シルバーウィング600
ホンダ
修理終わる 16.7.11
ハンドルのベアリング交換、そして3回目のリコールとしてセンタースタンドの交換が終わった。運転してみると、けっこうハンドルというものはゆらゆらするものだなあと改めて実感した。
これで、24000キロのみそぎが終わった感じである。これで、また乗りまくれる。
車検終わる 24000キロ
16.7.3
車検が終わった。距離は約24000キロ。よく走ったものである。
後輪タイヤを交換。それとリアブレーキパッドを交換。
あと、ハンドルのベアリングが摩耗してがたがきてるとのことであった。そういえば、ハンドルの中央あたりでかくっとはまるところがある。言われるまではあまり気にならなかったが、言われてみるとすごく気になる。修理には、3時間以上かかるということであった。また、持っていかねばならない。
リアタイヤを交換すると、カーブが格段に安定する。後輪が横滑りする感じはない。
シルバーウィング全方位徹底検証
16.4.12
足つき性はどうだ
180センチの私の両足がべったりついて膝が曲がる。スクーターとしたら、シート位置は高いと思うが、ステップに切り欠きがあるために足つきはよい。たいていの人は、間違いなく両足がつくので、230キロ近く重さがあるが、転倒する心配はほとんどない。重さという点では、重心が下にあるため、実感として重いと感じたことはない。
ライポジはどうだ
排気量が大きいわりには、シートとハンドルの位置が近い。これは、前に乗っていたスカイウェイブ400に比べても近い。スカイウェイブ400は、ふんぞりかえったらハンドルに手が届かなかったが、このバイクは届いてかつ腕が曲がる。本当に近い。だから、ミラーの位置も近い。その分だけ首を左右にふる必要が出てくる。
女性が乗っても、シートの背もたれの調整も含めて考えるなら全く問題がない。ハンドル位置の近さは、原付なみと言えばわかっていただけるであろう。高速で体をふせてみようとしても、このスクーターでは体を伏せることができない。足のステップ位置はけっこう下の方にあるという感覚である。いすに腰掛けた感覚とでも言おうか。
上半身がまっすぐ立った殿様乗りで、そのままハンドルが握れる。腰がいたくなったり、手のひらがうっ血するようなことはない。ライポジに限って言えば、非常に疲れの少ない姿勢で運転ができる。
防風効果はどうだ
大型スクリーンを備えているため、体に直接風があたることはない。しかし、完全ではない。多少なりとも巻き込み風の影響は受ける。後ろからの巻き込み風の影響は受けるが、ウェアの腹が常にふくらむようなものではない。両腕の袖はばたばたとするが、肌に痛いほどのものではない。風の影響は、ほどほどのものである。
気がつきにくいのが、下半身。特に、足、膝は直接風があたることがないので、冬は助かる。靴下から風が入ることもない。下腹付近には、風が全くあたらない。
動力性能はどうだ
600CCであるから、あらゆる場面で必要なレベルを超えている。ただ、発進からぐいっとアクセルをひねった場合、時速70キロまでは前のスカイウェイブ400の方が早かったような気がする。ただ、80キロくらいから140くらいまでは、さすが600と思わせるものがある。あっという間に加速してしまう。600であるから、燃費を気にしなければ、あらゆるスクーターより速いことは間違いない。スカイウェイブ400では100キロを維持しようとすれば、アクセルは2分の1ほどひねらねばならなかった。しかし、このバイクは、10ミリか15ミリでその速度に達する。少なくとも、動力性能を問題にする必要のないバイクと言えばおわかりいただけるであろうか。
町中のストップアンドゴーでは、クラッチがない分だけ負担が少ない。発進時にエンジンの回転があがるので、ややうざったい。
安定性と制動力はどうだ
