たんぽぽ通信
増えた松枯れ     2010年10月31日(日)

        広がる松枯れ

 記念公園やATR周辺、グリーンベルトの松枯れが目立つ。多分、松くい虫被害か。10年前と比べると松の数が随分減ったような気がするが、処分は早い方がいい。

 国文祭の京都2011プレ事業の一つ、少年少女合唱フェスティバルプレイベントがけいはんなホールで開かれる。北は京丹後の峰山から南は木津まで14の合唱団の歌声が響いた。
 圧巻は町内中学校の吹奏楽部の合同演奏とコーラス参加者全員の大合唱。トリを努めたのは地元精華町の少年少女合唱団で100人近い団員が心一つにして「瑠璃色の地球、信じる」を歌い上げた。
 本番は来年の11月6日。場所はけいはんなホールで開かれるとのこと。
 

”フンガイ”       2010年10月30日(土)

  芝生いっぱいのフン。ネコそれとも…?

 
「これ、ちょっと見てください」と、訪問先で庭に招きいれられる。門扉から玄関まで芝生が植えられているが、その上にテンテンと転がっている"フン”。拾っても拾ってもこの有様で、つくづく嫌気が差してきたと家人。

 経験上、ネコは大体同じところにするし、隠そうとするがその気配もない。ネコだとすれば"子猫”程度のフンの大きさ。
 竹さく酢も試したが効果もなく、その他いろいろと対策をしたがこの通りで、仕事を終えて帰宅するのが憂鬱とのこと。

 芝生を抜いてコンクリートにするか迷ってるとのことだが、何かいい方法があれば…教えてください。


サツマイモ…豊作    2010年10月29日(金)

 環境基本計画の策定が進んでいる。パブリックコメントは今月中となっているが、町HPを見ていない人には、このことは届いていないかもしれない。検討委員の方には申し訳ないが「基本計画策定にもっと住民の声を反映させることや、時間をかけて議論すること、策定を急がないこと」などを共産党議員団として、町長に申し入れた。

 「子育てセンター5周年記念」が交流ホールで開かれていたので、少しの間お邪魔する。大勢の親子連れで賑わっていた。図書館にも立ち寄り、バタバタと用事を済ませた後、訪問活動。

 昨日予定していた芋ほりは、雨のために今日まで持ち越し。「手伝うよ」といってくれた知人と一緒に畑へ。想定外の豊作で、大人3人、童心に返って楽しみながら芋ほりをする。

 命、絶え絶えだった「芋苗」で、よくまあ育ったものだと、その生命力に感心する。大根も丸みを帯びてきたし…楽しみな収穫の秋。

「TPP」
         2010年10月28日(木)

 TPPという言葉を最近よく見聞きする。あまり聞きなれない言葉だが、環太平洋戦略的経済連携協定の略語で、日本語にすると長い。原則として例外品目を認めずに関税を撤廃する協定で、APEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議での態度表明が求められている。

 このTPPに参加したら日本の農産物の影響はどうなるかを、農水省が試算し発表した。
農業生産(4・1兆円減) 食料自給率(40%から14%低下) 農業の多面的機能(3・7兆円減) 実質国内総生産(7・9兆円減)
雇用(340万人減)。
国産米のほとんどは外国産米に、小麦や砂糖、乳製品や牛肉などもほとんどが外国産に置き換えられるとのこと。

 今でさえ、食料自給率40%と低いし、求められるのは食料自給率をいかに引き上げるかということ。

 消費者の指向するのは「地産・地消」なのに、流れに逆行するようなこのTPP参加はいかがなものか。試算を出した農水省の見解を聞きたいものだと思う。


「ホトトギス談話」   2010年10月27日(水)

