週刊 日本の天然記念物 動物編(デルプラド・海洋堂)
bR1〜bS0

 日本の天然記念物のフィギュアです。
 当然ながらチョコエッグよりも良いできです(^-^)大きさもチョコエッグより
一回り以上大きいです。

・天然記念物とは?
→日本の自然を記念するものとして、国によって指定された、学術上貴重な動物、
植物、地質・鉱物と、それらに富む天然保護区域を指します。
 天然記念物には3つの意義があります。
 @日本列島の成り立ちを知るうえで不可欠な自然
 A日本の風土や文化を育んできた自然
 B日本人がかかわり、作り上げてきた自然

01〜10

11〜20

21〜30

31〜40

41〜50

TOP

40.jpg41.jpg

42.jpg43.jpg

「31 ミヤコタナゴ」Tanakia tanago

 コイ科の淡水魚。関東地方の一部だけに生息する。全長4〜5cm。産卵期に現れ
る雄の婚姻色は美しい。環境破壊による絶滅を防ぐために昭和49年(1974)に国の
天然記念物に、またその後平成6年(1994)に、絶滅のおそれのある野生動植物の
種の保存に関する法律による国内稀少野生動植物種に指定された。

(小学館「日本国語大辞典」より)

「32 キシノウエトカゲ」(岸上岩竜子)Eumeces kishinouyei

 スキンク科のトカゲ。宮古諸島と八重山諸島にのみ分布する日本固有種。
全長約40cmで日本最大のトカゲ。主に昼間、畑や草地などの開けた場所で
活動する。春には雄の闘争行動が見られる。雌は卵がかえるまで世話をす
る。昆虫やカエル、小型のトカゲなどを食べる。天然記念物。

(小学館「日本国語大辞典」より)

44.jpg45.jpg

46.jpg47.jpg

「33 トゲネズミ」(棘鼠)

 ネズミ科の哺乳類。体長12〜17cm、尾長10〜12.5cm。体はずんぐりして、四肢は
比較的短い。体毛は橙色で、暗灰色で長さ2cmほどの針状毛が混生する。奄美大島、
徳之島および沖縄本島の森林にだけ生息する。1933年に発見された希少種で、天然
記念物に指定されている。

(小学館「日本国語大辞典」より)

「34 カブトガニ」(兜蟹)Tachypleus tridentatus

 節足動物剣尾類の1種。全長60cmに達する。形はうちわ状で、頭胸部、腹
部の背面は大きな堅い甲でおおわれ、尾端から長い剣状の棒が突きでている。
目に柄はなく、胸脚は6対でカニやエビと異なり、分類上クモ類に近縁とされ
る。カブトガニ類の化石は古生代のシルリア紀から産出し、現存種は世界で4
種類あり、生きている化石として貴重な存在とされ、日本では瀬戸内海から
博多湾の浅海の砂中にすむ。天然記念物。産卵期は7月から8月。

(小学館「日本国語大辞典」より)

48.jpg49.jpg

50.jpg51.jpg

「35 オオサンショウウオ」(大山椒魚)Andrias japonicus

 本州中部以南および大分県の清流に分布し、体長1.6mに達するものがある。
最大の両生類として日本では特別天然記念物に指定されている。半裂きにしても
生きているというのでハンザキの別名がある。凹凸のある肌がサンショウの樹皮
に似ていることからいうとされる。

(小学館「日本国語大辞典」より)

「36 ナベヅル」(鍋鶴)Grus monacha

 ツル科の鳥。全長95cm、翼開張155cm。体は灰黒色で、頭とくびは白く、
頭頂は皮膚が裸出して赤い。シベリア東部で繁殖し、冬季に渡来する。山口
県熊毛郡熊毛町、鹿児島県出水市に渡来するツルおよびその渡来地は特別天
然記念物に指定されている。

(小学館「日本国語大辞典」より)

52.jpg53.jpg

54.jpg55.jpg

「37 ウスバキチョウ」(薄羽黄蝶)Parnassius eversmanni
 
アゲハチョウ科のチョウ。開張5〜6cm。羽は半透明で黄色みを帯び、後ろ羽には
黒色で囲まれた赤い紋がある。シベリア、アラスカ、中国東北部などに分布し、日
本では北海道の大雪山塊と十勝連峰の高地で7月ごろ見られる。幼虫はコマクサを
食べる。国指定の天然記念物。

(小学館「日本国語大辞典」より)

「38 アカウミガメ」(赤海亀)Caretta caretta

 ウミガメ科のカメ。体色は背面が褐色、腹面は白色または黄色で、幼体は
全体に黒ずんでいる。世界の海洋に広く分布。日本では関東から九州にかけ
て多く、夏に海岸の砂地に120個以上の卵を産む。

(小学館「日本国語大辞典」より)

56.jpg57.jpg

58.jpg59.jpg

「39 アホウドリ」(信天翁)Diomedea albatrus

 陸上での歩き方が不器用で人を恐れないことからとも、簡単にとらえられるので
名づけられたともいう。アホウドリ科に属する海鳥。翼は広げると2mにも達する。
海上の風を利用して羽ばたかずに飛ぶ。幼鳥は黒いが、成鳥は白い翼、尾羽の先端
などが黒褐色を帯びる。大きなくちばしで海上の浮遊魚を捕食。国際保護鳥、特別
天然記念物に指定されている。

(小学館「日本国語大辞典」より)

「40 ホタルイカ」(蛍鳥賊)Watasenia scintillans

 ホタルイカモドキ科のイカ。胴長約6cm。体表に数百の発行器があり、初夏
の産卵期には沿岸に多数浮いて、海岸が明るくなるくらいに光る。日本近海
に分布するが、富山県魚津市付近の群遊海面は特別天然記念物に指定されてい
る。

(小学館「日本国語大辞典」より)

hidari01.gif home01.gif migi01.gif