たんぽぽ通信
「反核署名」       2010年6月30日(水)

 夕方近くから高の原駅周辺で「核兵器のない世界へ」…反核署名をとりくむ。いろんな制服の高校生が行きかう中での署名活動。中には「自分で広島に行ってきた」という男子高校生。「今年は原水禁世界大会に行きます」という女子高校生などもいて、関心は高い。

 自治体によっては、修学旅行先を広島・長崎と決めているところもあるし、夏休みに「派遣事業」をして、バスツアーを組んでいるところもある。

 唯一の被爆国として、風化させてはならない記憶と伝えなければならない歴史がある。そして地球上から「核兵器」をなくすることは、今を生きる私達の責務だと思うのだが…。

あじさい/カエル     2010年6月29日(火)

       八重咲き(?)のあじさい

 
訪問先の庭に大手鞠のようなあじさいの花。よく見ると花びらが二重になった重量感のあるあじさい。「珍しいですね」というと2本切って新聞紙にクルクルと包んで「どうぞ」と差し出された。
 雨に打たれて、今、あじさいが見ごろだし、一花づつ、微妙に違う色合いを秘かに楽しんでいる。

 別の訪問先では「はよ、入って…」といわれテレビの前に。「今、知り合いがTVに写ってるねん」とのこと。井手町の玉川で絶滅危惧種のカエルの保護活動をしているグループが紹介されている。カジカガエルに赤ガエル、ダルマガエルなどの保護活動をされている様子が報道されていた。
 そういえば、この季節によく見かけるアマガエルも、余り見かけなくなったし、カエルにとっても受難の時代…。

 あじさい、かたつむり、おたまじゃくしにカエル、この季節の絵本の主人公たちは、いつまでも身近にいてほしいと梅雨の季節に思う。

議会最終日       2010年6月28日(月)

 じわ〜〜と汗が噴き出し、衣服がまとわりつく。梅雨の中休みの暑い朝。子どもたちの荷物の中に"プール”用のバッグが目立つ。

 議会最終日。議会運営委員会提案の「議員倫理条例」が、暗礁に乗り上げ継続審議となる。
 4つの意見書を提案したがいずれも否決となる。

・消費税増税に反対する…賛成 共産党・三原・山本
・子どもの医療費の無料化を国の制度で創設…賛成 共産党のみ
・「核のない世界」を求める…賛成 共産党のみ
・国保の国庫補助の増額を求める…賛成 共産党のみ

 反対討論があったのは、国保の意見書のみ。他は討論もなく、何故、反対なのかもわからない。
子どもの医療費などは、全て地方自治体の努力で実施している訳で、国の制度としてあれば、地方は助かる訳だが…。

 情報公開、開かれた議会がいわれているが、これらの意見表明も、また、大事ではないかと感じた最終日。

どこで、はじける?     2010年6月27日(日)

〜精華町の子どもたちは今〜をテーマに、教育懇談会が開かれる。特別支援が必要な子ども達が増えている話や教職員の休憩時間の問題、保育所の過密化の問題など、現場の教師、保護者とそれらのOBからさまざまな問題提起がされる。

 訪問先でも「今の子どもたちは、学校でも家庭でも"いい子”でいようと懸命だし、目立たない子でいようと努めている。どこで、子どもらしくはじけたらいいのか…」という話がでる。

 昔は、学校ではじけるか、家庭ではじけるかのどちらかで、結構地域の中では「いい子」だったかもしれない…と、子ども時代を振り返る。

 選挙戦に入って「政治討論会」番組が増えている。不思議なのは、なぜ、こういう議論を国会の場でしないのかということ。新内閣が誕生して、予算委員会も開かれないまま選挙戦へ入った政治姿勢は、問われないのだろうか。

平和行進        2010年6月26日(土)

 53回目の平和行進。北から南から広島と長崎の原水禁世界大会を目指して歩く。朝から庁舎の北側で集会が開かれる。町長の連帯のあいさつと議長のメッセージが寄せられた。
 全国を通して歩く人、京都府内を歩く人、そして精華から奈良まで歩く人とさまざまだが気持ちは一つ。

