ザルツブルグ →
        ザルツカンマーグート

第1日目(8月16日)
 関空発10時20分 OS56便にて→ウィーン・シュベヒャート空港15時35分到着。
 時差−7時間。 ツアー御一行様はビジネス4名を含め11人 この程度が移動にはよい。

 事前に分かってはいたが、乗り継ぎが6時間待ちなのは大変なこと。時間つぶしに
ウィーン街を20年ぶりに再訪できる追加があり、満足した。クルントナー大通りをシュテファン大寺院まで歩き、天満屋という和食店でうどんの夕食をすます。20年前にはこんな立派な店はなかった。一見した感じはあまり変わっていない街で、どこがどう変わったのか、覚えているはずはない。古都だからそう変わってしまっても困る。天気は曇り、やや小雨。これが不吉な前兆。

  
クルントナー通り 街角の花や シュテファン大寺院

      ## 写真はクリックすると拡大します ##

 乗り継いで
ザルツブルグへついたのは22時15分、まっすぐクラウンプラザピッター・ホテル(5★)へ向かう。ややクラシックなホテルだ。まもなく時刻は明日だ。今日中に寝られるか?まずスーツケースを開かねばならぬ。この時期音楽祭でにぎわっているので、我々には関係ないがホテルの予約は難しいらしい。ヨーロッパへきたらクラシックホテルに限る。時には設備に不具合などはあるが、機能的だけの5星ホテルならば、日本の方が数段上だ。

 部屋にミネラルウォーターとフルーツが用意されている。このサービスは第1日目だけだ、ということが明日から分かる。疲れた。なにしろ今日は35時間の1日だったわけだ。
窓から見える闇空は小雨に煙る。明日に期待しながら。

 今回は音楽祭への予定もないのに、何でザルツブルグか?
答えは、サウンドオブミュージックの舞台からスイス湖畔のリゾートへ、その間に広がるアルプスの山々、ドロミテ街道を横断しようというテーマにある。ザルツブルグには2泊したのだが観光は抜きだ。真夜中に到着しているから実質1日の滞在時間しかない。いつの日にか再訪を願いながら。

第2日目(8月17日)
ザルツカンマーグート湖水観光の日
 早朝 すぐ近くの
ミラベル宮殿へ歩いてゆく。サウンドオブミュージックに出てくるそうだ。人影は少なく、正面の丘の上にそびえるホーエンザルツブルグ城塞がカメラに収められる。しかし日差しがなく写真は眠たいか。

ミラベル宮殿とホーエンザルツブルグ城

9時にはホテルをバスで出発、 ザルツカンマーグート へ向かう。 天気小雨 これであのきれいな景色が見られるか?サウンドオブミュージックの本場だ。
   ザルツカンマーグート概念図

ハルシュタット
に着く。未だ小雨。湖岸を観光するところは、山肌に張り付いたような道だ。土産物店多し。ザルツ(塩)を装飾瓶に入れ土産物としている。中心が マルクト広場 、銅像がありかなり広く花があるというわけ。

ハルシュタット湖 ハルシュタット湖 マルクト広場

 オペラ「白馬亭にて」で名をしられた、Weissen Rossel(白馬亭)での

白馬亭(右)

昼食が日本人に有名だそうな。ラルフ・ベナッキー作曲など知らない。窓際の席から湖側の眺めはよいが、今は霧にかすむ湖面のみ。

昼食後、ヴォルフガング湖へ向かい遊覧船に乗る。今度は距離が近いのでよく見えるが、湖岸はやはりかすんでいる。日本人がもっとも美しいと感じる風景の一つなのだが、残念なザルツカンマーグートだ。明日もう一度来てみようというほどは近くない。

 湖を見下ろす
シャーフベルグ山(1783)へ登山鉄道で登る。開通が1893年というからかなり古い。一応湖は覗けたが、山上も小雨で見通し悪し。
 夕食はホテルのレストランRainerstubeで
ウィナーシュニッツェルと呼ばれるオーストラリアの名物料理。単なるカツレツで肉質あまりよくない。名物にうまいものなしとはよく言ったものだ。セモリナはすいとんのようなもの、これも名物か

ツアーマップ(トップ) グロスクロックナー   ハイリゲンブルート
ミズリーナ     コルチナダンベッツォ ドロミテ街道   ボルツァーノ
ベルリナ特急   サンモリッツ コモ湖    ルガノ


ハルシュタット

ウォルフガング湖

シャーフベルグ山