たんぽぽ通信
舟屋の里から経ヶ岬へ   2014年2月26日(木)

 京丹後市の経ヶ岬に米軍基地…「何かしないと」と、気持ちのどこかに突き刺さっていた。

 相楽9条のメンバーや有志の方と京丹後市の現地に向かう。

 お天気はいいが、海も空も灰色に濁っている。これはPM2.5の影響かもしれない。

 伊根町の舟屋の里で昼食、経ヶ岬へ向かう。Xバンドレーダー設置の予定地近くで現地の方から説明を受ける。

 お一人を除いて、全ての地権者が契約書にサインをした。最初はいろいろと不安や疑問を抱いていた方も「国が決めたことやから」と、同意をし、不同意の人には職場でも「あんたとこはまだやってな〜」などと、ある意味プレッシャーがかかったり、なによりも「賃貸料」が桁外れに引上げされたことも、同意を推進したとか…。

 でも、地元が求めていた「環境アセスメント調査」は、始まったばかり…。「アリバイづくり」のような環境調査だと地元の方。

 電磁波のことも騒音のことも漁業のことも米兵の居住地のことも…まだまだ情報は不十分。なによりも、軍事用レーダーが本当にいるのか…も疑問。

 近畿最北の地にも米軍基地…いらない。

      
    電柱の陰にイワシとカレイの干物・伊根町舟屋の佇まい

      
   米軍基地予定地には航空基地・現地で説明を聞く参加者地

3月議会の日程       2014年2月25日(火)

 昨日は、会派の代表者会議。本日は広報常任委員会が開かれる。3月議会は3日の月曜日から開会。

 日程は次の通り。
 3日(月) 開会・議案説明 10:00〜
 4日(火) 会派代表質問 10:00〜
5日・6日  一般質問    10:00〜
10日(月) 民生環境常任委員会 10:00〜
       総務教育常任委員会 13:30〜
11日(火) 建設産業常任委員会 10:00〜
       予算決算常任委員会 13:30〜
12・13・14・17日 予算決算常任委員会 10:00〜
27日(木) 委員長報告・採決

 今回は松田は代表質問。予定は4日の11時ごろ。一般質問は10名。来年度の予算も審議されるが、町長の施政方針にも「注目」…。

「未来の食卓」        2014年2月23日(日)

 せいかの食育(はぐくみ)映画祭「未来の食卓」に寄せていただく。主催は「せいかの食育(はぐくみ)映画祭実行委員会。共催は会場のけいはんな記念公園。

 9時から始まって午後の5時半までで、内容も盛りだくさん。
「アスリートの心と体を育む食」と題して、早稲田大学の寮監で、管理栄養士の福本さんの講演を聞く。

 大学のアスリート60余名の朝と夕食を寮で準備している。調理室の窓越しに学生たちの体調をチェックしたり、土日はともに外食をして、心のケァも…。

 お弁当は、卵や牛乳を使わないアレルギー除去食で、地元産の野菜を使って調理。菜の花コロッケやおから、カブラの甘酢漬けやイチゴの豆乳寒天など。

 「町の未来の食卓を願う木」…葉っぱに「たらよう(ハガキの木)」を使えば(たらようは多分、公園の森の中にあった)…更に迫力アップなのに、ちょっと、残念。

 公園内の梅もほころび始め、賑わいを見せ始め…春の予感。

     
      フリーマーケットや展示、ワークショップ

        公園内の紅梅


たんぽぽ、見つけた。    2014年2月22日(土)

 昨夜は京都まで。4月の知事選に向けて「府民大集会」…木津町のみなさんとバスに乗って、府立体育館まで。

 朝から里山の会の活動。雨と雪にたたられて、やっと、本日、シイタケの菌の打ち込みをする。

 畑を覗くと、小さなタンポポの花。雪の下で、我慢強く耐えていたたんぽぽ。丈も花も小ぶりだが、たくましいヮ…たんぽぽに、感動。

 午後から、精華町と木津川・相楽の府民の会の事務所開きが行われる。いいよいよ、本格的に知事選が始動。

 精華の事務所に来られた方が、ご自分の戦争体験を語られる。「70年前に戦地へ行った。終戦が一週間遅ければ、今、自分はここに座ってはいられなかった。あんなことは繰り返してはアカン。だけど、今の安倍は、戦後70年も立とうとしてるのに、同じようなことを繰り返そうとしている。知事選挙は京都だけのことやない。今の政治に、はっきりと『ノー』を言うための選挙」と、語られた。

 福島原発では放射能がダダ漏れ…人事的ミスも指摘されている。現場で働く人は、先の見えない仕事…しんどいやろうなと思う。東電も国も何とかしないと…東京オリンピックなんてありえないのでは…?