どの本にも書かれているとおり、低速ではハンドルがゆらゆらする。まるで自転車のまえかごに荷物をつんだような状態である。逆にこのことが、Uターンでは曲がりやすい癖にもつながる。直進安定性は、抜群である。前のスカイウェイブ400も安定性は高かったが、甲乙つけがたい。高速ではやや振動が多いことを除けば問題はない。特に高速で不振な挙動をしたといったことは一度もない。どっちりとひたすら走るといった具合である。重さがある分だけ、グリップはしっかりしている。路面のでこぼこで跳ねても、不安定な感じはしない。90キロから110キロくらいの間は不思議と振動がすべて打ち消されたかのごとく、振動がきわめて少ない。
すり抜けはしやすいが、ミラーの幅があり、ちょうどワンボックスカーのミラーと高さが同じなので注意が必要である。車高が高いので、歩道のわきを走っても少々の段差ならこすらずに走れる。
カーブで思い切り倒し込むと、後輪が滑っている感覚に陥るときがある。おそらく、車体フレームの剛性がないため、一瞬フレームがゆがみ、あとから後輪がついてくるような感じである。
制動力は、自転車のブレーキの感覚である。相当力を入れれば止まる、という感覚である。ということは、ちょっと握ったらロックしてしまったなんてことは絶対にないというような制動力である。個人的にはもう少し神経質に効いてもいいと思うが、強く握ってもロックしないという点では、万人向けのセッティングと言える。逆に言うと思い切り握らないとロックしない。
計器類はどうだ
メーターの視認性はよい。液晶の油量計は、かなり正確であり、燃料の残量がほぼ予想と一致する。バックライトのついた液晶は、前にスカイウェイブ400より明るく見やすい。計器類の豪華さでは、マジェスティに一歩劣る。ただ、これはどのメーターにも言えることだが、「6」と「8」の区別がわかりにくい。一瞬見ただけでは間違う。何とかならないものだろうか。
スポーツ性はどうだ
もとよりスポーツ性を期待するバイクではない。しかし、倒し込めばけっこうその気にさせてくれるバイクである。ただ、どちらかというと立ちたがる車体であるのでハンドルを押さえ込んでこらえなければならない。このあたりは、けっこうおもしろいところかもしれない。
荷物積載性はどうだ
これは、スクーターの中でも最も優秀な部類に入る。マジェスティやフォルツァはシート下のトランクが完全な箱ではない。前に少し入って、後ろにたくさん入るという感覚である。途中は浅い部分になっており、深さのない部分である。完全な箱形になっているのが、スカイウェイブと我がシルバーウィングである。そういう意味では、優秀であると思う。毎日、通勤カバンを入れてまだティッシュの箱が4つくらい入る。ホームセンターで衝動買いしても、まずきれいに入る。フロントトランクは、左がかなり大きくカッパが入る。右は、チケットボックスとなっている。
燃費はどうだ
通勤でリッターあたり15.5キロほど。ツーリングで18キロほどである。グランドマジェスティ250でリッターあたり20キロを考えれば、まずまずと言える。タンクは16リットルで、けっこう多いと感じている。
前輪タイヤを交換 16.3.25
20500キロで前のタイヤを交換した。あと1000キロくらいでと言われたが、何事も早めがいいということ
で交換。工賃込みで7700円。リッターバイクと比べたら遙かに安いが、けっこうな価格である。
しかし、前輪にはあまり重量がかからないのか、タイヤの減りは少ない。
それにしても、実によく走るバイクである。
これは、超楽ちんマシンである。乗りこなしてやるとか意気込まなくていいバイクである。
ベルトなどを交換 12.25
18000キロ。ドライブベルト、エアーフィルターを交換した。先週は、リコールでハンドルの修理をした。やはり、いろいろと交換する時期である。次は、前輪タイヤがもうそろそろである。基本的にエアーフィルターは、メンテナンスがいらないらしい。交換しても、走行に何の変化もない。ベルトは、交換して、発進時がよりダルになった感じがする。以前は、ベルトがかくっとつながる感じが伝わってきたが、クラッチを徐々につなぐ感じである。かなり金をかけたわりには、走行での違いは全く感じられない。
18000キロレポート・ ・・・これから購入を考えてられる方へ・・・・
