これまたいつ録画したか覚えていないマルコヴィッチの穴をみた。
BS-2なので字幕スーパー。
公開当時、そこそこ話題になったと記憶しているが、
まったく内容もしらずに見たのでちょっとおどろいた。
ん〜、この映画はいったい何?
SFでもなければ、サスペンスでもない。
コメディーといえば、コメディーかもしれないが、ちょっと違う気がする。
根底にあるのはかなり深い哲学的問いかけのように思うが、
描き方が、それほどシリアスじゃないので軽い気持ちで見ることができる。
他人になりたいとか、他の人がどのように感じているかを、
あたかも自分が感じているように感じてみたいとかは
人間誰しも、どこかで思っているかもしれない。
そういう点では、原題はかなりストレートな表現なので
わかりやすいが、邦題はちょっとそのあたりをくみ取った
タイトルになっていないので残念。
#だから、今まで見なかったんだろうか。
見たことはあるが、どんな話かほとんど覚えていないので
リアルタイムで再度見た。
前に見たときも思ったが、「おぉ!」というのがない映画だ。
原作がそもそもそうなのか、スピルバーグの描き方がそうなのか
定かではないが、近未来の描写の仕方がいま一つ気に入らない。
たとえば、トムクルーズが自分の息子の
3次元ビデオを自宅で見るシーン。
ファイルが、何らかのメディアに入っている。
なぜ?
現代ですら、できるだけ何でもかんでもサーバーに入れようとする
傾向があるのに、一つ一つがメディアに入っているなんて
そんな、ビデオの延長線上のような陳腐な発想しかできないんだろうかと
思ってしまう。
作り手側の都合のいいように解釈された世界を描いた
SFが増えてきている気がする。
いつ録画したか覚えていないが MUSA をみた。
吹き替えが悪いのか何が悪いのかよく分からないが
言語の違いがよく分からなくて混乱した。
全部日本語なのに、通訳官がいて翻訳してたり。
アンソンギが斉藤洋介に見えて仕方ない。
#アンソンギファンに怒られそうだが
で、映画としてはかなりいい線行っていると思うが、
今一つ話題に乗り切れなかった気がする。
チャンツィイーはミスキャストか?
話題提供のための名前だけのような気がする。
チャンツィイー主演などと紹介されるとなおさら。
戦闘場面もハンディのフィルムが多く、迫力満点。
ただ、ときどきくどいなぁと思うほどに画面を揺さぶられて
気持ち悪くなりそう。
チョンウソンの目とアクションだけで演技していく
姿は見るものをひきつける。
年末年始は、深夜にたくさん映画が放送されるのでうれしい。
年末に放送されたドーベルマンをみた。
しかも字幕。
ただし、WWWでみつかるあらすじを読む限りでは一部
カットされている感じ。
ビデオ化された当時、レンタルビデオ店の店頭で
みかけてとても気になっていた作品。
まぁ、すごいですわ。さすがフランスという感じで。
もっと、広く評価されても良かった気もするが、
この内容ではちょっと難しいか。
いろんな意味でぶっとんでいる。
勧善懲悪を期待している人には勧められないが、
映画としてはとても良くできていると思う。
一度DVDでちゃんとみたいなぁ。
原題は BRASSED OFF。邦題はブラス。
邦題だと、あっさりしすぎて、BRASSED OFFという
おもくるしい雰囲気は伝わらない。
誰が主役と言い切るのが難しい展開。
バンドのメンバーひとりひとりが抱える問題も
あり、最初から最後まで誰かの視点にたって見ることは難しい。
フィルの情けなさには同情できるし、父親を思う気持もよく理解できたり。
でも、この映画で表現したかったことがなんなのか、最後に
イギリスの炭鉱の説明が表示されてますますわからなくなった。
どん底で崖っ縁の状況でも、バンドをやり抜いた男たちの
物語なのか、単なる炭鉱マンへの尊敬の念を示す映画なのか...
あと、イギリス的はとはこういうことかとわかる描写がたくさんあって
面白かった。
む、LDはあるけど、DVDはでてないのか...
先日録画しておいたラッシュアワー2を見た。
ちなみにラッシュアワーは見てない。
親切にも、前作のまとめからはじめてくれる。
久しぶりに吹き替えの映画を見たけど、
やはり、ジャッキーは石丸さん以外ありえないな。
チャンツイィーでてたのね。
知らなかった。
この人は、やはりアクションやらせた方が
いいですね。そういう意味ではSAYURIは失敗かも。
# しかも英語のセリフだなんて...
ジャッキーのアクションは、もう完成され
すぎているのか、おきまりの展開が多すぎる感じ。
もうちょっと大きなみせ場があると期待して見ていたんだけど、
期待に答えられることなくおわってしまった。
おまけのNG集がたのしい。