宏87
「俺」という語はいつ頃から使われている?金沢裕之88
「よろしく」ってどういうこと?屋名池誠89
「さようなら」ってどうして言うの?橘豊90
「聖域なき改革」の「聖域」ってもともと何のこと?湯浅茂雄91
「平成」とはどんな意昧?だれがきめたの?池田証寿92
ら抜きことばはいつからあるの?小野正弘93
どういう性質の語がカタカナの外来語になりやすいか?米川明彦94
「濃い願」の「濃い」ってどういう意味?新野直哉96
「きもい」はなぜ「気持ちいい」ではなく「気持ち悪い」なのですか?佐竹秀雄97
「タメ口」の「タメ」って何?新野直哉98
「オタク」はどういう意味?小矢野哲夫99
「究極」「まったり」「激辛」などの料理のことばはだれが作るの?小矢野哲夫100
「サクサク片づける」の「サクサク」つて?小林千草101
「癒し系」つてどんな系?小林千草102
ダサイの語源を教えてください内田宗一103
iモードの「i」ってどういう意味?伊藤雅光104
「カラオケ」の語源を教えてください宮腰賢105
「いけてる」って、なぜ「来てる」ではだめ?小矢野哲夫106
「OL」は外来語?尾崎喜光107
SOSって何の略?石綿敏雄108
「ナウい」はなぜ死語になつたのか?米川明彦109
使われていた語が使われなくなるのはなぜ?佐藤貴裕110
4章 ことばの本当の意味、知っていますか113
「重い」と「重たい」はどう違う? なぜ「軽い」は一語しかないの?加藤安彦114
「あいにくの雨」というが「あいにく」つてどういう意味?安達太郎115
「ありがとう」とはどういう意昧?塩田雄大116
「いいかげん」「適当」はなぜ悪い意昧もあるの?小野正弘117
「情けはひとのためならず」の意味は本当は何ですか?藤原浩史118
「一姫二太郎」はどういう意昧が正しい?小林千草119
「これ」とか「それ」とか「あれ」って、結局何を指すの?定延利之120
鶯の「ホーホケキョー」の声は「法法車経」の意味ってほんと?山口仲美122
「すみません」には「ありがとう」の意味があるの?字佐美洋123
「なにげに」とはどういう意味?小林千草124
「ごめんなさい」の「なさい」は何かを命令しているの?山田貞雄125
「ひいふうみい」というのはどういう日本語なのですか?久保田篤126
ドラマなどで「友情出演」とあるが、どういうことですか?都染直也127
「カリスマ美容師」「カリスマ店員」の「カリスマ」はおかしい?都染直也128
「セクハラ」は役所言葉ですか?陣内正敬129
5章 日本語の書き表し方散策131
日本語の表記体系の複雑さには利点があるの?佐藤栄作132
日本語にはなぜ縦書きと横書きがあるの?屋名池誠134
「ゝ」「々」は漢字・ひらがな・カタカナ?佐々本勇136
パピプペボの「゜」(半濁音符)の記号はいつできたの?湯浅茂雄137
漢字にはなぜ音読みと訓読みがあるの?佐々木勇138
漢字の書き順はだれがきめた?橘豊140
「峠」「畑」は日本で作られた漢字ですか? 他にもありますか?佐藤栄作141
JIS漢字の第一水準・第二水準ってどういう意昧?池田証寿142
漢字の異体字っていつごろからあるの?池田証寿144
吉田の「吉」の字の上側は、「士」か「土」かどっち?池田証寿146
片仮字と平仮名はだれが発明したの?土井光祐147
漢字は将来なくなるの?佐藤栄作148
携帯メールなどで書くとき、「こんにちは」それとも「こんにちわ」内田宗一150
「さいたま市」など、なぜ最近平仮名表記の地名が多いの?都染直也152
「地震」は「じしん」「ぢしん」? 「鼻血」は「はなじ」「はなぢ」?肥爪周二153
ローマ字ではなぜchi,tsu,shiは三字で書くの?田中ゆかり154
ローマ字で姓名を書くのになぜ反対にするの?字佐美洋156
ローマ字って、ローマと関係あるのですか?石綿敏雄158
外来語を片仮字で表記するのはいつごろから?湯浅茂雄159
ケータイ、チューハイは、なぜ「ケイタイ」「チュウハイ」ではなく「ー」なの?伊藤雅光160
ダイヤルかダイアルか?塩田雄大161
「ウイスキー」と「ウィスキー」はどちらが正しい?米川明彦162
「コンピュータ」それとも「コンピューター」。どちらが正しい?佐竹秀雄163
6章 日本語文法考165
