【ギタリストの爪】

 ギタリストは右指で弦を弾くため、爪を伸ばします。
右は親指から薬指を使うため、これらの爪はかなり長くしています。
小指は人によって異なりますが、同じように伸ばすか、やや短めにします。

 このため、エレクトーンを弾く場合は結構邪魔になります。(練習をしない
言い訳にはならない?)

 手入れが大変で、爪切りで切った後(使わない人もいます)、ヤスリを軽く掛け、
#600と#1200位の紙ヤスリで磨き、更に私の場合は、「オイルストーン」という
製図に使う烏口を研ぐための油砥石で仕上げます。

 また時々爪が割れたり、先が欠けることがあるので、応急処置用の瞬間接着剤も
手放せません。

 左指の爪は弦を押さえるのに邪魔になるので、短く切ります。ただし親指だけは
切りすぎると力が入りにくいので、少しだけ伸ばします。

 という訳で、ギターを弾く人の両指の爪は、独特の形になります。

 私の知り合いに、たまたま居酒屋で隣り合った人に爪を見られて、「ギターを
おやりですか?」ということで、ギター合奏団に誘われて入部したという人がいます。

 

 
爪のお手入れセット

 

 

 

  a. ケース
  b. 小型カッター
  c. 紙ヤスリ(2種、2×3cm程度に切ったもの)
  d. 爪切り
  e. 爪ヤスリ
  f. 爪の間の掃除と甘皮の手入れ用具
  g. 瞬間接着剤
  h. 製図用油砥石

   c.とh.以外はすべて100円ショップで入手しました

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