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私を熱狂させたゲームたち
評価 SS・・映像芸術の域 S・・きわめてすばらしい A・・・楽しめる B・・・少しもの足らない C・・・全くだめ
聖剣伝説2
PS4 評価A 2018.3.20クリア昔のゲームのリメイクである。内容は、仲間が力を合わせて、闇の支配者を倒すというものである。RPGの王道で、安心できる。
音楽は、わりと重厚でよい。バトルシステムは、力が100までたまってから一回切りつけるというシステムで、もたもたと面倒くさい。もう少し、ボタン連打で勝てる方が良かった。
閃の軌跡3 PS4 評価S 2017.10.30クリア
問題はフリーズが実に多いこと、一日に三回、四回と起こる。ぱっとブルースクリーンにかわるから、とりつく島もない。
それでも、全体としたら楽しめた。
これは同名の三作目である。士官学校を卒業した主人公らの同窓会も兼ねつつ、新7組も活躍する。
それと「空の軌跡」などの別タイトルの内容も混ぜてあるので登場人物が多く、前作等をやっていないと理解しにくい。
ストーリーは前作の続きでなかなか奥が深いものとなっている。新旧7組のメンバーが力を合わせて戦っていくというストーリーである。
音楽はなかなか快適でいい。グラフィックはPS4とすればやや不満が残るが、まあ及第点があげられる。
バトルシステムは快適で大打撃を与えることも出来、おもしろく進められる。
第四作に続く、ということであるので楽しみである。
イース8
ラクリモサオブダナ評価SS
2017.6.7クリア
これは、超名作ゲームである。今まで経験したことのないストーリーである。意外の連続でワクワクドキドキの連続であった。音楽もよく、記憶に残るものが多かった。戦闘システムはテンポがよく迫力がある。
ニーアオートマタ 評価SS 2017.3.13クリア
このゲームは以前やったニーアレプリカントのシリーズ作である。内容は人類滅亡後の世界を描いている。
ヒロインの2Bが美しく官能的でクール。それでいて色気もある。ヒロインにかなり思い入れをしてしまった。
ストーリーは荒唐無稽ではあるが納得できるものである。
音楽は、ゲーム史上トップと言っても過言ではない。官能的で切ない音楽である。女性が歌う曲が多いが、独特の岡部ワールドとでもいうか、とにかく官能的なのである。
ロード時間は、早いほうである。バトルシステムはアクション性が強く楽しめた。
とにかく、近年まれに見る感動大作である。
蒼き革命のヴァルキュリア
評価S 2017.2.21クリア
やり始めた時はなんとムービーの多いことかとあきれた。人物は動かずに紙芝居のような展開で、これはだめだと覚悟した。しかし、途中からテンポがよくなり、一人一人のキャラが表現されていくとゲームに入れるようになった。グラフィックは少し幻想的なタッチで美しい。ひとりひとりの個性はよく描けている。音楽は、印象に残るものが多い。
ストーリーは戦争ものであるが、ラストがなかなか衝撃的である。端的に言えば、忠臣蔵のゲーム版といったところかなと思う。なかなかおもしろかった。
テイルズオブベルセリア PS4 評価S
H28.9これは8月に発売された、プレイステーション4のゲームである。
まずストーリーは、今までのテイルズシリーズの中では1位が2位かというところである。ストーリーの展開に必然性があって納得がいく。前半夢中になってダンジョンを攻略するとやがてストーリーの分岐点にさしかかる。後半はなかなかはらはらさせる。
キャラは、一人一人の個性がよく描かれている。この点でも秀作である。特に主人公ベルベットの心の変化などは詳細に描かれている。エレノアの心の変化も無理なく納得できる。
音楽は、場を盛り上げるのにふさわしい。決して突出して耳に残るわけではないが、ゲームをすすめていて快適に耳に届く。
バトルシステムは、今までのボタンを押し続けていたら勝てる、というものから少し考えて戦略を考えねばならなかった。
全体としては、エンディングが非常に感動的である。終わってから、しばらくは誰とも話したくないという気持ちであった。
買ってよかった、やってよかったゲームである。
いけにえと雪のセツナ PS4 評価S 2016(H28) 4.17 クリア
スターオーシャンの口直しで買ったが、これが大正解。ストーリーはRPGゲームの王道で気持ちよく進めることができた。
音楽は、前編ピアノのみの演奏。これが意表を突かれたが、なかなかいいのである。心に残るものもあった。
グラフィックはすばらしいというものではないが、元々が童話のような絵だから、これはこれできれいなグラフィックと言える。一人一人のキャラもよく描かれている・
バトルはターン制。そして、敵も強いがレベル上げをすれば必ず勝てる。人にも勧めたくなる楽しいゲームだ。
スターオーシャン5 PS4 評価B (2015) H28.4.6 クリア
久しぶりの新作で楽しみにしていた。しかし、ストーリーがだめ。仲間がさら われる、追いかける、またさらわれる、追いかけるの繰り返し。話の途中ででてきたのがラスボスになっていて、非常につまらないストーリーがある。宇宙が テーマとなっているのに、宇宙は実質関係なし。分量がすくない。私は全部で5話くらいあって、1話がこれなのかなと思っていたらそのまま終わり。7日間でクリアした。
音楽はいいのもあるが、スターオーシャン3の使い回しもあってがっかり。主人公の戦闘フォームはスターオーシャン3のものをそのまま使っている。
バトルは7人でするから、誰がどの技とかよくわからない。グラフィックが美しいこと以外はいいところのないゲームであった。金返せといいたい。
テイルズオブゼスティリア PS3 評価S 27(2015) 2.7 クリア
17日間でクリアした。今回のテイルズシリーズはいい意味で裏切ってくれ た。毎回の作品は童話のようで登場人物も子どもが多かったが、今回は、少し大人の物語である。内容は、穢れと呼ばれる人々の欲望が渦巻く殺伐とした時代の なかで、主人公らの、救済を求める旅が続いていくというものである。ストーリーはおおむねよくわかるし納得のいくものであった。
なにより主人公を取り巻く仲間の個性が実によく描かれており、深みがだせている。特に戦いが終わった後のデータ画面で、登場人物が実におもしろいコントを何種類も繰り広げてくれる。やや大阪のノリだが、よく練られた掛け合いでおもしろかった。
こういう面からも、15歳から25歳くらいをターゲットにしているゲームとなっている。
音楽は特に耳に残るものはなかった。まあ、ゲームの内容によく溶け込んでいたとも言える。
エンディングは、胸がしめつけられるほど切なく感動的である。ただ、「テイルズオブアビス」のエンディングと全く同じ手法であった。
スターオーシャン 1st デパーチャー PSP 評価A 26(2014) .12.14 クリア
これは、たまたま店で見つけて中古を買った。ところが、よく見ると5年前にクリアしている。びっくりしたが、ゲームを進めても全く覚えていない。普通はこんな風景あったなとかうっすらとでも思い出すものだが、全クリアするまで思い出すことはなかった。
ストーリーは少し無理があるが、ただ一直線でラストまでいくのでわかりやすい。今回はすべてのサブダンジョンをまわり、最終武器も手に入れレベルも154まであげてラスボスを撃破した。5年前はレベル92だったから今回はかなりやりこんだことになる。
おもしろいゲームで夢中になってしまった。買ったのは12月9日だからスピードクリアだ。
ファイナルファンタジー3 PSP 評価A 26.12.2クリア
これはおもしろい。ジョブというものが20種ほどある。戦士に育てるか、魔法使いに育てるか、忍者に育てるかなどを、自分で決めることができる。当然装備 品も違ってくるし、強さも違ってくる。PSPでよくここまで仕上げてきたなと感心した。この作品は音楽がけっこういい。官能的な音楽もある。ストーリーは 平凡だが、その分深く考えずに進めていける。私は、キャラ4人とも竜騎士にして熟練度99まであげてラスボスに勝った。達成感はある。
空の軌跡 FC PSP 評価A 26.11.20 クリア空の軌跡3部作の1番目の作品。おもしろかったが、特にかわったところのない実に平凡な作品。ストーリーにやや無理があるように思う。
那由多の軌跡 PSP 評価A 26.11.15クリアこれはアクション性のきわめて高いRPGである。ボタンの操作技術の早さと 巧みさが要求される。はっきり言って難易度はかなり高い。特にかにのモンスタターには、閉口した。難しい。しかし、テンポよく進めることができたし、達成 感はある。武器を強くするシステムがおもしろくけっこう夢中になる。
蒼の軌跡 PSP 評価A 26.11クリア
内容に意外性もあり十分楽しめた。これは5章からなっているが、3章まではだらだらして特にストーリーの進行はない。ところが終章にストーリーが集中しておりものすごいボリュームになっている。終わってみると、おもしろかったという印象である。
閃の軌跡2 PS3 評価S 26.10.15クリア
このシリーズの1では、士官学校7組のそれぞれの生徒を掘り下げたものだった。今回は、内戦に巻き込まれていく彼らの姿が描かれている。
ラストは大どんでん返しで、主人公が茫然自失の状態で終わった。続編がでるので楽しみである。
このゲームは、とにかく音楽がすばらしい。全体に官能的とさえ思うような甘美な音楽が次から次へと出てくる。
キャラの個性もよく描けている。いいゲームである。
零の軌跡 PSP 評価A 26.10.16クリア
これは中古で買ったもの。軌跡シリーズの中でも最も普通の無難なできである。いろいろと戦略を練るバトルも面白いし、ストーリーに意外性もあり、なかなかの出来栄えだった。ただ、やはりPSPでキャラもグラフィックもそれなりであった。
チャイルドオブライト PS4版 評価S 26.6.18 クリア
これは、完全2Dのゲームである。人物も童話の挿絵のような書き方である。別にPS4でやらなくてもいいだろうと最初は思った
ところが、これはこれで楽しい。童話の中のお姫様を操作して敵を倒し、ダンジョンを攻略していく。1600円という価格の通り短編だが、なかなか素晴らしい。
なにより音楽がしっとりと聞かせる。この価格でこの音楽はお得感が強い。ロード時間もほぼ皆無といってよく、さくさくとゲームを進めることができる。リアルな画像もいいが、こういう童話のような絵もいいものだと痛感した。
PS4で初めてのゲームである。まず、グラフィックスが抜群に美しい。そして新撰組の面々の個性が実によく描けている。
やりこみ要素も満載で、ストーリーのほかに、ダンジョン攻略と言うのもある。また、いろいろなアイテムを集めて強い武器を作るという楽しみもある。幕末の京都を自由自在な走りまわるのもたのしい。なにより主人公の、斉藤一こと坂本竜馬のキャラが実に魅力的である。
私は今2週目で強い武器も全部作ったのでちょっとやることがないというところである。
まあ、実によくできた楽しいゲームである。ファイナルファンタジー13 ライトニングリターンズ PS3版 25.12.17クリア 評価SS
「ライトニングリターンズファイナルファンタジー13」
を今クリアした。これは、すばらしいゲームである。FF13と聞いたときに過去2つの作品の焼き直しだと思っていたが、世界観や ダンジョンを全く新しく作ったことに驚いた。ゲームはストーリー を追う部分と自由にフィールドを飛び回れる部分に分かれている。 このゲームの変わったところは、時間制限があることである。慣れ ないうちはあせったが、うまくやればきちんとクェストがこなせる ようになっている。
