金曜日の朝、DVDをレンタルビデオやに返しに行くと
大量に入荷していたので借りてきてみました。
なんというか、話のオチは 2001年宇宙の旅のころから
何も変わっていないのね...という感じで、もうちょっと
ヒネリがあるのかと思いましたが、ありませんでした。
映像は、まぁさすがですが、もう観客は CG で
何でもできるとわかっているので感覚がマヒしているのか
それほど感動もないですね。
2030年ころというと攻殻機動隊の世界ですね。
義手をあれだけうまく作れるとすると、無表情ながら
人間そっくりのロボットもできそうなもんだが...
SFとしては突込みどころを多くのこした作品に思います。
ウィルスミスも普通だし。
内容とは関係ないけど
ノイズの多い感じは、テレビで観るとあまり気にならない。
しかし、パソコンでみるとどうしようにもないほどザラザラ。
あいかわらずの、すごいスピード感で話が展開していく。
未収録の話の内容から、おそらく、本当に時間の都合だけで
どうしても、収録できなかったことがうかがえる。
それは、つまり編集をかなりがんばってやっていることを
暗示しているような気がする。
ただ、気になるのはちょっと、強引すぎやしないかという
ところがある。心停止するほどに拷問された人が1時間もしない
うちにバリバリ動くってのはちょっと違和感が...
ソース/SOURCE - あなたの人生の源はワクワクすることにある。
マイク・マクマナス著
全部読んだわけじゃないけど、本の内容にはおおむね同意。
好きこそものの上手なれという言葉があるけど、
そのアナロジーで理解できる。ようするにワクワクするような
ことじゃないと、本気になれないし、長続きしないということだな。
今日読んだとこまでで感心したのは
ワクワクをすべて同時に実行せよというくだりで
当然、時間とお金を均等にかけることなんてできないから
情熱を均等にわりあてるようにするといいとあった。
そうすると、時間の使い方がうまくなるという。
ようするに集中してそれにあたることができるようになる
ということだとおもうけど、こういう発想は新鮮だった。
情熱を均等にわりあてる。意識してみよう。
楽天ブックス ソース あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。
おなじヴォイスというところが
【楽天ブックス】ワクワクする仕事をしていれば、自然とお金はやってくる
という本を出している。
APPLESEED をみた。
世界初の3Dライブアニメ超大作ということで
全編フルCG。まぁ、チャレンジ精神は買います。
でも、作品という点では、CGに固執する必要性は
感じないし、モーションキャプチャーとかして
がんばっているのはよくわかるけど、やはりところどころ
不自然。原作はまだ読んでいないのでよくわかりませんが、
士郎正宗世界をそこそこうまく表現できているのではないでしょうか。
イノセンス
のようにアニメとCGを使い分けて作品としていいものに
してほしかったです。
全編CGでやることに製作者側としては意味があるのかも
しれませんが、観賞する側としては、それが
人手によるものだろうが、CGだろうが関係ないわけですから。
ひとつのエポックメイキングな作品には違いないと思いますが、
作品としての完成度が追及されていないようで残念。
こういう本がもっとたくさん世に出まわるといいですね。
高校数学と大学数学のギャップを埋めるために書かれたようですが、
私の好きな構成のしかたをとっています。
それは、何故そのようなことを考える必要があったのかという歴史的背景です。
あとは、あまり分類に固執しないことです。
吉田先生の著作でオイラーの贈物というのがあるのですが、そのはじめにで
木をみて森をみずにおちいりやすいから分類に固執しすぎないことも
大切だと強調されてます。
「オイラーの贈物」のアナロジーで「確率とはルベーグ測度である」という
本だれか書いてくれないかなぁ。
高校数学+α[AMAZON]
昨日の白いカラスにひきつづき、ニコールキッドマン関連で
今日は、コールドマウンテンをみました。
月曜からDVDなんかみてんじゃねぇよと思うかもしれませんが、
昨日は子供と一緒に夜8時すぎに寝て午前3時半ころ目をさまし、
それからみました。
ジュードロウというと AI でのおかしなロボットの役しか
思い浮かばなかったのですが、うまいですね。
言葉少なめの役ですが、きちんと伝わってくる演技でした。
それは、ナタリーポートマンが出てきたシーンでも
感じたのですが映画全体で言葉ではなく、表情で語らせる
シーンが多かったように思います。
レニーゼルウィガーもぴったしという感じで
よかったです。
白いカラスをみました。
邦題と原題があまりにも違うのですが、
最後までみるとなるほどなかなかいい邦題だなと思えてきました。
レンタルできるのは日本公開版だけみたいなのですが、
キッドマンのセクシーシーンがあるというUS公開版もみたいですね。
その二コールキッドマンの演技もさえてますね。
ただ、キャスティングに関しては、キッドマンじゃなくても
いいのではと感じましたが。
アンソニーホプキンズはさすがですし。
エドハリスもぶっ飛んだ役をなかなかうまく
こなしてます。エドハリスと、ゲイリーシニーズをみていると
アポロ13が思い出されます。
今度借りてこようかな。
最近、買いました。
プログラミングのための線形代数
工業高校や、高専の情報系の学科で使うのに最適な本では?
もちろん大学でも十分に使える内容だと思う。
なによりも素敵なのは意味をきちんと考えて、それぞれの事項を
説明しているのでわかりやすいし、納得できる。
それに RUBY や GNUPLOT をつかって実際に計算機で確認することができる。
自分が学生のころにこんな教科書があれば、もっとよく理解できただろうに...
昨日にひきつづいて漢字に関する本
現代日本の異体字 [漢字環境学序説]
はっきりいって漢字オタクな世界の本です。
昨日えばった本にもありますが、文字をもつ言語は言語全体からすると
少ない。その中にあって漢字は「世界で最も種類が多く、最も複雑な形をもつ文字」です。
「人間はどのような漢字をどのくらい目にしているのか」という問いに
答えるために、いろいろな角度から調査分析しています。
漢字に興味がある方は是非どうぞ。
今日えばる本は
漢字と日本人 / 高島俊男
です。
かなり辛口?漢字と日本人というタイトルですが、
漢字に限ったことだけではなく、
日本人の言語観とか、日本人の言語環境などを考えるには
もってこいの内容です。
漢字といわれると、記述されたものばかりに目が行きがちに
なりますが、音韻的特徴からどうこうという議論もされていて
かなりしっかりした内容になっています。