たんぽぽ通信



初物              2012年5月31日(木)

 朝、交差点で子どもたちを見送った後のお母さんの話。
「この間、下校時にひどい雷が鳴ったでしょ。息子が途中の知り合いのお宅に逃げ込んで、お世話になったんやけど、走ってでも家に帰っといで…と言った方がよかったんやろか」と聞かれる。

「とっさの判断として、よかったんと違う。反対の立場の時に助けたげたら…お互いさんやしね」と、もう一人の方とうなづき合う。

 小さな頃から知っている”息子さん”…しっかりと社会性も育って、たくましくなっていることをうれしく思いながら、次の交差点に向かう。

 初成りキューリと万願寺トウガラシを収穫。おまけに、スイカもいただいて初物づくし…いよいよ夏。

視力と眼力          2012年5月30日(水)

       
         
伸び伸び…アザミ
 
 
過日の里山活動日に「アザミは残してほしいんですけど…」
とお願いして、残ったアザミの花。あまり街中では見かけなくなったアザミに、何となく故郷の野山を重ねてしまう。

 「ついに、メガネをぶら下げるようになったネ」と言われる。
買い物に行っても値段も見にくいし、たまに電車に乗ってもメガネなしでは切符が買えない。いちいち、メガネを取り出すのが億劫で、外出時には、ひも付きメガネをかけている。

 遠視に近視、おまけに乱視も交じって視力も低、,時の流れには逆らえないが、せめて「眼力は」と思うが…どうだろうか。

植木鉢と座敷机        2012年5月29日(火)

 今日も高齢の方の話。「足や腰が痛くて、今まで育ててきた盆栽を整理している。鉢は、もったいなくて処分できない。誰か、もらってくれる人はいないだろうか」「大きな座卓が倉庫にある。捨てきれないし、誰か引き取ってもらえないだろうか」…若い時は何でもなかった作業がだんだんできなくなって、身の回りの整理を始めた方も多い。

 転倒話もよく聞く話。昨日お会いした方は70歳代の方だが「ロッキングチェアの上に載ってバランスを崩してひどい怪我をした」…若い時はできてたことでも、気が付いた時にはできなくなってた。

 若い時の感覚がまだ残っているし、ついつい「これくらいは…」と、やってしまうが、思い当たる節がある。

 話を元に戻して、盆栽用の植木鉢と座敷机の落ち着き先…ありませんか。

今年の夏は…。          2012年5月27日(日)


 節電が言われている。「今年の夏は、どこで凌ごうかしら…」「昼下がりにはプールか図書館…」「買い物もお昼からにして、スーパーで涼む?」「でも、熱中症には気をつけなあかんし…」と、特に高齢の方の心配話が続く。

 なかには「ホンマに足りなくなったら、その時に考えたらええやん。洗濯も掃除も昔は電気、使わんかった」と、大きく構える人もいる。

 朝から廃油のボランテァに出かけたり、集金で終日、出たり入ったり。久々に「苔玉づくり」をされる方にもお会いする。彼女はズーッと続けていて、いろんな試みをして、その技は…進化中。 

町づくりフォーラム       2012年5月26日(土)

 車で走りながら、田畑のえんどう豆に眼が行く。収穫せんとあかんやろな〜家のえんどう豆。

 朝から畑に出かける。案の定、えんどう豆は「旬」を少し過ぎたかも…際どいところだった。キュウリやトマトも思い切り行儀悪く伸びている。茄子も初収穫。

 町づくりフォーラムに参加する。今、町の第5次総合計画の策定が進められているが、この間の100人委員会の報告や、講演が行われる。

 少子高齢化の進む中で、町づくりも発想の転換が必要…コンパクトシティの話が印象的だった。

 光台街びらき20周年を記念して、いち早く自治会がつくられた7丁目自治会が「記念誌」を発行。集会所で開かれている記念行事にお邪魔する。

 今、住んでいる光台丘陵地の山肌が削られていく様子は遠目に見ていたので、当時のパネルなどを感慨深く見せていただく。

 綿密につくられた記念誌は、なかなか重厚な出来栄えで、会員外の方には、1,000円で販売とのこと。

バレーボール        2012年5月25日(金)

 昨日は朝から心に決めて「在宅ワーク」…PCに向かう。6月議会の一般質問通告書は本日が締切。

 お昼頃に提出して、その後の会派代表者会議に出席する。準備した意見書は「子ども・子育て新プランの撤回を求める」「大飯原発再稼動に反対」の2本。各会派で検討して、再度持ち寄ることに…。

 夜になって、つい、見とれてしまったバレーボール。フルセットまでもつれこんで勝利。見ているだけでも息詰まるし肩もこる。

 学生の頃は9人制バレーだったし、ママさんバレーになって6人制をしたけど、馴染んでたのは9人制。

 スポーツも…進化してる。

カメラスポット         2012年5月24日(木)