1.重さは、相当なものであるが、重心が低いのとトルクがあるので、重いと感じたことはない。くぼみにはまっても、倒れることを気にすることなく、押したり引いたりができる。
2.座席はスクーターとしたら高いほうであるが、たいていの人は両足がつくと思う。
3.トランクは広いし十分と思う。しかし、鞄をいれて、オーバーのようなものを買って上に重ねるとなるとふたがしまらない。常時大きいものを入れておくなら、トランクを増設したらいい。あれば便利と思う。
4.ブレーキは可もなく不可もなくのレベルである。普段使用するところは、ふつうに効くし、緊急時ぐぐっと握れば、車輪をロックできる。
5.道路のごつごつにはけっこう反応する感じがする。
7.発進から70キロらいまでは、前のスカイ400の方が早い気がする。600は、ふけ上がりの音と振動がかなりあるため、ややひかえてしまうからだと思う。一度戻してもう一度激速までもっていけばやはり早い。2気筒だから回転をあげてトルクを稼ぐ。でも、振動が多い。
8.上から見た大きさは、250のスクーターと同じ。おしりが高いから大きく見える。
9.シートはお尻が痛くならない。
10.燃費は、15キロから17.5キロくらい。
11.確かに大きいが、町中では、250スクーターと同じ感覚で乗れるし、同じ感覚で駐車できる。
12.トルクは相当で、たいていの車には等間隔でついていける。おいてけぼりになるストレスはない。
13.結論は、600というほどごついかんじはせず、扱いやすい。姿勢も疲れない。
14.どんなに急加速しても、あとひとひねりを温存しておける。
ぜひ参考にしてください。
15000キロ走行。色々と交換の季節 9.24
7月に12000キロで、後輪タイヤを交換した。9月23日、14800キロで前輪のブレーキパッドを交換した。どうりで、前輪からスッコスッコと音がしていたはずである。ベルト付近からギリギリと音がする。整備の人は、そろそろドライブベルトを替えてはどうかという。でも、まだ、ランプがついていない。このバイクは、ベルトの警告ランプがつくことになっている。やっぱり、それを見てから交換したい。あと、エアクリーナーと後輪ブレーキパッド。これだけ交換すれば、またまた当分乗れる。でも、一年で12000キロ以上は乗っている。けっこう激しい乗り方であると思う。だいたい通勤で往復35キロ走る。これで出張があれば、一日45キロくらいになる。バイク屋さんも驚くくらい、距離の増え方が激しい。
15000キロのまとめ
◎このバイク、前の400よりジェントルな発進と走行。しかし、いったんぐいっとあけると600の激速が始まり、理性もふっとぶようである。
◎Uターン時に、前輪がゆらゆらする。雑誌に書いてあった通りである。前輪の接地感の薄さというのは、よく実感できない。
◎メーター周りは、フォルツァやマジェスティと比較して、しょぼい。もちろん必要なものはきちんとあるのである が、マジェの5連メーターに比べると寂しい。
◎トランクは、実用的で大きい。別につける必要は感じない。
◎荷かけフックが不便。タンデムのつかまるところに引っかけるのであるが、ずれて一カ所によってしまい、不便である。
◎姿勢が前傾しないため、長距離走行が非常に楽。
◎防風効果は、相当ある。高速では、楽。雨でも下半身が濡れにくい。
◎新型チケットボックスは、確実で便利である。
◎他のスクーターに差をつける2気筒排気音。まるで4気筒のようである。
◎重さは乾燥215キロと非常に思いが、重心が下にあるため倒れにくい。重さはあまり感じない。
◎風防が座席に近いため、止まった状態で体の反動で動かそうとすると、風防で顔を打つ。現に私は鼻を打った。
新チケットボックス
下の写真と比べると、2003年型のものは、ふたにツメのついているのがわかる。かなりコストがかかっている。
押すと、バネでぱちんとしまり、発進時にバタバタバタと振動することもない。久しぶりに発進時にエンジンの音
だけを聞けた。取り替えは、約6000円。快調である
チケットボックスは欠陥?
