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3−3 エレクトーンに接続し、演奏させる

 エレクトーンにパソコンを接続する方法は、エレクトーンの機種によって、またパソコン側の機能によって何種類かがあります。

 詳しい話は、ヤマハの「つなげてみよう!楽器とコンピュータ」に書いてあります。例えばステージアならUSBケーブル1本でつながりますが、教室や知人のエレクトーン、あるいはいずれシンセキーボード等、他のMIDI楽器をつなぐ可能性も考えると、「USB-MIDIインターフェイス」という装置を購入しておくと、オールマイティです。

 下図は、ローランド社の製品ですが、ヤマハからもUX-16という同等品がでています。
UM-1XとUM-1SXの違いは、MIDIケーブルが直付けか、別売のケーブルをつなぐかの違いで、パソコンと楽器との距離で使い分けをします。
 どちらも4千円強位で変えます。(MIDIケーブル別売だとその分は別に要りますが)

 

 

 
 

  エレクトーンとパソコンを接続し、音楽ソフトを起動し、出力デバイスをUSB-MIDIに設定した後、

・ MIDIファイルを開く
・ エレクトーンにレジストデータを読み込ませる
・ エレクトーンのMIDI設定を「SYNC=EXT」にする
・ 必要なシーケンスボタンを押す

という準備ができたら、ソフトの再生スタートボタンをクリックして、演奏を開始します。

 なおこの場合、ソフトからMIDIスタート信号を送れなくてはなりません。ソフトによっては、「MIDIアウトフィルター」機能で「リアルタイムメッセージ」を制限している場合があるので、この場合は解除しておきましょう。

 シーケンスのスタートが曲の途中である場合は、逆にスタート信号を送らないようにして(フィルターをかける)、必要な個所でエレクトーンのリズムスタートボタンを、手で押します。

 あとは必要に応じて、テンポを落としたり、練習したいパート(CH)をミュートして、といった形で効率的な練習が可能になります。

 

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