主語って何?日本語には主語があるの?定延 利之166
日本語には男性名詞・女性名詞の区別はないの?小林 千草168
日本語に複数形はありますか?佐竹 秀雄170
「迷惑の受け身」ってどういう文?安達 太郎172
動詞の五段活用の「段」って何?今野 真二174
カ変とサ変は将来どうなる?山田 敏弘175
日本語には自動詞と他動詞との区別はあるの?須賀 一好176
「文節」を考案した人は?湯浅 茂雄178
7章 日本各地のことば179
標準語はどうやって決まったのか?金沢 裕之180
ネオ方言とはどのようなものを指すのですか?真田 信治182
日本語にはいくつの方言があるのですか?小野 米一184
北海道にはもともとアイヌ人が住んでいたそうですが、方言はどうやってできたのですか?小野 米一185
アイヌ語は日本語の親戚なの?村崎 恭子186
関西のことばと関東のことばはどのようにして別れた?小林 隆188
沖縄語は日本語ですか?仲原 穣190
ウチナーグチ(沖縄方言)は消滅するのか?真田 信治192
「カタス」は方言なの?真田 信治193
関西方言の「してはる」は敬語なの?半沢 康194
なぜ、東北地方は「佐藤さん」が多いの?半沢 康195
8章 日本のことばを発音すると197
五十書図はなぜ「あいうえお」「あかさたな」の順なの?肥爪 周二198
日本語のアクセントってどんなもの?上野 和昭200
「春雨」と書いて「はるさめ」と読むが「さめ」って何?屋名池 誠202
「本を読む」の「を」の発音は、oそれともwo?田中ゆかり203
「饅頭」はなぜ「まんじゅう」と読むの?池田 証寿204
「行く」は「ゆく」「いく」? 「言う」は「いう」「ゆう」?田中ゆかり205
「モーラ」と「音節」とはどう違う?田中ゆかり206
9章 コンピュータ上の日本語209
ワープロの仮名漢字変換はだれが発明したの?伊藤雅光210
インターネットで日本語について調べるには?近藤泰弘212
ホームページの「ホーム」はどういう意味?近藤泰弘213
Cc・Bcc・Re:って何ですか?近藤泰弘214
ホームページに日記を書く人が多いのはなぜ?塩田雄大215
電子メールなどのフェイス・マークの起源はなに?伊藤雅光216
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.21, No.13 (2002.11) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 経済・世相・ことば
言語の価値変動--日本と中国--井上史雄6
携帯電話と若者の言語生活富田英典19
地域社会やコミュニティとCMCのかかわり三浦麻子32
流行語に見る今の世相小矢野哲夫44
メディアが作ったサッチー騒動--作られる世相--川上善郎56
翳りが見えはじめた日本語教育--「日本語学習大国」韓国の場合--任栄哲65
日本で観察される中国語土岐哲75
現代アメリカ社会に見られる中国語の影響阿部圭子85
連載
ぶらり日本語 外国人の日本語学習村田治4
ことばの散歩道 54 さくらのくるいざき井上史雄55
「外国人力士に見ることばの習得」学 第11回 外国人力士の言語習得と日本語教育1宮崎里司96
日本語力現状レポート 第32回 漢字の常識もレベルダウン川本信幹104
●新刊・寸刊三井はるみ110
『辞典<新しい日本語>』 二〇〇二年六月刊 井上史雄・鑓水兼貴編 東洋書林 4500円(税別)
『消滅の危機に瀕した世界の言語--ことばと文化の多様性を守るために--』 宮岡伯人・崎山理編、渡辺己・笹間史子監訳 二〇〇二年七月刊 明石書店 四八〇〇円(税別)
●情報源112
文化庁国語課 ●国語問題研究会を栃木・和歌山で開催文化庁文化部国語課国語調査官 鈴木仁也
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.21, No.12 (2002.10) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 メディアリテラシーとことば
メディアの役割と機能見城武秀6
メディア・リテラシーと国語教育中村敦雄14
