網野高校京都くらぶ 2013年6月30日(日)
毎年恒例になった「網野高校京都くらぶ」に出席する。網野高校は京都では北から2番目の府立高校。
グランドからアカシアの林を抜ければすぐに砂浜があり、日本海に続く。スキーも水泳も、この自然の中で行われた。
「湾岸道路ができて、今はアカシアの林はなくなっている」
「それやったら、校歌もかえなアカンネ」などと”今昔物語”にも花が咲く。
卒業後、多くの者が地元を離れて、それぞれの道を歩んで今。
京都近郊に住む者も多くて、入会資格は60歳から。
それでも130名が参加。同期生は20人以上参加して最大グループ。
二次会などはお断りして、夕方から約束の訪問。夜も来客があり、いろんな方に会って、いろんな話をした一日。
俺らのこと… 2013年6月28日(金)
朝、交差点に向かう途中で出会った中学生。スケボーを抱え私服。
「おはよう。朝からスケボーしてんの?」「学校は…?」と聞くと、「おばちゃん、俺らのこと覚えてるか。小学校の時も交差点で立ってたやん」と、反対に問われる。
「髪の毛の色も変わってるし、すぐには思い出せへん」と答えると「もう、義務教育はいややし、行かへん。夏休みも近いし、髪の毛、染めたんや」
その後、巡回中のおまわりさんと長らく話していた。通学の小学生を見送った後も、彼らは、そこに「滞留」。
お目当てのお店の中に消えて行ったので、その後の経過はわからない。
秋葉英則さんの言葉を思い出す。「思春期の子どもたちは、体も心も”うずいている”。」…彼らも。
平和行進 2013年6月26日(水)
朝から交差点の行き帰りだけで、足元や腕がずぶ濡れになり
、着替えて「平和行進」に参加。
精華町が本日の出発地。全国の通し行進者にフィリッピンの女性も参加。「今回は、核廃絶を願って歩きますが、今度は、核廃絶を祝って歩きたい…」と、あいさつ。
町長は例年のように出向いてメッセージを送る。議長メッセージは代読。雨の中を木津川市役所まで歩く。途中、木津川台駅周辺から道路が冠水。水の中をじゃぶじゃぶと歩く。
木津川市では、市長の顔は見えずメッセージは代読。その内容に多くの参加者が「エッ?」。
「原発は、安全・安心な基準で稼働することが電力の安定的供給のために必要…」というメッセージを堂々と…。
「核廃絶」を願って広島への道を歩く人たちに、この言葉…どのように響いただろうか。
議会最終日 2013年6月25日(火)
議会最終日。再会は午後1時30分から。朝の間は「団会議」
を開き最終確認をする。
・国保税条例の一部改正(案)を提案したが、共産党以外はすべて反対で否決。
意見書が3本、いずれも共産党の提案。
・選挙制度の見直しを求める…共産党以外は反対
・憲法96条の改定に反対…共産党以外は反対
・原発ゼロ・再稼動反対…共産党と精政会の3名以外は反対
・職員給与の減額…共産党のみ反対
職員給与の減額は7,8%、今年の7月から来年の3月まで。
地方公務員の給与は、本来は「人事委員会」の勧告に準拠して労使双方の合意の上決められるのが本筋。
今回の減額は、政府が一方的に、交付税の減額を押し付け、地方自治体は「有無」が言えない状況に追い込まれ中での減額。
地方六団体(全国知事会・全国市長会・全国町村長会とそれぞれの議長会)も反対を表明していたが…「交付金」が水戸黄門の「紋所」のように振りかざされて「やむなく」改定。
このような国のやり方は「強引で無謀」…というのが反対の理由。
アリとキリギリス 2013年6月23日(日)
「昨日探してたのに…」と、昨日の女の子。「何か用事やったん」と聞くと「庭にムカデがいたしどうしたらいいか聞きたかった。それに、この虫の名前も教えてほしい」と、観察ケースにアオマツムシを一匹。
「生きもの係」の看板をあげているわけでもないのに、こんな質問を受けることがたびたびある。
教育を考える会の学習会に参加する。講師は越田先生。
こんな話から始まった…「アリとキリギリス」をどう読むか。
「昔の人」…夏でも働くアリ、勤勉が大事。
「新人類」…キリギリスがアリの家を訪ねると、夏の働き過ぎで アリが死んでたので、食料はキリギリスがゲット。
「新・新人類」…キリギリスはアリの家でコンサートを開いて、ギ ブ&テイクで仲良く暮らす。
「うさぎとかめ」の話でも、今の子どもたちは「カメさんはウサギさんを起こしてあげればよかったのに…」。いい意味での「協働」の気持ちが育っている。子どもたちの未来は明るい。