 足裏事情が悪いので、歩くのは断念しようと思っていた矢先「先導車に乗って」といわれて車に。あいにくの雨の中の行進だったが参加者は元気に奈良の般若寺へ。万歩計をつけてた人が「今日は2万2千歩、歩いた」とのこと。

 行進参加のみなさん、ごくろうさまでした。


調理実習        2010年6月25日(金)

 昔は"家庭科”と呼んでいたが、今は"生活科”とでも呼んでいるのだろうか。今日は「調理実習」があるらしく、登校する児童のスーパー袋に食材が見える。昔は…多分、食材は学校で準備してた気がするが…材料は1人分ずつ子どもたちが持ち寄るらしい。

 
子どもの頃、地域の子ども会の催しで「食事会」が開かれた。それこそお米や卵や野菜を持ち寄って、初めてつくったのが「オムレツ」だった。卵料理といえば、卵焼きかゆで卵しか知らなかった子どもの私は「カルチャーショック」をうけて、人数分のオムレツを飽きもしないで焼き上げた。

 
アジのムニエルだとか、みつ豆だとか調理実習で学んだ内容も時代を映していたかもしれない。
今日の子どもたちの調理実習のレシピは…なんだろう。


日時計        2010年6月24日(木)

      日時計から伸びるレーザー光線

 
以前は連日見えていた、けいはんなプラザ日時計のレーザー光線。本日久しぶりのリニューアルでレーザー光線が光る。

 案内をいただいていたので散歩がてら出かける。この日時計はギネスブックにも登録されたもので、北極星に向かってレーザーが伸びる。スイッチオンの合図とともに深緑のレーザーがススーと伸びて北極星を指す。

 
光台のシンボルとして長年活躍していたが、いろんな理由で中断されていた。再びこの光をがシンボルにと、まちおこしを願う人たちが集まって、今日の運びとなったと聞く。
 
 
お天気にも恵まれ、参加者も多くて、深緑の光線がまっすぐに伸びる光景は、やはり、学術研究都市のシンボルかもしれない。


タペストリー     2010年6月23日(水)

     タペストリーでも成宮さんを応援
 
いよいよ明日から参議院選挙が始まる。京都選挙区ではどうやら6人の選挙戦になる模様だが、共産党の候補者は成宮まり子さん(40歳)。

 成宮さんが初めて沖縄の普天間基地を訪れたのは1995年。
基地の現実を目の前にして、生き方を考え政治を志した人。その原点は今も変わらない。「貧困と格差を生む社会はアカン」…
と、京都駅で「反貧困ボランテァ」として、失業者や路上生活者の支援を続ける。

 「平和と笑顔」を大切にする成宮さんは、京都市芸術大学大学院で学んだ芸術家だから、文化を大切にする政治への思いも強い人。

 絵手紙仲間から預かった作品でタペストリーをつくる。消費税増税にキッパリ反対、米軍基地基地撤去を求める成宮さんの必勝を期して、タペストリーでも応援。


がんばる○○     2010年6月22日(火)

 お昼前には京都に出かける予定があり、議会運営委員会の最初だけを傍聴…成り行きを気にしながら京都へ。

 帰り道、京田辺で途中下車。近鉄東口の新設エレベーターに初試乗する。地元の方の要望で実現したエレベーターと聞いているが、確かに高齢者や妊産婦、赤ちゃん連れの方は「大助かり」だと思う。

 駅東の駐車場で”がんばるグラジオラス"を発見。コンクリートを割って花を咲かせている。よく”がんばる○○”というのがあるが、つい最近まで、ご近所でも、がんばるビオラが咲いていた。
 何となく応援したくなる、これらの"がんばりやさん”。

          
がんばる"グラジオラス”

JR踏切の改良      2010年6月21日(月)

 建設産業常任委員会が開かれる。酔月前のJR踏切の拡幅工事、下水道工事の契約案件が付託され審議される。

 踏み切りの歩道の動線なども出された。東から歩いてくるとひょうたんやさんと郵便局前を歩いて、信号のある交差点の歩道手前で右折して府道を横断することになる。確かに動線としては不具合だし、以前には住宅前に歩道をという意見も出ていたが、いずれにしても後追いの拡張工事で「満点」というわけには行かない。町内の東西交通の難所の一つが解決したことは朗報である。

