TAXi がおもしろかったので、気にかけていた作品のひとつ。
オープニングからそりゃないべと思うことが少々あるものの、
全体的に楽しめた。
リュックベッソンが制作だったのは知らなかった。
話の展開や、設定は、ほとんどTAXiと同じ。
さえない警官、やたらとぶっとばすTAXiドライバー...
TAXiはフランスの車がいろいろみれるが、
こちらは...微妙。
フォードのクラウンビクトリアをいじってどこまで速くなるかは
よく分からないが、警察の車やTAXiを代表するくるまだということは
よくわかる。
http://allabout.co.jp/auto/americancar/closeup/CU20040516B/index.htm
タイヤのホイルが変形するシーンがあったが、あれはいただけない。
オフセットがかわるということ?
だいたい、そんなギミックをいれたら、バネ下が重たくなっちゃうよ。
まぁ、TAXi シリーズはそのあたり、みんなジョークというか、
こうだったらおもしろいというようなノリで作られているからな...
あまり考えずに楽しんでおこう。
話のオチをTAXiと同じ設定にしたのは、裏の裏をかかれたような
気がして逆に新鮮だった。この作品の場合そこで終わりではなくて、
つづきがあり、TAXiとはちょっとちがうけど。
今まで、それなりに気にはしていたが、見ていなかったので
レンタルした。
第一印象:予想以上に豪華キャスト。
名前が思い出せなくとも、あぁ、この人見たことある!という
渋い役者が脇を固める。
基本的に、事実に基づいている話なので
物語は淡々とすすむ。主役という主役が存在せず、
当時の情勢も、誰かがナレーションするわけでもなく、
テロップでひたすら流れる。
映像は、すごいねぇ。CGが使えるとはいえ、
実によく表現できていると思う。さすが、リドリースコット。
いい仕事をする。
エリックバナが一番かっこよくみえるんだが本当にこういう
人だったのだろうか、それともかなり脚色されている?
ほとんどが戦闘シーンのこの映画は、そういう意味で画期的だ。
見ているときも、見終わった後もいろいろと考えさせる。
事実に基づいているだけあって、調べるといろいろと出てくる。
協力した国防省が気に入らないところはことごとくカットされたとか、
ユアンマクレガーが演じた人が逮捕されちゃったとか、
そういったあたりは、とにかく人間くさい。
そういう楽しみ方も出来るので見ておいて損はない。
他のDVDをみたときに予告が入っていたのだが、
気になったのでレンタルしてみた。
むぅ〜... 説明のために位置づけるとしたら
その位置づけが難しい映画。
SFでもなく、青春ラブコメもしくは典型的なラブストーリー
でもなく...ラブサスペンスと位置づける説明もあるようだが、
難しい。
バタフライエフェクトといえば、カオス理論がはやったときに
よく耳にした言葉だ。
でも、映画の中身とはあまり直接的な関係はないように思える。
そもそも、過去をやり直せるったって、原理や、説明が
あるわけじゃない。
もし、こんな事が出来たら、こんな話を考えることが出来て
おもしろそう...
そういう意味でファンタジーだが、美しい話に仕上げるためには
エヴァンがケイリーをどれほど深く愛していたかを
もう少し前面に出してくれないと見ている側は、エヴァンの
目線に立って物語を追うことが出来にくい。
そもそも、非日常的なことをやってのける青年なので、
こちらは客観的に見てしまう。
そのあたりのバランスがもうちょっとうまくとれていれば...
もっとブレイクしたように思う。
オーランドブルーム主演のエリザベスタウン。
クリスティン(キルステン?)ダンストの魅力だけで引っ張ろうとするのは
やめてほしい。
主人公が、もうすこし、どう生きるべきかとか、
もっと苦悩して、それにたいする答えを
もっとはっきりと示した終わり方の方が良かったように思える。
導入も、強引だ。あそこまでリアルに表現する
必要はないように思うのだが。通常の会社で、
10億ドルの損失がただ一人の肩にのしかかることは
あり得ないだろう。スケープゴートにしたって、無理がある。
それとエンディングがとても中途半端に感じる。
え?それでどうなったの?と...