ところどころにFF13のメンバーが登場し、ラストは全員が集まって、次の生のために旅立つ。FF13の三部作を締めくくるのに ふさわしいエンディングである。はっきりとFF13の続編は今回 でおわりということである。
このゲームのグラフィックは超一級であり、前編が甘美な美しさにあふれている。スクウェアエニックスもやればできるんだ。
ライトニングのウェアが60種以上あり、ライトニングをたっぷり堪能した感じがする。音楽もいい。荘厳でへたにストーリーをじゃ ましない。
FF13の過去2作は、クリアしてから自由にフィールドをかけまわるパターンであったが、今回はクリアしたところでゲームはきっ ちり終わる。
いいゲームをしたあとの虚脱感はこの作品では大きい。
テイルズオブラタトスク PS3 25.11.5 クリア 評価Sこれは、よくできたゲームで、十分に楽しめた。シンフォニアの続編であるが全く別の話になっている。なにより、ハッピーエンドなのがうれしい。
テイルズオブシンフォニア PS3版 25.10.25 クリア 評価S
これはPS2版で10年前にクリアしている。今回PS3版が出たので買ってやってみた。
やはりおもしろい。ボリュームがしっかりあって、難解なように見えてなんとか進めていけるようになっている。
なにより差別の問題を真っ正面からとらえているところがすごい。今までのゲームではなかった取り組みであった。
音楽のいい。これは復刻に値するゲームである。
閃の軌跡 25.10.10 クリア 評価S
軌跡シリーズであるが、いままでのものとは全く違ったゲームとなっている。学園が主体である。私は「FFゼロ」を思い出して少しいやな予感がした。
しかし、内容は相当異なる。ストーリーはなぞに満ちあふれているものの説得力がある。一人一人のキャラの個性もよく描かれている。実に興味深くおもしろいが、最後の5分で全体のなぞの5%くらいが解明されるが、あとは完全に「つづく」モードである。楽しく進めていけるゲームである。
テイルズオブアビス 25.9.16クリア 評価S
このゲームは実に7年ぶりにクリアした。やはり感動する。テイルズ史上最高のエンディングである。終わったあと、なんだかつらくて悲しくてたまらない。
音楽も最高である。ぜひPS3かPS4でリメイクしてほしい。
空の軌跡 THE 3rd 改 25.8.7 クリア 評価S
このゲームは、PSP版の焼き直しである。PS3用に作り替えてあるので、絵や動 作はきれいで安定している。キャラは16人出てくるが、さすがに一人一人を描き切れてはいない。ストーリーはまあよくあるものではあるが、ラストがなんか 腑に落ちない。ただ、レベル上げの興味は半端じゃなく実におもしろい。
特筆は、音楽がすばらしくよいことである。そして、なんと、ゲームDVDにオリジナルサウンドトラックが全24曲入っている。もちろんCDと同じ音質であり、ウォークマンにもちゃんと入った。
この夏3週間夢中にさせてくれたいいゲームであった。
アークザラッド3 25.5 2回目クリア 評価Aこれは、9年前にクリアしているが、全く覚えていない。普通は、あるダンジョンに入ったら「ああ、こんなんあったなあ」とうっすらと思いだすものだが、全く思いださなかった。そのことがショックである。
幻想水滸伝 紡がれし100年の時 25.5クリア 評価S
これは面白い。テンポがよくストーリーにも必然性があり納得できる。レベル上げもきちんとできる。夢中になっているうちに終わる。PSPのゲームだがキャラもよく描けている
フロンティアゲート 25.4 クリア 評価A
PSPのゲームである。主人公がまったくしゃべらないのが異様に感じる。武器を強くしたりレベル上げをしたりという、RPGの定跡をきっちり踏まえたいいゲームである。ストーリーは、とりたてて言うほどのものではない。
テンルズオブエクシリア2 評価S 24,12,10クリアこれは続編だが、本家よりもはるかにストーリーがいい。キャラもよくこなれていてそれぞれが持ち味を出している。特にジュードはこの続編の方がキャラの個性がよく描かれていて無理がない。
ゼノギアス 2回目 評価S 24.11クリア
2回目をしてみたがやっぱり面白い。内容もいいし、強いロボットをつくるのにいろいろと知恵を働かせるのがいい。なにより音楽が素晴らしい。
ファイナルファンタジー13-2 PS3 評価S 24.1 クリア
これはなかなかいいゲームである。グラフィックが素晴らしく、キャラもかわいくて魅力的である。がんばればレベルがあがりボスに勝てていく。ストーリーもFF13の続編にしては無理がない。このゲームはクリアしてからが楽しい。
シャドウハーツ フロムザニューワールド PS2 評価S 24.4.19 全クリア
以前、一度やったが、ラスボス手前で行き詰まってしまった。今回はイベントをほとんどすべてこなし、レベルをあげまくってついにクリアした。前回ラスボス手前でレベル56,今回は68まであげた。
シャドウハーツシリーズ1.2.3とすべてやったわけであるが、3はシリーズとしては前作とは関係が薄い。ストーリーとしてはありきたりのものであるが、そのやり込み要素たるやものすごいものがある。
それに、もう遊び心満載でおふざけもふんだんに入っている。ストーリーはシリアスだが、ラスボスの武器がおでんですよ。おでんでできた刀なんですよ。五重塔も出てくるし、回転寿司バトルも出てくる。
シャドウハーツ2のヨアヒム、今回のフランクなんて、吉本も真っ青というく らいギャグが満載なのである。作り手のセンスの良さが冴え渡っている。とにかく楽しくておもしろい。ゲームをよく知っている人があつまって練り上げたゲー ムである。PS2ゲームには名作がまだまだたくさんある。
ファイナルファンタジー零式 PSP版 評価S 23.12.13クリア
これは、おもしろいゲームである。買って損はないゲームである。内容は、アクションを中心としたRPGである。
基本はミッションをこなしていってストーリーを進めるというものである。主人公は魔導院のクラスゼロの14人が隣国との戦いを制していくという物語である。どちらかというとアクション性の方が強い。アクションは14人それぞれ武器が異なり楽しく戦いができる。
音楽はさほど耳に残るものは少ない。やり込み要素は満載で、2週目にしか出てこないミッションも数多く存在する。武器やアクセサリも多種多様で店で売っているもののほか、実践演習をこなすことで手に入るものもある。
いろいろな方法でレベル上げはできるようになっている。隠しレベル上げも存在し、なかなか楽しくできている。
アクションとはいえ、ラストは実にもの悲しい結末となっている。さいがにFFの冠を抱いているだけのことはある。
ただ、ラストダンジョンが、超難関である。私も数多くのゲームをこなしてきたが、こんなに長くてしつこくて難しいものは過去に記憶がない。途中のボスだけで5時間かかる。
おまけに絶対に死ねないようになっている。つまりゲームオーバーがないのである。ゲームオーバーがあると、もう一度レベル上げをしてがんばることができるが、死ねないと延々と続けることになる。
いいようだけど、これはこれで無限地獄のようでしんどい。総じておもしろいゲームであった。アドレナリン出まくりであった。60歳には少々きつい。
二の国白き聖灰の女王 PS3版 評価B 23.12.8 ラスボス前
このゲームは、スタジオジブリが手がけていることもあり、絵はきれいで風景も童話的でたのしい。広いフィールドを自由に駆け回ることができる。
RPGの定番であり、砂漠・雪国・洞窟など多種多様なダンジョンが登場する。ただ、全体にワンパターンで、雑魚敵を倒しながらダンジョンを進むと最後 に超強いボスがいるといったパターンである。戦いの基本は、ポケモンと実によく似ている。モンスターを獲得して育てていく。モンスターが2回脱皮していく のもポケモンそのままという感じである。全体にダンジョンがたんぱくであっさりしている。しかし、まあ楽しく進めることができた。音楽は特に耳に残るモノはないが、だいたい場面とうまくあっていた。
問題点は、各ダンジョンのボスが恐ろしく強いことである。このゲームの作者「LEVEL5」は何か勘違いをしている。ボスは強ければ強いほどユーザーは喜ぶと勘違いしている。
私もたくさんのゲームをしてきたが、強すぎる。子どもなどは、間違いなくギブアップである。もっと問題点はラスボスが異様に強いことである。私の場合主要なメンバー やモンスターはレベル99である。これ以上はないから、最高のレベルにしているのである。それでも勝てない。通常は勝てないならコツコツとレベル上げをし てがんばるところであるが、これ以上レベルがあがらないので絶望的である。
もっと問題点は、ラスボスを倒さなくても、おおよそエンディングの想像がつくということである。
絵も美しいし、世界観もいい。ただ、もう少しひねってもよかったのでは。
テイルズオブエクシリア PS3版 評価B 23.9.20 ジュード編クリア
今日、本編をクリアした。このシリーズ定番の精霊なども出てきて安定感があり、大変おもしろかった。キャラは個性的であり、一人一人の個性がよく描けている。
音楽も悪くない。誰にでも勧めたい楽しく夢のあるゲームである。
しかし、ストーリーがよくない。ボスキャラを倒すための必然性に欠ける。主 人公がどう考えてボスを倒しこの世界を救うのかが、全く納得いかない。おまけにラスボスは生き残っていてエンドロールあたりに出現する。主人公が「ぼくは 逃げない」とつぶやけばつぶやくほど疲れてしまう。
なぜ戦うのかを一人一人考える場面がある。ここも、主人公以下説得力に欠ける。
1.ミラ編を進めるとジュードと別行動をするところがあるが、合流した瞬間「神マクスウェル」との戦闘になる。なぜそうなるのかがわからない
2.アルビンは何度も裏切るのに理由が示されない。裏切ってもまたまた戻ってくるのはなぜか。アルクノアという組織の手先であるが、アルクノアにあいそをつかす動機が理解できない。ジランドが叔父である理由も示されない。
3.ミラはこちらの世界とあちらの世界を隔絶するためにシェルを作った。ところが最後はシェルをこわさねばならないと変貌する。
4.ジンというものをつかうと精霊が死ぬからだめだといいながら、ミラは自分の治療にはジンを使っている。矛盾がはなはだしい。
5.ジランドが「オリジンは精霊の命を奪わない」といっているのにジランドを倒すことになる。主人公ジュードの最後の結論も「オリジンを作れば精霊は死なない」というもの。ではなぜジランドを倒したのか。
6.主人公ジュードが、一人一人が最後の戦いに望む理由を求めるところがある。通常のゲームでは「仲間だから」でまとめるのだが、このゲームではとってつけたような理由をみんなが考え出す。
とにかく、テイルズ15周年にしてはあまりにも内容がお粗末である。中学生がゲームのストーリーを考えてのかとあきれる。実に残念である。このシリーズはいつも科学少女が出てくるのだが、今回は出てこない。
テイルズの最高峰は「ヴェスペリア」であった。
トラスティベル ショパンの夢 PS3版 評価S 23.5.8 3年越にクリア
このゲームは少し普通のゲームとことなる。ショパンのピアノ曲が全編にちりばめられたRPGゲームである。