ソチ…見る?       2014年2月19日(水)

 会議などが続いて、まとまった時間がなかなか取れないが…もうすぐ3月議会の代表質問の原稿締切日。

 夜仕事と朝仕事でなんとか「形」だけはできたが…今日は「団会議」で、検討。

 午後からは絵手紙サークル。終わりがけに「今夜は、ソチ…見る?」とメンバーさん。

 「メダルメダルって言いすぎ違う?」
  「オリンピックに出るだけでも、相当、すごいことやもんね」
 「先ずは、氷の上をすべるだけでも…すごいこと」
  「全然。興味ないし…」という人も。
 
 
夕方になってスーパーに買い物にでかけるが、どうやら今日はお休み。ほぼ、年中無休のスーパーだが、たまたま遭遇した「お休み」。いつもが便利すぎるんや、と反省。

「少年H」          2014年2月16日(日)

 「精華町人権シネマ」がけいはんなホールで開かれている。昨日は入場者の方に「カイロ入りメッセージ」を配布。映画を見たいと思っていたけど時間が合わずに断念。雪解けの雨の中に、多くの知人の顔があった。

 …で、今朝から思い切って映画「少年H」を鑑賞。
舞台は神戸、妹尾河童原作、時代は1940年代前半。
 少年の父は紳士服の仕立て職人で、外国人にも信望が厚く「どこの国の人の洋服も」仕立て、繕う。
 少年の家族は敬虔なクリスチャン。戦火が忍び寄り宣教師たちも自国へ引き上げる。帰国した女性宣教師から届いた一枚のはがきから、物語は急展開をする…。

 少年やその父の一言一言に重みを感じる。そして、今の時代に重ねながら…歴史を繰り返してはならないと思う。

 午後から知事選の宣伝。女性ばかりで、動物の縫いぐるみも登場して賑やかに。風は強かったけど、めげない女性たち。「今日は、楽しかった」と。

雪の日に          2014年2月14日(金)

 府知事選挙に向けての早朝駅宣伝の日。予報通りの「雪」…降り続く。家の前には車のタイヤ痕もなく、足跡もなく「まっさら」の雪景色。

 ゆるゆると宣伝カーを走らせる。通勤・通学の人たちは圧倒的にバス利用。いつもより多くの人がバス停で待つ。「今日は、満員通過のバスがあった」とバス利用の方。

 バスも電車もダイヤ通りに走れない。それでも、時間を気にしながら通路を小走りに駆け抜ける人・人・ひと…。

 帰り道は、一層、雪が積もって、踏切に入るとツルツルとタイヤが滑る。久々のスリリングな運転になったが…これ以上は今日は無理。

 ゴミだしのついでに「雪だるま」をつくる。おばちゃんが一人で雪だるま?と、自分でもおかしくなったが、道行く人が「楽しそうですね」と、声をかけていく。

 「大雪警報」が出されたので、長靴を玄関において「自宅待機」。
     

「ええこと、しよう」      2014年2月12日(水)

 議員団で与謝野町へ研修に出かける。加悦町、野田川町、岩滝町が合併したのは8年前。

 織物、観光、農業とそれぞれに特徴のある街が一つになって、地域循環型の町おこしを進めている。

 「住宅改修助成制度」「中小企業振興基本条例」などをいち早く始動し、積極的な街づくりと共に、多機能な複合的福祉施設「やすらの里」を開設、地域共生型福祉施設整備も着々と進められている。

 「これらの街づくりの原動力と起爆剤はなにか」と尋ねた。
「うちの町は、財政も乏しく、住民所得も低く貧乏だから…だからこそ地域循環をめざしている。自助、共助、公助に商助を加え社会的な任務を負ってもらっている」とのこと。

 豆腐工場からでる「おから」と「牡蠣殻」「米ぬか」をブレンドして有機質肥料「京の豆っこ」をつくり、ブレンド米を生産、自然循環農業を実践。

 「ええことしょう」…話の随所に聞かれたこの言葉、「ええ言葉」やね〜。

「60年前の手習い」    2014年2月11日(火)

 過日、訪問先で女性の方が「今まで、仕事に追われてできなかったけど、今は時間があるし、孫に靴下でも編んであげようと思って、いろいろやってみたけど、どうも踵のところがうまくいかなくて…」と、思案をされていた。

 靴下の編み方を習ったのは中一の家庭科の時。自分の子どもたちにも何足か編んだけど、即座には答えられなかった。

 …で、昨夜遅くに思い出して編んでみた。とりあえず片方だけ、しかも、サイズも小さめに。

 家庭科といえば、中3の時に浴衣とブラウスを習った。

  結婚して初めての夏に義母が持ってきたのが浴衣の反物。
「縫って着てや…」…縫ったのをくれはったらいいのに、とブツブツ思いながら、この時も中学時代を思い出して、何とか縫い上げた。

 「60の手習い」ではなくて「60年前の手習い」…思い出せてよかった。

        60年前の手習い
 
雪に想う         2014年2月10日(月)

 数日前からプリンターがダウン。最近、インクを取り換えたばかりなのに…。

 
「今日が雪でなくてよかった」と、朝のスクールヘルパーのお母さんたち。確かに、登校時に雪だと学校への道すがらが大変なことに…。

 冬の間中、雪道を歩いて登下校していた子ども時代。たいていは、登校時には、長靴の中はビショビショ…下校時は、裸足で帰ったこともある。帰宅してからは、近所の玄関先に「落とし穴」をつくって、ドキドキ、わくわくしながら物陰に潜んで様子を伺う。