上のボックスは、発売当初から欠陥が指摘されていた。閉まらないことがある。高速でめっちゃあせった。ところが、2003年型のものは、押しボタン式で確実に開閉ができるようになっている。このボックスだけ、取り替えてもらうため、部品を発注した。早く取り替えたい。ただ、皆も同じことを考えているらしく、注文殺到で、入荷が遅れるとのこと。
志摩スペイン村、鳥羽水族館行き
平成15年5月4日に、スペイン村と鳥羽水族館に行って来た。朝、6時に精華町を出発。伊賀上野通過が6時36分。やはり、早朝は早い。
バイク的結論。600ccあれば、どんな場面でも対応できるし、ポジションは楽。追い越し加速はさすが600。このバイクなら事故はしない。でも、私が使う速度域では、前の400ccとあまり変わらないというのが、結論。通勤、通学、ツーリングを満たすには、400以上のバイクなら一切不満はないはず。
ただ、250では高速でやや不満がでるだろう。
名阪国道に入る。ここは、高速ではないのに、高速より早いくらいのスピードで流れている。ここで、白バイとおぼしき側車つきのバイクを発見。60キロ制限を120キロでとばしていた。制服がどう見ても、お巡りさんに見えたが、あんなバイクに乗るのだろうか。一人は3輪バイクにのっていた。伊勢道に入ると、やたら側車つきバイクが目につく。どっかで集まりでもあったのだろうか。
なんで、こんなんに乗るのかなあ。側車にはクーラーもないし、けっこう暑そう。ゴールドウィング1500に側車つけてるのは、わかるとして、ヤマハのディバージョン900では、ちょっと力不足。(真ん中の奥の黒いやつ)
乗ってるのは、だいたい年のいってる人が多い。私なりに考えるのに、大きなバイクに乗れて、かつ絶対にこけないということで、乗ってると思う。年がいくと、300キロを超すバイクは起こせないからね。
8時40分、スペイン村到着。基本的には遊園地だが、見るところもまあまあある。
女神みたいな人が、ライオンの車に乗っている像である。おそらく、スペインのどこかにこの本物の像があるのだろう。
この日は非常に暑い。
11時10分出発。一路鳥羽水族館へ。11時50分到着。けっこう近かった。
これは、鳥羽水族館のジュゴン。フラッシュ撮影はご遠慮下さい、とあったが、撮ってしまいました。今日特に目についたのが、写真を撮ってる人の6割くらいが、携帯で撮っていること。デジカメが4割くらい。フィルム式のカメラはとんと見かけなかった。
帰りの伊勢道のSA。一番奥の右端が私のバイク。伊勢道は、名神よりは、平均20キロプラスで走っている。でも、ちゃんと覆面パトも走っている。ご用心。
こういうところに止めるバイクは、やはりど派手でなかったらもたない。
目立つのは、派手でフルカウル。どこのSAでも見るのは、TL1000S、ファイアブレード、ZZR-1100などなど。そこへいくと、私のバイクは、こういうところに並べると、インテリすぎて、おとなしく、知性的すぎてあかん。上の写真の右手前は、フォルツァ250というホンダのスクーター。えらく、目立ってるから腹立つ。私の方が、排気量も多く、すごいのになんとなく、おとなしい印象になってしまう。バイクも、乗ってる人に似るんだな、きっと。
358キロを走破。高速ツーリングなら、リッター20キロは伸びる。
天気はいいし、楽しかった。先週の日曜日は、リトルワールドに行ったし、週に2回もツーリングをした。おまけに無事故・無違反。
低速のカーブではやや前輪が挙動不安定
雑誌に書いてあった記事はこれのことだな、と思った。低速でのUターンはハンドルがぶるぶるとふるえる。実際走行には影響がないが、ぶるぶるというのは気持ち悪い。
2気筒だから、寒い朝でもエンジンは一発始動。安心である。
重いことが相当気にはなっていたが、4ヶ月乗ってみるとさほど気にならないようになった。
追い越しの加速は、すばらしい。さすが、600と思う。
なんとリコール 10.5
なんとリコール。後ろ車輪のホイールの強度に問題があるらしい。
ディーラーに聞いたら、タイヤはいのうえかブリジストンかと聞かれた。誰だってブリジストンって
言うよね。修理に言ったら、私の前輪はいのうえのタイヤ。修理屋さんはしぶってたけど、むりやり
ブリジストンを後ろにつけた。しかし、そんなん販売前にチェックしときいや、ホンダさん。
ただ、気になるのは、日本に出回っている同じ車種にいのうえのタイヤをはいたものとブリジストンの
タイヤをはいたものがあること。これって不公平とちゃうん。
細部紹介をしてみよう H14.9.15
デジカメは便利だー
180センチの私でスクリーンがこの高さ。ちょっと高いかな。
右のボックス。通行券を入れるのに便利。コインを入れて走ると、
振動でジーっと音がする。
左のボックス。合羽上下とパンク修理剤か入る。かなり、深い。これは、非常に便利である。普通のバイクで、これだけのスペースがあれば、間違いなく絶賛を受けるはず。ここに合羽が入れば、後ろのトランクは目一杯使える。2泊程度のツーリングなら、荷物をくくりつけずにいける。
私の唯一の不満。「600」の文字がない。たいていの人は400と思ってる。この前、学校で帰ろうとしたら、生徒が「先生、これ400?」と聞くから、大きな声で「600」と答えといた。しゃーけど、いうとかな、わからんっちゅうねん、ほんま。
ホンダさん、誤解を招くのよね。なんで、「600」と入れてくれへんねん。
後ろのブレーキは、片側2ポット。前後連動だから、後ろが効いて、思い切り握ると前後両方に効く。
前のブレーキは片側3ポット。ただし、前ブレーキは2ポットで、後ろブレーキを強く握ると一つが効くようになる。効きは十分。きゅっと握るとタイヤはきれいにロックする。
メーター回り。左が回転計。右の液晶に時計、水温計、燃料計、距離計がある。下のランプ類は、サイドブレーキ等。特徴的なことは、ベルトの交換時期を示すランプがある。約2万キロに一回つくのかな。ちょっと車のような雰囲気があるでしょう。でも、ヤマハのマジェスティの250のくせに、5連のメーターがついているらしい。
これだけのメーターをいつも見て走ってるわけだから、ちょっとゴージャスな気分になるのである。
では2000キロレポート H14.9.12
雑誌「ヤングマシン」風に決めてみよう! ! !