絵は超一級であり、とにかく全編おとぎ話の世界である。きわめて美しい。キャラはすべて音楽記号の名前がついているといった徹底ぶりである。キャラは子供が多く実にかわいく描かれている。一人一人のキャラが描き切れてはいないが、メインの何人かは個性豊かに描かれている。
ストーリーは、3年かかったこともあるが、エンディングを見てもよくわからない。なぜ、評価Sとしたのかというと、あまりにも夢のような映像美ゆえにSとした。十分楽しめるRPGゲームである。
ファイナルファンタジー8 PS版 評価A 23.4から23.5.4クリア
このゲームは10年前のPS1用のゲームである。実はこのゲームは3回目である。一度目は10年ほど前。この時は、途中のボスが倒せずギブアップ。
二度目は2年前、ラスボス直前までいったが、PS3がこわれたため、セーブデータが消失。今回は3度目。9割方進めたところで、ネットから最強データをDLしてラスボスを倒して、めでたくエンディングを見た。このゲームは、結局は主人公のスコールとリノアの恋物語である。二人の純真な愛を表現していることはわかるが、少し鼻につきすぎるところがある。
音楽もほとんど耳に残らない。ストーリーは、魔女をたおすという定番である。すべてが、平凡な駄作といえる。
なお、ラスボスに勝つには、すべてを100%にまでレベルをあげておくことが必要である。
トリニティ ジルオール ゼロ PS3版 評価A 22.12.25から23.1.21 クリア
これは様々なクェストをこなしながら 本筋のメインクェストをこなすことで物語が進行するRPGである。
キャラは少し個性が描き切れていない感があるが特段ゲーム進行に差し障るも のではない。グラフィックは極めて美しく申し分のない美しさである。ストーリーはよくあるパターンで特に目新しくはないが、その分安心して進めることがで きる。戦闘システムはとっつきやすくおもしろい。音楽は重厚でなかなか聴かせるものが多い。
娯楽大作アクションRPGと割り切れば大変愉快で爽快感のあるゲームである。
ただひとつ難点は、キャラを走らせた時に異様にスピードが速く、周りの景色がすごいスピードで動くので、3D酔いしやすい。とくに新月の塔というダンジョンはくるくると回る柱があり、完全に酔ってしまう。
全体としては大変おもしろいゲームである。
テイルズオブグレイセスf PS3版 評価S 22.12.2- 22.12.24 クリア
このゲームは、テイルズシリーズの最新作である。今回少しおもしろいのは、 きれいに前編と後編にわかれていることである。後編はいわゆるサービスでつけたのではなく、前後編あわせてきれいに物語になっている。ストーリーは特に感 動を覚えるというものではないが、無理なく流れていくし無理なく解決していく。やっていてとても楽しめるストーリーである。何より仲間の暖かさが伝わる点 では、テイルズシリーズの中でも群を抜いている。いいエンディングである。
キャラクターは、一人一人の個性がよく描かれている。敵となるキャラクターにも十分配慮して描いている。特にパスカルやヒューバートはいい個性である。テーマとしては神と人間、永遠と一瞬を見事に対比させている。けっこう奥の深いストーリーである。このテーマはゼノサーガ3で真剣に取り組んでいる。勝つのは神ではなく人の温かさというところが実によくにている。
ただ、テイルズ定番の、イフリートやウンディーネなどの妖精が出てこなかっ たのは残念であった。しかし、全体のストーリーが実に楽しめるものとなっているので十分カバーできている。ストーリーは、テイルズオブディステニー2とに ているところがある。音楽は場面とよくマッチしているが耳に残るものは少ない。
白騎士物語2 光と闇の覚醒 PS3版 評価A 22.8.2 クリア
これは、なかなかおもしろいゲームである。バトルシステムは前作と全く同じ である。だから安心できる反面マンネリともとれる。世界観は前作の使い回しがほとんどである。このゲームはメインのストーリーと変更してクエストをするこ とにより、レベルが上がっていくし、レベルがあがれば、ジオネットというチャットのて゜きるサイトでみんなに見せびらかしたくなる。だから、メインのス トーリー以外でいろいろな楽しみ方ができる。
メインのストーリーは、わりと平板なものであるが、クエストで装備を手にい れたり、異世界で極めてレアな装備を手に入れたりできる。だから、かなり夢中にならせる要素を持っている。特に異世界でアークナイトを手にいれるかどうか は、すごく大きな問題であり、手に入れていないとクリアすることが大変難しい。
私は必死になってアークナイトを手にいれたので、めでたくクリアできた。アークナイトとは、キャラがロボットに変身できる道具である。結論としては、ストーリーはたいしたことはないが、様々な要素で夢中にさせてしまうので、評価はAとした。
ニーァレプリカント PS3版 評価SS 22.5.7 クリア
これは、 独特の香りをもつゲームである。戦闘システムは一般的なアクションだが、独特のやり方がある。ボスは慣れないうちはなかなか死なず、何度でも復活する。は じめは腹がてたって売ってしまおうかといらいらした。しかし、慣れてくるに従っておもしろくなってきた。レベル上げがしやすく、レベルが1上がるとパラ メーターは格段に上昇する。いままで、倒せなかったボスに楽々勝てていく楽しさ。これぞ、RPGの醍醐味と感じた。
キャラは美しく個性的である。人物もそこそこ描けている。グラフィックは抜群に美しい。ストーリーはなぞに満ちていて、エンドを見ても何が虚で何が実で あったのか錯覚するほどである。2周目は、まのも側から語られる部分もあり、1周目と2周目が異なるところも芸の細かいとこである。人間の業というものを 描き出している。実にもの悲しくて、実に感動的である。声優もいい味を出している。特に「しろ」のピーターは味わい深い。このゲームは今までやった中でも 最も中毒性が強い。ついつい夢中になってしまうのである。私は前編EASYでやったが、ハードよりイージーの方がレベルは上がりやすい。どちらでやっても結果に違いは全くない。
音楽が柔らかく官能的ですばらしい。ゲーム音楽では一番ではないかと思う。殺伐としたバトル中に、やさしい官能的な音楽が流れるのである。音楽が聞きたいために特定のダンジョンに入りたくなる。
全体に慣れるまでは苦労するものの、買って損はないゲームで夢中にさせてしまう何かをもっているゲームである。
クリア時のレベルは34であった。easy設定で34というのは、ほぼ楽勝でおわれるレベルである。
今2周目が終わった。ストーリーの全貌がやっとわかった。まさに鳥肌ものの 感動である。もう切なくて悲しくてつらすぎる。涙が出そうであるが、あまりの意外な結末に茫然自失といったところである。これほどの感動をありがとうと言 いたい。すばらしい。これはすでに文学である。
ラストリベリオン PS3版 評価A 22.4.12 クリア
これはゲームとしては今ひとつである。複雑なダンジョンもないし、キャラのあくどいような主張もない。ストーリーはよくわからないが、おおよそのことはわかる。
ただ、バトルのシステムはなかなか工夫のあとが見てとれる。敵は強いが、ひとつ二つのレベル上げで、あっさり勝てていくようになっている。
はじめは、なんだこのゲームと思ったが、なぜか、最後までやりきってしまった。なんとも言えない魅力のあるゲームである。全体に短編であるが、軽食を食べるくらいの気持ちでやればいいゲームと言える。音楽が非常によい。今CDをさがしている。
主人公の女性のスタイルが抜群でドレスもいい、清潔なお色気もある。すっかりとりこになってしまったくらいである。
2周目もないし、やり込みも少ない。ストーリーも単純、キャラの個性も立っていない。でも、軽いゲームと割り切れば、非常に楽しく魅力のあるゲームと言える。
大作と大作の間に楽しむにはもってこいである。
アルトネリコ 3 PS3版 評価S 22.4.2 クリア
これは、ひとことで言うと「お色気RPG」である。主人公の女の子2人が魔法使いで、レベルがあがるほど、服を脱いでいくというしかけである。
最終レベルは上下下着だけとなる。おまけに、二人とも多重人格という設定で合計6人の女の子を脱がせることができる。とくにサルパトゥールはお色気たっぷりで、大きな胸と豊満な肉体を惜しげもなく見せてくれる。胸の揺れまで再現しかなりのわくわくものとなっている。
しかし、ストーリーはしっかりしており、一応軽いのりながらきちんと最後まで収束している。主人公と2人の女の子の恋のさやあての要素もあって、一応マルチエンディングの形をとっている。戦闘システムは実に個性的でありながら、違和感なくやっていけた。
また、音楽が実におもしろい。世界の民俗音楽をすべて網羅したかのような実に個性的なおんがくである。
全体としては、お色気たっぷりだが、それだけに流されないで、しっかりとしたストーリーがあるので、飽きずにクリアできた。
私は「サキトゥルーエンド」でクリア時は、レベル81であった。81でも、ラスボスは30分いじょうかかり、回復薬をほぼ使い切ったところでやっと倒せた。
いいゲームである。十分楽しめる。自信をもってお勧めする。
スターオーシャンラストホープ PS3版 評価SS 22.2.21クリア
これはXBOXで二度やっている。今回PS3で3回目をしたわけだが、やはりすばらしい。ストーリーがはっきりしていて必然性があり無理がない。キャラも個性が実によく描かれている。やっていて楽しい。音楽も秀逸である。印象にのこるし、感動的である。
すべてにおいて、実に優秀なRPGであると言える。ボスはけっこう強いが、レベル上げもしっかりできるようにつくってあるので、心憎い。
PS3版の特徴は、バグやフリーズが一切ないこと。これはありがたい。連戦が可能である。今回は、サラエンド、ミュリアエンド、リムルエンド、バッカスエンド、れいみエンドが見られた。よかった。ラスボス時はレベル81であった。
グラフィックはXBOXよりも美しい。
このゲームのすごいところは、やりこみである。クリア後のやり込みが半端じゃない。ものすごい量があるし、敵の強さも2桁は強い。まだまだ楽しめる。
買って絶対に損はない。ファイナルファンタジー13 評価SS 22.1.11 クリア
これは大変いいゲームである。10章までは一本道で進む感じが強く、ネットでも、大平原を走り回る自由がな いということで批判があったほどである。確かに一本道で、11章から行き来の自由が出てくるし、普通のRPGという感じがする。ただ、このストーリーが、 自分の使命をめぐって迷いながらだんだん自分の意志で生きていく様が描かれている。全体に人間の葛藤がテーマとなっているので、一本道でうつうつとした感 じを表現しきったと思う。だから、終わってみるとゲームの作り方がよくテーマとあっていると思う。
グラフィックは超一級といえる。特に、12章の始めのムービーはすさまじく自分の家が映画館になったような錯覚に陥るほどである。大平原の景色はダイナミックで本当に自分が古代に行ったような気にさせる。音楽は格調が高く、優れている。場面をよく盛り上げている。各キャラの個性はよく描かれており、一人一人に愛着がもてる。
ストーリーは、やや難解なところもあるが、必然性は理解できる。人間が希望をもって生き抜くさまが力強く描かれる。すばらしい。
エンディングは、悲劇と心温まる完結が交錯するという不思議なものとなっている。本当に切ない結末である。秀逸であると言えるだろう。このゲームは、10章までが前半、11章から13章までが中盤、クリア後のミッションが後半部分となる。クリア後の方がおもしろく、自由に移動ができて、どんどん強くなり、また強敵と相対する。