国語科におけるメディア教育の可能性--その内容と方法を考える--町田守弘26
映像を読み解く中村純子38
メディアを用いた国語科授業--ニュース番組の分析と制作の実践--木村まり子48
国語科でメディア教育を行うために由井はるみ64
国語科教育におけるNIE南田和博72
学校教育におけるメディアリテラシーとことばの教育のこれから西辻正副80
連載
ぶらり日本語 偉そうな受動表現佐々木健一4
ことばの散歩道 53 最新の角筆井上史雄37
「外国人力士に見ることばの習得」学 第10回 外国人力士の言語習得環境とイマージョンプログラム宮崎里司90
日本語力現状レポート 第31回 曖昧な送り仮名の常識川本信幹102
新刊・寸感横山詔一106
『異文化との出会い!子どもの発達と心理--国際理解教育の視点から--』 井上智義編著 二〇〇二年四月刊 定価二六〇〇円(税別)
『総合的日本語教育を求めて』 水谷修、李徳奉編 国書刊行会 二〇〇二年五月刊 定価二六〇〇円(税別)
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.21, No.11 (2002.9) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 いま言語地図を考える
ことばの地図の魅力井上史雄6
言語地図作成の電算化--『方言文法全国地図』第五集を例に--大西拓一郎21
働きかけの表現の地域差へのアプローチ--禁止表現を例として--三井はるみ36
ボーリング言語地図--グロットグラム(地域×年齢)分布図--高橋顕志48
声の言語地図岸江信介・木部暢子・石田祐子60
連載
ぶらり日本語 テレビ番組のコメント堤和彦4
ことばの散歩道52 宮殿のトイレ井上史雄71
「外国人力士に見ることばの習得」学 第9回 日本語習得とディスコース分析・2宮崎里司74
日本語力現状レポート 第30回 論理を読み取る能力川本信幹86
●新刊・寸刊相澤正夫92
『21世紀の方言学』 日本方言研究会編 国書刊行会 二〇〇二年六月刊 定価八〇〇〇円(税別)
『方言・アクセントの謎を追って』 山口幸洋 悠飛社 二〇〇二年四月刊 定価一八〇〇円(税別)
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.21, No.10 (2002.8) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 夏のことば
夏の季語、夏の俳句小澤實6
沖縄の季節とことば--夏を中心に--かりまた しげひさ15
熊本地方のお盆のことば村上敬一26
東北地方のお盆とことば半沢康36
京都の暑さのことばとあいさつ表現中井幸比古44
鹿児島の暑さと湿度のことば木部暢子55
四万十川流域の川遊びのことば橋尾直和63
若者たちの夏の言語生活--挨拶行動の言語行動学的分析--斎藤孝滋73
連載
ぶらり日本語 1万の漢字を2打鍵で入力する日本語入力方式越川和忠4
ことばの散歩道 51 東欧の日本学井上史雄35
「外国人力士に見ることばの習得」学 第8回 日本語習得とディスコース分析・1宮崎里司80
日本語力現状レポート 第29回 進行する慣用句衰退現象川本信幹94
●新刊・寸刊金田智子100
『日本語教育学を学ぶ人のために』 青木直子・尾崎明人・土岐哲編 世界思想社 二〇〇一年九月刊 定価一八〇〇円(税別)
『日本語でボランティア--外国語として日本語を教えるって?』 グループ 日本語でボランティア著 スリーエーネットワーク 二〇〇二年五月刊 定価九五〇円(税別)
『日本語教育ブックレット1 多言語環境にある子どもの言語能力の評価』 『日本語教育ブックレット2 日本語教材と著作権』 国立国語研究所日本語教育部門編 国立国語研究所 二〇〇二年三月刊 実費各五〇〇円 (送料は国立国語研究所が負担)
●情報源104
文化庁国語課 ●国語施策情報システムの運用を開始
文化庁国語課 ●「平成一三年度 国語に関する世論調査」報告書を刊行
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.21, No.9 (2002.8 増刊号) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