街乗り | 高速 | ワインディング | コメント | |
ポジション | 10 | 10 | 10 | 超楽ちん。景色を楽しめる。 |
エンジン性能 | 9 | 10 | 9 | 低速のエンジン音がややうざい。 |
ハンドリング | 8 | 9 | 9 | 低速で内に切れ込むくせがある |
ブレーキ性能 | 10 | 10 | 10 | 神経質でなくよく効く |
メカ・装備 | 10 | 10 | 9 | 収納抜群、バンクさせすぎるとこする |
総合評価 | 9 | 10 | 9 | 大変満足している。600に乗ってる誇り |
10・・最高 9・・とてもよい 8・・かなりよい 7・・よい 6・・ややよい 5・・普通
4・・やや悪い 3・・悪い 2・・とても悪い 1・・最低
講評・・・街乗りの9は、低速でエンジンの回転音がややうざいことと、低速でハンドルが内へ切れ込む
こと。高速の10はそのまま。トルクはすばらしく100キロを超しても、アクセルひとひねりで猛然と加速する。ワインディングの9は、傾けすぎると車体を地面にこすること。
・ハンドルがすごく近い
こいつは、大型に見えるけどシートからハンドルまでがすごく近い。180センチの私が、バックレストを一番後ろに下げても腕が曲がる。シートの前よりに座ると、原付より近いのではないかと思うくらいだ。
ただ、その分ミラーが近くて、見るのに結構首を左右に振る。
・Uターンはしやすい
低速ではハンドルが、結構切れ込んでくれるため、Uターンは楽である。
・サイドブレーキはよく効く
サイドブレーキは、ディスクをはさむ方式であるためよく効く。レバーの場所もよく使いやすい。
明治村へ行った ツーリングレポートはこちら
・尻が痛くならない
このシートは、雑誌では尻が痛くなるとあったが、何時間も走ったが、尻は全く痛くならなかった。思っていたより、シートはよくできている。本当に尻が痛くならない。
・120キロだすと巻き込み風はきつい
100キロまでは、あまり感じないが、120キロ出すと巻き込み風がかなりうるさい。バイクの宿命だろう。スカイウェイブ650のウィンドプロテクションは完璧と雑誌にはのっているが、本当かな。
・100キロ以上でもエンジンブレーキは割と強い
これが、意外であった。120キロから、アクセルを戻すと4秒半で100キロに下がる。これは、前のスクーターがアクセルを戻してもブレーキが必要なくらいすーっと走るから、それとくらべるとエンブレがきつく感じる。これはいいのか悪いのか。安全と言えば安全である。いったん、20キロもスピードが落ちると再びあげるのに、ガソリンが無駄である。4気筒と性質が似ている。
・安定した走り
走りは、安定している。気持ちよく疾走する。雑誌には120キロを超すと前輪がふわふわする、とあるが私にはわからなかった。力のあるバイクなので、追い越し車線を走ってもストレスはない。重いので横風の影響も少なめと思う。
とにかく、追い越し車線を走っていて、前の車と同じ車間距離のまま加速についていける。さすがに、600ccだと思う。ぐいとひねると、恐ろしい加速が始まる。といっても、ZRX1100で感じた、脳がとろけるほどの加速には及ばない。でも、脳はとろけないが、心臓がとろけるくらいの加速は十分感じる。とろとろした車なら、車線変更して一気に追い抜く。
・振動は多い
2気筒だからか、振動はけっこう多い。バックミラーで車種を確認することは難しい。後方車に人が何人乗っているかわからないので、覆面パトを見分けることができない。
・燃費
高速を走っている状態で、燃費は20キロ。やはり、600。もうちょっと伸びたらなあ。
・すり抜けについて
すり抜けをするとき、路面のうねりを観察するが、近くはスクリーン越しに見ることになる。ところが、スクリーンがけっこう曲面になっていて、地面が揺れて見える。これはけっこうつらいものがある。
・でかさではリッターバイクに負けない