 昨日は夕方になって、急きょ「臨時学童保育」…ご近所の子どもさんをお預かりする。

 毎朝、通学ボランテァに向かう通り道の一角に見事なシャクナゲが咲いている。ご近所の方が手入れをされているグリーンベルトにあるが、恰好のカメラスポットだと密かに狙いをつけていた。
 今朝、デジカメをもって立ち寄ると、先客が一人。その後から来られた方も携帯でパチリ。思いつくことは一緒やな〜と、思う。

           
           グリーンベルトのシャクナゲ

雲間から         2012年5月21日(月)

 朝の7時過ぎから表で子どもたちの声が聞こえる。時々、雲の切れ間から太陽が顔を出す。金環日食…見れるだろうか。

 子どもたちの声が一段と大きくなる。しばらくすると物干し場や玄関先に人影が増え始め、時を合わせたように雲が切れる。

 特別に「グッズ」を準備していたわけでもなくて、それなりに、金環日食を見る。

 通学の子どもたちはそれぞれにグラスを持っている。ちょうど、集合時間が、クライマックス。地域委員さんは「今日は、追い立てるように後ろからついてきた」「心配やし学校までついていきます」。

 学校によっては登校時間を早めたりいろいろ工夫されていたようだが…。

さて、いつもはさほど見上げない空…今日、見上げた人は○○人(?)

新一年生歓迎会    2012年5月20日(日)

 昨日は「分」刻みで、時計とにらみっこしながら動いていたが、今日も、予定た詰んでいる。

 地元の子ども会の新一年生歓迎会。「スクールヘルパーさんも来てください」と案内をいただいて出かける。

 集会所から記念公園まではクイズのスタンプラリー。芽吹きの森を歩いて、間違い探しクイズ。公園では、他のイベントもあって、大賑わい。

 子ども会の役員さんの準備の良さや発想に感心しながら、子どもたちに置いてけぼりにされないように「懸命」に歩く。

 かしのき苑でのふれあい祭り、会派の議会報告会と続いて多忙な一日を過ごす。

不耕起農法       2012年5月19日(土)

 昨日はサツマイモの苗植え、今日は草刈リと里山での活動が続く。

 隣の畑では「不耕起農法」の畑づくりがされている。掘り起こしたり草を抜いたりはしない。大きく畝をあげて、伸びている草だけを刈る。そこに、種を落としたり、苗を埋める。時々草刈りをして、刈り取った草は積んでいく。

 簡単に言うと、こんな農法らしいが、根っこを残すことでバクテリアが作用して、土壌が豊かになるらしい。虫や草を味方につけて自然の力を借りてする農業とでもいうのか。

 土が慣れてくると収穫も安定してくるとのことで、今、静かに広がっている農法。

 山の土がふかふかしてるのは、こんな理屈かも知れない。

沖縄は…。         2012年5月17日(木)

 沖縄が本土復帰をしてから40年だという。行きたいと思いながらまだ行けていない沖縄。

 学生だった50年前、沖縄の青年と知り合った。彼は、沖縄出身で「返還運動」を、それは熱心に取り組んでいた。

 日本人でありながら、ビザがないと行き来できないことの不条理や、戦争の歴史など、時間を忘れて熱く語る彼を、まぶしく見ていたことを思い出す。

 その後、音信不通になっていたが一年ほど前に風の便りが聞こえてきた。

 沖縄に帰り米軍基地問題を巡る平和活動を今も続けているとのこと…彼の信念は変わらないが、沖縄の米軍基地問題も、また、変わらない。

 普天間基地の映像を見ながら、50年前の彼に想いをはせた昨日、今日。

通学路調査        2012年5月15日(火)

 お弁当をもって公園遊び…子育てサロンの予定だったがあいにくの雨。集会所で遊びお弁当を食べる。

 新婦人のメンバーで精北小学校区の通学路を調査する。狛田小橋の拡幅が行われている。橋は広くなっても、続く道は狭い。
「中途半端に広くならない方がいいかもしれない」「橋だけ広くなっても…ネ」など、亀岡市の通学路事故の教訓からいろんな声が出される。

 以前、議会でも改善を求めた府道木津八幡線の山ノ下交差点にも足を運ぶ。新しい住宅も増えているし、横断至難の「横断歩道」。

 この通学路の安全確保には点滅信号設置が望まれるが…実現はなかなか至難。でも、粘り強く…。

災害支援協定        2012年5月14日(月)

