週刊 日本の天然記念物 動物編(デルプラド・海洋堂)

 日本の天然記念物のフィギュアです。
 当然ながらチョコエッグよりも良いできです(^-^)大きさもチョコエッグより
一回り以上大きいです。

・天然記念物とは?
→日本の自然を記念するものとして、国によって指定された、学術上貴重な動物、
植物、地質・鉱物と、それらに富む天然保護区域を指します。
 天然記念物には3つの意義があります。
 @日本列島の成り立ちを知るうえで不可欠な自然
 A日本の風土や文化を育んできた自然
 B日本人がかかわり、作り上げてきた自然

01〜10

11〜20

21〜30

31〜40

41〜50

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イリオモテヤマネコイリオモテヤマネコ

トキトキ

「01 イリオモテヤマネコ(西表山猫)Felis iriomotensis

 ネコ科の哺乳類。体長約60p。耳が丸く、その背面に
白班がある。体は黒褐色で不明瞭な暗色の小斑点がある。
主に夜間活動し、鳥類、クマネズミ、トカゲ、カエル、
昆虫類などを捕食する。八重山諸島の西表島の特産で、
ネコ科中最も原始的なものの一つとする説もあるが、ベンガル
ヤマネコに近縁とする説もある。昭和40年(1965年)に発見され、
42年に学会に発表された新種。特別天然記念物。

(小学館「日本国語大辞典」より)

「02 トキ」(鴇・朱鷺・桃花鳥)Nipponia nippon

 トキ科の鳥。全長70〜80cm。シラサギに似ているが、
嘴が太い円筒状で下方に曲がる。羽毛は白く、翼と尾羽は
鴇色(淡紅色)を帯び、顔は皮膚が裸出して赤色を呈する。
嘴は黒く、あしは赤い。水田・湿原などで小動物を捕食する。
かつては国内各地で見られたが、美しい羽のため捕獲され激減した。
佐渡に生き残っていた五羽が人口繁殖のため昭和56年(1981年)に捕獲
され、野生個体はいなくなった。特別記念物および国際保護鳥。

(小学館「日本国語大辞典」より)

アマミノクロウサギアマミノクロウサギ

ジュゴンジュゴン

「03 アマミノクロウサギ」(奄美黒兎)Pentalagus furnessi

 ウサギ科の哺乳類。一属一種で、古いタイプのウサギとされる。
体長40〜50p。ノウサギより小さく、とくに耳と足が短い。
全身黒褐色。奄美大島と徳之島だけに分布する世界的珍獣。水辺に
近い森林に穴を掘ってすみ、夜行性で植物の葉、茎などを食べる。
特別天然記念物。

(小学館「日本国語大辞典」より)

「04 ジュゴン」(儒艮)Dugong dugon

 ジュゴン科の哺乳類。体長約4mに達する。体は紡錘形で、ひれ状の前肢
と、三日月形の尾びれをもつ。後肢は退化し、前肢に爪はない。
皮膚は青灰色で無毛。口の周囲に感覚毛が生える。太平洋の熱帯海域や
インド洋に分布するが個体数が少ない。入江や沿岸で海草(アマモ)を
食べる。一子一産。古来「人魚」と呼ばれたという説がある。

(小学館「日本国語大辞典」より)

エゾシマフクロウエゾシマフクロウ

カモシカカモシカ

「05 エゾシマフクロウ」(蝦夷島梟)Ketupa blakistoni

 フクロウ科の大形の鳥。日本にすむフクロウ類で最大の種類。
全長約70cm、翼開張は2mを超える。体色は淡い灰褐色で、黒褐色
の幅の狭い斑紋があり、足の先は裸出している。森林にすみ、
ホーホーホーと鳴く。飛ぶ時に羽音をたてず、サケなどを捕食する。
アイヌ語ではコタンクルカムイという。北海道、サハリン、千島、
沿海州などに分布。天然記念物。

(小学館「日本国語大辞典」より)

「06 カモシカ」(羚羊・氈鹿)Capricornis cripus

 ウシ科の哺乳類。体形はシカに似ており、体高約70cm。雌雄とも頭に、
枝がなくて中空の10cm内外の、とがった角がある。体は白色の綿毛の上に
黒褐色の上毛でおおわれるが、橙色または白色に近いものもある。
日本の特産種で、本州以南の山岳林にすみ、木の葉や若芽などを食べる。
特別天然記念物。

(小学館「日本国語大辞典」より)

モリアオガエルモリアオガエル

ライチョウライチョウ

「07 モリアオガエル」(森青蛙)Rhacophorus arboreus
 アオガエル科のカエル。体長5〜9pで、雌の方が大きい。
背面は緑色の地に多くの不規則な褐色斑のある個体のほか、一様に
青緑色または暗褐色を帯びるものもある。腹面は白い。
4〜6月ころ池や水たまり付近の樹上にナツミカン大の白色泡状の卵塊
を産む。本州以南の山野に分布。

(小学館「日本国語大辞典」より)

「08 ライチョウ」(雷鳥)Lagopus mutus
 ライチョウ科の鳥。全長約37p。雄の夏羽はキジの雌に似て、頭・
背面・のど・胸は黒と茶の細かい黄斑がある。腹面は白く、尾羽の
側方は黒い。目の上に赤い小さな肉冠がある。雌の夏羽は、黄色を帯び、
目の上の赤い肉冠はない。冬は雌雄ともほぼ全身白色の羽毛に抜け変わ
り、あしの指先まで白色羽毛でおおわれる。特別天然記念物。

(小学館「日本国語大辞典」より)

ヤンバルテナガコガネヤンバルテナガコガネ

ニホンザリガニニホンザリガニ

「09 ヤンバルテナガコガネ」(山原手長黄金虫)Cheirotonus jambar

 コガネムシ科の昆虫。全長約6cmの大形のコガネムシ。頭、前胸背部は
銅緑色。上ばねは黒色で黄褐色の小紋がある。雄の前脚は長く、先端に
トゲがある。沖縄本島の北部山地の原生林にすむ特産種。昭和59年新種
として登録。天然記念物。

(小学館「日本国語大辞典」より)

「10 ニホンザリガニ」Cambaroides japonicus

 甲殻類十脚目ザリガニ科のエビ。日本の特産種で、北海道・東北地方の
谷川や水田などの石の下や穴の中にすむ。体長約6cm。体は堅い外骨でお
おわれ、頭胸甲は円筒形で先端は三角状に突き出る。カニのような大きな
鋏肢(はさみあし)がある。

(小学館「日本国語大辞典」より)

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