とにかくでかいバイクだから、リッターバイクの横においてもひけはとらない。荷物を後部座席にくくりつけているバイクが不自由に見える。やはり、トランクに入れられるのは便利である。高速道路で、車に乗っている人を感心させるには、やはり900cc以上は本当はほしい。私のは、600ccだけどスクーターでは、最大級だから、感心させるには十分である。
・ランプは2つある
前についているランプは、下向きようと上向き用と2つある。これが安心である。いざというときは、スペアのランプをつけて走っているようなものである。
1000キロレポート
エンジンブレーキがよくきく
こいつはエンジンブレーキが実によくきく。完全にエンブレのなくなるのが、時速90キロくらいか な。特に40キロ以下ではそれなりによくきく。前のバイクはアクセルを戻すとブレーキ、の繰り返し であったが、これは、時速40キロ以下ではアクセルをもどしてもまずブレーキは使わないてすむ。
徐行がしやすい
前のバイクは、エンジンの回転をあげて半クラッチの状態で徐行をしていた。だから、徐行するにも けっこう回転数があがった。しかし、これは、回転をあげていったんクラッチがつながったら、2000 回転20キロの徐行が可能である。(アイドリングが1200回転程度)
4000回転以上で怒濤の加速が始まる
4000回転で普通に走れば、時速80キロはでる。どの速度域でも、4000回転を越すほどアクセ ルを回せば、結構な加速が始まる。5500回転でトルクが最高になるらしいけど、そこまでもっていっ たらおそらく120キロくらいは、いってしまうと思う。
切り返しはこけるもと
やっぱり重い。せまいところで、両足をついて切り返しをしていたら、やっぱこけそうになった。
特に、ハンドルを切った状態でとまると、危険である。
すり抜けはしやすい
大きいが、250CCのスクーターと比べて高さが高いだけで、幅は変わらない。従ってすり抜けしやすい。
バンク角が深い
前のと比べると格段にバンク角が深い。素人の走り方の範囲なら、少々倒しても車体をこすること はない。けっこうバンク角が深い。安心してコーナーを曲がれる。
2002.8.15
今日は高速で、110キロ出した。風はけっこう巻き込むようだ。安定しているとおもうが、雑誌の記事で
は120キロを超したあたりから不安定になるとあるから、もうちょっとスピードだして検証せなあかん。
見ればみるほどでっかいなあ。
2002.8.14
今日、1000キロ点検をした。特に異常なし。さあ、加速ができると思って、アクセルをぐいっとひねった
が、4000回転以上あげることは難しい。パワーバンドが5500回転だから、まだまだ力があることにな
る。4000回転を維持しようとアクセルをひねったら80キロがすぐに出てしまう。レッドゾーンが8500回
転だ。そんなん誰が使うんだ。
これは一度、高速でぶっとばさなあかん。
今日は、スカイウェイブ650を見た。でかい。とにかくでかい。ミラーの幅が1メートルくらいある。
スポーツバイクで言えば、BMWの1100くらいな感じ。あれは、いくらなんでも通勤には使えない。
前に乗ってたスカイウェイブ400が売りに出ていた。マフラーのわずかなへこみ。間違いなく、前に乗っ
てたやつ。298000円であった。今年の一月に、凍結路面で派手にこけた。傷もちょっといってる。セン
タースタンドも少し曲がっている。それ考えたら、価格はこんなもんか。
2002.8.7
今日、気のついたこと。普通、右足はステップにのせておくのだが、停車時にたまにおろすと、エンジンの熱気が結構すごい。
かなり4気筒的かな。
250のスクーターを見た。なるほど、600の方がでぶっちょいという感じだ。長さとか幅とかは数値的には
かわらないが、250はかなりスマート、ぼくの600は太ってるといった感じだ。やはりでかい。
重いのは重いが、そのぶん、安定感を感じる。
本日で600キロ走破。あと、400キロで慣らし運転が終わる。
