孫を見舞う 2011年4月29日(金)
遠巻きに聞こえてきた「孫の入院」。大したことはないからと直接家族からは連絡がなかったが、退院は明日だという。
聞こえた以上、やはり気がかりだし病院にお見舞いに行く。病気は急性の盲腸炎。同行したのは同じく盲腸炎の手術を小学校の時にした長男。私が手術したのは高校の時。
「盲腸のないもんばっかりそろったね」と、変なお見舞い言葉。
中学に入学したばかりの孫は「まだ、中学校のことはようわからんままやし、部活も体験しただけ…」と、やや不安げ。
終日のベッド暮らしで「夜、寝られへんわ」とも。母親は昼間仕事やし、一人で入院生活してるだけでも「えらいな…」と思うのは「ばば馬鹿」かも知れない。
鷲峰山 2011年4月28日(木)

シキビの花 マムシ草
心配していた雨もあがり、年金者組合の春のレクレーションに参加。なかなか参加できないでいたが、今春は”お花見”もできなかったし、行先も鷲峰山と馴染みのところだし、新緑浴もいいかななどと思いながらの参加。
なにしろ年金者ばかりの企画なので、行けるところまでは車で行って、金胎寺までの山道を歩いて、頂上を目指す。
雨上がりの新緑がさわさわと揺れて、ウグイスのさえずりも澄んでいる。
桜やミツバつつじもまだ、花盛り。普段見慣れないシキビの花なんかも咲いている。特に目に留まったのが「マムシ草」。鎌首をあげたまむしのそっくりさんで、うまく名づけたものだと感心。
お天気が良ければ琵琶湖も一望できるそうだが、一面深い霧に包まれていた。
今度は「歩いて」登ろう…と密かに心にとめたけど、いつの事やら…。
雨の中のこいのぼり 2011年4月27日(水)
選挙戦のさなか、一つの相談が入る。ある業者の方だが「震災の影響もあって、商売が回らなくなった…」という深刻なもの。話を聞くだけで何の手助けもできなかったが、いろんな形でいろんな影響が出ている。
夏の計画停電が始まる前に、生産性を上げるために今年のGWは返上して仕事…という話も聞くし、心なしかスーパーの店頭も「品薄」気味。
でも、今日は店頭で久々に単一電池を発見。実は買い物に出かけたのも久々なわけで、つい、あちこちに目移りがしたというのが発見の理由。
団会議、絵手紙と続けて、出かけようとしたら雨。朝、勢いよく泳いでいたご近所のこいのぼりが、雨に打たれている。
、雨の中のこいのぼり…水を得た魚というわけにはいかないし
、だからといって降ろしてあげるわけにもいかず、心に残る光景。
迷いツバメ 2011年4月25日(月)
前半戦、後半戦と春の統一地方選挙が終わる。朝のスクールヘルパーを終えるとすぐに選挙事務所に出かける毎日で、ついついHPもご無沙汰。
ある夜、帰宅すると鳥のフンらしきものが点々と…。窓を開けるのも寒く朝までそのままにして就寝。明け方からパタパタと飛び回っていたのは「ツバメ」。近くにツバメの飛来も珍しいし,どこから迷い込んだかも不明だが、窓を開けるのを待って勢いよく飛び出していった。
毎月の集金活動をはじめようと、出かける準備をしたとたんに雷と雨。くるくる変わる空模様に出たり入ったり…。
農家の方に会う。「今年はたけのこはイノシシに食べられるし、たけのこ泥棒も多いし…大変や」と、嘆かれる。
話によると、道具や袋も持参して、計画的だとか…。手入れも大変だし手間ひまかけて、やっと収穫という時に、先取りされては、たまらない。
小さなチューリップ 2011年4月14日(木)
何年も前に植え込んだチューリップ、球根の植え替えもしないまま春を迎えてしまった。「咲かねば…」と言わんばかりに、小さな花を咲かせている。
統一地方選挙の前半戦が終わって、今度は後半戦。和束町と木津川市の議員選挙が行われる。いずれも、激戦が予想されている。木津川市長選挙も行われるので、街のあちこちに大小のポスター掲示板が建てられている。
選挙のお手伝いもあって、木津川市へ行ったり来たりの一日。
合間を見て、美容院へ。
「髪の毛は年間何pぐらい伸びるものですか」と、他愛のない質問をする。「平均では、月1pぐらい、人によって違いますよ」とのことだが、もっと伸びてるような気がするのは…気のせい?
野花が主役 2011年4月13日(水)
4月までは遅れがちだったり、ふざけがちだった子が、年度が替わって様子が一転した。登校班の班長さんになって、先頭を歩く。新一年生に気配りをしながら、時折、後ろを振り返りながら…。
「集団登校に疑問を持ったこともあるけど、子どもたちの様子を見てると、だんだん、責任感や思いやりの気持ちが育ってきたし、いいことやね」と、見守りのお母さん。
車の窓に、桜の花びらが舞い落ちる。花の間から若緑の葉っぱが顔をのぞかせている。
朝夕の会議の合間に、絵手紙教室を開く。スミレやレンゲなどの野花が主役。「レンゲはよく見ると複雑な形やね〜」「サクラソウの花弁は、桜よりも深いハート形」。シゲシゲと観察してから思い思いに絵筆を握る。
子どもたちや一片の花弁に教わることの多い一日。
明るく、堂々と 2011年4月11日(月)
府会議員選挙が終わった。むらき恵子さんは、残念ながら及ばなかったが、最後まで、自分の声で、自分の言葉でうったえ続けた。
彼女の実家は栃木の那須塩原市近くと聞いている。大震災の被害を受け両親や家族、知人のことが心配な中での選挙だったが、そんなことはオクビにも出さず明るく堂々と戦い抜いた。
午後から相談者の方と法律事務所へ出かける。要件が済んで
外に出ると、せっかくの桜の花も震えるような冷たい雨。
寒暖の差…大きすぎる。
新一年生 2011年4月7日(金)
昼間は汗ばむような陽気。桜が一気にほころび始め、昨日見る桜と今日の桜はずいぶん色合いも違う。
小学校の入学式に出席する。玄関のエントランス真ん中の枝垂桜も今が見ごろ。
子育てサロンなどで顔なじみの子どもたちが、堂々と入場し大きな声で返事をする…今日から一年生。
明日からどんな顔をして通学するのか、とても楽しみ。
大槌町 2011年4月3日(日)
1日から府議会選挙がスタート。通信の更新もままならず…の状態が続いている。
大震災の被災地に給水支援で出かけた方の話を聞く。場所は海岸近くで、根こそぎ津波で襲われた大槌町。
未だに、水さえままならない状況が続いている。小規模な避難所に分散して「いのちをつないでいる」状態だという。
実際、現地に足を運んで、被災状況を目の前にして「自分ならどうするか」…と、真剣に自分と向き合って考え込まされた。
救援の物資も、人手もかなりの被災地格差が生じているのではないか…というのが、彼の話。
「想像を絶する」という言葉があるが、その想像すらできないのが被災地の現状ではないだろうか。