 下水道工事では「入札」のあり方が議論となった。最低価格の事前公表の問題や事業評価のあり方などだが、いずれも、今後の検討課題ということに。

文化フェスティバル    2010年6月20日(日)

     

 
精華町文化フェスティバルに参加。和太鼓サークル"波布理”の演奏で幕開け。連盟参加のサークル発表が続く。サークル展示で知人の作品に目が留まりデジカメ撮影。
真ん中のカキツバタは照明が入って光ってしまったが90歳代の女性の作品。躍動的な筆遣いは若々しく、色使いは奥深くて、彼女の人柄そのものである。
 陶芸作品も知人の作品。少し傾いた”行燈”は手づくりならではの趣がありやさしい作品。書道や写真、染色作品などが展示され多くの方で賑わっていたが、例年に比べて参加サークルが少なかったように思うが…気のせいか。
 

お天気次第…。     2010年6月19日(土)

 「わっ、雨、あがってる」…今日の予定はお天気次第。
定例の里山ボランテァも予定通り行われる。足元がぬかるんでいるので、みんな長靴スタイル。草刈をする方は泥除けの前掛けをして、いっせいに草刈機を始動。わくわく里山の会メンバーは畑の草引きに専念。一時間もするとジワジワと汗ばんでくるし、草刈の方は、ぐっしょりと汗をかいている。「夏の作業はほんまに値打ちモンや」…口々に。

 昨日、お知らせをした成宮さんのトーク集会も、お天気次第。どうやら大丈夫そうやと、風船なんかも少々準備して、会場近くへ出かける。
先ず、成宮さんの自己紹介。「40歳です」と言うと、子どもから「うちのお母さんのほうが大きいで…」と合いの手。参加者から保育所や教育問題、菅政権をどうみるかなどの質問が出される。
 基地問題でも消費税問題でも「アメリカと財界にしっかりものが言えるかどうかが大事」と明快な答えが成宮さんから返される。

 時間に押されて十分ではなかったけど、梅雨の晴れ間の「スッキリトーク集会」になったのでは…と、自己評価。
 参加者のみなさん、ありがとうございました。


明日は…成宮さん    2010年6月18日(金)

 ザクロの実がふくらみ始めた。気付かぬうちに泰さん木は大きな花びらを広げ、雨を受けている。

 「今年は順調やね」と、新一年生を見送っていたが、最近になって少し"異変”が…。だんだんと足取りが重くなって通学班から遅れ気味になり、交差点で一息入れないと先に進めない一年生がいる。「学童保育はいいけど、学校はいややねん…」と、彼。
 その理由は分からないけど、いろいろあるんやろね…と、思う。

 明日は成宮まり子さんが精華町へ。午後2時から光台5丁目公園の周辺で「トーク集会」。午後2時40分からガーデンシティの南側歩道で演説会の予定。心配なのは空模様だが、雨に強いのは、沖縄の普天間基地のヒューマンチェーン(大雨でした)で実証済みの成宮さんです。ぜひ、お越しください。

似た者同志…?   2010年6月17日(木)

 あ〜ぁ、始まった「消費税増税」、しかも「大合唱」。昨年の衆議院選挙のときは「少なくとも4年間はあげない」って、約束してた鳩山さん。菅さんになった途端「10%」引き上げを「超党派」で検討し「強い経済」を、と。

 よく分からないのは、鳩山さんも菅さんも同じ民主党で、なんで、ころっころっと、政策が変わるのか。鳩山流バラマキの後は菅流増税か…。しかも、自民党も公明党も10%の値上げを主張しているわけで、いよいよ「似た者同志」になってきた。

 親子リズム会で午前中を過ごす。あちこち訪問して、世間ばなし。「ふるさとを出てからずいぶんたつけど、最近、故郷のことばかり思い出す…これって、齢のせいかしら」と、60代手前の女性。遠く離れているからこそ、思い起こす「ふるさと」かもしれない。
 思い起こすふるさとは、いつも、昔のまんまで、だからこそ、離れていても懐かしい「ふるさと」。 

議案質疑       2010年6月16日(水)

