OLD ROAD (オールドロード)


カタオカで購入。
カンパのF・RD、ラージフランジハブ、凸文字のWレバー、5段フリーを持っていたので、古めかしいロードを
作ってみようとカタオカさんへ相談に行った。
直付けを全くしないで、と思っていたが、Wレバー台座やハンガーラグの上のワイヤーリード、右側チェーン
ステーのRDのアウター受けを付けてしまった。
トップチューブのリヤブレーキのアウター止めだけバンド式にした。
但し、ホーククラウンの肩の所にチネリ新型マークが付いており、チネリのクラウンにしたが失敗で(そこまで
指定しなかったのかも)各パーツの年代と、このホーククラウンだけがちょっと(かなり)合わないのである。
ホークの曲がりも昔風に大きなアールで曲げている。
リヤハブの幅は130ミリにして5段フリーホイールを付けているので、ハブワッシャを左側へたくさんもってい
きシートステーいっぱいに5段フリーの歯先をもっていった。
お陰で上から見てスポークがほぼ二等辺三角形の丈夫なホイールが組めた。
6段、7段のフリーホイールもあるのだがRDのグランスポルトのストロークが5段の方が良い動きをしてくれる
かな〜と思って、あえてそうした。
ハンドル、ステムともチネリで、バーは同社のクリテリウムを付けて(昔、この型が好きで何本かあったので
迷わず付けた)、短い距離をサァーっと力まず風を切って走ろうとイメージして作った思い出がある。
私は古いパーツで自転車を作るのが好きだが、いずれも自分が物心ついて自転車に興味を持って憧れた
パーツを使っている。
それ以前のシクロランドナーなど、自分が憧れた事もないパーツで自転車を作る気はないのである。
どんな変速をしてくれるのだろうか?・・という思いは心の片隅にあるが、お金を出してまで使ってみようとは
思わないのだ。
つまり、当時お金もなく買いたくても買えなかった羨望の眼差しで見ていたパーツに拘りたいのである。


クロウスティ2本巻き。
セライタリア軽合ワイヤーベースサドル。
リヤブレーキワイヤーはバンド留め。
カンパ2本締めピラー(26.8φ)。
カンパグランスポルトRD。
カンパレコードギヤクランク(167.5ミリ)。
カンパペダル(環付き)。
ビンダエキストラストラップ。
カンパレコードFD(ナメクジ型)。 少し大き目のアールホークに
カンパLFQRハブ。
チネリステム。
チネリクリテリウムバー(旧マーク)。
カンパブレーキを付けたが、RDのグランスポル
トの時代には、カンパはまだブレーキを作って
いなかった。









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