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好きなバラ パパメイアン

私とパパメイアンとの出会いは、岐阜のバラ園にいったときであった。においのバラコーナーにこの花があった。においをかいでみると、バラのにおいとはこんなに強いものかと驚くほど強かった。少し甘みのあるアルコールを含んだ芳香で鼻の中にからみつくほど濃いのである。
パパメイアンは大輪で香りのバラの最高峰といってよい。色は黒バラと言われる赤で、ビロードのような風合いがある。交配親は、あの名花「クライスラーインペリアル」である。全く同じ交配親の兄弟に「リンカーン」と「オクラホマ」がある。
パパメイアンの香りをたとえるなら、サントリーウィスキーの「白州」がまさにパパメイアンのにおいであった。



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