Cyclosportive 650C (シクロスポルティーフ / 26インチ・チューブラー仕様)


SWで初めてオーダー。
昭和60年のつくば万博の帰り、松戸駅で下車してオーダーした自転車である。
初めてワタナベさんでという事で気合が入っていた。
何時間も喋り、自分の乗り方も見てもらい、そして仕上げたもので、値段はいくらかかっても良いと言う事で
スペシャル仕様になってしまった。
ニューサイ誌の1985年11月号の117ページにワタナベさんの広告に使ってもらった。
500〜510ミリのサイズで美しく見せる為に26インチチューブラーホイール(二ジー・カンパSFQR)で組んだ。
ダイナモなどは付けなかった。(ナイトランはしないという事で必要なかった)
フロントホークも24φだが、パイプの細い方をたくさん残して切ってもらったのか、ホイール径が短かかった
為か、特に美しいホークの曲がり方がとても気に入っている。
当初はTAのクランクにクリテリウムのギヤ(50−43)が付いていたが、坂が多い所では少しハイギヤなので、
今はストロングライト49DにTAのギヤ(48−36)が付いている。
特にフロントの泥除けを固定するホーククラウンの下側に厚いゴムを入れずに、ホーククラウンを三次曲面で
削って、泥除けの型がピタッと着くようになってるのである。
これはかなり後に気付いたのだが、こういう所に手間暇を掛けているのかと、つくづく思い知らされた。
泥除けとタイヤのクリアランスもとても美しい。
前の泥除けが少し長め(下の方)だが、私は長めが好きで、泥除けの短いのは、落ち着きのない自転車に
見えるのである。


シートステーの蓋は「渡辺」の刻印。
サンプレピラーにイデアル88サドル。
ヘッドパイプはゴールド。
SWオリジナルステム。(90ミリ)
パックサポーター付き。
ホーククラウンとエンドのみメッキ。
キャリアの背もたれがヘッドパイプに平行な
のでバックを付けると、隙間があって不細工
である。
美しいホークの曲がり。
ブレーキ、変速機ワイヤー内臓。
このホークの曲がりが所有している自転車の
中で一番好きである。
ストロングライト49Dクランク(165ミリ)。
TAWギア(48−36)。
カンパ旧型スーパーレコードRD。
マイクロライトフリー6S(13−23)。
マファックレーサーブレーキ。
(タイヤサイズからするとコンペがよかった)
SWオリジナル千鳥。









出栗伸幸 Offical WebSite
Copyright (c) 2011 Day of bicycle_Nobuyuki Deguri. All Rights Reserved.