座談会:日本語の研究と教育、その将来出席者◆山口佳紀・野村雅昭・西原鈴子・小林一仁
司会◆宮地裕
5
総目録31
著者目録211
連載・著者目録271
特集目録283
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.21, No.8 (2002.7) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 外から見た日本語
巻頭言・外から見た日本語安本美典6
日本語の「は」とスペイン語の接続法上田博人13
日本語の他動詞文と中国語の「把」を伴う動詞文の相違をめぐって彭飛25
チベット語の特徴高橋慶治38
ヨーロッパ諸語との比較における日本語のアスペクト・モダリティ山田小枝50
ドイツ語心態詞MPから見えてくるもの神田靖子59
フランス語と日本語との空間表現の対照--中とdansについて--青木三郎74
連載
ぶらり日本語 こだわりのコミュニケーション北川佳男4
ことばの散歩道50 日本語スピーチ井上史雄49
「外国人力士に見ることばの習得」学 第7回 外国人力士の言語学習ストラテジー・5宮崎里司84
日本語力現状レポート 第28回 漢字の読みの限界は?川本信幹94
●新刊・寸刊田中牧郎100
『《物》と《場所》の意味論 「大きい」とどういうこと?』 久島茂著 くろしお出版 二〇〇二年五月刊 一六〇〇円(税別)
シリーズ・日本語のしくみを探る1『日本語文法のしくみ』 町田健編 井上優著 研究社 二〇〇二年四月刊 二〇〇〇円(税別)
『「わかる」とはどういうことか 認識の脳科学』 山鳥重著 ちくま新書 二〇〇二年四月刊 七二〇円(税別)
●情報源103
文化庁国語課 ●『美しい日本語のすすめ』の紹介
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.21, No.7 (2002.6) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 国語科教育における評価
「生きる力」と新しい評価鈴木 秀幸4
国語科教育における評価の考え方高木 展郎13
中学校国語教育における評価の現状と課題尾木 和英27
高等学校における〈新しい〉評価の課題と実践例 --「教師だけ評価」から「複眼的評価」へ--堀江 祐爾34
国語教育における評価方法と評価内容益地 憲一49
中学校国語科における評価と課題木屋 哲人58
中学校国語教育における評価の実際(新しい評価)高間 春彦67
生徒の学習過程を評価する --高等学校国語科における評価の実際--熊谷 芳郎78
高等学校国語科の各科目の評価の在り方 --「国語総合」を中心にして--石塚 秀雄88
連載
ことばの散歩道49 ハンガリーの地下鉄井上 史雄109
「外国人力士に見ることばの習得」学 第6回 外国人力士の言語学習ストラテジー・4宮崎 里司98
日本語力現状レポート 第27回 加齢による日本語力の伸長川本 信幹110
●新刊・寸刊山崎誠114
計量言語学入門 伊藤雅光・著 二〇〇二年四月刊 大修飾館書店 定価二〇〇円(税別)
日本語のできない日本人 鈴木義里・著 二〇〇二年三月刊 中央公論社 定価七〇〇円(税別)
「理科系の頭」で考える技術 志村史夫・著 三笠書房 二〇〇二年四月刊 定価一四〇〇円(税別)
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.21, No.6 (2002.5) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 日本語習得を支援する
地域社会におけるさまざまな日本語支援活動の展開--日本語習得支援だけでなく共に育む場の創造を目指して--野山広6
学校教育における日本語学習支援斎藤ひろみ23
地域社会における日本語習得支援--愛知県における活動--米勢治子36
島根県における日本語学習支援の取り組みについて仙田武司50
市民活動としての日本語学習支援--共に育む場をめざして--杉澤経子59