 お風呂の温度を2℃上げる。開けっ放しの窓を閉めて回る。薄物を何枚も重ねて着る。今できる「寒さ対策」。

 
議員団の会議で、来年度予算要望関連の事務仕事をする。午後から絵手紙サークルを我が家で開く。ホトトギスやふじばかまなど地味な花と柿やザクロ、花梨など季節の果実が画材。毎回、自分の書きたいものを持ち込むが、それだけでテーブルがいっぱいになる。

 
花のホトトギスから鳥の話になり万葉集の話も出れば、小説「不如帰」の話もでて、ひとしきり「ホトトギス談話」が続く。鳴き声は聞いたが、姿を見たものは誰もいなくて、最初の疑問「なんで、この花をホトトギスと呼ぶのか」は、結局は不明のまま。

 
「企業・団体献金」を民主党が再開。自粛していたのは衆議院選挙からの1年余り…。「クリーンな政治…それが、政治家としての私の原点」と、アピールしていた菅民主党代表は、どう説明をするのか。
「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」と言うけど、まだまだ、喉もとは過ぎていない「政治と金」問題。


季節、早変わり      2010年10月26日(火)

 枝ばかり伸びたイチジクが激しく揺れている。窓から見ただけでも風の強さが分かる朝。交差点に向かう道で「なんや、急に寒くなりましたな〜」と、ゴミ出し準備の方から声がかかる。雲行きを見ても冬の空…季節の早変わりに驚く。

 朝からいろんな用事をこなし、お昼前に役場へ。役場でも用事はいろいろあって、時計を気にしながら病院へ。診察前に血液検査をする。検査待ちの方はいつも満席状態で看護師さんは一人ひとりの名前を確認しながら手際よく仕事を進めていく。いつもその手際よさに見とれてしまう。
 予約時間は午後1時30分。診察を終えたのは3時前。待ってる側にすれば「予約はあってないようなもの」と思うが、診察する側に立てば「休む間もない」状態で「お昼休みはあるのかしら」といつも不思議に思う。
 
 印刷物もあったし京田辺まで走り、夕食準備もそこそこに夜の会議へ。病院で「普通の生活で大丈夫」と、太鼓判をもらったけど、少々、オーバーワークな1日。


6ヶ月点検         2010年10月24日(日)

 月に一度の「廃油ボランテァ」の日。お隣さんと誘い合わせて集会所へ。自治会によっては常設にしているところもあるけど、今のところは「月に一度」の回収。時間は1時間だが、待っていると結構手持ち無沙汰なので、いつも周辺の草引きをして待つ。

 午後から集金活動を始める。この時期になると「1ヶ月が早い」と実感する。早いと感じたのは「車の6ヶ月点検」も…。昨日、点検に出す。「エコカー減税で、一時忙しかったけど、終わりがけが大変やった。最初から期限をキッチリ決めてもらっほうが良かった。納品が間に合わなくてキャンセルもでたし…大変やった」と業者さん。

 予算が足りなくなりそうやから「打ち切り…」と言われても、車は発注、キャンセルでは、末端の業者さんは困る訳で、「もう、おわりだ〜ね」と、ホロリと涙を流していたCM中の「カクカクシカジカのシカさん」を、思い出した。

 「オイルは交換したけど、サービスです」…きれいになって帰ってきたマイカー。サービス、ありがとう!…でした。
 

「散髪」も…         2010年10月23日(土)

 「感激しました」と、家の前を通りかかったお母さん。「息子が自閉症で、散髪が苦手で、丸刈りでもいいからと訪れた理容店の若い店主。息子が分かるように話をされて、素早く散髪をしてくれました」「理容店で散髪できたのは初めて…」と、とてもうれしそうに話をされる。すそもきちんと刈り上げて「かっこいい」出来栄え。

 なんでもない”日常”のことの一つ一つが、必ずしも”日常”でない苦労は、傍目では分からない。お母さんの弾んだ笑顔に、思わずこちらも励まされたひと時。

 夜は「議会報告会」に出席。昨日から中学校区をエリアに開かれている。7人が一つのグループになり、それぞれの役割も決まっている。私の役割は「記録」ということで、ひたすら記録。一言二言は、しゃべりたい場面もあったけど、沈黙を守る。参加者の方からはどのように映ったか、そのこともお聞きしたいことだと思いつつ…帰宅。

