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原題は CHILDREN OF MEN だが、邦題はトゥモローワールド。
原題の直訳は「人類の子供たち」?
おそらくかなりの思いが込められていそうには思うのだが、
なかなか読み解く力がないのでその解釈は難しい。
ストーリーはかなり出来ていて、面白い。
近未来SFアクションということで、簡単に言うと人類が
生殖能力を失って18年。世界は混乱し、誰も希望を持てずにいたところに
変化が...
クライヴ・オーウェンはそつなく安心してみていられる一方で
マイケル・ケインがなんとも不思議な役所を面白く見せてくれて
彼の新たな一面をかいま見る思いがした。
可能世界として人類が生殖能力を失うことはあり得るかも知れないが、
そうなったときにエイズで滅んでしまいそうなんだが...
こちらは、克服できると考えての設定なんだろうか...
後半の戦闘シーンはハンディーカメラによる撮影(と思われる)で
臨場感たっぷりですごいなと感心する一方、
この手法が定着したのはいつ頃からだろうと思いをはせる。
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あまり見たことがないタイプの映画。
この映画のできの多くの部分はジェーンホロックスの魅力や
実力に左右されると言っても過言じゃない。
確かに脇を固める役者はしぶいけれど、
彼女の歌がいまいちだったら、この映画は成立しないし、
彼女がステージの上で輝いていなかったら興ざめもいいとこ。
そのギャップを心ゆくまで楽しむのがいいように思った。
# そういう意味では THE 有頂天 HOTEL の YOU に通じるところがある
# というか、オマージュか?
ところで、リトルヴォイスの普段の声は、ジェーンホロックスの地声?
それとも演技?
気になる。
あ、マークハーマン監督はブラス!といいユアンマクレガー好きなのか。
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スピルバーグが制作総指揮をつとめる Taken をこれまで
こつこつとみてきた。
やっとこそさ、全10枚をみた。
終わり方は何だかなぁという気がしていまひとつ。
なんというか、基本的な発想がもうすでに陳腐化していて
新しい宇宙人観を期待すると失望するだろう。
シルバーの4等身(じゃないかもしれないが、頭がでかい)に
巨大な目、おちょぼ口、ひょろひょろの手足。
ある意味ステレオタイプな宇宙人が登場するので、そのような
期待には十分に応えてくれる。
感心するのは1940年代後半からの物語なので、ファッションや、
車なんかが(どの程度正しいかは判断しかねるが)しっかりと
表現されていること。それと、人を上手に老けさせて
見せてくれる技術にみとれてしまった。
しょっぱなから、ダコタファニングがナレーションを
しているが、最初はいつ出てくるのかと思ってみていた。
が、実際には...
気になる人はどうぞ。
クロフォード家の人々を演じた役者さんたちの演技が
光ってたなぁ... ちょっとクセのある難しい役所を
そつなくこなす感じで。
特にメアリークロフォード役のヘザードナヒューがよかった。
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原題は THE LAST STAND なんだが、邦題はファイナルデシジョン。
なぜ? 直訳すると最後の抵抗なんだろうが...
邦題だと最後の決断?
映画の中身の方は、作り手側が思い描いているであろう
映像が自然に実現されていてそのあたりの感覚が小気味いい。
最後は、まぁ、他の終わらせ方があったような気もする...
(たとえば、ジーンを治療しちゃうとか)
が、この際あまり重要じゃない?
こういうったコミックを原作にした作品が
アメリカではたくさん出てくるのに、日本だと
映画になりにくいのは、文化の差だろうか...
# コミックに基づくドラマはすごく多い気がするが
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ジャッキーチェンの80 days と紹介されるこの映画は
ジャッキーチェンが主役なのか... そう言い切れないところが
この映画のごちゃまぜ感をよく表現している。
内容はごちゃごちゃしていても、面白い作品になっている。
ただ、移動の過程を示すために挿入されるやすっぽいCGが頂けない。
わざとそうしているのかもしれないが、なんというか、
変に子供っぽい。グーグル earth のほうがそれらしいなぁと
思えるところもあり、ロケにお金使いすぎたかと
余計な心配をしてしまう。
シュワルツェネッガーは俳優としてでた今のところの最後の作品に
なるのかな。
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こちらは店頭で何となく面白そうだったので借りてみた。
#メグライアンはあまり好きではないのだが...
自分としてはかなり豪華キャストにみえた。
まぁ、嘘つきは誰だというような展開になって、
結局は... となるのだが、そこが、なんだが作り込まれ
すぎている感じがしてハナにつく。
おどろいたのはマットデイモンのやせ方。
役作りとはいえ、すごすぎないか?
ルーダイヤモンドフィリップスはこういう役をやらせると
右に出るものはいないんじゃないかというはまりっぷりが
すばらしい。
娘役の子はどこかで見たような気がして
名前(今は失念)を検索したが、これといったものに
ヒットしなかった...
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スーザンサランドン主演のデッドマンウォーキングをみた。
またしても邦題はギブアップの片仮名表記。
でも、難しい。原題の Dead Man Walking もなんのことか
わからなかった。DVDをみるまでは。
調べることもしなかったし。
グリーンマイルと一緒ですな。
死刑囚が房から死刑執行の場所までの移動を指している
言葉だ。
そういう意味で予備的な知識はまったくもたずに見たわけだが、
主要な二人の役者の演技はさすがで、その世界にはまり込むことができる。
が、宗教的かつ、アメリカの文化的要素も多く、それらに
対する十分な知識がないとよりよく見れないように感じた。
死刑とはいったい何か、加害者側と被害者側の気持ちをうまく
表現できた作品ではないだろうか。
死刑に関する映画でシャロンストーンの
ブエナビスタ・ホームエンターテイメント ラストダンス
を思い出した。