アニメは見たことがない。原作も読んだことはない。
という状態で見てみた。
松山ケンイチの怪演がひかって面白いし、他の役者もみんな
しっかりとこなしているので安心して見れた。
ただ、物語の構成としてはよくある設定で、主人公が、ある特別な
能力や力を授かったときにそれに溺れ堕落していく...
というものとみれる。
死の連鎖がもたらす物語の展開や、強烈な登場キャラクター間の
かけひきを上手に盛り込んでうまくまとまっていると思う。
普通に面白かった。
[その他]
津川雅彦が、老けて見えてお兄さんそっくりに見えてやはり
兄弟なんだなと思えた。
あと、鹿賀丈史の声が津嘉山正種のように聞こえて、似たキャラの
声優も出来るなぁと感心したり。
#楽天では、このDVDを買えるところがない?
#それとも私の探し方が足りないのか...
実話を基にした物語。
ケビンベーコンはこういった役をやらせると右に出るものが
いないんじゃないだろうかというほどはまっているように思える。
それに対して、クリスチャンスレーターはなんだか嘘くさくみえてしまって、
逆に損な役者だなと思えてしまう。
なんというか、実話に基づいているだけあって、圧倒的なリアリティを
もって、物語が進むが、最初の脱走がどのように計画され、実行に
移されたかが、描写されないと、受刑者に対する虐待の問題の深さが
わからないんですが...
その当時を生きたアメリカ人がみるとまた違う感慨を持つのだろう。
あぁ、ゲイリーオールドマンが脇を締めてくれていることは
忘れちゃいけないポイントだった。
レンタル版はアンレイテッド版なのかどうか不明。
シャロンストーンは魅力的だが、キャサリンが
どうしてもシャロンじゃなきゃいけないかどうか疑問。
若作りしているシャロンが痛い。
#メイクやライティングでカバーしているだけなのか
#CGもはいっているのかはわからないが。
おっぱいは偽乳か?さすがにおなか回りはきついと判断したのか
おなか回りが写ったシーンがなかった。
監督が1と違うせいもあるだろうが、1とはかなりトーンが違う。
なんというか、2のほうが落ち着いている。
話の展開や落ちもそう持っていくのはちょっとずるいと感じる
展開で、逃げのように感じられた。
売り物のディスクだと、別エンディングが含まれているそうなので
ぜひみてみたいものだ。
原題は CHILDREN OF MEN だが、邦題はトゥモローワールド。
原題の直訳は「人類の子供たち」?
おそらくかなりの思いが込められていそうには思うのだが、
なかなか読み解く力がないのでその解釈は難しい。
ストーリーはかなり出来ていて、面白い。
近未来SFアクションということで、簡単に言うと人類が
生殖能力を失って18年。世界は混乱し、誰も希望を持てずにいたところに
変化が...
クライヴ・オーウェンはそつなく安心してみていられる一方で
マイケル・ケインがなんとも不思議な役所を面白く見せてくれて
彼の新たな一面をかいま見る思いがした。
可能世界として人類が生殖能力を失うことはあり得るかも知れないが、
そうなったときにエイズで滅んでしまいそうなんだが...
こちらは、克服できると考えての設定なんだろうか...
後半の戦闘シーンはハンディーカメラによる撮影(と思われる)で
臨場感たっぷりですごいなと感心する一方、
この手法が定着したのはいつ頃からだろうと思いをはせる。
あまり見たことがないタイプの映画。
この映画のできの多くの部分はジェーンホロックスの魅力や
実力に左右されると言っても過言じゃない。
確かに脇を固める役者はしぶいけれど、
彼女の歌がいまいちだったら、この映画は成立しないし、
彼女がステージの上で輝いていなかったら興ざめもいいとこ。
そのギャップを心ゆくまで楽しむのがいいように思った。
# そういう意味では THE 有頂天 HOTEL の YOU に通じるところがある
# というか、オマージュか?
ところで、リトルヴォイスの普段の声は、ジェーンホロックスの地声?
それとも演技?
気になる。
あ、マークハーマン監督はブラス!といいユアンマクレガー好きなのか。
スピルバーグが制作総指揮をつとめる Taken をこれまで
こつこつとみてきた。
やっとこそさ、全10枚をみた。
終わり方は何だかなぁという気がしていまひとつ。
なんというか、基本的な発想がもうすでに陳腐化していて
新しい宇宙人観を期待すると失望するだろう。
シルバーの4等身(じゃないかもしれないが、頭がでかい)に
巨大な目、おちょぼ口、ひょろひょろの手足。
ある意味ステレオタイプな宇宙人が登場するので、そのような
期待には十分に応えてくれる。
感心するのは1940年代後半からの物語なので、ファッションや、
車なんかが(どの程度正しいかは判断しかねるが)しっかりと
表現されていること。それと、人を上手に老けさせて
見せてくれる技術にみとれてしまった。
しょっぱなから、ダコタファニングがナレーションを
しているが、最初はいつ出てくるのかと思ってみていた。
が、実際には...
気になる人はどうぞ。
クロフォード家の人々を演じた役者さんたちの演技が
光ってたなぁ... ちょっとクセのある難しい役所を
そつなくこなす感じで。
特にメアリークロフォード役のヘザードナヒューがよかった。