街づくりの形         2010年10月22日(金)

 決まった会議などの予定のない"フリー”な1日。交差点ボランテァの後は、終日、宅内作業。

 研修先でいただいた資料を読み返しながら報告のまとめに入る。研修先で聞く話は、こちらの目的に見合った一部分などで、それだけでおおよそでも全体を掌握することは難しい。読み返してみて「あ〜そうだったのか」と納得することも多い。

 防府市の研修で学んだのは「防府駅てんじんぐち第一種市街地再開発事業」で、駅前の一部の再開発事業。その前から進められていた土地区画整理事業との一体的施行で、換地なども円滑に進められたことなどもあげられる。
 職員の方が「精華町のように、駅前が3つもあり、そこを街づくりの拠点として整備を進めているのは、いいですね」と洩らしていたことや、図書館長さんが「ここは本来、住居用のビルで、図書館としての使い勝手はいまいちで苦労が多い。精華町図書館が羨ましい」と言われていたことなども思い出す。

 街づくりの形をどうするのかは、それぞれの町の歴史や特性を生かしながら、住民総意でつくりあげていく…と言えば簡単だが、それぞれの町に"苦悩”があることも伺えた研修だったと、資料を読み返しながら思う。土地区画整理事業と市街地再開発事業…まだまだ、研修が足りないと「反省」。


「くらしと平和を守る10・21集会」 2010年10月21日(木)

 4年ぶりになる「京都まつり」に今回も”花苗”を持って参加の予定なので、花苗屋さんへお願いに行く。ついでに買ったのが"ミニダリア”。

 昨年は球根を植え今年は種を蒔いたが、我が家の庭では育たない"ダリア”。多分、土に問題があるだろうとプランター植えにする。花苗を見ると、ついつい欲しくなってしまう…私。

 午後から議員団の会議があり、夕方から「くらしと平和を守る10・21相楽集会」に参加。5月のNPT再検討会議に参加した自治体職員と京都原水協理事の西山さんの報告を聞いたあと、提灯をもって木津川市内をデモンストレーション。この集会も44年間続いている。すこ〜し頼りない"提灯"の火に似てるけど、ロウソクはなくなれば入れ替えて、毎年灯し続けることが大事だと、歩きながら実感。

     
持ち寄られた集会スローガン

「院外処方薬局」    2010年10月20日(水)

 病院の予約時間は9時。朝から結構忙しい。皮膚科を受診する。塗り薬はまだ一ヶ月分は残っているし、今日は手ぶらで帰るんやろなと思っていたが、きっちりと、違う薬も処方されて、血液検査も。外科でも血液検査は受けてるし…と思ったが、そこは"素直”に検査も受ける。

 病院の周辺には「院外処方薬局」が立ち並ぶ。いつも、どの薬局に入ろうかと悩む。処方薬はどの薬局でも同じやし、何を基準にして選択するのか、他の人はどうなんやろと、このこともいつも考えながら、結局は、はじめに入ったところに今日も入ってしまう。

 4日間の連続研修で、帰宅の度に夜は会議…庭は水切れ、洗濯物はたまるし、研修資料もたまる。あ〜ぁ、家のなかは「ワラの家」状態やけど、無理は禁物やし、しばらくは得意の「見て見ぬふり」で…。


続いて研修         2010年10月18・19日(月・火)

 建設産業常任委員会の研修に出かける。1日目は防府市、2日目は福山市。両市とも私にとっては初めての街。

 防府市では、駅周辺の「区画整理事業」を学ぶ。地権者が中心になって2世代にわたって進められた。そのコンセプトは「子どもや孫たちのための街づくり」。公共施設の入る駅前ビルは「100年建築」商業施設などは将来の撤退などを視野に入れて「プレハブ建築」とすみわけがされている。駅前ビルには、図書館や子育てセンター、介護関連事業者などが入り、最上階が住居になっている。市役所が高台にあり、市民の要望で、これらの業務を駅前に持ってきたとのことだが、市民の声が生かされた街づくり…教訓である。