ボスは全体に強い。難易度は高いが、戦い方をよく理解すれば勝てる。ラスボスは非常に難敵である。その分やりがいはある。
感動するゲームである。いいゲームである。
ファイナルファンタジー8 評価A 21.11.10
ラスボスだけを残した状態で、PS3がこわれたためデータを失った。
このゲームは、10年越しで進めたゲームであった。独特の世界観をもっているゲームで、非常に個性の強いゲームである。
ストーリーは、一応定番ではあるが、変化や納得すべき部分が少なく、必然性がない。突然宇宙へ出て行ったりストーリーがふわふわとしている感じがした。
レベル上げはしやすいし、どんどん上がっていくのはおもしろいし、楽しい部分ではある。音楽は、ほとんど印象にない。
主人公のなんとなくひねくれた部分が後半になるとかなりいやみに思えてくる。
FFの7と9があまりにもよかったため、どうしても見劣りがしてしまう。
各キャラについては個性を十分描けているとは言えず、リノアとスコールの恋もなんとなく消化不良の感が否めない。ティアーズトゥティアラ 外伝 アヴァロンの謎 評価A PS3版 21.11.25クリア
前作があまりにもおもしろかったので、続編も買った。ほとんどの台詞がそのまま前作のものを使い回している。やりはじめた時はなんと安易な、とがっかりした。
しかし、進めるにつれてストーリーが今回独自のものであることに気がつき始め、なかなかおもしろく進めることができた。音楽はすべて前作と全く同じ。キャラも同じ。キャラはやっぱり一人一人がとってもかわいくて声優も個性的で楽しめた。
ただ、ストーリーの必然性が前作ほど強く感じられず、無理矢理この続編を作った感じは否めなかった。
おもしろいし、かわいいし、バトルのシステムもいい。ただややマンネリ感がある。
テイルズオブヴェスペリア 評価S PS3版 21.10.15クリア
これは当然ながらXBOX版と、全く同じである。ただ、パティというキャラ が新たに投入されたことによってずいぶん楽しくなっている。360版ではただひたすら熱かったキャラがいいようにほぐれている。やっていてもかわいいし台 詞もおもしろく楽しめた。PS3のストアでは、各キャラの着せ替えが買えるし、全キャラレベル上げが500円で売っている。私は、これを4つ買ってレベル 60から85まであげて、ラストステージをクリアした。やはりPS3版の方がはるかにおもしろい。新たなボスキャラが各ステージに配置されており、また、 やり込み用のダンジョンも用意してある。ブルーレイだとデータに相当余裕があるのか、いろいろな要素が入っている。
買うなら絶対にPS3版の方が優れているし楽しめる。
428 封鎖された渋谷で 評価SとAの間くらい PS3 21.9.12クリア
サウンドノベルである。ストーリーは大変よくできていて、いろいろな人がストーリーをおりなして、それが相互にからみあい、大変おもしろかった。
以前「街 運命の交差点」をやったが、それとくらべても全く遜色がない。実写ということもあり、各キャラの個性は実によく描かれている。少しコミカルな面もあり、十分楽しめた。音楽は耳につかず、控えめで好感がもてた。
ストーリーにもう少し変化があればと思った。確かにバッドエンドが多く存在するが、いわゆるマルチエンドではなく、正解のストーリーはひとつに絞られていく。
ああこのエンドは不正解だな、とわかってしまうので少し物足りない感じがした。もうすこし、複雑なものであってもよかったと思う。でも、買って損はないゲームである。
マグナカルタ2 評価S XBOX360 21.8.27クリア
これはなかなかよくできたゲームである。まずストーリーが実に洗練されている。そしてエンディングがもの悲しくかつさわやかである。ストーリーは十分納得 がいくし、無理なくストーリーが進む。エンディングは秀逸である。感動的である。そして、完全にこれが正義だといいきれない余韻をもたせてストーリーがお わる。
グラフィックは、ほぼ最高レベルであり実に美しい。キャラはすべて個性的であり、男はかっこよく女は全員個性的な美女である。全員グラマーで胸のふくらみ も十分魅力的である。そして、一人一人の個性が実によく描かれている。会話や表情で個性がよく描かれ、かなり感情移入してしまう。特に王女様は存在感が たっぷりで、私も好きになってしまった。純情で可憐で本当に好きになった。バトルは、アクションの要素を入れているが、わりとオーソドックスなRPGの形をとっている。安心できるバトルである。レベル上げの効果がよく現れるし、レベル上げのできるところを各ステージにちりばめており、壺を心得たゲーム作りがなされている。
買って絶対に損をしないゲームであり、推薦したい。
音楽は耳に残るものが多く、やさしく穏やかですばらしい。
総合的には、しっかり楽しめたし、やり込み要素も多く、ストーリーを外れてたっぷり楽しめた。
ただ、ファイナルファンタジーや他のゲームと似ているところが気になった。
1.王女が戦いに参加するところは、FF12と酷似している。
2.セレスティンのキャラが、FF10のリュックと重なる。
3.主人公が王女と恋におちるところは、FF10のティーダとユーナに似ている。
4.アルゴのキャラが、ラストレムナントと酷似。
5.主人公の精神世界に入るところはFF7と酷似している。
6.ラストは、意外などんでん返しがあるが、FF10と同じ展開である。
7.最終ボスが、FF7の最終ボスと形が全く同じに見える。
8.アルゴというおじさん役がFF10のアローンとキャラや話すことが酷似している。
9.エンディング後の最終ラストシーンが、テイルズオブアビスと酷似している。
というわけで、日本の過去にヒットしたゲームを相当研究したあとが見て取れるし、おいしいところをうまくちりばめた、壺を心得たゲームづくりをしていると言える。
実によく似ているところはあるが、それでも魅力的なキャラと、卓抜したストーリー展開で、十分に感動的な作品に仕上がっている。
ファイナルファンタジー7インターナショナル 評価S PS3 21.5.15
PS3のストアで、ダウンロードで買った。このゲームをしたのは3回目で、全クリアは2回目。
今改めてやってみると、ミニゲームなどで、若干稚拙さがめだつものの、骨となるストーリーは実にすばらしい。ゲームで、主人公の心の葛藤や煩悶を描いたものは多いが、このゲームは、ゼノサーガ3と並んで最高峰をなすといっていいだろう。
何度やってもおもしろいし、感動する。これのリメイク版がでたら、PS3は一気に巻き返すはずである。
すばらしいし、感動するし、かっこいいし、最高のゲームと言ってよい。
スターオーシャン4 ザラストホープ 評価S XBOX360 21.3.8
これはいいゲームである。まず、キャラが大変美しい。つまりグラフィックが美しいのである。そして、一人一人の表情までよく描けている。そして、それぞれの個性が声優とともに実に丹念に描かれている。
ストーリーは、説得力がありなかなかひきつける。ラストは、どんでん返しのエンディングであるのにきちんと着地してみせる。大変おもしろい。
バトルは多分にアクションの要素があり、手に汗握る。また、音楽は特に印象に残るものはないが、ゲームとよく調和し、ゲームより前に出ない。また、レベル上げがしやすく、いくらでもレベルが上がるように作られている。全体としては、大変手慣れたRPGの作り方がされていて、どこをとっても無 理がない。一気にラストまでいけるように作られている。これはRPGの代表作といってよい。世界観が全体に明るい。下のゲームがやや陰鬱なのと比較する と、ぱかっと太陽のように明るい世界として描かれている。
ただ、バグが多すぎる。3枚目のディスクになってから、フリーズすることおびただしい。2週目に入ってからは、ディスク2でもとまりまくりである。3連戦が無理で、ほぼ必ずその間にフリーズする。だから一戦ごとにセーブすることになる。これではダンジョンは無理。スターオーシャン3も多かったが、フリーズの頻度はこちらの方が多い。プログラムの不備だと思われる。がっかりである。
ロストオデッセイ 評価S XBOX360 21.2.18これは、まさにRPGの王道である。非常に優れたゲームである。安心して やれるRPGゲームである。まずストーリーは大変説得力があり、変化もある。ラストは衝撃の結末で意表をつかれるものとなっている。ダンジョンは全体に長 めで複雑だが、これがとんとんとテンポ良く進むのである。
一人一人のキャラは実によく描かれている。個性もたっぷりである。なによ りゲームでは珍しく、親子や夫婦の愛が描かれている。そういう意味では大人のゲームである。その大人のゲーム性が実に心地よい。人物は魅力的で特に女性は 3人出てくるが、3人3様の魅力があり、皆グラマーですてきである。
また、音楽が抜群である。すばらしい。全体としては、すばらしいゲームだし、おもしろい。ダンジョン探索も楽しめるし、エンディングも秀逸である。
おまけに、やり込み要素が満載であり、その気になればいろいろな横道を楽しむことができるのである。サービス満点。お客さんをどうやって喜ばそうかと苦心のあとがみえる。
これほど、レベル上げができて、かつそれが報われるゲームも少ない。根気よくレベル上げすれば、きっちりボスキャラに勝てていく。
このゲームはFFシリーズに匹敵する名作である。みんなに勧めたいゲームである。
これだけのためにXBOXを買うのも悪くない。XBOXがPS3を抜いたのも理解できる。
ブルードラゴン 評価S XBOX360 21.1.19
XBOXの第一号のゲームである。今やってみると、こんなすばらしいゲームが第一号とは驚いた。
絵は、ドラゴンクェストの鳥山明である。しかし、ドラクェ臭さは全くなく、全然別のゲームになっている。ストーリーは、複雑だがわかりやすい。必然性など十分納得できる。RPGの王道とも言える町から町への旅がしっかりと楽しませてくれる。
バトルはテンポがあっておもしろい。レベル上げがしやすく、テンポ良くレ ベルがあがり、ボスキャラにもすぐに勝てるようになる。ボスが強すぎて投げ出したくなることはなかった。特筆すべきは、ラスボス近くになってもセーブポイ ントがあり、ワープして町のショップにいろいろと買いに行けること。とにかく親切な設計で驚いた。ラスボスはレベル72であった。
音楽は植松伸夫。FF10の音楽担当者である。これがまたまたすばらしい。場面場面でしっかりと聞かせてくれる。キャラも漫画チックではあるが、きれいに描かれている。キャラの個性も一人一人しっかり表現できている。
RPGを知り尽くしたゲーム作り、である。
XBOXのデビュー作がこれだから、マイクロソフトが本気で参入してきたのが実感できる。
とにかくすばらしい。DVD3枚。質も量もおなかいっぱいである。
白騎士物語 古の鼓動 評価SS PS3 21.1.6
これは、久々のPS3のゲームである。グラフィックがものすごくきれいで美しい。キャラは一人一人が魅力的である。特に女性は他のゲームと比べてもトップ級に美しいと言える。特に女性の胸元は皆グラマーで、その魅力はゲームを進めるたびにはっとなってしまうほどである。
ストーリーに無理がなく、おおむね納得できる。次から次へ旅をするのも必然性があるので納得して進められる。
