ストックホルム(スウェーデン)
ストックホルムは港街である。北の諸国は南端に当たるバルト海沿岸がやはり住み易いところとなるのだろう。
旧市街は橋でつながれた3つの島、スタッスホルメン島、リッダーホルメン島と、
小さな島ヘルゲアンズホルメン島からなるいったいを指すらしく、王宮のある最初の島一帯をガムラ・スタン
と称するらしい。王宮、国会議事堂などがあるところからも、このあたりが王国文化の中心地であったのだろう。もっとはっきりいえば、王宮を中心とした半径1.5キロの領域を見ればストックホルムを見たことになるといえる。
旧市街は、細い石畳の道が続く古い時代の雰囲気を
残す気持ちの
よいところだ。両側には土産物店などが軒を連ね、
観光客で賑わう。TAX FREE
の看板が多く見られるところからも、かなり高級店舗が含まれているようだ。もちろん
観光客目当てなのだが。落ち着いたレストランが諸処に見られる。旧市街ウォーキングという観光コース(1時間半)に入っているようだが、ぜひ自分の足でのんびりと
歩いて古い町並みを鑑賞したい。
水の祭典 毎年8月はじめに1週間ほど、オペラ座の前の広場から旧市街の王宮を中心とした広場へかけて
WATER FESTIVAL(水の祭典)が開かれる。ちょうど観光日時が会えばラッキーだ。何十という屋台が王宮を囲み、ステージ
やサーカスなど多彩な催し物が見られて、なかなか楽しい。夜も白夜の北欧ならでのパーフォーマンスで、12時頃まではにぎやかだ。
このにぎやかさに王様はどうしているのだろうか?お忍びで遊んでいるかもしれない。
王宮はかなりの部分を開放して観光できる。 王宮
私は内部よりも建築全体の美の方が好みだ。内部は撮影禁止。船で行く運河観光はおもしろいと思う。チボリ公園もあるが本物はデンマークなのでパスしよう。
新市街といっても、ヒュー広場にたつノーベル賞受賞式典が開催されるコンサートホールと、遠くからでも
よく見えて、祝賀会が催される市庁舎ぐらいが見るところか。
オペラ座は、王宮に面していて、水の祭典の中心なので、旧市街といってもよいぐらいだ。一方、中央駅はいわゆる街の中にあり、外観は壮大そのものだ。構内に郵便局があり24時間営業とか。いつ行っても(といっても2回しか行っていないが)込んでいた。
ヒュー広場の花市
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ファースト・ホテル・ライゼン 水辺にあり眺めがよい。内部は改装したらしいが、かなり古いホテル。朝食は標準的。
建物の奥の方に17世紀の城壁の一部が保存されていて、見ることが出来る。見たってどうと言うことはないが。王宮に隣接している
のでお祭りを楽しんだり、旧市街観光にはもってこいのホテルだ。(祭り時期は室料が跳ね上がる)
ガムラ・スタン側から見ると、ホテル・グランドは一段と立派に見える。ボートや観光バスの乗降場に近く、オーシャン
ビュー
の部屋が取れればさぞかし良い眺めであろう。(祭り時期は室料5万円以上とか)新市街の街中に泊まるよりは歴史を感じるだろう。
レストラン
まともなところは2軒しかいっていない。1軒は旧市街でホテルライゼンの裏に当たる位置(Ostergatan)にあるグリーンハウス
(Green House)、落ち着いた雰囲気、夜のムードがよい。特別においしいとは思わぬが、大人の雰囲気、ディナーだと感じる。
まあ推薦か。もう1軒はガムラ・スタンのさらに南のにある島ソーデルマルムのGotgatan48のスナップス(Snaps)、
半地下にあるおもしろい店。庶民的でそう高くない。にぎやかといった雰囲気。−gatanはどうやら−通りを意味するらしい。
ついでに書くと、フィンランドでは、−katu
となっている。中華も1軒いったがおすすめできないので書かない。
変わった店 中央駅近くの文化会館(Kulturhuset)の地下に、デザイントリエ(DesignTorget)
というスウェーデンの新進デザイナーを売り物にしている店がある。一見の価値有り。ここでデザイナーブランドのマウスパッドを
購入した。 セーターはやはりノルウェーである。
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