          
  
100年建築、最上階が住宅    余談ながら、福山城の背景の高層ビル

 2日目は福山市。建設業者が母体になってNPOの農業法人を設立。作られなくなった"イグサ”や”紫人参””もち麦””昔の落花生”などを生産。もち麦は、卵や牛乳なしのパンにして学校給食に。アレルギーの子どもたちも安心して食べられるし好評。それぞれを加工品にして付加価値をつけて販売。
 国交省や厚生省、農水省などの縦割り行政を「環境」という横軸でつないでいる…ユニークで”これから”を展望したとりくみ。
 温暖な瀬戸内の気候を生かして「昔、作っていたものが作れないはずはない」と、"紫"野菜にこだわりを持って事業を展開。

 説明をされた代表者の方は、建設会社の社長さん。その名も「平和建設」。発想やイメージを形にするすごい人やというのが、感想。



岡山へ…自治研に参加   2010年10月16・17日(土・日)

     
  
うらじゃの踊り             会場の岡山大学近く
  桃太郎通りの電車…運賃100円

 
地方自治研究全国集会に参加のため岡山まで出かける。交通費倹約のため、新幹線は各駅停車のこだま。駅前から"桃太郎通り”を電車に乗って会場のシンフォニーホールまで一直線

 1日目は全体会。地元の歓迎セレモニーは「桃太郎」劇と「うらじゃ」踊り。講演は元駐イラン大使で防衛大学教授の経験もある"孫崎 亨さん”。「日米同盟の正体」と題して、日米同盟の裏側や集団的自衛権、抑止力問題など詳細に渡っての講演だった。著書に「日本外交  現場からの証言」などがある。ゆっくりと読んでみようと思う。
 
 2日目は、「今こそ、環境の側に立つゴミ行政を」の分科会に参加。ごみ収集や焼却炉の保全管理などに携わる現場の職員や、地域で住民運動などをしている市民の方が参加。
「職員さんは、ゴミを減らしたら仕事が減って困るでしょう」と市民。「ゴミを減らす努力をするのも職員の仕事。学校などで出前授業をしてる」と職員。町田市で「ゴミ・ウェイスト宣言」のきっかけづくりをした物理学者の広瀬さんから「42万都市町田の目標と課題」と題して 「ゴミは燃やしてもゴミ」「日本には世界の焼却炉の2/3がある焼却炉大国」「浪費社会からもったいない社会へ」「日本は国をあげて燃やす社会」などの問題提起があった。
 一時、もてはやされた大型溶融炉の事故報告や「燃やすゴミが足りなくなって、小規模焼却炉を閉鎖して、遠距離搬入」など、さまざまな問題が現場や周辺の市民の方からだされる。

 予定されている木津川センターのあり方の教訓を学んだ分科会でした。
 

戦没者追悼式      2010年10月15日(金)

 町の戦没者追悼式に参列する。各団体の代表の方は最前列にその後ろに遺族の方、来賓はその後ろに着席。昨年までは遺族の方が一番後方だった。追悼式の主人公は遺族の方…これでいい、これがいい。

 私の前に座られたのが、元議員のお2人で、大正一桁生まれと昭和一桁生まれの方。大正生まれの彼「ニューギニアに出征、生き残りは2人だけやった」。昭和生まれの彼「祝園駅に出征兵士を見送りにいったもんや。奈良電鉄の一両車両の後ろのデッキに出征兵士が立って見送りを受けていた。同じ電車に乗って狛田まで見送りに行ったもんや」などと、懐古話。

