私のカメラ史

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1.キャノンキスデジX


私が買ったはじめての一眼レフ。8年間ほど使った。カメラの基礎を学ぶには手頃であった。これを持ってバラ園をたくさんまわった。合計5万枚ほどは撮った。

2.キャノン60D

バラ園に行くと年配の人が大きなカメラを持っているので、負けないように買った。手頃な大きさであったが、シャッター音が「カラッ」という情けない音であった。色はいかにもスナップ写真ですという万人向けの色であった。

このカメラを買って半月後に肺炎で入院した。そしてバラのシーズンを一回分棒に振った。今でもこのカメラを見ると悲しくなる。

3.キャノン5Dマーク3



退職後、精華町の写真クラブにいれてもらって本格的に写真に取り組むことになった。そして、このカメラを買った。色は高級機だけあって、渋いというか深い色合いの味付けになっている。特に、緑の深みは60Dとは全く違う。


ただ、重い。1.6キロほどある。片手でカメラを構えようものなら腱鞘炎を起こしそうである。まして首からぶら下げると姿勢が悪くなる。後日、これを12万円で売ったと言ったら、多くの人が絶句した。私はそんなにいいカメラだとは思わない。


4.ソニーアルファ6300



少しでも軽いものということで、α6000からα6300と買い換えた。初のミラーレスカメラである。ミラーレスは当初小型でいい写真が撮れるというのを「売り」にしてきたが、各メーカーもそろそろ気づきだした。それはミラーレス一眼は一眼レフカメラの進化形であるということに。

だから、α6300もキャノンのM5もけっこう大きいのである。

ミラーレスは、モニタで見えた通りのものが写真になる。だから明るさなどを確認した上で撮れる。またホワイトバランスを色フィルターとして微調整しながら、リアルタイムでモニタで確認して写真を撮るのが、ミラーレスカメラの常識になっている。絵作りのしやすさでは、普通の一眼レフより圧倒的にやりやすい。

また、ピントのあいかたが尋常でないほどきっちりと合う。普通の一眼レフの写真がピンぼけに見えて仕方がない。

それに軽い。何とか首からぶらさげることのできるぎりぎりの重さである。

欠点は、一枚写真をとったら通常は1秒弱ほど次の写真が撮れないことである。
ただ、連写にすれば一秒に11コマの撮影が可能である。


5.ソニーα6500

現有機

これは形は6300とほぼ同じである。手ぶれ防止や細かいところがかなり性能アップしている。ミラーレス一眼の最高級機と言えると思う。