深刻でしんどい話もあったけど、今の子どもたちの中に育っている新しい感性…楽しみな話も。
「高市発言」 2013年6月22日(土)
集金を始める。玄関先で話し込んでいると同じ町内の子どもたちが数人。「松田さん、探してたのに意外なところにいるね」と女の子から声がかかる。「まるでお友達やね」と訪問先の女性。
「今日は駄目よ」と答えて、次の訪問先へ。庭先で作業中の女性に声をかける。「最近、集まると政治の話になる。高市自民党政調会長の『原発事故で死んだ人はいない』発言はほんまにひどい」奈良に知人が多い彼女…高市さんも奈良の人。
福島第一原発事故後、近隣から精華町に転居してきた方が40人近くいるとのこと。
6月議会前に「原発事故、子ども・被災者支援法」の意見書をあげてほしいという請願が寄せられた。共産党は議会で審議すべきだと主張したが「精華町には、該当者はいない」というのが多数派で「書面配布」のみとなった。
その時、十分な資料を持っていなかったことが悔やまれるが、原発問題は、一地域の問題ではない。
精華町に来られた方も、高市発言…どんな思いで聞かれただろうか。
「雨耕晴読」 2013年6月21日(金)
奈良日航ホテルでの会食に出かける。JR奈良駅から地続きの便利なところにあり、木津駅から20分足らずで到着。
雨予報が出た日に夏野菜苗を買い込み、植えるチャンスを伺っていたが、雨続き。
夕方から思い切って畑に出かける。永らく渇き切っていた畑は、程よく湿っている。
サツマイモ、キュウリ、オクラ…など、ザックリと植える。
「晴耕雨読」ならず「雨耕晴読」…水やりの手間は省けたが「ヌレネズミ」状態で帰宅。
エレベーターと少年 2013年6月20日(木)
朝、いつもの様に交差点に向かう。途中で、パラパラと子どもたちの姿を見かける。いつもの様に交差点で子どもを待つが…来ない。
一台の車が止まり「今日は、大雨警報のため、自宅待機です」
と、見回り中の先生からの一言。
帰り道でも、ランドセル姿の子どもがパラパラ…昔は「連絡網」があって早朝に連絡が回ってきたけど、今は…?
会派代表者会議が開かれる。庁舎6階に子どもが一人。いつか出会った「エレベーター少年」。ひたすら、エレベーターの乗降を楽しんでいる。
聞くと「エレベーターが好き。今日は学校が休みやし電車に乗ってやってきた」と、少年。
でも、公共施設のエレベーターやし、少年のこだわりも分かるけど…難しい判断。
やっと、雨 2013年6月19日(水)
団会議が午前中。
やっと雨模様になってきた。いつもだとうっとうしく感じる雨だが「やっと、雨…」…と、喜びの声があちこちで聞かれる。
でも…朝から地震があったし、台風4号も北上。すでに、大雨被害のところもある。
自然は…自然なわけで、予測がつかない「自然」だけど、ゆっくりと浸み込むように降ってほしいと願う…雨。。
建設産業/予算決算常任委員会
2013年6月18日(火)
建設産業常任委員会が開かれる。付託された案件は2件。
4年ぶりの委員会だが、当時、入札情報などの公開を求めてきた。HP上に「お知らせ」「結果」がアップされるようになった。
最近、気になっているのは同一入札で「失格」が増えていること。最低制限価格(事後公表)を下回る入札価格が、その理由らしい。
入札制度については、閉会中にも調査と研究をすることに。
午後から予算決算常任委員会。広報委員として記録に入る。
総務教育常任委員会 2013年6月17日(月)
総務教育常任委員会が開かれる。
冒頭に「副委員長」の辞任届について話し合われる。理由は「一身上の都合」。着任して一か月未満、しかも、初めての委員会に辞任届がだされるのは、記憶の中でも「異例」のこと。
結果、辞任は承認され、副委員長は交代。
精華中学校の立て替えの基本設計と消防署の立て替えの基本構想の報告がされる。
精華中学校の件では、給食用エレベーターが予定されていない。「一般エレベーターと共用」との答えに…びっくり。他にも気になることがいくつか…。
消防署は現在地での建て替え。建物は50cmの床揚げをするとのことだが、昨年の集中豪雨の教訓から十分に検証しての判断かどうか…疑問が残る。
午後から、以前から興味のあった「古文書」の講座に参加。
ここまで文字を略すか…昔の人は。すらすらと読み書きできるようにはならないと思うが…先ずは「入口」入門。
タマネギ 2013年6月16日(日)