地域日本語支援コーディネータ研修事業について岩見宮子68
数字で見る日本の外国人柳澤好昭78
連載
ぶらり日本語 千に一つ岩坪秀一4
ことばの散歩道48 笑顔は国際語井上史雄49
「外国人力士に見ることばの習得」学 第5回 外国人力士の言語学習ストラテジー・3宮崎里司92
日本語力現状レポート 第26回 言葉への注意力欠如川本信幹104
●新刊・寸刊三井はるみ110
『百年前の越中方言』 二〇〇一年一一月刊 真田信治編 桂書房 一六〇〇円(税別)
全国方言談話データベース『日本のふるさとことば集成 第11巻 京都・滋賀』 冊子1冊、CD、CD−ROM各1枚 二〇〇一年一一月刊 国立国語研究所編 国書刊行会 六八〇〇円(税別)
CD−ROM版『NHK日本語発音アクセント辞典』 二〇〇二年三月発行 NHK放送文化研究所編 NHK出版 一七八〇〇円 (税別)
●情報源113
国立国語研究所 ●日本語教育支援総合ネットワークシステム「日本語道しるべ」のご紹介
国立国語研究所 ●国立国語研究所刊行物
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.21, No.5 (2002.4 増刊号) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
国語教育のための日本語研究
第I章 日本語研究から国語教育へ5
総論◎
言葉をみつめる・国語を教える --国語科はどういう言語能力を育成する教科なのか--甲斐睦朗6
コミュニケーションを育むとは當眞千賀子12
各論◎日本語研究から国語教育へ
音声・アクセント河野俊之20
語構成要素・語・語彙 --語彙論と語構成論--斎藤倫明29
文法・構文杉本武37
文章伊坂淳一45
地域言語・言語生活岸江信介53
「敬語」「待遇表現」「敬意表現」坂本恵64
第II章 国語の指導73
総論◎
国語教育における言語のとらえ方甲斐雄一郎・中嶋香緒里74
コミュニケーションをどう教えるか高木展郎82
各論◎ことばの指導
文章構造の指導のために野村眞木夫94
対人コミュニケーション指導 --そんなにたいへんじゃない授業改革のすすめ--大西裕人102
スピーチ・発表・報告の指導藤本寅肇110
漢文の理解・鑑賞の指導 --「大いなるもの」に<参画>する漢文の学習指導--工藤陽市118
韻文の理解・鑑賞の指導宮地幸子127
論説文の読解指導 --批判的な読みと表現力を育てる高校国語--笠原聡136
読書教育の再生をめざして男山克弘144
報告文の指導古屋明子152
手紙文の指導 --封書とeメールを中心に林田誠一160
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.21, No.4 (2002.4) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 国語科教育におけるカリキュラム
カリキュラムを創る中留武昭6
中学校国語教育におけるカリキュラムの考え方相澤秀夫18
高等学校国語科教育におけるカリキュラムの考え方鳴島甫26
学ぶ生徒のための国語科カリキュラム三浦修一36
中学校国語科における実践力リキュラム --生き生きと学ぶ子どもたちのためのカリキュラム開発--笹平みどり44
高等学校におけるカリキュラム作成の視点小池秀男57
高等学校国語科における実践カリキュラム池田久幸66
言語活動の段階的指導について・書く活動を中心に--高等学校国語科における実践カリキュラム--工藤陽市75
カリキュラム構成と評価高木展郎85
連載
ぶらり日本語 んだっこナイジェル・ワード4
ことばの散歩道47 ハンガリーの言語景観井上史雄35
「外国人力士に見ることぱの習得」学 第4回 外国人力士の言語学習ストラテジー・2宮崎里司98
日本語力現状レポート 第25回 大人も子どもも手紙は苦手川本信幹110
●新刊・寸刊横山詔一116
『文章理解の心理学』 二〇〇一年九月刊 大村彰道監修:秋山喜代美・久野雅樹編 北大路書房 二八〇〇円(税別)
『Web Dictionary e辞林』 三省堂 二〇〇二年一月刊(リニューアル版) 一〇〇〇円(税別:個人会員手で六ヶ月間使用の場合)
