たんぽぽ通信
政党助成金      2010年9月30日(木)

 「春と秋が短くなって、暑いか寒いかやね〜」と、朝のヘルパーの帰り道での会話。道端のヤマボウシの木が並んで茶色くなって、落ち葉の季節でもないのに、ハラハラと葉を落としている。
猛暑の後遺症はあちこちに影を落としている。

 2009年の政党助成金の使途報告書が公表された。総額387億9千万円が支出されている。気付かなかったが、この政党助成金は、単年度に使い切らなかった分は、国庫に返還せずに、基金として溜め込んで置けるらしい。だから、単年度の支給額(314億4千万円)より支出額が多くなる。支出額の58%が選挙と宣伝に使われている。

 この政党助成金は、国民一人当たり250円で、年総額が決まり、1月1日現在の所属国会議員数と、直近の総選挙、過去2回の参議院選挙得票率を基に当初額が決まり、交付申請した政党に配分される、というもので、交付申請をしないのは共産党のみ。

 政党を助成するために、なんで、支持政党のある人もない人も
、赤ちゃんも含めて全国民の頭割りにするのかも、ようわからん制度。

 9月議会でも「政党助成金の廃止を求める意見書」の提案を予定だが…。


生前贈与       2010年9月29日(水)

 議員団の会議が開かれる。9月議会も大詰め…委員会の様子などの情報交換も含めての検討会議。

 午後から相続問題で悩んでいる方と司法書士事務所を訪問。私的には無縁だが”生前贈与””遺産相続”などについて教えていただく。相談者の方は、複雑な家族関係の中で特定相続人に生前贈与を続けてきたが、そのお金で不動産購入をしたい、というもの。
今、現金の生前贈与は年間110万までが無税だが、それを証明することは、結構、難しいらしい。111万円を贈与して、内、1万円についての納税をするのが分かりやすいやり方らしい。

 生前に「いろんなこと整理しておく」ことは大事かもしれないが、どこまでやっておくのか…というのも意見の分かれるところ。計算どおりに行かないというのも"世の常”だが、ある程度の整理も必要だとは思うが…そこまで、思いが至らないというのも現実。

外来診療         2010年9月28日(火)

 昨夜の雨が残った朝、スクールヘルパーを再開する。「おはようございま〜す」子どもたちの元気な声が、とても心地よい。

 退院後、初めての外来診察の日。摘出物の検査結果を受けて今後の診療方針を決めるとのことで、ただでさえ気分的に長い待ち時間なのに、「今日はとても遅れていますよ」とのことで実質なが〜い待ち時間になった。診察中にも携帯がなれば「入院患者の容態が急変したので…」と、診察室を飛び出す医師…とにかく多忙だ。

 確定的ではないが、結果は想定以上に良好とのことで、長い待ち時間のことはすっかり忘れて、気分よく帰宅。

 集金先でも病気のことが話題になる。多くの方が「実は母が…」とか、「姉が…」など、身近な方やご本人の体験話をされる。

 病気とは縁遠かった私だが、これからは身近に病気とも上手にお付き合いしなければ…。


ふれあいのつどい      2010年9月26日(日)

    
   
パンをゲットしよう         出番を待つ参加者

 
障害児者ふれあいのつどいが開かれる。昨年は新型インフルエンザの影響で中止となったので2年ぶりの開催。約250人の方が参加されて、ミニ運動会などで楽しむ。「なかなか外に出にくいけど、こんな機会があることで、いろんな方とふれあいができる」と、家族ぐるみで参加の方。多くのボランテァの方と、和やかなふれあいのひと時…会場は”あったかい”。

        
手のひらサイズのキャラクターパン

 廃油の回収日。集会所前で準備をしていると、知人が「差し入れや」と届けてくれたのが、写真のパン。「最近、開店したパン屋さんで買ってきたけど、小ぶりなのが気に入ってる」とのこと。手のひらサイズのキャラクターパン…確かにサイズも見た目も”かわいい”。いつも、お買い物情報をいち早く届けてくれる彼女は、「走るタウン誌」的存在で貴重な存在。


小学校運動会       2010年9月25日(土)

         
 
エコ運動会…ダンボール製スローガン    定番…花笠音頭

 
町内小学校の運動会。少し雲が残って心配したけれど、恰好の運動会日和になった
 先ず、東光小学校。スクールヘルパー活動で顔馴染みの児童たちが、通学路で見かける表情とは違った"顔"で活躍しているのを見て、頼もしく思う。団体競技も迫力満点だった。
次に向かったのは精華台小学校。児童もギャラリーも多く応援合戦も力が入る。花笠音頭の演技のあと、お暇する。

 子ども4人が小学生だった頃、応援に忙しかったことを思い出す。少し目を離すとわが子の出番が終わっていたり、PTAのお手伝いで駐輪場に立ちっ放しだったりと、親の立場でのいろいろなことを思い出す。

 子どもたちがこの運動会を通じて、自分の中に仕舞い込む思い出は…なんだろう。 


言葉の奥に…      2010年9月24日(金)

