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教養関連の本についてえばります。
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教養
吉本隆明のメディアを疑え 吉本隆明のメディアを疑え―あふれる報道から「真実」を読み取る法
かなり前に購入し、置いていたが、この2日ほどで読んだ。 真実を読み取る法とはいうものの、吉本さんがHow toものを書くわけもなく、 最近のさまざまな事件に対する、メディアのあり方と、 それに対する吉本さんの見方が述べられる構成。 まぁ、そこから真実を読み取る法を読み取れと...そういうことだろう。 今となっては、対象としている事件や出来事がちょっと古くなってしまった 感じがあるが、吉本さんの感じ方、考え方をすごく身近に感じることができる。 一方で、戦争をすこしでも知っている日本人とそうでない人(自分)との 間にあるおおきなギャップを感じるばかり。
[2005.11.30]
複雑系を解く確率モデル 複雑系を解く確率モデル―こんな秩序が自然を操る
気がつくと書店の在庫なし。いつ購入したのかわからないが、自分は所有していた。 あらためて眺めてみると、とても読みやすく構成されている。 2章の磁力の素の説明なども、とてもコンパクトにわかりやすく記述されており、 磁力の説明が20世紀になってからようやく可能になったことがわかる。 ただ、タイトルはこれでよかったのかどうか疑問。複雑系を解くとは どういうことだろうか。確率モデルを使うというのは近似じゃないのか、etc. そんな思いを胸に一読するのもまた楽しい。[2005.11.28]
虚数の情緒[Amazon]
この本が出版された頃から欲しかったが、なかなか買えずにいた一冊。 読みはじめて、もっとはやく手にしておけばよかったと思うことしきり。 なんというか、とにかく熱い。吉田先生の思いがほとばしっております。 そして大著。配慮もいきとどいています。ふりがな、文字の大きさ、式番号を 振らずに式をくりかえすなど、いたれりつくせりです。 序説だけでも読む価値十分。日本語が理解できるすべての人に読んでほしい一冊。 (2005.1.7)
[bk1]   [Skysoft]
プログラミングのための線形代数 [楽天Books]プログラミングのための線形代数
今、手元にある線形代数の本というのは、連立1次方程式の解法から、 行列の導入、行列式...というドグマティックな内容の本しかなくて、 何故、行列なんてものを定義する必要があるのか、また、 ベクトルって何?ベクトルと行列の関係って?行列式の意味は何? などの疑問には答えてくれそうにないので、この本に期待している。 (2004.11.18)
[2004.11.末, 買いました] 工業高校や、高専の情報系の学科で使うのに最適な本では? もちろん大学でも十分に使える内容だと思う。 なによりも素敵なのは意味をきちんと考えて、それぞれの事項を 説明しているのでわかりやすいし、納得できる。 それに ruby や gnuplot をつかって実際に計算機で確認することができる。 自分が学生のころにこんな教科書があれば、もっとよく理解できただろうに... (2004.12.2)
  [Amazon] [bk1]   [Skysoft]
現代日本の異体字 現代日本の異体字 [漢字環境学序説]
はっきりいって漢字オタクな世界の本です。 漢字と日本人 (文春新書)/ 高島俊男にもありますが、文字をもつ言語は 言語全体からすると少ない。その中にあって漢字は「世界で最も種類が多く、 最も複雑な形をもつ文字」です。 この本は、「人間はどのような漢字をどのくらい目にしているのか」という問いに 答えるために、いろいろな角度から調査分析しています。 漢字に興味がある方は是非どうぞ。(2004.12.1)
[Skysoft]
漢字と日本人 漢字と日本人 (文春新書)/ 高島俊男
かなり辛口?漢字と日本人というタイトルですが、 漢字に限ったことだけではなく、 日本人の言語観とか、日本人の言語環境などを考えるには もってこいの内容です。 漢字といわれると、記述されたものばかりに目が行きがちに なりますが、音韻的特徴からどうこうという議論もされていて かなりしっかりした内容になっています。(2004.11.30)
[bk1]   [Skysoft]
間違いだらけの英語科学論文
間違いだらけの... というタイトルはすごく使い古された感じがして インパクトに欠けますが、中身はまったくわからないので、すごく 気になっています。
[2004.11.18] ちょっと前に買いました。日本語に影響されて間違いやすい 英語の表現をかなり細かく列挙してあります。誤用をとりあげるだけではなくて、 なぜそのように間違うのかについても書いてあります。 自分の中の英語の基準とてらしあわせて読んでいくとなるほどと 参考にあるところがあります。
cover 強育論-The art of teaching without teaching