『今昔文字鏡:単漢字10万字版』 二〇〇一年一〇月刊 総合監修:石川忠久 梵字監修:児玉義隆 篆書監修:牛窪梧十 編集:文字鏡研究会 開発・制作:エーアイネット 紀伊国屋書店 定価二八〇〇〇円(税別)
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.21, No.3 (2002.3) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 ことばの卒業式
学生から社会人へ --女子大生の言語行動を観察して--佐藤亮一6
敬語の使い方に見る学生と社会人 --入学地域方言への適応状況を中心にして--神鳥 武彦16
学生の電話・社会人の電話--電話利用の状況依存性中村功28
集団語 --若者語から業界用語へ--米川明彦36
医師のコミュニケーションとその教育野呂幾久子45
新入社員教育にみる言語教育伊谷江美子55
卒業式のことば --学長の挨拶の分析--西尾純二66
連載
ぶらり日本語 脳の計測と言語学大薮又茂4
ことばの散歩道46 要約筆記井上史雄27
「外国人力士に見ることばの習得」学 第3回 外国人力士の言語学習ストラテジー・1宮崎里司78
日本語力現状レポート 第24回 語彙指導の必要示唆する現象川本信幹88
●新刊・寸刊相澤正夫92
『応用社会言語学を学ぶ人のために』 ダニエル・ロング、中井精一、宮治弘明編 世界思想社 二〇〇一年一〇月刊 定価一六〇〇円(税別)
『人と人をつなぐ 声・手話・指点字』 市川あきら著 岩波書店 二〇〇一年一〇月刊 定価二二〇〇円(税別)
●情報源94
文化庁国語課 ●平成十三年度国語施策懇談会の御案内
国立国語研究所 ●第九回「ことばフォーラム」のご案内
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.21, No.2 (2002.2) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 モダリティ・ムード・叙法
判断のモダリティ --現実と非現実の対立--益岡隆志6
可能性とその周辺 --「かねない」「あり得る」「可能性がある」等の迂言的表現と「かもしれない」--森山卓郎17
叙法と意味 --古代語ベシの場合--川村大28
古典語助動詞のモダリティ性と命題性重見一行38
方言終助詞の記述研究のために井上優48
疑問文とモダリティの関係安達太郎58
スペイン語と日本語のモダリティの対照について福蔦教隆68
連載
ぶらり日本語 言葉について思うこと小野寛晰4
ことばの散歩道45 日本語の順位井上史雄67
「外国人力士に見ることばの習得」学 第2回 外国人力士の日本語習得と言語管理宮崎里司80
日本語力現状レポート 第23回 侵されつつある日本語の末梢神経川本信幹90
●新刊・寸刊石井恵理子94
『ハングルを使う人のための生活漢字』 特定非営利同体法人国際ボランティアセンター山形編、発行 二〇〇一年五月刊 二五〇〇円(税別)
『子どもはことばを体で覚える』 正高信男著 中公新書 二〇〇一年四月刊 六八〇円(税別)
◆◆◆◆◆ 日本語学, Vol.21, No.1 (2002.1) ◆◆◆◆◆先頭 ↑次号 ↓前号 戻る
特集 冬のことば
雪の世界へ佐々木瑞枝6
雪国のくらしとことば --新潟県内陸山間部の場合--大橋勝男10
鹿児島のお正月のことば木部暢子21
四国地方のお正月のことば岸江信介30
東北地方のお正月 --なんたっす山形の正月--佐藤和之40
アイヌの冬の生活と言葉志賀雪湖50
北海道における「氷」のことば小野米一60
日本海側の雪のことば --北陸地方の雪にまつわることば--加藤和夫70
連載
ぶらり日本語 日本語に囲まれて弓場敏嗣4
ことばの散歩道44 通じることば井上史雄49
日本語におけるベネファクティブの記述的研究 第14回 ベネファクティブの類型論的考察山田敏弘80
「外国人力士に見ることばの修得」学 第1回 習得の特徴と相撲協会宮崎里司90
日本語力現状レポート 第22回 やはり敬語は難しい川本信幹100
●情報源106
国立国語研究所 ●ことばフォーラムのご案内