ひとつひとつのダンジョンはかなり長く複雑なものであるが、不思議なことにそれなりに突破できてしまう。ダンジョンの数は他のRPGと比べてやや少なめで ある。しかし、少なめだからこそ、気持ちが高まったままエンディングを迎えることができる。ボスやラスボスは強いが頃良いところで倒れてくれる。特にラス トのボスは、ゲームの進行を妨げないようにうまく倒れてくれる。親切な設計である。
音楽がいい。本当の正統派のRPG音楽であると言える。どの曲をとってみても印象に残るし、どことなく西洋の宗教を感じさせる。とにかく、おもしろいし、十分に楽しめた。エンディングを見ると、これは続編がでるはずである。今から楽しみに待ちたい。
特筆すべきは、自分で一人キャラを作れると言うこと。男女でも若くても年 寄りでも、あらゆるパターンのキャラを作ることができ、最後までそのキャラを動かしてクリアまでいける。もちろん、ストーリーそのものにはからまない。た だ、自分の好みのキャラを作れるので、進めていて愛着が全く違う。本当にいとしくなる。
また、装備や衣装を取り替えるたびにグラフィックが代わるのである。つまり完璧に着せ替えができるのである。これはゲームを進める楽しみであった。PS3のデータ量の多さをみせつけたかっこうである。
おそらく、XBOXでは、衣装を取り替えるたびにグラフィックを変えていくことは無理であろうと思う。「トラスティベル ショパンの夢」、でもXBOXは着せ替えは不可能であるからである。
レイトン教授と最後の時間旅行 評価S DS 20.12.14
このシリーズは3部作、全部やった。率直な感想としては、なぞの質が最も高く楽しめたのは、一作目であった。
正直なところこの最後の時間旅行は、なぞの質はかなり落ちている。中にはだじゃれのようなものもあり、がっかりする。最後のほうは、ネットの攻略サイトを見て進めた。
多くの謎は、まず問題文が非常に理解しにくい。なにを答えるのかがわかり にくい。そして答えをみてからも腑に落ちないものが多い。そういう意味では期待を裏切るところもあるが、今回のゲームはストーリーが秀逸である。ストー リーに矛盾がなく納得できる。得にエンディングは秀逸であり、タイトルの意味がここで納得できる。今回はなぞを解く楽しみより、ストーリーを楽しむものと割り切れば、きわめていいゲームといえる。
インフィニット アンディスカバリー XBOX360 評価S 20.11.10全クリア
これはすばらしいゲームである。まず、グラフィックが非常にきれいである。一人一人の顔の表情や髪のなびき方も描いている。PS3のそれに匹敵する。また、一人一人のキャラは非常に魅力的でそれぞれの個性がよく描かれている。
ストーリーは、十分納得できるものである。鎖を断ち切るという一見慣れない設定であるが、ストーリーを進めていくうちに理由がわかってくる。主人公が多くの人の心を動かしていくというストーリーにも無理がない。おもしろく、かつ飽きずに進めることができる。
バトルはアクションの要素が濃く、ボタンを夢中になってたたいていたら勝てるようになっている。
音楽がよい。桜庭統である。心に残るものになっている。
エンディングがこれまた鮮やかである。最後に主人公が消えてしまうのは、FF10、テイルズオブアビス、この作品と3つある。そのうち、生還するのはテイルズとこれである。
主人公がなぜ消えてしまわねばならないかなども、理由が実にはっきりしており、ストーリー展開に無理がない。
さすがは、スクウェアエニックスである。事実上のFF13ではないかと感じた。
とにかくやりごたえ、エンディングの鮮やかさ、感銘度、どれをとってもすばらしいのひとことである。
テイルズ オブ ヴェスペリア XBOX360 評価S 20.10.25全クリアXBOXを買ったのもこのゲームがしたかったから。
ゲーム内容としては、テイルズシリーズのおなじみのパターンである。偉大なるマンネリというべきか。
安心できるおもしろさである。ストーリーは一見単純に見えるがかなりいろいろと伏線があって、なかなか骨のあるストーリーに仕上がっている。ストーリーには必然性があり十分納得できるものとなっている。そして音楽が大変いい。桜庭統の作曲であり、さすがとうならせる。一人ひとりのキャラも個性が実によく描かれている。ストーリーの良さとバトルのおもしろさ、そして個性描写と、本当に手慣れたゲーム作りだと感心させられる。
ストーリーの本線と脱線の割合が絶妙である。本当にうまいゲーム作りである。
ぜひお勧めする。
スターオーシャン ティルジエンドオブタイム 評価A 20.9.1 クリア
PS2のゲームである。とにかく世評どおり、バグが多い。
ストーリーはまあよくあるものであるが、やや斬新なところもある。一応説得力はある。バトルシステムは、落ち着いたものでRPGの王道と言える。
ただ、エンディングが少し不自然で理屈っぽい。生の不条理を描いたものとしては、ゼノサーガ3にはかなり劣る。おもしろかったしねレベル上げもしやすい。ただ、一人一人の人物が描けたかと言えば、やや不満が残る。特に主人公の陰が薄いと思う。
バグが多いことを除けば、良質なゲームである。
ティアーズトゥティアラ 評価S PS3 20.8.13 クリア
PS3のゲームである。グラフィックは3Dと2Dが交錯する。両方が交錯するのにははじめは違和感があるがなれてしまう。
どちらのグラフィックも美しい。特に2Dの美しさはゲーム中トップと言える。音楽も上品でいい。クライマックスに歌がふんだんに流れるのもいい。
ストーリーは、神々と人間の闘争を描いたもので、十分説得力がある。すばらしい。
キャラは一人一人の個性が実によく描けている。それにキャラはかわいらしく台詞のやりとりも楽しめる。
バトルはマス目の中にキャラを進めていくやり方だが、なれれば結構臨場感があり、スピード感も楽しめる。レベル上げがとてもやりやすく、がんばればレベル99まであげることができた。総合的には、完全にはまってしまうほど楽しめる。アロウンが実にかっこいい。しっかりと楽しめた。みんなに勧めたいRPGである。
閉鎖病院 評価S PS 20.5.14 クリア
3度目にしてやっと全クリアした。これほど多種多様かつとんでもないエン ディングがおよそ50も用意されているゲームはない。すばらしい。とにかく大正時代の様子を忠実に再現している。そして人物が描けている。サウンドノベル という分野がすたれているが、シナリオがしっかりしていれば今でも立派に成立する。このゲームは音楽、人物、ストーリー、意外性、どれをとっても超一級品 である。
スターオーシャン2 PSP 評価A 20.4.21 クリア
これは、PSのゲームのPSP版である。安心できるゲームであり、RPGの最も定番である。そつのないゲームであり、ストーリーも十分納得できるし、キャラの個性もよく伝わってくる。音楽もいいし、なんと言ってもPSPでフルボイスである。
ただ、始まって早々から台詞部分が長すぎてややだれるところと、ラスボス手前3人目が異常に強すぎて、クリアしにくかったところを考えて評価をAとした。この敵はレベルを91から109まであげてやっと倒せたくらいである。
ただ、非常によく作り込まれたいいゲームであることはまちがいない。買って損はないRPGゲームである。ライラの冒険 黄金の羅針盤 評価C 20.4.4 リタイア
これは同名の映画をゲームにしたものである。全く面白くないし、もたもたしている。気になったところを書いてみる。
@主人公の少女の姿勢がまるで老婆。かわいくないし、やっていて元気がでない。
Aストーリーがよくわからない。途中で映画の一部分が出てくるが、よけいストーリーが混乱してわからなくなる。なぜ船にのっているのかわからない。
B直訳の字幕の翻訳が最悪、何度読んでも理解できないのにすぐ消えてしまう。何がなんだかよくわからない。頭がおかしくなる。
C綱渡りの場面が出すぎる。もったらもったらしていていやになってくる。
D直訳のまずさから、キャラ同士の会話がとんちんかんで一向に要領を得ない。
はっきり言ってゲームの体をなしていない。
Eどうすれば謎がとけるのか、何をしようとしているのかが全くわからない。突然何の脈絡もない会話が出てとまどう。
最悪のゲームでした。6800円出すなら映画のDVDを買った方が早い。セガがこういうゲームを作るなんてショックである。
龍が如く 見参 評価SS PS3 20.3.28 クリア
私がここまでやったゲームの中で最高のゲームである。映像芸術である。まず、各キャラの描き方が半端じゃない。高詳細なグラフィックは顔の表情 からしわの一本一本に至るまで描いている。おまけに9割がボイスでセリフを語る。特に主人公の個性は強烈でものすごいインパクトが伝わってくる。台詞部分 がやや多めとも思うが、内省的な心情が十分伝わる。宮本武蔵という人はかなり精神的な人でもあったので違和感なく入ってくる。 また、このゲームは時代考証が実によくできている。伝説にある宮本武蔵とほぼ同じ生きざまを描きながらそこに独自の解釈や物語を挿入している。これはすで に小説か映画の世界であって単なるゲームとしては語れないレベルである。そして、一人ひとりの個性を掘り下げ、生き方や煩悶まで描いている。実によくでき た映像芸術である。そう、これはゲームではなく映像芸術なのだ。主人公が実に魅力的で男の私でも惚れこんでしまう。
また、これはグラフィックがすごすぎる。江戸時代の京都が詳細かつ美しく描かれている。もう天国にのぼったような気にさせる。また、祇園の色街が描かれ、 みているだけでうっとりする。おまけに、将棋などのミニゲームが豊富である。アドベンチャーとしても、わくわくするほど面白い。そして、エンディングの何 とつらいことか、何と悲しいことか、何と感動的なことか。何と哲学的なことか。
「武士道とは死ぬことなり」と言った彼にふさわしいエンドである。これは文学であり、哲学であり、人と人との愛情であり、男と男の絆である。高校生以上なら、ぜひ推薦したい映像芸術である。
PS3を買ってよかったとつくづく思う。Wiiはもう問題ではない。Wiiにはできない「美に酔わせる」こと。かつてこれほど美しいゲームを私は知らない。
もっとすごいのが、主人公が走っていて人とぶつかるとぶつかられた人がよ ろめくこと。まともにぶつかればころぶ人もいる。いままで、こんなゲームはなかった。本当に主人公になりきれる、本当に江戸時代の京都を体験できること、 これがこのゲームのすごさだ。絶対に買って後悔はしない。
この美しさ。全編こういう美しい風景が続く。そして360度見渡せるのである。風景を味わうだけでも、買った価値はある。写真は京都四条大橋。
ファイナル ファンタジー9 評価S 20.3.25
これは3回目である。良質のゲームとは思っていたし、痛快なゲームと思っていた。しかし、今回3回目をやってみるとその奥の深さに驚かされた。生きることの意味や、励ましあうこと、愛することなどが、大きなテーマとして流れている。
そういう精神的なものの深さは最近のゲームにはないものである。
一人ひとりの、人物の掘り下げがよく描けている。そして、ひとことひとことのセリフが含蓄の深いものとなっている。
生きるということを、これほど掘り下げたゲームは珍しい。ハッピーエンドではあるが、どんでん返しもあり、見る者を飽きさせない。
FF7といい、スクウェアは実にいいゲームを作っていたのだと感心させられた。
ゲームは画像の美しさだけではないことを改めて認識したのであった。
名作である。
デビルメイクライ4 評価 S 20.2.23
