トップに戻る

好きなバラ ブルームーン

20世紀の初め頃は育種家たちは優秀な赤バラを作ろうとした。それが一段落つくと、育種家たちは青バラを作ろうとがんばった。
青バラ目指して何代か経て誕生したのがブルームーンである。青バラの代表といってよい。交配親は名花「スターリングシルバー」である。
ブルームーンは大輪である。色は完全な青というわけではないが、青っぽく見える。交配で青バラを作る方法としてはこの程度の色が限界である。香りは、ブルーローズと言われるブルー特有の香りである。少しのアルコール臭に甘みをたっぷり加えたような濃厚な香りである。
残念なのは花持ちが悪く雨にも弱いので、最盛期のブルームーンにお目にかかるのはまれである。