 …だから、「戦争はアカン」ということにはならないらしいが、苦労をされたことは確かな話で、貴重な話。

 時間を取ってゆっくりと聞いてみたい「懐古話」…そして、言いたい「戦争はアカン」と。

熊も猿も…。       2010年10月14日(木)

 朝の交差点でフッと空を見上げる。目線を落として街路樹をみる。プラタナスの枝がバッサリと切り落とされた。精華台のニレの木通りのニレの枝払いも今進められている。枯れ葉の始末も大変だけど…ちっと早い秋じまい。紅葉を楽しみたいというのは”わがまま”なのかな〜と、ちょっぴり、感傷的になる。

 公園などにも"松枯れ”が目立つ。手入れをしている松でこんなだから、行き届かない山ではどんなだろうと思う。
あちこちで「ナラ枯れ」の話も聞く。どんぐりなどは豊作、不作の波も激しいらしい。

 熊が人里に降りてくる。集団から離れた猿が町の中を走り回る。彼らにも「理由」があるだろうけど、言葉を持たない。

 危険な場面は止む終えないとしても、彼らの「理由」についても、思いを寄せることが大事だと、ニュースを聞くたびに思う。


 
熊も猿も、子どもの世界では”アイドル”なわけで…これからも。

上手やね〜。      2010年10月13日(水)

       年金者組合の絵手紙講座

 
「え〜っ、これが、あの人の"絵”、上手やね〜」。普段の活動では、おくびにも出さないそれぞれの趣味の世界が持ち込まれる。年金者組合の文化作品展。水彩画、パステル画、写真、短歌、書道、洋服や小物などが会場いっぱいに展示される。

 絵手紙講座も開かれる。「筆を持つのはほんまに久しぶり…」と言う人から、絵心のある方までといろいろだが、そこは"絵手紙「下手がいい、下手でいいそうですよ」と声かけをする。参加者の数だけ個性的な作品ができあがる。

 能ある鷹は、爪を隠すなどと言うけど、年輪を刻んだ年金者の方の「能」を再発見。ますます、磨きをかけて、また来年も? 

キクラゲ…?         2010年10月12日(火)

        桑の木のキクラゲ?

 
3,4年前に行き場のない"桑の木”を持ち帰り、ガレージの隅っこに置いていた。都合3本あるが、1本の木からはサルノコシカケ状態の堅い白いキノコが生え、今年は、もう一本から写真のようなキノコが伸びてきた。キクラゲではないかと思い調べてみる。多分キクラゲだが、食べる自信はない。同じ木を同じ場所に置いているのに”なんで”こんなに違う種類のキノコが生えてくるのか…不思議。

 相楽年金者組合でミニ文化祭をしようという企画があり、作品展と絵手紙実習が行われる。新婦人の大先輩で90歳高齢者で
今でも絵画サークルで、絵を描いている方を思い出し訪問する。
彼女は「自分が死んだら誰に通知をしてもらうか考えていたところで、松田さんのことを思い浮かべていた…以心伝心やね〜」と、喜んで展示用の絵画を用意してくださる。

 陽ざしも、人の心もあったかい…秋の日。


運動会の味方         2010年10月11日(月)

      
      
テントも行儀よく並んで…星の光幼稚園運動会

 
お待たせしました…幼稚園の運動会。9日に予定の運動会は満を期して、今日、開催。場所は東光小学校。園児も多く、さらに保護者も多い。校庭の端に保護者持込のテントが行儀よく並ぶ。申し合わせたように色合いもサイズもほぼ同じで、さながらミニテント村。延びた分だけ園児たちも"大張り切り”…運動会の味方は、やっぱり"お天気”。

 もう一つの運動会は、次男たちの住む地域の「区民運動会」。
以前、住んでいたこともあり旧知の方も多い。お互いに子育て時代はとっくに終わって逢うこともないが「運動会に行けば逢える」と、応援の方が多い。応援半分、おしゃべり半分のテントの中。

