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4−2 練習用素材の作成

 譜面ができあがれば、ビューワーソフトで再生もできますので、これを元に各メンバーに練習してもらえばいいのですが・・・

【音源の問題】

 最近のパソコンには、「Microsoft GS Wavetable SW Synth」やサウンドボード付属のMIDI音源が内蔵されているので、特に意識しなくてもMIDIデータや各音楽ソフトのデータを再生することができます。ひと昔前の、ピコピコしたいかにもコンピュータ音といったものに比べて、ずいぶん現実の楽器の音に近づいてきました。

 ただそうは言っても、やはりまだまだ の感はあり、筆者は特にナイロンギターの音が気に入りません。このためにヤマハの「S-YXG50」というソフト音源を使用しています。

 どれぐらい違うかは、下のリンクをクリックして聞き比べて下さい。

 

Microsoft GS Wavetable SW Synth  S-YXG50  あなたのパソコン

※"MS"と"XG"はWMA(Winndows Media Audio)形式、"you"はMIDI形式

 ダンディーズやギター仲間はXG音源を持っていないので、筆者のPCで再生した音をMDに録音し、これをもう一度PCに録音した後、オーディオCDに焼くか、またはWindows Media形式に変換してメンバー用ホームページに載せています。

 ・「スコアメーカー」にはMIDIファイルを直接オーディオファイルに変換する機能がありますが、MS音源を使用するため、音質に不満があるので使用していません。
 ・ヤマハの「SOL2」ならXG音源を使用したオーディオ変換が可能です。
 ・ヤマハの「MidRadio」というフリーソフトを使えば、XG音源でのMIDIデータ再生が可能です。
 (ダンディーズにはフリーソフト?インストール?何それ?と言う人が沢山いますので・・・

 MDの音をPCで録音する場合、直接つないで録音すると、ノイズ(雑音)を拾うことが多いので、筆者は下図のように、「USBオーディオインターフェース(Roland UA-30)」を使用しています。

 またオーディオCDに録音する場合は、曲の全体像の他に、

 ・練習用にテンポを落としたもの(90%, 80%等)
 ・各パートの入るタイミングや、曲全体との関わりが分かるように、全体のボリュームを下げ、本人のパートのみ音量をあげたもの(人数分)

 を作成しています。

 

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