あぁ、スーザンサランドンがすばらしすぎ。
いろいろなものが凝縮されたあのスピーチのシーンは、
とても強烈で印象に残る。
邦題は、グリム兄弟じゃだめなのか...
レンタルできたので早速見てみた。
マットデイモンが、なんだかさえない。
あまり、兄さんという感じがしないのは気のせいか。
娯楽という意味では、そつなくまとまっている?
中世のドイツやフランスの様子をよくあらわしているかというと、
疑問。
まぁ、設定が、もしもグリム兄弟がこんなんだったら...
という話なので、まじめに考えても意味がないのだが。
モニカベルリッチは、予告ででてくるほどには、
出番があるわけでもなく、さみしい感じ。
ピーターストーメアがいい味を出していた。
原題は不明(タイ語分からないし)
英語のサブタイトルは Born to Fight とあった。
何故、邦題をこうつけたかは不明だが、よく分からないけど
アクションがすごいと言うことでは共通している。
ストーリー展開が強引すぎる。設定もよく分からないまま
話が進む。
出演者の身体的ポテンシャルが非常に高いのはよく分かるが、
それぞれ、何のスポーツの選手なのかの設定がよく分からない点は不満。
驚いたのは、冒頭のアクション。
とくにトレーラーの上から、併走する2台のトレーラーの間に落ちる
スタントはすごすぎ。
一歩間違えば死んでる。
エンドロールに撮影の模様が流れるが、
やはり、このシーンは大変だったようで、
リハーサルの時はタイヤのところに板を張って
何度も確認していたようだ。
そのほか、全般的なアクションはマッハを継承して
生々しく、熱いといった感じですごい。
ただ、サッカーの選手とかが、ボールをけって
相手に当てて倒すが、そんなことじゃそう簡単に倒れないと
思うのだが...そのあたりのが現実から乖離していて
残念。
ジャッキーチェンのファイナルプロジェクト。
1997年の作品。
何が、ファイルなるなのかよく分からないが、一連のジャッキーの
作品の集大成的位置づけ?香港映画と名乗るのが最後だから?
007を意識したのか、スノーボードやら、スキューバやら、
アクションはてんこ盛り。
007と違って、小道具がないかわりにジャッキー好みの
アクションが。
エンドロールにはおなじみのNGを織り交ぜて、
撮影がいかに大変なものだったかを伝える構成。
いや、すごいよ。アクションは。特に1対多の場面での
棒やら、脚立やらつかったアクションは
さすがです。
でも、終盤の水の中でのアクションは、あまりにも
非現実的で、くどい。
あそこをもっとおさえて、他のところを頑張れば良かったのに。。。
それと、茶髪のジャッキーは、なんだか白髪を隠しているかのようで、
しかもズラにみえて痛々しかった。
このシリーズって前からMandarin(北京語)だったのか?
てっきり広東語かとおもってた。
あと、くるまはやっぱり三菱。
BSで放送されるなどしているはずだが、今まで見る機会に恵まれなかったので
レンタルした。
ケビンスペイシーとアネットベニングがすばらしい。
ただ、アネットベニングはちょっと入れ込みすぎに感じて、
「オーバーアクションがすぎますぜ、あねさん。」といった
印象をうけた。
典型的なアメリカの家庭を舞台に、異様な展開をみせつつも、
要所をケビンのナレーションでしめることによって淡々と
物語がすすむ。
映画の様々な要素がうまいぐあいにちりばめられたいい作品だと思う。
ただね、日本人にはアメリカ人ほどこの映画を理解できないような
気がしてならない。
それに作品作りのうまさに感心しても、感動があまりない。
ウィノナライダー主演の17歳のカルテをみた。
脚本を読んだウィノナライダーが、その内容に惚れ込んで
出演したとどこかで読んだ。
そのせいか、ウィノナライダーはのってる印象を受けた。
わきをかためる、アンジェリーナジョリーや、ウーピーゴールドバーグが
渋い。
感動作と評するページや人があるが、
当時の世界情勢やアメリカの背景なんかを考えていくと
そんなに特別なことのようには思えず、
スザンナケイセンのような人はたくさんいたんじゃないかと
思えてきて評判ほどには感動作品と感じられなかった。