 朝から第5次総合計画の議会小委員会が開かれる。午後からは総務教育常任委員会の日帰り管外研修。

 大震災後、各地方自治体の防災計画の見直しが行われているが、議会でも声が上がっているのが他自治体との「防災支援協定」のあり方。

 訪問したのは奈良県の香芝市。合併して、自治体規模も大きくなり、駅前の区画整理事業を次々に実施。基盤整備が先行して負債も多い。

 災害支援協定は、他市と多く結んでいるが、足元の広域避難所には備蓄倉庫もなく、これからの課題。物販店やゼネコン建設業者などとの協定を結んで、入札ポイントの加算などしている。

 いざという時に、支援が受けられるのはいいことだが、自力をつけておくことも大事ではないか…というのが率直な感想。

「近所づきあい」       2012年5月13日(日)

 朝から会議、午後から訪問。ぼんやりとした時間を過ごしていると、突然、孫の顔が…。

 「母の日やし、プレゼント持ってきたよ」と、次男の妻とその子ども。

 届けられたのは「黄色いカーネーション」。知り合いの方が「今年は水色のカーネーションをもらった」と言われていたけど、今は花の色もいろいろ。

 夕方近くになってから畑に。日曜日の畑は夕方になってもにぎやかで、いろんな方が来られている。

 「わらを敷いといたで…」と、隣の方。スイカとまくわ瓜の下にきれいに敷き藁がされている。「松田さんはええな…ちゃんとやってくれる人がいはるし」と、もう一人の男性。

 「畑も近所づきあいが大事やし…」と、私。考えてみたら世話になりっぱなしはこちらで、お世話をしたことは…ない。

 こんなのは「近所づきあい」ではないと、反省したが、ありがたい話。

しゃべる         2012年5月12日(土)

 新婦人の会の定例会議は新メンバーを迎えての歓迎会。自己紹介を一巡したころには、昼食の時間になる。おしゃべりも食欲も満開…。

 午後から共産党の演説会が開かれる。穀田恵二衆議院議員と京都6区予定候補の上條亮一さんの話を聞く。

 青年と視覚障害の女性からの発言も新鮮で、参加者の共感を呼んだ。

 帰り道、また、ティータイムとおしゃべり…ホンマ、ようしゃべるわ、私も。

野草三昧         2012年5月11日(金)


 暑い、寒いの繰り返し。冬の服は選択したし今更出したくないけど、肌寒い。

 わくわく健康里山の会の定例活動日。玉ねぎの収穫やゴーヤ、ひまわり、サトイモなどの植え付けと草引き…作業は山盛り。

 でも、一番に自生のセリやミツバ、ドクダミ、ヨモギ、破竹などを採集。野草三昧の天ぷらを楽しみにして、作業を開始する。

 子ども連れの妊婦さんもメンバーに参加…ベテランメンバーのアイドルに。

 夕方から祝園駅で宣伝活動をする。中には「原発署名は…?」
と、聞かれる方もいる。

 原発再稼動をしないと「電力不足」と言われながら、不足電量の予測がころころ変わる。電気料金の値上げも言われている。

 「再稼動しないと○○になる」と言われても、一番は「安全」だと思うのだが…。

窓、全開        2012年5月9日(水)

 朝から雷鳴が聞こえる。せめて、子どもたちの通学時間はカミナリ、遠慮して…と祈るような気持ちで交差点に向かう。幸い、雷も雨も途中で止み、やれやれ…。

 団会議は6月議会に向けての検討を始める。午後からは第5次総合計画の特別委員会の小委員会が開かれる。

 予定していた時間より早めに終わったので、庁舎内で所用を済ませ、美容院を予約。

 美容院に入った途端に、激しい雷雨。もう終わろうかという時に「松田さん、車の窓が全開ですよ。今、雨は上がってるけど…」。
足元に水たまりができるほど雨は吹き込んでいたけど、あとの祭り。

 朝夕、雷を気遣った落ち着かない一日…自宅にも、全開窓が。

山椒の木        2012年5月8日(火)

 「信号が青になったら、誰が早くスタートするか反応力のテスト」
と、交差点での小学生の会話。「信号だけ見ないで、車もちゃんと見てから渡らな…」と、私。

 最近のことだが、交差点を渡る子どもたちの間をすり抜けるように走るバイクを目撃したばかり…。

 朝からの会議の帰り、近くのお花屋さんに立ち寄る。新装開店して、飲み物や食料品も販売されているが、目的は花苗。

 買ったのは山椒の苗木。以前にも買って裏庭に植えていたがいつのまにか枯れてしまった。「山椒」は、沢山はいらないけど、欲しい時には欲しい代物。

 今度は枯れないように…大切に。

サツキ通り         2012年5月7日(月)

 にれのき通りの誘致企業が立地するゾーンの生垣のさつきの花が「お見事」。時折、社員の方が手入れをされているのを見かけていたが、その甲斐あって、多くの方の目を楽しませてくれる。

