紀行シリ−ズ 第2回 2000.9.27
中部山岳国立公園 |
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夏の賑わいや、猛暑がゆっくりゆっくりと過ぎ去ろうとしながら、秋から冬へ旅立つこの時期に、静寂した中にゆったりと冬の荒々しさを待つような北アルプスの南の端 乗鞍岳の麓に、名湯の呼ばれ高い秘湯白骨温泉があります。 長い道のり夫婦道を少し寄り道をし訪れました。 |
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吸い寄せらる如く赴く奥飛騨に、まだ走っていない所の一つに、長野県松本市から安曇を抜けてのル−トがありました。今回はそのル−トで行きました。 いつもの如く夜明け前、大阪を出発し早朝の松本着。走行約400kmのドライで4時間弱の旅。中部地方の豪雨が嘘のように晴れ渡った青空が出迎えてくれた信州路。 今回の宿泊地、白骨までは未知の道、期待と不安が入り交じる国道158号線。整備された山道をひたすら走るとトンネルや木々が出迎えてくれる。充分すぎる森林浴。 豪雨の後故、緑濃く空気がすんでいる。結構きつい昇り道を、松本より約40分位走り乗鞍岳山頂へ左折、鈴蘭高原に入る。終夏のせいかペンションの休業が目立つ。 国道を左折してから20分くらい走ると上高地乗鞍ス−パ−林道の標識が見え、右折する。420円の有料道路である。そこより8kmで目的地白骨温泉である。 名はス−パ−林道だが、決して走りやすい道ではない。もちろん有料道路なので舗装はされているが道幅は決して広くない。20分位で到着する。 旅館街といった感じではなく、鄙びた湯治場の雰囲気である。豪雨の後なので川がけたたましく流れていた。白骨温泉の一番奥が今回紹介する宿『湯元 斎藤旅館』です。 湯治場としても有名で、充分に秘湯の雰囲気を漂わせながら近代的な様相を併せ持つ。 泉質は硫化水素泉で、有名な白濁のお湯です。情緒ある露天風呂(地元では野天風呂)は時間帯で男女混浴。時間帯で内風呂も交代制。 夕食も会席ながら美味でした。朝食は、温泉粥かご飯か選択できる。 |
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白骨温泉の一番奥にあります。 | 湯元の雰囲気が漂います。 | |
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近代的な?正面玄関。 | ごめんなさい分かりません。 | |
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湯治場でしょうかね。 | 白骨温泉自慢のお湯です。(野天風呂) | |
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内湯(男風呂)岩風呂 | 龍神の湯(時間帯により女性・男性交代で入浴) | |
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部屋からの景色@ | 部屋からの景色A | |
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玄関から見た進入口。 |
上高地からさほど遠くなく、沢渡からは10数分。白骨温泉へは二通り行けますが、上高地から行かれる場合は沢渡からがお勧めです。季節によっては特に秋口(紅葉時期)は鈴蘭高原より乗鞍白骨ス−パ−林道がベストでしょう。安房トンネルを抜けて私の大好きな奥飛騨も近いですが、是非とも白骨の鄙びた白濁の湯に浸ってみてください。 所要時間は松本まで4時間30分ぐらいでそこから1時間30分位で行けます。 |
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是非一度どうぞ。次回もこう御期待。 |