この旅は退職の年であった。この旅のあとくらいから胸の深くからタンがでるようになった。そして、10月の肺炎につながった。この旅でかなり疲れたのかも知れない。
2016.9.24 記す。
以下は当時のままを掲載する。
伊良湖への旅 2010.8.16
伊良湖へは今回で4度目となるが、気晴らしにいった。往復400キロで車の運転は約10時間であった。家を出たのが6時半、帰宅が6時半であった。
うえは、田原市の博物館である。お城のように作られている。ここには渡辺崋山の絵や書がある。一番右は、民俗資料館。建物がすばらしい。あいにく、月曜で、ふたつとも休館であった。
くやしいから、すぐそばの蔵王に車であがった。見晴らしが実にいい。買ったばかりの時計で計ったら海抜250くらいと出た。
近くの海水浴場に行ってみた。みんな水着を着ているのに、山のかっこうをしているのは私だけであった。
伊良湖岬の突端、恋路が浜である。真ん中は、12年前に泊まったこともある五月堂。当時29歳の奥さんが美人ですてきだった。今どうしているだろう。一番右が、岬の最突端の灯台、非常に暑かった。
フェリーから伊良湖岬を見ている。このときすでに私は感傷的になっていた。寂しかった。フェリーで鳥羽について車で家まで走ったのである。