PS3のソフトである。1/31の発売日に買って今日人間編をクリアし た。ストーリーは比較的簡単なもので、ややわかりにくいところもあるにはある。しかし、それを全く感じさせないのが、すさまじいほどのアクションである。 人間の動きが不自然ではなく、引力の法則にしたがって動くのだ。アクションは多彩で猛烈なスピードがあり、PS3でしか絶対になしえないであろうと思う。 すさまじいスピードと多彩な攻撃。そして、とにかくかっこいい。もうほれぼれするほどかっこいいのである。
十分楽しめたし、音楽も印象に残るものが多く素晴らしい。緻密で壮大な世界観もすばらしい。この生画面を見た人は、人生観が変わるはずである。
ボスもなんとか勝てるようになっている。負けても、コンティニュー機能で何度でもやり直せるのである。
楽しいし面白い。
これ一作だけでPS3を買ってよかったと思う。
何といっても、ネロとダンテという二人の主人公。かっこいいし、キャラの個性がしっかり伝わってくる。
これは買って絶対に損はないし、PS3をもっている人なら買うべきと思う。
スターオーシャン 1st デパーチャー 評価S 20.1
これは昨年の12月末に発売になったもの。PSP版である。
キャラは、PSPだからグラフィックは劣るが、よく個性が描けている。ストーリーは、過去の世界にもどってボスを倒すといったものだが、エンドでは戦った 仲間が散り散りになっていく。そして、最後にある謎が明らかになり、物悲しい余韻が残る。かつて名作と言われたもののリメイクであるが、なるほどとうなづ ける。システムは、レベル上げが実にしやすく、必ず勝てるようになっている。ラスボスでレベルは92であった。
ストーリーがぶれていないのがいい。一直線でエンドまで向かう。年末年始、しっかりと楽しめたし、感動もした。
古さを微塵も感じさせない名作である。
忌火起草 評価A 19.10これは、PS3のソフトである。サウンドノベルというジャンルで画像と文章とナレーションで物語が進行する。途中に何箇所か選択肢があり、その選び方でエンディングがかわる。
物語は怖い話である。実によく練られたストーリーである。恨みの連鎖から どうしても逃れられない怖さは十分評価できる。しかし、30あるエンディングは多少のどんでん返しはあるものの、たたる人はたたる、恨む人は恨むという構 図は全く変わらない。このあたりが、マルチエンディングとしては、物足らないところである。例えば、今までのことがうそやった、というエンドがあってもい いし、恨む方と恨まれる方が逆だったというエンドがあってもいい。
サウンドノベルの名作という、「閉鎖病院」や「かまいたちの夜」は、選択の仕方でとんでもないエンドにたどり着いたりする。
それと比べると、非常に怖い話であるにもかかわらず、物足りなさが残る。また、ナレーションが飛ばせないので、同じところを繰りかえすのに、すべてのせりふを何度も何度も聞かなければならないのは苦痛である。
ファイナルファンタジー 7 評価S 3回目 19.10感動のラストシーン
3回目になるが、2週間かかってまたまたクリアした。細かいところはけっこう忘れていたので新鮮だった。当然PS用のソフトなので絵は荒い。
しかし、このゲームはすばらしい。超名作である。非常にストーリーは長 く、複雑である。その中で、各キャラの個性が実によく描かれている。また、ストーリーに必然性があり、何のために何をしているかがよくわかる。エンディン グは秀逸である。特にラストに500年後の世界をみせるところなどは、考えられない設定でこの時点では各キャラは歴史の中に消えてしまったわけで、実に物 悲しい。
ゲームとしては、ところどころにミニゲームを配置し、楽しめる。また武器のダメージがはじめは、50くらいだったのが、最後は9999にまでなる。この落差が最後までゲームをやってしまう原動力ともなる。
なぞに満ちた設定から始まり、各キャラ、特にクラウドの煩悶や生き様まで見事に描ききる。そして、最後は500年後の世界で、彼らがすでにこの世にいなくて語り継ぐ者さえいないことに物悲しさを覚える。
実によくできたゲームであり、RPGの超名作といえるだろう。
絵が荒くてもこれだけの感動を味わうことができるのは、脚本に力があるのである。PS3での復活を切に望む。
FF7 クライシスコア 評価 S 19.9これはPSPのソフトである。FF7の7年前という設定である。
これはすばらしい。グラフィックが抜群に美しい。20インチのテレビに出しても、PS2程度の美しさは確保できている。
男の生き様が描けている。主人公が大変魅力的であり、各個性がしっかり描けている。主人公が好きになった。ストーリーにも必然性があり、十分納得できる。エンディングは涙なしには見られない。音楽はエレキギターを中心としたもので個人的には好きである。
PSPの小さな盤によくこれだけつめこんだと感心する。
レベル上げがしやすく、ボスにもいつか勝てるようになっている。すばらしいゲームである。
青いガーランド 評価D 買ってはいけない 19.9
これはPS3のアドベンチャーゲームである。昔ヒットしたアニメの復刻らしい。 ゲームとしては駄作である。その割りに高い。画面は動かない絵が映るだけでボイスが進行する。その台詞がどのキャラも冗長でしゃべりすぎである。たった二 日間で終わってしまった。ボリュームが少なすぎる。お金返してほしい・・・・。なぞはほとんどなく、わくわく感がまったくない。あっという間にエンディングで実にあっけない。ストーリーに必然性がなく到底納得できない。
コンピュータ上のキャラ、イブを助けに行くというストーリーだが、なぜ助けに行くのか理由がわからない。
結果は、イブと悪者バハムートが実は同一であったのだというおちである。それがどうしたの、ていう感じである。6200円もしたわりには、久々のくそゲーであった。
フォークスソウル 評価S 19.8-9PS3のアドベンチャーである。絵が抜群に美しい。PS3の未来を感じさ せる。RPGといってもいいゲームで、敵をやっつけるのはかなりの知恵とテクニックを要する。魂を吸い取る、というアイデアが秀逸で面白い。なぞもかなり のわくわく感があり、面白く進められる。独特の世界観を持っているゲームでキャラの個性もよく伝わってくる。
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス Wii版 19.8 評価B
とにかく、謎解きが極めて難解でくどい。おまけにセーブ機能がお粗末で、もう少しユーザーのことを考えてほしかった。なぜこんなゲームを作ったのか理解に苦しむ。
・謎解きが非常に難しい。ネッ トで攻略サイトやダンジョンマップを見てもなかなかわからない。第一章のダンジョンは部屋が10ほどあり行ったり来たりしなければならない。攻略本を詳細 にみないと絶対にクリアできないレベルである。おまけにグラフィックがかなり荒いので、ドアか壁かなどを見分けることが難しい。アドベンチャーといえば 「トゥームレイダース」が有名であるが、このゼルダはそれと比べてもかなりくどい。ダンジョンマップにしてもきわめて複雑であるし、仕掛けを見破ろうとし ても画像が荒いため見極めにくい。子供がちょいちょいとやれるものではない。
・どこでもセーブできるが、ロードしてみると、マップの開始時点からの始まりとなる。攻略したものもかなり白紙に戻る。したがって、続けてやろうと思えば ずうっと通電したまま3日も4日もおいたままにしておく必要がある。うっかりスイッチを切って再開するとだいたいダンジョン攻略がすべてパアになることも ある。
・精密な謎解きを要求するのに、画像が荒い。これは致命傷である。PS2やPS3の画像を見慣れている私としては目がかすんだときの風景のようにぼやけたものに見える。
ドラゴンクェストソード 仮面の女王と鏡の塔 Wii版
19.7 評価 B
約10日でクリアした。
Wii初めてのゲームである。コントローラーを振って敵を倒すシステムで ある。腕が疲れるし筋肉痛にもなる。しかし、自分の思うようにバトルを組み立てていけるのでなかなかおもしろい。しかし戦うのは自分一人だけであり、仲間 は補助をしてくれるにすぎない。また仲間はたった一人しかつれていけないのは、もの足らない気がする。
ストーリーは、ありふれたものであり、仮面のネタバレは始まってまもなく 明かされる。非常にもの足らない。全体にストーリーは短い。Wiiのソフトにはこれだけの情報量しか入らないと言うことか、またはとにかくPS3を追い落 とすために開発に時間をかけないで作ったかのどちらかだと思われる。RPGにしては町は一つしかなく、旅をしたり謎を解く楽しみはない。アイテムショップ も最後まで同じものしか売っていない。
まるで、ゲームのダイジェスト版のような感じで短すぎるしそのわりには価格は高い。
PS2のドラゴンクェスト8に比べると、クリアしたあとの充実感は数段劣る。
問題点を挙げる
・仲間を一人しか連れて行けない。仲間を育成することができない。
・ストーリーがありふれていて、おまけに短い。
・町を移動したりさまざまなダンジョンを攻める楽しみに欠ける。ドラゴンクェストは、PS2かPS3に戻すべきである。日本最高のRPGだからこそ、いいグラフィックでたっぷり分量を楽しみたい。
Wiiの画質はPS2程度である。大画面なら画質は相当ぼやけたものにな る。Wiiは家族で遊ぶことを売りにしているが、大型ハイビジョンには耐えられない。メーカーさんはこの画質はどう説明するのだろうと思う。今後は大画面 を前提にしたPS3がじわじわと盛り返していくと思われる。
ファイナルファンタジー2 PSP版 19.7 評価B
FF2の名前にあこがれて買った。なかなか楽しいし、頻繁にレベルアップするからやっていて楽しい。またバトルも定番のもので安心できる。しかし、所詮PSPである。ストーリーが貧弱である。何かよくわからないまま次のステージへの冒険となる。ス トーリーが語られるのは、女王ヒルダに話しかけたときだけである。それでも言葉が少なくストーリーの必然性が理解できない。ストーリーは、平凡なものであ り、悪者をやっつけると言うだけである。
バトル中の状態以上も4種類だけであり、ストーリーの綾があまりにも少なすぎる。ただ、PSPにそこまで求めていいのかとも思う。データの量の少ないPSPでここまでできただけでもよしとしなければならないのかもしれない。
ヴァルキリープロファイル2 シルメリア 評価S 19.3これは前作に続いて実によくできているゲームである。グラフィックはPS3とも全く見劣りのしない暖かく魅力的である。キャラは個性的であり、女性は美しくエロティシズムにあふれている。バトルシーンはスピード感があり、うまく勝てるようになっている。
ストーリーは、説得力があり、魅力的なきらめきにあふれている。神が主人公であり、何とも言えない荘厳な部分も感じられる。音楽は荘厳な魅力にあふれている。世界をあえて2Dで描いて見せたのも成功している。全体としては感動的であり、一人一人のキャラの信条や個性が実によく描かれている。ゲームを超えた部分もあり、楽しく美しいゲームと言える。
エンチャントアーム 評価 A 19.2
これは、PS3はじめての本格的RPGゲームである。まずグラフィックは抜群に美しい。PS2から格段にきれいと言うことはないが、細かい部分までよく描き込まれている。特に、京都の城の描き混みは半端ではなく、非常にすばらしい。キャラもそれぞれ十分魅力的である。