 議会初日に提案された議案に対しての質問が行われる。それぞれの議案は常任委員会に付託される。

 午後から議員団の会議を開き、各議案への検討協議をする。

 夕方、雨上がりの畑を訪問。泥かぶり状態の畑では、玉ねぎもキュウリも泥をかぶり、雑草は「水を得た魚」のように勢いよく伸びている。近所の畑ではスイカがバレーボール状態まで大きく成長している。玉ねぎ、きゅーり、万願寺など収穫。気になるラッキョウも収穫時だが、時間切れになり諦める。

 通常国会が閉会したが、後味の悪い幕切れのまま、選挙戦へ。


農業問題…。     2010年6月15日(火)

         
     
里山のゴーヤとひまわり…順調です。
 
 
昨日、帰り道に立ち寄った「里山」の畑。ゴーヤもひまわりもサトイモも順調に育っている。今日の雨でさらに…期待が膨らむ。

 さて、一般質問の3日目。本日は松田をはさんで3人。朝から続々と傍聴者が来られる。多分、お目当ては「農業問題」。
質問の通告書は町HPの町議会サイトにアップされているが、その質問要旨は、ざっとつぎのとおり。
農業施策を進める目的は、農業施策は誰のため、町が支援しようとする担い手は誰、生活できる農業は実現可能か、どうなったら農業施策は成功といえるのか、目標を達成したと考えるか。

 答弁に立ったのは町長。議会基本条例が施行されて初めての「反問権」を行使。質問者にたいして「農業施策の考え方」を問い、その後、答弁。

 終わってみれば、お互いが「思い」を述べ合った…というのが印象だが、傍聴席からは珍しく質問者に対して「野次」も飛んだ。

 その後、松田の一般質問。
平日夜間の小児救急医療体制、予防接種の広域化、ヒブワクチンの住民周知と独自助成、無償化の声を国にあげること。
もう一つは、かしのき苑の改善と日中一時支援事業の拡充。
かしのき苑の駐車場整備や管理、一部バリアフリー化、日曜日の職員体制と料金問題などの改善策を具体的に求めた。


 詳細は後日の報告になるが、予防接種は、近隣のかかりつけ医で受けられることになりそうな、前向きの答弁だった。


教育問題…。     2010年6月14日(月)

 議会は一般質問の2日目。
教育問題では、不登校やいじめ問題が出される。教育現場の多忙さに共感しながらも、少人数学級に…などという話は出なかった。

 
「最近は、返された答案用紙を書き換えて、採点間違いやと指摘されるから答案用紙を一枚一枚コピーする」という話も、遠方から聞こえてくる。子どもたちも追い詰められているし、結果、教師もぎりぎりの選択を迫られる。子どもへの信頼関係も揺らぎ、その上、ますます多忙になる教師。一人ひとりに寄り添う教育とはほど遠い現実が目の前にある。
 こんな話は一部かもしれないが、追い詰められる子どもたちの側にも、それなりの理由はある。
 そんなことをあれこれ思いながら、教育問題の一般質問を聞いていた2日目。


ふれあいまつり     2010年6月13日(日)

 ふれあい祭りに参加。雨模様になってきたが例年より参加者が多い。男女参画推進協議会の「ほんわか劇団」の寸劇と少年少女合唱団のコーラスを鑑賞。
 会場は満席状態。空席を見つけて座ると、隣の女性は20年近く会わなかった懐かしい人で、ヨーロッパの研修旅行で同室だった人。ホールを出てから積もる話をして別れたが、彼女も退職後、地元で「いきいきサロン」などのボランテァをしてるとのこと。

「しごとを辞めて、地域で孤独な毎日だったが、ボランテァをすることで救われたのは自分自身」「時間に縛られない毎日がほんまに楽しい」とのこと。

 夕方、車に満載していた「オモチャの整理」をする。ご近所の方に応援を頼んで一件落着したが、遊び方の分からないおもちゃもいくつかある。時間を見つけて「頭の体操」も兼ねて、遊ばなければ…。


ソフトボール観戦    2010年6月12日(土)

 新婦人の会の定例会議。NPT会議に向けてニューヨークに出かけた仲間は8月には広島の原水禁大会にも参加。昨年に引き続いて「千羽鶴」の準備をしたり、成果のあった「府道ウォッチング」の計画など盛りだくさんの相談がまとまる。