恒例になっている文化フェスティバルに参加。出かける前に「たまねぎ」掃除。好天気続きで畑ですっかり乾燥していた玉ねぎは、掃除もいたって「簡単」。
今年のたまねぎは大型で粒ぞろい。
「植える場所だけつくっとき。苗が余ってるし植えといたげる」
草引きをすると
「肥料、入れといたげる」と、追肥まで世話になる。
貸農園の隣人に何から何までお世話になって…だから、今年のたまねぎは「上出来」。
これで、今年いっぱいのたまねぎは…確保。隣人のおかげです。
「ササユリ」 2013年6月15日(土)
里山の定例活動日。曇り空で昨日よりは暑さはましだが蒸し暑い。「かわいそうに…」とメンバーの方が、亀を発見。干上がったため池から脱出して、そのまま…命絶えたらしい。
南山城村で「ササユリ」ウオッチング。ほとんど見かけなくなったササユリを保護しようと頑張っている方がいる。
2年前、ユリ根のほとんどが「イノシシ被害」にあい、今は「柵」をして育てている。
子どもの頃は、実家近くの里山でもよく見かけたササユリ。お花屋さんとてなかった田舎のこと、長い間「ユリ」といえば「ササユリ」だと信じていた。
山の中にあって一段と美しいササユリ…守り続けたい。
「議案質疑」 2013年6月14日(金)
どんなに寒い日でも、少々の雨でも、暑い日でもひたすらグリーンベルト界隈を毎朝掃除をされる方がいる。
大変無口な方で「おはようございます」と、あいさつをかわすだけだが、今朝は「ホンマに暑いですね」と、彼の方から声がかかる…ホンマに暑い朝。
議会では「議案質疑」が行われる。今回、学童保育の時間延長(精北、川西、山田荘)と対象者の拡大(町内、全ての学童に拡大)、延長料金2,000円の条例改定が提案されている。
松田の質疑
現行の民営学童保育でも延長料金は3000円から2000円になるのか、精華台・東光小の学童クラブでの延長保育の実施見通し、保育料の減免制度実施を求めた。
延長料金は2000円に。2点については、今後検討を進めるとのこと。
府道ウォッチング 2013年6月13日(木)
朝から「真夏日」。例年だと子どもたちのプールバッグを見て「冷たいやろな…まだ」と思うのだが「今日のプールはいいねっ」とお母さんたち。
新婦人のメンバーで「府道ウォッチング」。木津八幡線の南北に走りチェックする。
地元自治会などからも出されている「府民公募型事業」…新婦人からもせっせと出し続けている。今回は2か所をチェック。
午後から、「衣替え」実行…ヤレヤレ。
「あれか、これか」 2013年6月12日(水)
10日から12日まで15人の一般質問が行われる。
中学校給食については、実施時期、実施方法についての再検討をするように、それぞれの立場から質問がされたが、答弁は…変わらず。
松田の質問は11日の朝一番。
むくのきセンター等関連施設の指定管理の問題点や課題などを問う。特に修繕計画について聞いたが、当面課題の打越台テニスコートなどは、すっぽりと「答弁」から抜け落ちて…ここからの再質問。「パッチワーク修繕」ではなくて「全面張り替え」を求めた。
打越台グラウンドもフェンスが不十分で「硬式野球」の練習ができないという声も届ける。
近隣センターの利活用…夏ごろに商業施設が来るかもしれない。コミュニテーホールも6カ月先までほぼ予約が入っていて、利用しづらい、近隣センターの多機能な利活用を求めた。
光台環状線の街路樹の低木管理と補植についての方針についても問う。当初、植え込まれたサツキやつつじ、ツゲなどの低木も時と共に枯れたりと当時の面影も薄くなっている。
一体的な管理をどうするのか方針を求めた…が。
一貫して「あれも、これも」できる時代ではない。「あれかこれか」の時代…と町長の弁。
「あれか、これか」を決めるのは町長。優先順位がある…というが、優先順位を決めるのも町長判断なのだが…。
「慰安婦」問題、抗議宣伝 2013年6月9日(日)
新日本婦人の会のメンバーで「橋下大阪市長の慰安婦問題と風俗営業」発言への抗議宣伝をする。
自転車に乗って通り過ぎた男性がクルリと向きを変えて「何のビラ配ってるんや。ああ『慰安婦問題』の橋下発言か…八尾空港のオスプレイ問題もむちゃくちゃやな」と、ビラを受け取って走り去る。
2010年10月には大阪市議会は「日本軍『慰安婦』問題の早期解決に関する意見書」を可決している。なのに、今回の一連の橋下市長の発言に対する市議会の対応は…??