戦闘シーンもすばらしいし、音楽もいい。全体のストーリーも十分納得できるし、説得力もある。ただ、感動すると言うほどではない。下のゼノサーガと比べると感動・インパクトはかなり劣るが、ゲームとしてはよくできているし、飽きるものでもない。大変おもしろいゲームであることは間違いない。PS3の可能性の無限さを感じさせる一作である。
ゼノサーガ エピソード3 評価S 18.6
シリーズ第三作、完結編である。6作まで作る予定であったらしいが、諸般 の事情で3作までとなってしまった。全体として、ストーリーが急ぎすぎの感は否めない。逆に言えば、その分、テンポがよく、いっきに終盤に突入する。キャ ラはすべて魅力的である。キャラの個性や内面を、十二分に掘り下げているのが、このシリーズの特徴である。三作目も、主人公の内面や生い立ちを救いのない ところまでえぐり出してみせる。最後は、狂気がストーリーを支配していく。ニーチェの哲学を、中心にすえた本シリーズは、最後までその線を崩していない。 そして、全体としては、ニーチェのひとつの解釈はこうであったのかという感銘さえ与えてくれる。
グラフィックは秀逸である。ストーリーにも、必然性があり、十分納得できる。そして、エンディングはかつて、どのゲームにもなかったほど、極めて秀逸である。エンディングは感動的で切なくてすばらしい。人類の未来を暗示しきったストーリーは、敬服に値する。
これは、大人のゲームである。時間がたったら、もう一度初めからやってみたい。難解な文学を読むようなもので、新しい発見があるかもしれない。
かまいたちの夜トリプル 評価A 18.7
かまいたちの夜は、第一作からクリアしている。これが第三作目である。ストーリーはしっかりしているし、80ものマルチエンディングをこしらえたのはすばらしい。中心となるストーリーは十分納得できるし、適度なサプライズもあり、十分楽しめた。
ただ、どうしても、第一作と比べてしまう。第一作の、あのとんでもないマルチエンディングにくらべると、見劣りがする。サウンドノベルで、とんでもないマルチエンディングといえば、「かまいたちの夜1」と「閉鎖病院」が双璧をなすであろう。とてもおもしろかったが、マルチエンディングの良さを十分生かし切れなかったと思う。
ファイナルファンタジー12 評価A 18.4 記入 18.8
久々のFFシリーズで大変期待して買った。すべてにおいて、ゲームの平均的なレベルは上回っている。グラフィックは超一級である。ストーリーは、定番とも言えるものであるが、決して悪くはない。
バトルもいい。キャラも魅力。音楽もよい。十分楽しめた。ただ、何かがもの足らない。何がもの足らないか、3ヶ月間考えた。それ は、各キャラの個性を十分描けていないことである。ひとつは、主人公の頭が悪すぎて、ヴァンの発言が他のキャラから様々な言葉や思いを引き出せていないこ とである。むしろ、主人公の発言が、他の仲間から浮いてしまうくらいである。もう一人の男のキャラは、皮肉っぽくものを言うので、これも、相手の思いを引 き出せない。結果、各キャラの個性が十分描けないまま、終わってしまった感がある。
そのせいもあって、王女様がなぜ戦うのかという理由が描けていないことになり、全体としてストーリーに説得力や必然性がない。
これだけ、金をかけて制作するのならなぜもっといいキャラを作らなかったのかと疑問に思う。FF10の説得力、各キャラの個性に比べると数段劣る。
テイルズオブジアビス 評価S 18.1.14
約一ヶ月でクリアした。内容はすばらしい。ラストは超感動した。久々に涙腺がゆるみっぱなし。テーマは、レプリカとして作られた主人公が成長していく様が 克明に描かれている。それと、大きな大きなテーマが人の死。考えさせられた。生きる勇気をこもらいました。テイルズシリーズは、登場人物にチャットを行わ せることができるが、今回の作品はチャットがストーリーに関係しているものが多く、登場人物の人間性を描くのに欠かせないものとなっている。
これほど、考えさせられた作品は、FF10以来である。ゲームが文学を超えた数少ない作品だと思う。各キャラも個性がよく描かれており、テイルズシリーズ の中では最高の作品と言える。音楽も柔らかくてよい。ただ、ロードの時間が長いのが玉に傷だが、作品のあまりの良さに気にならなくなった。
有名なアニメにも決して負けていない。グラフィックは美しいテイルズオブレジェンデイア 評価B 17.11
これは、奪われた仲間を奪還するために追いかけるというストーリー。前半は、まあ、それなりのストーリーであるが、後半は、各キャラの抱えている問題について解決していくというストーリー。深刻な告白が延々と続き大変疲れる。期待していたほどの作品ではなかった。
幻想水滸伝 4 評価S 17.7.3今日、 無事クリアした。こんなにいいゲームがあったのかと驚いている。グラフィックが非常にきれいである。音楽もよい。物語の中身も必然性があって納得できる。 全体には海の男の話であるが、出てくる女性は魅力的である。戦闘システムは、定番のターン制で、安心して楽しめるようになっている。エンディングが、すご く気をもたせる。絶対に「5」を買わないと納得できない。何しろキャラクターが100人近く出てくるのも楽しい。
天外魔境3 ナミダ 評価S 17.5.9これは、日本の九州を舞台にしたゲームである。時代は江戸時代と思われるが、内容は古代ロマン。火の一族
の巫女として、ひみこが出てくるし、阿蘇をあすかと読み替えるなどなかなかロマンを感じさせる。
そして、どことなく、日本の昔話を感じさせながら楽しく進められる。ゲームとしては、ストーリーに必然性があり、
納得できる。レベルがわりと上がりやすく、少しねばり強くやれば、必ず勝てる。
何より特筆は音楽。加藤和彦よ、よくやった。ゼノギアスと双璧をなすといってよい。懐かしく官能的ですらある。
早速CDを注文した。
テイルズオブリバース 評価S 17.1.16
これは、大人向きの ゲームである。テーマが壮大である。種族の対立、憎しみを聖獣の登場とからめながら仲間が力を合わせて、克服・解決していくというストーリーである。展開 によっては、大変くさいストーリーにおちいるものだが、一人一人の煩悶、苦悩、迷いをかなり掘り下げて描き出している。ひとつの、純文学としても、かなり 評価できる内容である。そして、今の世界情勢を思わせる。世界の人々がいかに生きるべきかが問われている昨今、このゲームのもつ意味は大きいと思う。シナ リオが本当にすばらしい。
そして音楽がいい。ファイナルファンタジー10の音楽を担当した桜庭統が担当している。エブリリトルスイングの歌うテーマも、はじめはぶっきらぼうに思えたが、エンディングとはよくあっている。
バトルもがんばれば勝てるように作ってあり、進めやすい。
問題提起のすばらしいゲームである。クリアまで、34日であった。
レガイア デュアルサーガ 評価S 16.10.17
これは一年ほど前に発売されたものであるが、ラスボス が強すぎて半年ほどほおっておいた。このたびめでたく、レベル上げをして、ラスボスを倒せた。グラフィックがきれいで、キャラ一人一人の個性がよく出てい る。戦闘システムも、前回のレガイア伝説から非常に気にいっている。RPGらしいRPGであり、しっかりと楽しめる。なかなかの秀作である。ストーリーは よくあるものであるが、さまざまな謎解きがおもしろい。
ゼノサーガ エピソードU 評価A 16.8
これは、グラフィックはきれいだし、フルボイスもよい。音楽もいいし、キャラもいい。バトルシステムも申し分ない。ただ、敵と味方がよくわからない。ストーリーがわかりにくい。それだけが問題である。
前作は、まだ、ストーリーがわかった。本作はわからない。ルベドとアルベドの関係、わかるようでわからない。ラストがしょぼい。全6作であることを考えてもラストがしょぼい。それと、第一作から第二作までが、期間があきすぎである。
でも、でも、次作も買う予定である。
サクラ大戦 ミステリアス巴里 評価Aかな 16.9
これは、サクラ大戦の「あつき血潮に」にくらべると、単なるアドベンチャーとなっている。戦う場面が
なく、大正時代を舞台にしなくてもよいように思う。とは言え、相当なレベルのゲームであることに
は変わりない。手慣れたゲーム作りをしているという感じである。途中でやめようとは思わなかった
から、おもしろいことはおもしろい。
テイルズオブシンフォニア 評価S 16.10.14
これは、今年の9月22日に発売されたもの。終わったのが、10月13日。これはなかなかよかった。テイルズシリーズのお約束がすべて入っていて、楽しめ る。主人公のレベルアップのテンポがいいので、必ず勝てるようになっている。なにより、テイルズシリーズ中一番音楽がいい。特筆すべきは差別の問題を正面 から取り上げていることである。これは、なかなか見応えがある。
アークザラッド3 評価A16.6.20
中古のゲーム店で、 安いから買ったもの。内容は、おもしろいRPGである。特別に胸を打つといったものではない。最も一般的なストーリーと言える。バトルを繰り返すうちにレ ベルが上がるが、レベルの上がり方がテンポよく、ラスボスではねばれば一回で勝てるようになっている。
ストーリーは、特別な感じはないが、無理のないものにできている。一応納得できる。PS用のソフトなのにけっこうきれいなCGがちりばめている。とくにエンディングのグラフィックスの美しさには目を見張るものがある。
ただ、ただ、音楽が秀逸である。印象に残るものが多い。
約2週間十分に楽しめた。ラスボス前にセーブポイントがあるのも評価できる。アークザラッド2よりははるかにおもしろかった。
シャドウハーツ2 評価S
16.5.20
これは、前作があまりにもよかったので買った。 ちょうど3ヶ月でクリア。でも、ラスボスで一ヶ月半はほおっておいたから、実質一ヶ月半でクリア。 内容は第一次大戦のころの時代背景を生かしてなかなかすばらしい。グラフィックは、非常に美しい。音楽は多くの曲が胸を打つ。ストーリーは、主人公と前作 のアリスとの純粋な愛がテーマになっている。エンディングは、せつなく寂しくなるような感じである。「この二人きっとまたあえるよね」と思いたくなる。ラ ストシーンは、第3作を暗示するものになっている。大変、いいゲームであった。
ワイルドアームズ アルターコードF 評価S
これは、すばらしい。音楽は、なるけみちこ。これまた、すばらしい。ストーリーは、もっとも一般的な
RPGである。しかし、ストーリーに説得力があるため、あきさせない。なにより、各ボスキャラが何とか
倒せる程度であり、ラスボスに至っては強いが必ず倒せる。全体が、お姫様であるセシリアの優しさで
貫かれており、最後までくずれないところがすばらしい。エンディングは、ハッピーエンドであり、少し甘酸っ
ぱいものも残るが、やってよかったとの思いに包まれる。絵は、上品できれいである。
久しぶりに上質のゲームであった。
ICOにかなうゲームはない。してみればわかる。