2002.8.6
前のバイクとどこがちがうか。足を乗せるところが広いのと、やや低いこと。気分はアメリカンというほど、足は放り投げられない。
本日の燃費は180キロで9リッター。すなわち20キロ。なかなかのものである。
気になるのは、雑誌にも書いていたとおり、振動が多いこと。時速70キロ前後で右のミラーがかなり振動するため、車種の判別は難しい。
ときどき、冷却ファンが回るが、4気筒に乗ってる感じになる。なれてくるに従って、前の400のスクーターとあまり変わらない感じに
なってくる。
いいところは、徐行する際、エンジンの回転数をあげなくてもすむこと。前の400はエンジンの回転をあげていないと、クラッチがつながらないため、徐行する際もけっこう回転をあげていた。このバイクは、いったんクラッチがつながったら、エンジンの回転数が低くて徐行が可能である。これは、よく研究されていると思う。
2002.8.5
ヘルメットがトランクにすっぽり収納できるのがありがたい。やっぱ、トランクが広いってのはすごい。
雑誌にはいろいろ書かれているが、ここまで乗った感じでは前のスカイウェイブ400と変わらない感じである。
カーブで内側に体に預けると、切れ込みすぎるのは、ZRX1100もスカイウェイブも、シルバーウィングも同じである。
確かに重いのであるが、ほとんどそれを感じないのは、両足がべったりつく足つき性の良さか。
2002.8.3
昨日と今日で180キロほど走った。ワインディングでは、かなり倒し込んだが、バンク角が深い。めったなことでは、スタンドはすらない。
思い切って倒し込める安心感がある。これはかなり評価できる点。
雑誌には車線変更が遅いとか書いてるけど、ぼくにとっては前のバイクより速いくらい。後方を黙視したとたん車線の変更をしてるから
危険なくらい。
400と600の違う点。時速70キロが400の50キロくらいに感じることかな。
燃費は慣らし運転で街乗り17.5キロ。街乗りとツーリングで19.2キロ。一応、ほぼ、人のHPでの報告通りである。
ウィンドプロテクションでは、ヘルメットのおでこより低いところはほとんど風があたらない。よくできている。
2002.8.1
買って約5日目。やっと、愛着がわいてきた。600に乗っている誇りと安心感。
いろいろな場面で走ったが、よく曲がる。記事とはだいぶ印象が違う。
これを、クラウンと評した人がいるが、なかなかうまく言い当てている。スカイウェイブをサニーとすれば、クラウンかな。
ゆったりと、そしてビューンとかけていく。
200キロ乗った感想。ウィンドプロテクションが完璧。
袖に風を感じる程度で体には全くと言っていいほど、風があたらない。実によくできている。
スカイウェイブが後ろからの風の巻き込みがきつかったのから比べると、完璧に風を防いでくれる。
雑誌には、曲げるのに難しいと書いてあるが、何度かやってみたが、けっこうきれいにまがるけどね。
カーブでは違和感なくごく自然に曲げられるしすっとすばやく起きあがる。
600CCがすごいとは感じない。むしろ、スクーターということを考えると、これくらいの排気量があって普通
かなと思う。
エンジンは、ブーという音で4気筒エンジンと音も感触も似ている。
重さはどうか。スカイウェイブは190キロ、シルバーウィングは236キロ。重いけど、重心が低いのであまり
感じない。
ただ、停車時に以前よりふんばる力が必要かなと思う。ハンドルを切った状態で、緊急停車すると間違いな
くこける。今のところ、押し歩きはようせん。重くてこかしそう。
シートがややかたく、尻が少し痛くなる感じがする。
走行の安定感と安心感は抜群である。
よく600ccを買ったと思う。だいたい、236キロの車体を400ccで駆動しているバイクはない。そもそも無
理がある。
600ccでちょうどいいと思う。排気量が大きくなってなにが違うかというと、時速70キロで走ってもエンジン音が静かだし悲壮感が少ないということだな。