ただ、人が思い悩む事という点だけでぐいぐい
引っ張られて2時間みてしまった。
アンジェリーナジョリーのはじけっぷりが見事。
ドーベルマンのヴァンサンカッセルとモニカベルリッチ夫妻共演の
スパイバウンド。
地味なスパイの実情を淡々とつづった映画という印象。
全体のトーンは地味なんだが、要所要所で、
しっかりとしたアクションがつぼを押さえており、
全体の構成は秀逸。
そのあたりがフランスなのかもしれない。
ヨーロッパのあちこちの都市がでてくるのだが、
もうちょっと説明がないと、そのあたりの地理関係に
疎い人間にとっては、時間の経過や、移動に掛かる時間など
話の展開がよく分からないところがでてきて困った。
007やミッションインポッシブルとは全然違う、
シビアなスパイの世界を存分に見せてくれていると思う。
サンドラブロックとニコールキッドマンで送るプラクティカルマジックをみた。
ニコールキッドマンの怪演がさえる。
サンドラブロックはこういう役しかできないといってしまうと
かわいそうだが、そういう意味ではまり役だとは思う。
途中でなんども二人の役をひっくり返すとどんな感じだろうかと
想像して楽しめる。
いつものようにツタヤDISCASでレンタルしたのだが、
驚いたのは盤面。片面1層の両面ディスクだった。
A面に本編。B面におまけ情報という構成なんだが、今まで両面のディスクに
出会ったことがなかったので驚いた。
片面1層に収まらないものは、片面2層が通常だと思うが、
制作コストがどの程度違うのかは残念ながら知らない。
そういう意味で記憶に残りそう。
コリンファレルのフォーンブース。
薄っぺらな生き方をしてきた人間にゆがんだ正義の鉄拳がくだる?
いろんな意味で変わった映画だ。
まず、映画らしくない。
見終わったときの最初の印象は、これは、
テレビドラマの特番でやるのようなものだ。 というもの。
大きなアクションや、すばらしい景色や、衣装もない。
都会の雑踏の中で淡々と繰り広げられるドラマ。
それに、短い。正味1時間10分から15分くらいだろうか。
これだけ、短いとますますテレビドラマのような感じがしてくる。
レンタルDVDでもメーキングがついているんだが、
撮影は10日間とのこと。
ものすごく気楽に見れるという意味ではいいかもしれないが、
映画本来の重厚さや、迫力を求めている人には物足りなさだけが残る。
犯人の声をきいてすぐに...「ジャック?」とおもったのだが
やはりキーファーサザーランドだった。
ほとんど声だけの出演。
たまには変わった映画を見たい人にお勧め。
非常に気になりつつも、今までみたことがなかった
珍しい一本。
映画の中で映画を語るにくい作品。
映画が娯楽の中心として親しまれた時代を
知っている人にとってはたまらない
作品なのではないだろうか。
様々な賞をとったことがうなずける良い作品。
取り壊される直前の映写室でメモを見つけたことは
ありえんやろ。。。と思ったが。
完全版と通常版の違いがどこにあるのか
分からないが、ちょっと冗長な気がしないわけでもない。
アルフレードの真意はどこにあったのか気になるところだが、
あまり詮索しないほうが、この映画を楽しめそうだ。
彼はトトとの約束をちゃんと守っていたところがまた
泣かせる。
これもかなり前から気になっていたが、
なかなか見ることができずにいた作品の一つ。
見終わった後の第一印象。「微妙だ」
フランスのとある町の話なんだが、中途半端に
「ボンジュール」と挨拶して英語で会話する状況が
なんだか、微妙。
設定も微妙。
結局ヴィアンヌは何者なんでしょう?
ファンタジーの世界と現実の世界を微妙につなぐかのような
物語の展開、キャラクターの見せ方(突然、村長に怒ったりとかね)
なんだか、よくわからないまま話は進む。
あと、キャリーアンモスがどうして突然心変わりしたのかも
よく分からなかった。
本当にいい顔していたから?
いいはなしがいろいろ盛り込まれていると思うのだが、
消化不良のような印象だけが残った。
一方でジュリエットビノシュの良さがとてもよくわかるいい作品でもある。
#おすぎは嫌いらしいが