SPECIALE ROAD ’60 (スペシャルロード ’60年代)




アイズバイシクルでフレームを購入。(フレームサイズ545ミリ)
好きなブルー系塗装だったので即決した。
ハンガー小物とヘッド小物、ブレーキ(ユニバーサルの前後でアーチの大きさが違うもの)をアイズさんに
お願いした。
自分では乗れないサイズだが買ってしまった。
カンパのギヤは44T時代のもの(これも40数年間、大切に持っていた。鉄レコも。)で、昭和43年頃に中古品
として5000円位出して買ったもの。
鉄レコは新品で5000円、フロントディレラーも新品で3800円位だった。
どうしてもパーツがない時は、アイズさんか東京狛江市のIさんに無理を言って探してもらうことも多かった。
I氏はカンパのすごいマニアとのこと。
私など足元にも寄りつけないほどカンパに関しては「達人」で、ホームページでも紹介されているようだ。
この時代、ロードはラージーフランジで組んでいるのが多いようで、リヤのオーバーロックナット寸法は
120ミリで、レジナの5段が入っている。
クランクもこの当時、日本に入ってくるのは何故か167.5ミリが多かった、とのこと。
(恐らく日本人の事があまり解らなくて、165ミリと170ミリの中間ならいいのでは、という事でこのサイズ
が多いとも聞いている。)
前後で全く大きさの違うブレーキアーチも面白いものである。
サドルは’65年のブルックスプロ、鉄レコはプラスチックプーリーに歯が付いている後期のものと思われる。
フロントはアウター付きのナメクジ型である。
Wレバーはポンプを留める金具付きのもので、私はポンプは出来るだけシートチューブに付けるのが好きで
このWレバーを付ける時、何回か付けたり外したりしたのを覚えている。
シートチューブにポンプを留めるカンパの金具も持っているので、余計に悩んだ。
ハンドルにボルトゲージを付けてもいいのだが、乗ることがないので、スッキリした型で置いてある。


カンパ2本締めピラ(27.2φ)。
ブルックスサドル(’65年)。
65Bと刻印。
前後でブレーキサイズの違うユニバーサル
が付いている。
後ろ側はビックリするほど大きなアーチ(本体)
である。
カンパ鉄レコRD。
レジナエキストラ・オロフリー5段。
(13−22)
レジナはラチェットの音が良い。
この頃のカンパのエンドは大きく、泥除け用
のステーが付けられるダボが付いている。
カンパギアクランク。(167.5ミリ)
50−44時代のもの。
カンパ鉄ペダル。
ビンダエキストラストラップ。
カンパレコードFD。(ナメクジ型)
インフレーター取付枠のついたカンパWレ
バー(バンド式)。
立てパイプにはレイノルズ531、マジー、
アルカンシェルのステッカー。
ラグの中に黄色いペイント。
これに合わせてブレーキワイヤーも黄色にした。
ホーククラウンのみメッキ。
ロードには珍しくラージフランジのハブにした。
(昔は結構多かったと記憶している)
カンパ直レバー。
フィアメのハンドルには蛇のマーク。
ステムもフィアメ。
カンパレコードFDはアウターを介して変速する
もの。









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