ハンドマイクで話しながら、だんだん腹立ちが膨らんで…ほかの方にマイクをバトンタッチ。
「いのち第一 辻第一」さん 2013年6月8日(土)
「いのち第一 辻第一」…元衆議院議員の辻第一さんをしのぶ会が開かれる。
晩年、よくスーパーなどでお見かけした。「家もボロボロ、おじいちゃんもボロボロって、孫に言われてますねん」とショッピングカートを押しながら冗談を言っておられたのを思い出す。
京都の西陣近くで、織機の音を聞きながらの子ども時代。医師から国会議員になり、周産期救急医療やドクターヘリなど医療の充実に力を尽くし、被災地にはいち早く足を運ぶ。
時間を見つけてスケッチを楽しみ、パチンコも…。彼の議員手帳には、その足跡がビッシリと書き込まれていた。
辻第一さんの足跡と人柄、多くの方のお話をお聞きして…”合点”。
6月議会始まる 2013年6月7日(金)
里山でわくわく健康里山の会の定例活動日。少しだけ”顔”を出して役場へ。本日から6月定例会が始まる。
議案の提案説明が行われる。先だって議員提案の2件を提案。提案したのは共産党。
その一つは「橋下大阪市長の慰安婦発言に抗議する決議(案)」
精華の会から反対討論があった。「大阪市長のことを、京都府の一自治体の議会がとかくいう必要はない」といった内容で、共産党以外はすべて反対。。
この決議(案)は、初議会(5月23日)に提案しようと準備をしていたが、会派内での検討時間がないということで、本日の提案となり…この結果。
もう一つは「国保税の引き下げのための条例一部改正(案)」を提案。民生環境常任委員会に付託されることに。
一般質問は10日(月)から始まる。
くるりんバスに乗って 2013年6月6日(木)
時間をかけて「くるりんバス」に乗ってみたい…以前から思っていた。祝園駅で早朝宣伝をすると、くるりんバスの停留所に長い列ができている。「この人たちはどこに行くんだろう」という疑問もあったりして…。
8時始発、長い列の最後尾に並んで祝園駅から乗る。もちろん立ち席。けいはんなプラザ前まで行くとガラッと空いて、全て自由席。途中で何人かの方が乗降、山田川駅で小休止をして、今、来た道を引き返す。車いすの方や高齢者の方も乗って、かしのき苑を通って祝園駅へ。
そのまま北コースを回って、祝園駅へ着いたのは10時55分。
運転手さんの車内アナウンスなど、とても丁寧で親切。車いすの乗降も手馴れた様子。くるりんバスの「車内コミュニティ」も盛んで「常連」さんたちの会話も弾んでる。田植えの終ったばかりの水田風景も心が和む。
機会があれば、北コースまわりからも乗ってみないと…「くるりんバス」半日”小”旅行の一幕。
「シーサー」 2013年6月5日(水)

ほぼ、学校には行かないと決めた中3の孫がいる。よっこらしょと腰を上げて、修学旅行にでかけた。
土産話を聞きに過日、立ち寄った。沖縄土産の小さな「シーサー」の置物、1500円也を手渡してくれる。
「買うてから隣の店に行ったらもっと安くで売っていた。」と彼。ちなみにネットでは1350円が相場らしい。
本日は絵手紙の日。シーサーをモデルに描く。
「孫の手みやげ、ばばてがき どやっ」と、意味不明の言葉を添えて。
写真では置き方が逆の様だが、口を開けているのが雄で閉じているのが雌。
雄は口を開けて「福」を呼び込み、雌は口を閉じて「災い」を入れないという言い伝えがあるらしい。
講釈つきでお土産をもらい、でも、お小遣いはあげてへんと気づいたが、そこのところは「口を閉じる」…身勝手なおばあちゃん。
憲法、自民党草案 2013年6月3日(月)
6月に入ってすぐに、このページが行方不明に。本日、やっと見つけだし、出足遅く6月がスタート。
1日は、憲法学習会。自民党の改憲草案について学習する。
○改憲要件の緩和…時の政権や多数派の思い通りにならないように現行憲法は「硬性憲法」。改正要件の緩和は憲法の性格を変える。
○前文…国連憲章を無視した改定案。
○天皇…「元首」と規定。元首という概念自体不要。
○9条…前文と相まって、世界人権宣言、国連憲章をしのぐ平和憲法になっている。改定の必要なし。
○基本的人権・公共の福祉…基本的人権は生まれながらにして有する。国家以前に存在し、立法権で制限することはできない。「公益及び公の秩序」で、基本的人権を縛ることはできない。
○緊急事態…「外部からの武力攻撃」「内乱」「大規模自然災害」が並列。首相へ「白紙委任」と「公からの指揮命令」への服従。
○99条…現行憲法では、国民が国家に対して設ける制限・命令が国家から国民への命令に。
「平和主義」「国民主権」「基本的人権」への攻撃、国家体制の全面改造計画、憲法理念の否定。
改定条項の「改定」を許してはならない…強く感じた学習会。