 ユニークな出し物は「○○釣り競争」で対象は高齢者。午前はじゃがいも、たまねぎ、にんじんのカレー野菜セット。午後は秋刀魚セット。「おかず代が大助かりや…」と、出場者はニコニコ。

 何年経っても、地域の方の顔が身近にある運動会…懐かしい。


生物多様性       2010年10月10日(日)

 雨は止んだけど…運動会は無理やしと、玄関先の落ち葉を掃く。毎日、芙蓉の花がポロリポロリと落ちて、雨の後はそのままコンクリートにへばりつく。咲いてよし、散って厄介な芙蓉…。
 「絶滅危惧種やし、大事にしてね」と、株分けをしていただいた"藤袴”は、猛暑にもへこたれないでドンドンと根を張り、今や、小さな花壇の主人公…色づき始めた。
 
 生物多様性を守る2年に一度の国際会議COP10が明日から名古屋で開かれる。
水鳥の生息地として重要な湿地に関する条約(ラムサール条約)が結ばれたのが1971年。さらに包括的な条約が必要ということで、生物多様性条約が結ばれたのが1992年。地球規模で生物の多様性を守ろうと2年に一度、議定書がつくられている。
 
 沖縄の辺野古への普天間基地移設…生物多様性の視点からも危惧の声があがっている。条約未参加のアメリカへの対応も問われる議長国"日本”…注目したい3週間。


18歳1人旅立ち      2010年10月9日(土)

 やっぱり雨…止みそうにない。この分だと予定していた運動会は延期だろうと、大根の間引き菜を洗ったり、サツマイモの蔓の筋取りなどをして"惣菜準備”をする。

 ヘルパーもないし、NHKの朝ドラ”てっぱん”を見る。主人公が大阪へ旅立つ日の家族模様が描かれている。18歳の1人旅立ち…いや、旅ではない。父親の姿がわが父と重なった。"上京”と決めた日から、寡黙になった父親。家の中でも、外でも、一言も言葉を交わすことはなかったし、別れの日は、顔を合わすこともなかった。
 躾もきびしく厳格で、ある意味"へんこ”な父だったが、夕食が済むといつも父の膝のなかにいた。金色夜叉の「貫一お宮」の名場面の一節や「赤城の山も…」の名せりふを繰り返し聞かされた。

 18歳の娘は、そんな父親の心の中まで推し量る余裕はなかったし、ひたすら見ていたのは「これからの自分」だけだったと、今にして思い知らされた朝ドラの一コマだった。

 "上京”してから今年で50年…自分のなかでの「50周年記念」、さて、どうするか。


マイバッグキャンペーン    2010年10月8日(金)

 わくわく健康里山の会の定例活動日。三々五々にメンバーが集まり、風で倒れたゴーヤの棚の後始末をして、土を起こす。今年、試験的に植えたイチゴは、結局は、全て小鳥の餌になったが、親株から子、そして孫苗が育っているので、苗にして植え替える。作業の後、里山を歩く。風が心地よくおしゃべりも弾む。

 午後から環境ネットワーク会議に出席。せいか祭りや環境フォーラムのとりくみなど話題は盛りだくさんで夕方まで。
その後、ガーデンシティ前で「マイバッグ」キャンペーンをする。興味津々で近づいてきた女子中高生「手伝ってあげる…」と、競うように「お買い物には、お買い物袋を…」と、元気な声でティッシュ配りをしてくれる。

 明日から3連休だが、明日は雨予報。予報はずれを期待される方も多いのでは…。


「慰安婦」問題        2010年10月7日(木)

 9月議会最終日。平成22年度一般会計補正予算、昨年の各会計の決算認定など、全会一致で可決、承認された。我が議員団は公正な選挙制度を求める、消費税増税反対を求める、政党助成金の廃止を求める、日本軍「慰安婦」問題に関して早期解決を求める意見書を提案した。

