紀行シリ−ズ 第1回 2001.04.15

能登半島
(能
登の隠れ家葭ヶ浦温泉『ランプの宿』)の巻

 時を少しだけ止めて、旅した季節や場所を想い巡ってみる。様々な時期に色んな機会に恵まれ旅をしている事に気付く。
その中で、昨年初秋に旅した、能登半島一周の一時を紹介いたします。
中年と呼ばれるにはまだまだだが、やや人生を味あわせていただいた事も手伝って、夫婦二人旅ではあるが僅かの時を作り、何かに取り付かれたように赴く。 
 やっと予約が取れた能登の隠れ家葭ヶ浦温泉『ランプの宿』 大阪より約800km 近畿道〜名神〜北陸道を走り、金沢東で降り途中砂浜を走る、千里浜ドライブウェイ、朝焼けの爽快な気分を十二分に楽しみ輪島の朝市へ。
 かなり早く大阪を出たので、輪島へは早朝の着。出店の方々が、色々な品物を荷車等に積み準備に勤しんでおられ、なかなか見れない一場面でした。観光客は、相も変わらずの賑わいを。ただ、夏のにおいが僅かにする輪島の風景に、以前訪れた冬の賑わいは感じなかった。
 時間をもてあまし気味に、一路南下し、関野鼻・ヤセの断崖・巌門を見学。そして、又輪島への道のり。早朝の輪島とは異なった、動の輪島を見た。 ひたすら海岸沿いを走り、白米千枚田・曽々木海岸・禄剛崎でいよいよ到着。 
 細い山道を抜けると一面の海景色。今まで走ってきた海景色と少し違った日本海のように映った。長距離の走り疲れか何とも言えない景色で何となく秘湯の雰囲気を感じさし、断崖の上へ駐車。そこより玄関まで徒歩。
下り坂から挨拶代わりに顔を出す、真っ黒の瓦屋根と波打ち際のコンサ−ト。
駐車場から歩きながら見える全景 ランプの宿正面玄関
海辺に見えるのはプ−ル プ−ルのブル−が何とも言えず。
潮騒コンサ−ト会場 ランプの回廊A
ランプの回廊B
大阪からはかなり遠い所ですが、都会の喧騒がまるで嘘のような一時を過ごせます。食事も素晴らしく、大食漢の自分でもとても食べきれず。露天風呂も眺望は抜群で、何しろ波打ち際にあるので。奥能登の一場面でした。
是非一度どうぞ。次回もこう御期待。