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1.DTMで何ができるの?

(1) ひとりで作曲・編曲・演奏ができます

  オーケストラやフルバンドの曲でも、楽器や演奏者やスタジオを準備しなくても、パソコン と音楽ソフトがあれば、全部できてしまいます。

 言い方を変えると、自分が持っていない楽器でも、弾けない楽器でも、譜面さえあれば(オリジナルの場合は無くてもかまいませんが)ちゃんと演奏できてしまうということになります。

 さらに、できあがった曲を自分のホームページで公開すれば(オリジナル曲以外は著作権に注意)演奏会までできてしまいます。

  FAQ1 自分が演奏した曲をホームページで公開できますか?

 「弾けない楽器が演奏できる」ということは、例えばフルートなどのメロディー楽器は、練習や演奏会でピアノ等の伴奏を必要としますが、これも自分でできてしまうということです。
 ギターを習っている人が「アランフェス協奏曲を弾く」という、夢のようなことも実現可能となります。

 

(2) 曲の加工・編集が容易にできます

 音楽をデジタルデータとして取り扱いますから、これらは自由にできます。

 ・音の誤りを直す
 ・2分音符を付点4分+4分休符に直す
 ・CのコードをCmaj7に変える
 ・f(フォルテ)をmfに変える
 ・曲の途中でテンポを変える
 ・3rdパートの楽器の音色をコントラバスからエレクトリックベースに変える

   等々


(3) 楽譜の加工・編集が容易にできます

 (2)とも関連しますが、楽譜を自分の好きなように加工して印刷することができます。

 ・スコア(総譜)からパート譜へ、またはその逆
 ・メインパートと自パートを2段印刷する
 ・リピート、ダルセーニョ/コーダなど、複雑な動きをする楽譜を単純な(一方通行の)ものに変える
 ・移調楽器用の譜面を作る(クラリネット、サックス、バスギター等キーの異なる楽器用)

   FAQ2 自分が演奏した通り、楽譜になりますか?


(4) 楽譜の配布ができます

 一部の音楽ソフト*1では、無償のビューワーソフト*2が公開されていますから、自分が作った譜面をメンバーにメールで送ることができます。これにより一度も合同練習をせずに、「本番で一発アンサンブル」なんてことも可能になります。

 *1 (筆者の知っている限り) Score Grapher、スコアメーカー、Finale
 *2 楽譜の表示・印刷・演奏ができるソフト。データの作成・編集はできない。(ただしFinaleの場合は作成・編集も可)


(5) 楽譜が読めなくても楽譜が作れます

 にわかには信じがたい話ですが、譜面を図形と考えて、忠実にマウスで音符や記号を書き込んでいけばそうなります。筆者が使っているスコアメーカーというソフトは、譜面をスキャナーで読み取ることがてきるので(他にもできるソフトはあります)、 この場合も確かにそういう話にもなりますね。

 

 

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