 昼前に娘から電話が入り、暑いさなか南陽高校まで出かけて、孫のソフトボール観戦をする。余り出番のなかった2年生ピッチャーの彼だが、本日はエースが欠場で先発。しかし…気持ちよくセンター前に運ばれる、不運なポテンヒット、デッドボールもあって惨敗。夏休みにはインターハイ出場が決まっているが、沖縄まで行って、これでは…と、娘とブツブツ。ま、これが実力やとも。

 高校で部活をしていると、遠征費が大変や、と娘。下の子の「子ども手当て」は、どうやらこのあたりに消えたらしい…と、ばあちゃんの勘ぐり。


朝の勘違い      2010年6月11日(金)

 一度目覚めて、まだ早いし…とウツウツと夢を見て、目覚めて驚く。ウヮーこんな時間やと慌てて身作りをして、横断旗を手に飛び出す。でも…なんだかいつもの朝と違う。いつもの人に会わない。いつもの犬にも会わない。子どもの姿がない。途中まで行って気づく…間違えてるやん、時間。ざっくりと時計を見て、一時間早く飛び出した朝の「勘違い」の顛末話。

 一般質問が始まる。木津川市清掃センター問題にからんで、打越台環境センターの修繕のカネを出すより、他施設に委託したらどうか。小中一貫校の構想はないのか。狛田駅東の区画整理事業やアクセス道路、環境基本条例などが出された。

 月曜日から一般質問が引き続き行われる。


平和市長会議に加盟   2010年6月10日(木)

 朝の祝園駅で宣伝活動。比例代表候補者として発表された浜田よしゆきさん、京都選挙区の予定候補成宮まり子さんもご一緒する。成宮さんは、ポロシャツにズックの軽装でクールビズスタイル。足取りも軽く、ロータリーをひとまわりしてから訴え…若い!

 6月議会が始まる。本日は「議案の提案説明」。
行政報告から
・5月1日に平和市長会議へ加盟 「ヒロシマ・ナガサキ議定書」へ賛同署名。
・子ども手当ては6月14日に一回目の定期払い。児童手当受給者以外の方は申請が必要、お早い目に。
・財団法人 精華町緑化協会は5月31日に解散
・鞍岡山3号墳の第3次発掘調査の成果…いずれ、庁舎2階ホールに展示の予定


 明日から一般質問が始まる。今回は17名で3日間の予定。


「最小不幸社会」    2010年6月9日(水)

 普天間移設問題も「政治とお金」の問題などなかったように「新政権」報道が続く。そして始まったのが「消費税増税」の大合唱。その一方では「法人税減税」も。「最小不幸社会」をつくるのが政治の役割だと新首相の言葉。
 ふと思い出したのが「最大多数の最大幸福」という言葉。似てるような気もするがどうだろうか。

 消費税が上がれば「最大多数の最大不幸」になりはしないかという気もする。消費税があがれば、確実に消費は冷え込むし、経済の循環もよくはならない。今でも、相当「買い控え」状態なのに…と思う。

 明日から6月議会が始まる。子ども手当てに関連して「扶養控除」などの見直しの税法一部改正も提案される。「実質増税」となるが、これが、「最小不幸社会」といえるかどうか…問題である。


スカーフに愛犬    2010年6月8日(火)

 あじさいの花がきれいな季節になったが…今年のあじさいは総じて小ぶりのような気がする。毎朝歩く小道のあじさいは、例年だと支えきれないほど大輪の花が咲くが、今年はこぶし大でこじんまりとしている。雨不足と低い気温が影響しているのだろうか。

 昨年から愛犬の病気を心配していた方に会う。詳細は分からないが、小型犬で病気は「ガン」。今日訪問すると、大きなスカーフを肩からたすきがけにして、その中に愛犬を入れて「抱っこ」したまま家事をしていた。丁度、赤ちゃんを抱っこするように…。「いよいよ、覚悟をするときがきたみたい…」「いざというときのために、ペットの葬儀屋さんも決めてる」と、沈痛な面持ち。

 
 
なぐさめの言葉も見当たらず、ペット葬をした時の経験話をしてお別れしたが、今日のお天気にも似て”晴れない”気持ちに。

「家族ごっこ」      2010年6月7日(月)