Amazonから紹介されました。なかなかおもしろそうです。
買いましたが、まだ読めてません。[2004.10.29]
[Skysoft]
自分の頭で考える倫理 -カント、ヘーゲル、ニーチェ / 笹澤 豊
まだ読みかけなんですが、平易に書かれた文章の向こう側には 膨大な知識と思索の経験があることが読みとれます。文学博士は なかなかとれるものではありませんが、それを納得できます。 ただ、気になるのは「アクチュアルな意義」とか 「パラドクシカルな成り行き」などの中途半端なカタカナ形容詞。 実質的とか実際的とか、逆説的とか対応する日本語訳はあるでしょうに。 他の文がまともなだけに、こういう表現で読み手のリズムが狂わされて しまうように感じるのですが。(2004.10.06)
【楽天ブックス】自分の頭で考える倫理   [Skysoft]
方法序説(岩波文庫) 谷川多佳子訳
教養関連書籍の定番すぎて、あまり書評のようなものも見ない。 けど、あらためて読むとけっこういいこと書いてあるなぁという印象。 後半は宗教的背景からか、神の存在の証明などに紙面を割かれ萎える。 まぁ、地動説をとなえただけで、殺される時代だったわけですから 仕方ないのかもしれません。(2004.10.06)
方法序説( 著者: ルネ・デカルト / 谷川多佳子 | 出版社: 岩波書店 )   [Skysoft]
cover 若き数学者のアメリカ / 藤原 正彦
まだ、読みかけなのですが、 藤原センセイはすごく読ませる文章を書ける方なんですね。
素朴な疑問としては、このような本は最初から書こうと思って、 何かに記録していたのか、それとも日記のようなものをつける 習慣があって、それを元に書いたのかよくわかりません。 (どこかに書いてあるのかな)
【楽天ブックス】若き数学者のアメリカ改版   [Skysoft]
cover 確率論の基礎[新版] / 伊藤清
かなり売れているようなんですが、読んだことないので、 一冊持っておきたいと思っています。
[2004.8.17] 注文していたものが届きました。 1944年の出版ですが、60年たった今年の春に、著者自らの手による 新版へ序が記されています。 で、伊藤先生っていったい何歳よ?と疑問がわいて調べたところ、 1915年のお生まれでした。世の中にはすごい人がいるものです。 29才にして、この本を出版というのは、すごいことのように思います。 また、それと同時に、当時の日本の状況はどうだったのだろう、 どんな気持ちで、この本を出版されたのだろうと考えずにはいられません。
cover 言語にとって美とはなにか(1) / 吉本隆明 (角川ソフィア文庫)
cover 言語にとって美とはなにか(2) / 吉本隆明 (角川ソフィア文庫)
cover 人はなぜコンピューターを人間として扱うか
メディアと人間の関わり、コミュニケーションに興味のある人には 是非ともおすすめしたい一冊。
cover 文藝別冊 吉本隆明 / KAWADE夢ムック
写真を撮っている関係から 伯父 にいただいた。表紙の写真も伯父の手によるものだ。 まだ、呉智英さんのインタビューしか読んでいない。
cover ホントの話 / 呉智英
確か、asahi.com のコラムか 何かで紹介されていて、おもわず衝動買いした一冊。 勢いがあるので押されぎみになりそうですが、 よ〜く読むと、本当に?と思える個所がちらほら。 すごく読みやすいです。
cover 心の仕組み[上] / スティーブン・ピンカー
全3巻。
心の仕組み[中]
心の仕組み[下]
山形浩生さんによる翻訳あらさがしは、http://cruel.org/books/pinkercorrect.html です。
cover 言語を生みだす本能 [上]/ スティーブン・ピンカー
上下2巻。
言語を生みだす本能 [下]
ずいぶん前に読んで詳細な記憶はないが、とにかくチョムスキー万歳の一冊 という印象がある。
cover 解析教程〈上〉
こんな教科書がほしかった!私にとってはそんな一冊です。 学校のカリキュラムですごく不満なことは、あまりにもすべてが バラバラになり、そしてそれぞれが専門化しすぎていることです。 人間が何かを発達させたのには、きっかけや原因があります。 数学に関してもまったくおなじで、何か新しい発見や、 発達させる必要性があったからこそ、発達、発展し、 今の数学があると言えましょう。 そういう意味で、歴史とからめて数学を学ぶことはすごく 大事なことだと思いますし、理解も深まると思うのですが。
cover 解析教程〈下〉
cover なぜ私たちは3カ月で英語が話せるようになったのか
タイトルは刺激的ですが、内容は、英語を身につけるには、 技術的なことよりも精神面で英語を話す人々との違いを 認識することが大事だと気づかせてくれます。 欧米人からみると日本人は対人恐怖症であるというのはそれほど はずれた見方ではないと思います。
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