RAUNDNER (ランドナー)
カタオカで購入。(昭和52年頃)
当時、田舎へ行っても修理が出来るようにと、26×1.3/8ののホイールで組み上げたのだが、ダイナモの
位置などは650B用になっていたので、1.3/8のユッチンソンのパターンの美しいタイヤが減ってきたのを
機会に、650Bのホイールを組んではめた。
カンパのヌーボLFQR(丸穴)で、リムはマビックである。
リヤは120ミリで5段となってる。
このランドナーは、私が30歳になる少し前位に何台か作られたランドナーフレームを譲ってもらって組んだ。
組んだ当時とはかなりパーツも変わっている。
ホイールは前述したとおりで、サドルもフジタの軽合板ベースに同ピラーを付けた。
この方がランドナーらしくなったようだ。
あまり乗っていないサドルなので、馬の鞍のようになっていないのだが、私はサドルは横から見て真ん中
辺りが凹んで美しいU字型になっているのが、いかにもランドナー用サドルと感じている。
やはり、鞍=サドル、なのである。
この自転車で、1泊2日の天川村〜行者環トンネルを抜けるコースを自宅からスタートして走った(32歳頃
昭和56年だったと思う)。
天川村の民宿に泊まって、のんびりした旅をした思い出の自転車である。
やはり若い頃に出来る事はしておく事が大事で、62歳となった今、一人であの道をもう一度走れ、言われても
絶対に行けないと思う。
定年後に、あれもこれもと思っていたが、よく足がつったりする体質で、サイクリングや登山でも少し無理を
すると常に「足がつる」という不安がつきまとうのである。
あの当時、思い切って1人でも行っておいて良かったと思っている。
RDはサンプレクリテリウム。
チェーンステーはゴムベルト。
スギノプロダイクランク(165ミリ)。
TAギヤ(46−30)。
カンパレコードFD。
2本巻きクロウスティ。
リヤブレーキのみ内臓。
フジタベルトピラー。
フジタ軽合板ベースサドル。
当時(1979年頃)としては美しいラグレスフレ
ームだ。
2本巻きクロウスティ。
リヤブレーキのみ内臓。
ロードレーサーっぽいフロントホークの曲がりに
カンパヌーボティポの丸穴ハブ。
RAUNDNER (ランドナー)
カタオカで購入。(フレームサイズ:505ミリ)
カタオカの主人、保氏が自分で乗ろうとしていたのを横取りしたものである。
私が乗るランドナーとしては少しフレームサイズが小さいのである。
ピラーが上がりすぎて、少し不細工である。
泥除けの付いたこういう自転車は、ピラーを5〜6センチ位出して走るのが楽であり、見た目にも美しいもの
である。
元々、自分がオーダーしたのではなく、私の職場の先輩が、旅をする自転車が欲しいというので、カタオカへ
連れて行ったところ、そこでたまたま主人が乗ろうとして作ったフレームを無理を言って回してもらい
私の持っていたツーリング用パーツも取り入れた合作ランドナーであった。
でも、そのオーナーの先輩が病死した為、その方の奥さんから「主人だと思って大切にしてほしい」と言われ
預かる事にしたのだ。
その奥さんも1〜2年後に後を追うように亡くなられて、今もこの自転車を見ると、仲の良かった先輩ご夫婦
の事が思い出されるのである。合掌。
先輩の家の玄関に長い間、放ったあったので、私は家へ持って帰って、丁寧に拭いてワックスを掛け
ピカピカに磨いた。
フレームの塗装が良かったのか、かなり新車同様の輝きを取り戻した。
ユーレーアルビーRD。
スギノプロダイクランク(165ミリ)。
(今時珍しいコッタードクランク)
TAWギヤ(46−30)。
ユーレーFD。
2本巻きクロウスティ。
松葉アウター受け。
イデアル88サドル。
マファックレーサーブレーキ。
もう少し下へ付けたらブレーキシューがルーズ
ホールの中心へきて良かったのだが。
亀甲ガードが好きだ。
美しいラグレスフレームに金線を引いた。
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