 ほんまに冷え込んだ夕べ。毎度のことながら、分かっていながら"夏まんま"に寝て、出せばいいのに布団も出さず、身体をま〜るくして朝まで我慢。

 歩くのには恰好のお天気で、散歩がてら遠回りもしながら集金に歩く。街路の低木や街路樹、グリーンベルトの木々にも暑かった夏の影響か枯れ木が目立つ。

 途中、入院先の病院でご一緒し、一足先に退院された方を訪問する。彼女は、入院中、しかも、手術後の集中治療室にいる時に夫の訃報を聞いた。主治医に付き添われて夫の通夜に参列したという。退院後、正真正銘の1人暮らしになった。「施設入所をしていたから、夫がいてもいなくても一緒」と、強気だけど、言葉の奥に垣間見える"寂しさ”に共感する自分を"再発見”。


 急に寒くなって…。   2010年9月23日(木)

 夜半過ぎ強い雨の音で目覚める。窓を開けたままのところをあちこちと思い浮かべながら、ゴソゴソと起き出して戸締りをする。
 畑を覗いて、お墓詣りをして…夜は"観月の夕べ”に娘と足を運ぶ予定だったが、雨と一緒に全て"水"に流して予定を変更。

 大阪地検特捜部の主任検事の記録改ざんが話題になっている。どうやら上司もそのことを知りながら問題としなかったらしい。TVドラマに登場する"検事さん”は、冤罪を起こさないために真相解明に力を尽くすし、ヒューマンな感じがするが、どうやらそれはドラマのことで、現実はそうでもないらしい。全容解明を期待したいところだが…。

 午後から雲が流れ、雲の合間から青空がのぞく。集金に出かけるが、逢う人ごとに「急に寒くなって…体がついていていかんわ」と言いつつ「ホンマに暑い夏やった」と嘆かれる。

 暑さ寒さも彼岸まで…とはいうものの、この寒暖の差、やっぱり気象は"異常?”。

「早寝早起き」      2010年9月22日(水)

 病院生活2週間あまりで、すっかり身についてしまったのが「早寝、早起き」。夜の消灯時間は9時で、その後すぐに看護師さんの見回りがあるが、その頃にはすっかり「夢の中の人」。

 帰宅後も、その習慣が抜け切らず、夜になると早々と就寝…結果、なかなか、ブログ更新もできなくて今日。

 昨日は建設産業常任委員会と会派代表者会議、その後、団会議があり、夜の会議にも出席。

 委員会では、煤谷川の改修工事の契約案件が3件審議されたが、入札や契約手続きなどに質疑が集中。現在、事後公表になっている最低制限価格の事前公表の是非についての質疑などをする。

 本日は入院中にひどくなった「掌蹟膿包症」の治療のために病院へ。ついでに、入院中に知り合ったお2人の方のお見舞いに。
退院の日取りも決まって、晴れやかな表情に胸をなでおろす。

 久々の「絵手紙サークル」にも出かける。会場のお宅は「古民家」で、築70年以上。自分の実家に帰ったような不思議な気分を味わいながら"綿の木”や"鶏頭"に挑戦。おしゃべりも満開で、縁先から入る秋の風が心地よい。
 こんな縁側でお月見もいいな〜などと思いつつ、今夜は中秋の名月だが…。


中学校の運動会       2010年9月18日(土)

      今年もラジオ体操で幕開け

 
中学校の運動会に出席。写真の奥に見えるのは進出企業。今までだと吹き抜けのようになっていたが、グランドの東側に壁のように広がっている。冬はいいけど、夏は暑いかもしれないし、今までのような開放的な感じがなくなったのは、ちょっぴり残念なような気がする。

 術後の注意の一つは「紫外線を避けること」…焼けた腕を見て、リハビリの作業療法士さんから、特に忠告をいただいたが、里山ボランテァもちょこっとのぞいてから帰宅。

 普段の生活を変えることも難しいし、かといって、日常に戻るのも難しい…至難の日々が当分は続く。

お久しぶりです。      2010年9月17日(金)

 8月27日から休止していたたんぽぽ通信を再開します。

 高校生の頃、盲腸炎で手術した他には、お産で4度、病院でお世話になった。稀に、虫さされとか、犬やネコに咬まれたとかでお世話になった病院だが、8月末から本格的お世話になるはめになり、しばらく、不慣れな病院生活を体験。

 昨年の夏ごろから少々違和感を感じていたが、ほぼ、確信したのは今年の6月頃。初診の予約が取れたのが8月13日。検査の結果は「限りなく乳がんの可能性あり」「手術は検査の一部です」と、主治医。
27日に入院、30日に手術をして、予定通りに術後2週間目の9月13日に退院の運びとなった。

 入院前に9月議会の一般質問通告書も提出していたし、議会にも出席できて、先ずは予定通りに経過。

 ご心配をおかけしたみなさんに心からお礼を申し上げます。

 空白期間の”諸行”は、これから少しづつ報告の予定です。引き続き"たんぽぽ通信”を、覗き見してください。