 それなりに、雪を楽しんではいたが…いつも、春を待ち望んでいた。

 雪を見ると、子ども時代のあれこれを思い出し、懐かしくはなるが…春を待つ気持ちは今も変わりない。

 スピードスケートをチラチラ見ながら、毛糸で編みものを始めたけど…多分、春には間に合わない。


2月の初雪         2014年2月8日(土)

 緊急の総務教育常任委員会が開かれたのは一昨日。

 昨日は、相楽の共済年金連盟の学習会と懇親会で昼食から懐石料理をいただき、夜は「フグ料理」。いつもの「始末料理」に慣れた胃袋も…びっくりの一日。

 夕べから降り出した「雪」。朝は少し積雪もあり、新聞取りも用心深く階段を下りる。配達の方のご苦労を思う。

 「新春のつどい」を開く。「行くよ!」と言っていた方に電話を入れる。「今日は、雪やし猫になる…おこたの守りをしておきます」の返事。

 それでも、集まっていただいた方と和やかな一時。夕べから「お泊り」の孫に、荷物運びを手伝ってもらって、そのまま、最後の片づけまで一緒に。

        
2月に初雪
 

JRへの要望活動      2014年2月5日(水)

 議長代理ということで「片町線複線化促進期成同盟会」の要望活動のためJR西日本大阪支社へ出向く。

 精華町からも多くの要望が出されている。祝園駅のバリアフリー化、下狛駅のホーム拡幅、踏切開閉の時間短縮、終電車の時間延長、増便、ホームの上屋設置、沿線周辺の適正な維持管理など多岐にわたっている。

 乗降客も増え、以前に比べれば利便性もよくなったが、複線化への道のりはまだ遠い。

 回答の中で、祝園駅へのエレベーター設置の検討が始まったとのこと。

 1日5000人の乗降客の駅のバリアフリー化が一定進んだので、3000人規模の駅の検討が始まリ、祝園駅もその一つ。

 ちなみに祝園駅は3000人規模の乗降客とのことで、地元負担も発生するけど、早くつけてほしいエレベーター。

誕生日             2014年2月4日(火)

 4丁目の子育て支援「フリースペース」にでかける。2,3日前までは季節外れの暖かさだったけど、一気に寒さが押し寄せる。

 例年、節分の頃が一番寒いし、立春というのは「名ばかり」。

 当たり前だが、毎年のこの寒い日が、わが誕生日。いろんな方からお祝いメッセージをいただいたが、すでに72回目の誕生日。

 「余生」という言葉があるが、今の時代、何歳からを「余生」というのだろうか…などと考えながら、夜遅くにケーキを食べる。


丹後半島に行きませんか   2014年2月3日(月)

 相楽9条の会で急浮上した「経ヶ岬」行、Xバンドレーダーの設置予定地の視察計画を具体化する。

 2月26日(水) マイクロバスで 参加費は5000円。
 当日8時に木津川市役所前を出発。伊根町の舟屋の里で昼食 の後、経ヶ岬へ。現地の方にレクチャーを受け交流。

 参加ご希望の方は、早い目にご一報ください。

  
ピッチャー駄目ならバッターに 2014年2月2日(日)

 自治会連合会と議会議員との意見交換会が開かれる。自治会長さんは、午後からは行政との交換会もあり一日仕事。

 昨日の訪問先での話。「子どもが少年野球のクラブに入ったんやけど、やりたいのはピッチャー、それが駄目ならバッターになるって…。こんなんで大丈夫かしら」と、お母さん。

 「暑くても寒くても外に出ていくだけでも、値打ちあるん違う…」と私。「そういえば、なんだか逞しくなったみたい…」と、お母さん。

 小学校のグラウンドからは、元気な野球少年の声…大声出すこともいいかもしれない。

講演会、3題          2014年2月1日(土)


 昨日は京都で山田府知事の講演を聞く。京都府下の自治体議会の議長と副議長を集めての講演会で、今年で11回目。平成26年度の府の予算編成についての話を聞く。

 本日は午後から精華町9条の会連絡会主催の学習講演会が開かれる。講師はいつもお世話になっている長澤さん。
「安倍政権が狙うもの」と題して、秘密保護法が出されてきた歴史的経緯や靖国参拝、集団的自衛権に関する動きなど、今後の動きについて学ぶ。

 夜は京都南部少年・少女自立支援の会「青空」主催の教育講演会に参加。講師は野田 正人さん。家庭裁判所の調査官などを経て、今は大学の先生。思春期の頃には、いろいろ「やんちゃ」もしたが…一過性のもの。ある時期から「暴走族」のようにリーダーを天とする集団的なルールが成り立たなくなったなどの前置きもあった。

 今の子どもたちが時代にずれているのではなくて、ずれているのは「大人たち」。

 会場に溢れんばかりの参加者。講演の後はグループに分かれての「しゃべり場」だったけど、家に泊まり込んでいる「思春期の孫」が気がかりで、中座して帰宅。




新年おめでとうございます。
 
 
冬本番の寒い新年の幕開けとなりました。”キリッ”としまった一年でありたいと願っています。
 
本年もよろしくお願い申し上げます。