 いっそ、通りに面した生垣をすべてサツキにすれば「サツキ通り」になると、勝手に想像を膨らませながら楽しんでいる。

 祝園駅で早朝宣伝をする。3月の終わりに衆議院京都6区の共産党予定候補デビューをした上條さんとご一緒する。

 彼は、この間、福井県の小浜市や福島の南相馬市に出かけて見聞きしたことを素直な言葉で報告し、原発再稼動反対の固い決意を語る。

 町内の知人や相談者の方を訪ねたりして、連休中の宿題をすこしづつ片づける…サツキ通りを行き来しながら。

花も団子も          2012年5月6日(日)

 昨日は午後から議会報告の戸配をする。夕方近く雷鳴がして、雨が降り出す。あと少し…と雨の中を歩く。

 そして今日、夏野菜も根付いたころやし元肥不足のところに追い肥をやろうと作業を始めたところで、又、雨。途中で止めるのも嫌なので、雨の中の作業を続ける。

 物販店もメイン売場には野菜苗がズラリと並んでいる。もちろん、花苗も数々あるけど、野菜苗の種類も多い。

 午後から訪問活動をしたが、庭先やプランターにキューリやトマトなどの夏野菜が目につく。

 植木なども、同じ世話をするなら「実」の成るものがいいと、植え替えを始めたお宅もある。

 花より団子…花もいいけど団子もと、いろんなところで「くらしの工夫」も。

菜の花の群生        2012年5月4日(金)

 木津川沿いの24号線を走る。夕方から夜にかけて走ることが多くて今まで気が付かなかったが、菜の花の群生が見事だ。

 その年の水の流れによって、毎年という訳にはいかないが、今年は開き橋、玉水橋、田辺大橋とそれぞれの橋のたもとの河原が、それぞれにすごい。

 車の車窓から眺めるだけに終わったが「このアブラナの実、油にしたらどのくらいになる…?」と、勝手に憶測する。

 随分、前の話で子どもの頃、実家周辺では、このアブラナから菜種油を採取していた。花が終った菜種の実を干して、たたいて
炒って、潰して、絞る。記憶はあやふやだが、精製だけは専門業者に頼んでいたような気がする。

 当時は貴重品だった「油」…一升瓶から取り出して少しづつ使うし、「廃油」なんて心配もなかった。

 油を搾ったあとの「油粕」はもちろん肥料に…今の油粕とは違うような気もする。

 菜の花からの連想ゲーム…気持ち、のどかな一時。

憲法記念日         2012年5月3日(木)

 現行憲法が施行されてから65年目の今日、恒例によって相楽一円の「九条リレートーク」宣伝が行われる。

 予定より早く出向いて、新婦人のメンバーで宣伝活動をする。
東日本大震災を口実に「改憲」議論が再浮上しているが、その前にすべきは、政治への信頼の回復ではないだろうか。

 大飯原発再稼動の反対署名のご協力もお願いする。

 大阪市の橋下市長が始めた市職員対象の「刺青調査」。昨日あたりからニュースを見ながら、アンケート用紙の一点に目線が行く。立ち姿の人のイラストだが、後姿がおかしい。なぜだか、後姿に足の指がしっかりと5本。このイラスト、どうみてもおかしい…と、変なところをチェックしてしまう。
 足の指が前向きの後ろ姿…いったいどんな姿勢か…と。


カワニナの話        2012年5月2日(水)


 ゴールデンウィークの中日。朝の通学ボランテァに向かう。雨で
ハナミズキやこてまりの花が洗いたてのように白さやピンク色が際立っている。

 過日、蛍の飼育用のカワニナの飼育を頼まれて「カワニナ養殖」を始めた。一応、インターネットで飼育情報を集め、金魚を飼っていたケースを取り出し準備をして、カワニナを採取。

 子どもの頃タニシ取りにはよく出かけたが、カワニナの採取も飼育も初めてのこと。

 水槽に入れてしばらくすると濁っていた水が驚くほど澄む。まさに「水の掃除屋さん」。

 うまくいくかどうか分からないけど、先ずは「春の手始め」に…。

メーデー          2012年5月1日(火)

 第83回相楽地協のメーデーに参加する。心配した雨も降らなったし例年のような暑さももなくて、メーデー日和。

       
 
年金者組合デコレーション イメージはがまぐち。「年金者 荷物は重いが 財布は軽い」 軽いのでおんぶして歩けるのが「ミソ」…佳作

        


 新婦人のデコレーション。バイバイ原発のモチーフをパッチワーク風に仕上げる。文字は軍手の指先を利用…2位入賞










新年おめでとうございます。
 
 
冬本番の寒い新年の幕開けとなりました。”キリッ”としまった一年でありたいと願っています。
 
本年もよろしくお願い申し上げます。