第9日(8月24日)
 今日が今回の観光旅行の最終日となる。サンモリッツを出発、
ホテル ドゥ・ラ・ペ
バスでコモ湖を周遊の後、ルガノのホテル・ドゥ・ラ・ペ(de la paix)へ向かう。コモ湖はイタリア側なので入出国手続きが必要。コモ湖畔を半周後、遊覧船乗り場のあるカブール広場に着く。3年前に来て見覚えのあるところだ。同じところを二度見てもしょうがないか。美しいところはいつ見ても美しい、というべきだろう。昼食はインバルカデオというレストランで、ちょうちょう型のパスタに足長エビなどの海産物料理のつくランチ。
ご婦人連はアウトレットで買い物に忙しく時間がかかる。

 モーターボートで湖内めぐり。次々に現れる華麗な別荘群。もう一度前のことを思い出しながらシャッターを切る。幸い天気は上々。今回は島に上陸できないのが残念。湖畔のホテル・別荘の一覧メモを購入する。
?(アパート) ヴェルサーチ邸 ホテル・ビラ・デステ ルスピーニ邸(今はアパート)

夕刻ホテルへ戻る。ここでまたイタリアからスイスへ。しぶい色のクラシックホテル。リゾート地にあるので一応小さなプールがある。4★ホテル。市内がすぐそこなのだが皆さんだいぶお疲れで、出かける人ほとんどなし。

 ホテル着後、すぐにルガノ湖を望むサンサルバトーレ展望台へ、ガイドさんに案内されて
展望台よりルガノ湖
ケーブルで登る。上には古びた教会があるだけだが、眺望よろし。おかげで帰着遅れるが、添乗員と一緒なので心配なし。
夕食は最後の正装によるものだが、添乗員さんは普段着だし、食堂は昼飯ならいいがというレベルのところで全くよくない。JTBはもう少しまともなところを提供すべきだろう。

第10日目(8月25日)
 早朝5時起床、ホテルを730に出発、ミラノのマルペンサ空港へ着く。ウィーン経由でオーストリア航空へ乗り換え関空へ向かう。朝8時30分関空着。帰りの方がややラクだった。プラザ行きのバスで学園前まで行き、 電車で帰る。節約、節約。

ザルツブルグ   ザルツカンマーグート グロスクロックナー   ハイリゲンブルート
ミズリーナ     コルチナダンベッツォ ドロミテ街道   ボルツァーノ
ベルリナ特急   サンモリッツ ツアーマップ(トップへ)


反省点
 ツアーのメインテーマドロミテ街道をオーストリアからスイスまで横断すること、加えてザルツカンマーグートへもいけるという欲張ったものであることが気に入った。ヴェネチアやミラノからドロミテの一部を安直に見て帰るツアーでないのがよい。ザルツカンマーグートは欲張りすぎて雨だったが、だいたい満足できた。とくに、グロスグロックナー山岳地帯は天候にも恵まれ、ザルツブルグからの出だしは上々だった。残念なことにドロミテ山系のハイライト部分は小雨で雲が低くたれ込め十分堪能できなかった。世界の天気をしばしば検索して調べ、8月は比較的天候が安定しているということで選んだが、うまくゆかなかった。これだけはままならぬ。旅は非日常性を楽しむというところにあるから、まあまあということにしよう。

 日程をもう1日延ばしてマッジョーレ湖を見る企画であったらとは思うが、欲張りか。ゆっくりするなら長期滞在型を自前で企画するしかないようだ。

 ツアーにつくJTB特選ディナーはいただけない。JALにも同様な仕組みがあるようだが、「特選」と付くところが怪しい。安いものを高く見せるときに使う言葉だ。黙って「本日の夕食は」の方がスマート。

 今回のようなクラスのツアーにはベテラン添乗員を配置しているようで、いままでには「はずれ」という経験はない。笑顔を絶やさないというのは客商売とはいえしんどいことだろう。多分「今度の客はね・・・」といって互いに鬱憤を晴らしていることだろう。グループも8人以上15人までが適当なサイズで、指示の伝達や移動などにも具合がよい。満席のツアーになったこともあるが、客側もしんどい。そのときは割引してくれても良いのではと思う

このツアーは昨年度は予定日に人数が集まらずキャンセルになった。どうやらビジネス客が複数組あることが決め手になるようだ。
                                          

コモ湖 → ルガノ