S・・・特筆もの。特にすばらしい A・・・大変すばらしい B・・・けっこうおもしろいけど C・・・駄作七つの秘館 Cこれは、アドベンチャーゲームであるが、完全なクソゲー。感銘もなく、キャラがだめ。ストーリーもだめ。サクラ大戦 Aこれは、大正時代の帝劇の若い女性の役者が悪と戦うというRPGゲーム。全体に乙女チックな、変わったゲームである。まあ、それなりにおもしろかったが感銘を受けるほどではなかった。レガイア伝説 Sグラフィックはややよい程度だがバトルシステムが楽しい。また、ストーリーに説得力があり、単なるハッピーエンドでないところが悲しい。バトルの緊張感とエンディングの虚脱感がなんとももの悲しい。久々にやりとげたと思える作品であった。クロノトリガー A古いソフトだが、大変おもしろく内容がある。光田康典の音楽がやや未消化の感じがある。感銘を受けるほどではないが、必ず勝てるように作ってある。枝の部分のストーリー設定に無理がなく、メインストーリーとのかかわりも理解できる。全体に明るく、童話の世界に入ったようである。アークザラッド精霊の黄昏 Aストーリーの設定がおもしろい。双子をテーマに仕立てあげたところはなかなかのものである。自分につきささる部分もあり、いい。ただ、ボスキャラが強すぎる。だいたいプレステ2のソフトはね懲りすぎて敵がひたすらつよすぎて難しい。ファイナルファンタジーX-2 A絵がすばらしいし、キャラに親近感がわく。しかし、前作にくらべると小さくまとまりすぎたなと感じた。ラストがあっけなく、納得がいかない。劇的であってほしかった。前作を知らなければ秀作。サイレントヒル2 B暗い、暗い。鬱鬱々。ようやく、主人公に一体感が出たころ終わってしまう。おまけにエンディングを見ても、いったいどういうストーリーなのかよくわからない。落ちくらいちゃんとせえ。クロノクロス S最近まれに見る名作。プレステでこれだけのグラフィックが出せるなら、なぜみんなやらないのかなと思ってしまう。音楽は、特筆物。CDを買ってしまった。作曲は光田康典。もう最高です。ストーリーよし。音楽よし。最高でした。火星物語 A題はすごいけど、単に舞台が火星というだけ。内容は、絵本から飛び出したようなかわいいキャラ。そしてなんと、声優がしゃべっている。バトルも謎解きもやさしくストーリーも十分に納得がいく。十分楽しめました。これで980円。テイルズオブデスティニー2 Sこれを買って、前作の1は途中でやめちゃった。これは、おもしろいけど、バトルはすべてオートにすればたいてい勝ててしまう。バトルが始まったら、テレビに切り替えて3分して、ゲーム画面に切り替えるとバトルは勝って終わっている。とは言え、エンディングは感動した。愛らしく、きまじめ。テイルズオブデスティニー Bおもしろいけど、ちょっと途中飽きてくるかな。久遠の絆 評価 Bサウンドノベルといわれるもの。平安時代、元禄時代、幕末、現代と転生する人々を描いている。テーマはかなわぬ恋。平安時代、元禄時代の話はよかったし、時代背景をうまくおりこんで、納得できた。幕末でこけた。舞台は幕末でなくともよい。全く納得できない。まして、現代は、駄作。これで、泣けた人がいたらしいが、泣かせてくれないのは作者の罪か。サウンドノベルは、シナリオと音楽がすべて。作る人はここを十分わきまえてほしい。尤も、ゼノギアスのように、RPGでもすごい音楽があるが。テイルズオブファンタジア 評価A一ヶ月かかってエンディング。他のHPではかな り評価が高いので中古を買ってみた。面白い。 RPGの定番といったパターンで、特に新しい趣 向はないが、最も安心できるパターンのげーむ である。 ボスキャラは、強いが3日ねばれば、勝てる程度でストレスは少ない。 評価はAをつけたけれど、感動というほどでもない が、食った、食ったという感じて満腹感がある。 音楽はいいが、特に気にとまるほどではない。 ゼノギアスに比べると、精神性でやや劣る。ゼノギアス 評価 S 音楽も S4年前のそれもプレステのゲームである。グラフィックも今となってはよくない。でもシナリオが考えさせるし、音楽が
抜群によい。通信販売でオリジナルサウンドトラックのCDも買った。音楽が本当にすばらしい。40曲、駄作がない。どれを聞いても丁寧で精神性がある。性の高揚感とも似て、恍惚感におそわれる曲が多い。これほど、音楽のすばらしいゲームは、これまでお目にかかったことがなかった。光田康則の代表作とも言えるのではないか。1か月で終わった。神と人間、愛、人間の正と邪、多重人格とニーチェ的な力への意志、親子、恋、およそあらゆる要素をちりばめておいて、みごとに収束させてしまうには恐れ入る。このシナリオは、ゲームにしておくにはもったいない。ゲームとしても面白いし、適当に勝てていく快さ。実によくできている。それが、1980円だからね。何度もいうが、これはゲーム音楽の最高峰と思う。ICO 評価 Sこれは、切なくて胸がちょっと痛くなるゲームである。これは9歳くらいの男の子が12歳くらいの妖精のような女の子の手をひいて、城を脱出するというゲームである。様々な謎を解いて進むのであるが、ところによっては影と呼ばれるわるものが女の子を連れ去ろうとする。男の子は戦いながら、謎をとく。そして女の子を常に助けねばならない。といえば、なんとことないゲームだが、ストーリーがすばらしい。エンディングは何度も奈落の底へ突き落とされるが・・・・。胸の痛くなるゲームである。アドベンチャーゲームの最高峰と言ってよい。本当にすばらしい。このゲームのような感性はいくつになっても失いたくない。かまいたちの夜2 評価 Bおもしろかったし、いくつかのストーリーもあっと言わせるものであったと思う。とにかくシナリオがよくできている。ただ、謎解きの部分では前作のほうがよかった。シナリオ作家からすると、謎解きが難しすぎて、ユーザーが別のシナリオに気づいてくれなかったら、大損である。作家としては、別のシナリオに比較的容易に気づいてほしいと思うと思う。そこに、ゲームとしての難しさがある。ただ、一つ一つのシナリオはすごく意外性があり、十分納得できるものである。ただ、前作にくらべて、エログロの度合いが強くなっている。ワイルドアームズ3 評価 Bこれはなかなかの秀作。とにかくダンジョンがたっぷりとある。ストーリーもだんだんとわかってくる。今、90%くらいはやったけど、もうひとがんばりでエンディングが見られる。キングタムハーツ 評価 Bディズニーのキャラがでてくるので評判になったけど、ちょっと不釣り合いな感じがする。バトルの場面はねいわゆるターン制ではなくねリアルタイム制である。要は、ボタンをたたきくったら勝つということ。ちょっと3D酔いをしてしまいそうだ。順調にいってたけど、たこのお化けのアースラが倒せないで、下のシャドウハーツとワイルドアームズ3に浮気しちゃった。シャドウハーツ 評価 Sこれは、第一次大戦前夜の中国とヨーロッパを舞台にして実によく雰囲気を出している。フルボイスでないのが少し残念だが、実に面白かった。これもみごとにエンディングを見た。なんともいえないおどろおどろした雰囲気や、妖怪のでてくる雰囲気が実によい。エンディングは混沌とした世界から第一次大戦につなげるところが心憎い演出である。中古で2800円で買ったのですごいお買い得でした。ゼノサーガ 評価 Sこれは、私の一押し。絵がきれい。キャラがかわいい。音楽がすばらしい。特に、エンディングの2曲は、CDを買ったくらいだ。前編印象に残るオーケストラですばらしい。 おまけにフルボイス。舞台は未来だが、コスモスという女性のロボットが実に魅力的である。エピソード1ということで、次作が楽しみである。本当に胸が切なくなるくらいコスモスは魅力的である。やってて、とても楽しかった。終わったときは妙に虚脱感があった。ときどき、ラストボスの部分だけやってエンディングを何回か楽しんでいる。ファイナルファンタジー10 評価 Sディーダの明るさと作品全体に流れるある種の切なさが妙にマッチしている。グラフ
ィックのすばらしさは目をみはるばかりで、ゲームグラフィックの最高峰といってよい。
髪の一本まで揺れるさまは、20世紀の技術の結晶である。音楽はさらにすばらしく、
実に場面を的確に表しており、いずれも名曲である。ゲームの音楽はゲームより前に
出てはいけないという宿命があるが、このゲームの場合は控えめであってきらりきら
りと光っている。
なにより、シナリオが実にしっかりしている。ラストシーンのどんでんがえしは、一瞬呆
然としてしまうほどで、とても悲しくそして静かに納得できる。人物の個性の描き分け
方が実におもしろい。リュックの軽さとかわいさ、アーロンのかっこよさ。ゆうなの気丈
さ、いずれも捨てがたい。今2度目をしているが、あきることがない。風景も実際の風
景よりも美しい。
ファイナルファンタジー9 評価 Sこれは、夢のある話である。シナリオも十分納得できる。どことなりシェークスピアっぽ
いところが面白い。やってて楽しく夢のあるゲームで、このシリーズには珍しくハッピ
ーエンドである。
トゥームレイダース 評価 A
これは、ララという女性が一人で各地の遺跡などを冒険していくゲームである。1から4まで持っているが、エンディングを見たのは2だけである。PS用であるのでね絵は荒
いが、謎解きの巧みさはさすがである。一番面白くて新鮮だったのは1である。各地の
遺跡と謎がほどよくミックスされていた。2ははっきり言ってむずかしすぎる。ただ、広
い遺跡などでたった一人で行動するためやっているうちに、人間関係について寂しく
なってくる。小学生にはさせたくないゲームである。しかし、画面の暗さはどうだ。あま
りにも薄暗い。
シャドウオブメモリーズ 評価 S
PS2のアドベンチャーの最高峰。シナリオが奇想天外で説得力がある。画面が美しく、現代と中世ののヨーロッパを行き来する設定も面白い。出てくる2人の女性が目ち
ゃくちゃ美人である。これを見るだけでもこのゲームの価値は十分ある。全体的に上
品で、人物の個性もよく描けている。なんと言っても特筆ものは、ホムンクルス。中性
的な感じですごく魅力的である。最近のゲームで、これほど魅力的な人物を描き出し
たものは珍しい。
閉鎖病院 評価 S
これはいわゆるサウンドノベルという分野である。グラフィックがすばらしく、大正時代
の病院や風俗を見事に描いている。せりふは、字幕に出るだけであるが、シナリオが
何通りも用意されており、選択した行動によって、エンディングが異なってくる。気丈
なるエンディングはたったひとつしかない。切なくて胸がしめつけられるようである。
建物も大正時代の雰囲気をよく伝えている。私は、島にあえそうな気がして、明治村
の病院を見に行ったほどである。私は、これをサウンドノベルの最高峰に推薦する。
町 運命の出会い 評価 S
これもサウンドノベル。これは、実際の俳優さんが出てくる。ある人の行動が別の人
の運命を変えてしまう設定になっている。これは、とにかくめっちゃ面白かった。俳優
の顔が個性的で、女性はいずれも超美人。シナリオがしっかりしていて納得できる。
ジャックンダクスター 評価 C
最新作であるが、画面が動きすぎて酔う。シナリオも子供向きで、納得できない部分
もあり、中途でリタイア。
決戦 評価 C
PS2のソフト。戦国時代の武将が出てくるという珍しさはある。しかし、合戦のやり方
がよくわからないのに勝ってしまうというところがおもしろくない。
他やったのは、「勝手に桃天使」「ムーン」「かまいたちの夜・特別編」「弟切草」「虹色の青春」「ファイナル ファンタジー7と8」「ぼくの夏休み」「クロックタワー」「死者の呼ぶ館」「金田一の事件簿、悲報島」「ときめきメモリアル」「クーロンズゲート」「ミス ト」「リブン」「モンスターファーム」「名探偵コナン、三人の名推理」「マリア」「マリア2」「ムーンライトシンドローム」「ドラゴンクェスト7」「ク ラッシュバンディク2」「ワールドスタジアム2」「ディノクライシス」「スキャンダル」「チョコボの不思議なダンジョン」「デッドオアアライブ」「同級生 2」「ルパン3世 カリオストロの城」「レイクマスターズ」「神宮寺三郎、夢の終わりに」