 
前回は消費税増税反対に賛成した議員も今回は反対。「慰安婦」問題では住民派議員からなが〜い反対討論があった。

 その内容の一部を紹介すると、正確ではないが「朝鮮人慰安婦と日本」などの著者、吉田清治を引き合いに出し、慰安婦の強制連行は虚構だった…。歴史教科書から"慰安婦”が消えた。慰安婦の行為は”性的サービス”などという言葉が並べられた。
 
日本近現代史を読む(新日本出版社)から抜粋して、「慰安婦」問題を紹介。
 1932年の上海事変に始まり南京大虐殺の1938年1月に上海郊外に陸軍娯楽所(慰安婦100名)に組織的に開設された。
戦争の拡大とともに中国各地に、太平洋戦争開戦後は東南アジア各地に設置された。「慰安婦」とされた女性たちの多くは朝鮮から「女子挺身隊」などの名目で連れてこられた20歳前後の女性たち。政府機関・軍が、組織的に女性を集め、「慰安所」の設置と運営に直接
関与したことが、日本の「慰安婦」問題の特徴。
 
「慰安婦」問題は当時の@日本軍のあり方(多数の慰安所を必要とした体質と戦時性暴力への鈍感さ)A植民地・占領地のあり方B女性の置かれた地位・人権のありかたC長年放置してきた戦後補償のあり方…これらの問題が複雑にクロスしているところに位置している。


 
国際的にも人権問題としても、国家として"キッチリ”と問題解決をはかることこそ大事だし、とりわけ、組織的「性暴力」は許されない。
 
この意見書も共産党以外の議員は全て反対で賛成少数で否決された。


万願寺トウガラシ      2010年10月6日(水)

 ひんやりとした朝の空気を満喫しながら交差点に向かう。金木犀の香りがどこからともなく漂ってくる。ザクロの実はまだ堅く閉じたままだが、ほどよく色づいている…秋本番の朝。

 昼食を挟んでの小さなつどいに出かける。当初の予定ではお弁当を買うつもりだったが、思いついて「かやくごはん」を炊くことに。炊き上がりを待って、炊飯器を積み込み出かける。
 
 昼食をしながら秋野菜の高値が話題になる。帰宅後、これも思いつきで、赤い万願寺トウガラシで惣菜をつくる。以前は、畑に放置していたが、万願寺トウガラシ栽培農家の方の「赤い万願寺がよく売れてる」という話を聞いてから持ち帰るようにしている。
多分、イタリアンだとかフレンチだとかおしゃれな料理のアクセントに使うのではないかと思いつつ、作ったのは「チリメンジャコとトウガラシの煮物」。青いのもあればオレンジ色も赤いのもある…何しろごちゃまぜ。

 赤い万願寺は肉厚で甘く、ちょっぴり辛味もあって微妙な味わい。野菜の高値から身を守る必殺技は、やっぱり"イモのツル”。
近々、登場の予定である。

 
     
万願寺トウガラシもいろいろ

子育て相談       2010年10月5日(火)

     親子でノリノリのリズム遊び

 4丁目フリースペースに出かける。1ヶ月お休みしていたし久しぶりの参加。子育て支援センターの出前保育で、リズムあそびをしたりバルーン遊びをしたりで、親子共々イキイキと参加。

 "手のひらを太陽に”は、術後のリハビリにぴったりで、結構「本気モード」で参加。

 帰宅後すぐに「子育ての相談に伺ってもいいですか」と、1本の電話。涙ながらに子育ての悩みや、分かっていながら追い詰められている様子をつぶさに聞く。すぐに正解はないけど、悩みを声に出して言えるお母さんだから、きっと"大丈夫”だと、確信。


ケナフ          2010年10月4日(月)

        どこまで伸びる?…ケナフ
 
 
議員団会議の帰り道に東畑里山に立ち寄る。フォクスフェイスとケナフの勢いが止らない。下に見える支柱の高さが、私の身長でそこから伸びること倍以上。花目はその先についている。

 以前、ケナフを利用して和紙づくりをしたが、この分だと何かの機会に和紙づくりができるかもしれない。

 夜になってTVの速報が入る。小沢元民主党幹事長の「強制起訴」が決定。代表選挙戦でたびたび登場して以来、あまり顔を見ない小沢さんだが、今後の動きが注目される。同じ党内でも、いろいろな声がでる…小沢さん。幕引きはあるのか…。


TV漬けの夜      2010年10月3日(日)

 午前中は所用で京田辺に。帰り道、雨がポツポツと降り出し午後から本降りになった。夕方、スーパーに買い物に出かけたが、雨なのに大勢の買い物客で賑わっている。見ると”タイガース特売日”…もちろん、優勝セールではない。終盤の優勝をかけた試合では、もろかった今年の阪神。クライマックスシリーズではどうだろうか。

 NHKスペシャル"スクープ!核を求めた日本”を見る。昨年、元外交官の告発で明らかになった「核密約」に関わって、いろんな方の証言から検証がされていた。アメリカの核の傘に入ることを条件に出された「非核3原則」。核開発の可能性を探りながらの元佐藤首相のノーベル平和賞…さまざまな矛盾が浮き彫りにされていた。

 NHK教育のETV特集「なぜ希望は消えた」も見た。この50年間の国の農業政策が、農民の実態と乖離していたことがリアルに語られていた。農業基本法ができ、大規模農業に夢を描き、農地整備をしたが、押し寄せる宅地開発の波と都市計画法。減反政策で、ますます農地は荒廃し農業への希望が失せていくプロセスが山形の米農家の方の50年間の変遷の証言で、分かりやすく解明されていた。

 TV漬けの夜でした。


南山城村          2010年10月2日(土)

 運動会日和が続く。町立保育所とせいかだい保育所の運動会が行われる。せいかだいとこまだ保育所を訪問。親子競技で、思い通りに行かない乳児さんの姿がほほえましい。

      
 
南山城村のセールス              ”ソング パパ"の演奏

 
午後から光台コミュニティーホールに「南山城村」がやってきた。主催は地元老人会の"光遊会”。村の道の駅の出張販売で、あいにく野菜の端境期で種類は多くはなかったが、新生姜やズイキ、サツマイモのツルなどが並んでいた。買い求めたのは、新生姜とズイキ、干ししいたけにコンニャク。

 
村のエレキバンド"ソング パパ”の演奏を聴く。お茶畑のなかにレッスン場も完備しているとかで、合間の話術もなかなかのもの。
多分、お茶畑ライブをされているメンバーではないかと勝手に推測。
 
村長、副村長も来られて、村ごとセールスの半日。「猿やイノシシ、鹿は増えるが人は減るばかり…」村長さんの話に実感がこもっていた

童心に戻る        2010年10月1日(金)

      

 わくわく健康里山の会の活動日。いつもだと現地集合だが本日は”せいか祭り”の下準備で役場に集まる。木切れや木の実、野菜や果物の種などを集めて、手づくりの小物づくりをしているが、木片をつくったり種を整理したり、試作品をつくったりとおしゃべりをしながら準備を進める。
 昨年の残り物を整理する。どんぐりも今年は不作らしいが、残り物で間に合いそうやし、ひまわりの種は里山の畑で収穫できそうだし、ゴーヤの種もなかなかユニーク、後は、木片の追加をすれば楽しい出し物ができそうだ。

 わくわく健康里山の会について一言。この会は「精華町健康増進計画」事業の一つとして立ち上げられたグループ。他にも食育劇団とか精華体操、さあこれから塾、ウオーキング、親子で自然あそびをするグループなどがある。名前のとおり里山を活動の拠点にして、散策をしたり、畑づくりをしたり、整備活動にも参加している。里山での自然に触れる活動を通じて健康につなげることが目的。

 童心に戻って遊べるひと時は、貴重な時間だし大切な時間である。