 町なかを歩いていると子どもたちが遊んでいるところに出くわす。幼稚園の年長さんと小1の女の子3人。
「なにして遊んでるの?」と私。
「家族ごっこをしてるねん。お母さんとお姉さんやねん」と口々に言う。
「あら、お父さんはいはらへんの?」と聞く。
「お父さんはいはらへん。毎晩、帰ってきはるのは10時とか11時半とかやし、逢いたいけど、毎日、逢えてへん」「朝も起きたら、もういはらへん」
「そやから、家族ごっこにお父さんはいはらへんでもええねん」というのが彼女たちの理屈。

 大人の縮小版写し絵のような子どもの「ごっこ遊び」から、姿を消したお父さん。
 「始発のバスに乗る人たちは、ほんまに朝から疲れてはるよ」バス停近くの方の話と重ねながら、子ども達との話に相槌をうつ。


バルーン工作       2010年6月6日(日)

 自治会恒例の環境整備の日。例年に比べると涼しい。家族連れ参加の方も多い。ご近所でも普段はすれ違いが多いので「お久しぶり」のあいさつから作業が始まる。

 京建労相楽支部主催の「住宅デー」に出かける。このイベントは"包丁とぎ”がメインだが、精華では子どもイベントもあり、そのお手伝い。ヨーヨー釣りとバルーン工作がその内容。西一丁目で行われたが、公園あそびのかたわら立ち寄った親子や地元の職人さんつながりの方で終日賑わう。

 中一の男の子が終日アシスタントをして、風船ふくらましなど手伝ってくれて大助かり。一番はまり込んだのは「若いパパさん」たち。「イベントやさんになれるかも…」などといいながら、いろんなものに挑戦して、腕を上げ、納得のいく作品にして子どもたちにプレゼント。

 終わりごろには指先が痛くなる。こんなに長時間の「バルーン工作」は初体験。イベントやさんへの道は…遠い。

〜ニューヨークからの報告〜  2010年6月5日(土)

    
    
参加者のみなさん    カンパ少々…ちゃっかりいただいたお土産
 
 
例年だと3月初旬の土曜日に開催する「3・8国際女性デー」だが、本年はいろいろあって、本日開催。4月の終わりから5月のはじめにかけて「NPT再検討会議」に向けて、ニューヨーク行動に参加された方の報告を聞く。題して「核のない世界へ〜ニューヨークからの報告〜」。

 伊丹市から参加された方も賛助参加され、先立って精華町で懇親昼食会を開く。

〜ニューヨークからの報告〜
 参加の動機は三者三様だが、多様な人種とハイレベルな文化
に感動。合間に美術館なども訪れたり、現地で署名活動をした様子もリアルに報告。大きなうねりになって、NPT再検討会議では「核兵器の完全廃絶に向けた具体的措置を含む核軍備削減・撤廃に関する行動計画」にとりくむとした最終文書が核保有国も含む全会一致で採択された。

 次の再検討会議は2015年。必要な枠組みを確立し、特別なとりくみを行うことを確認した今回の続きにある2015年。

 次回もぜひ参加したいとの報告者の熱意に、満場の拍手が送られた。


「移動オモチャ館」    2010年6月4日(金)

         
  
  フォックスフェイスも順調        栗の花もいっぱい
 
 健康わくわく里山の会の定例活動日。カチンカチンの土を起こして畝をつくりゴーヤと綿の木を植える。定植済みのひまわりやゴーヤは、水と肥料をたっぷりともらって「盆と正月」が一緒に来たような感じ。イチゴの生育も順調だったが、実はすべて小鳥の食料になってしまった。思い切ってイノシシよけの網もはったし、畑らしく再生。

 民主党の「政権交代」の日。新代表は菅直人さん。「政治と金」の問題は鳩山さんがケリをつけた、というけれどケリはついていないし、多くの人が小沢体制を批判。鳩山さんが道連れにするまでに、党内で議論をすることができなかったのか、と率直に思う。

 近々引越しをする方から「オモチャを引き取ってほしい」との依頼があり、訪問。よくもま〜これだけと驚くほどの大量のおもちゃ。井形ブロックからデコブロック、パズル各種に機関車トーマスの数々。人生ゲームも各種あるが、使っていた子どもさんは1人。車に満載したままなので、さながら「移動オモチャ館」。このまま、移動あそばせ屋になれるけど…時間が足りないし、断念。


16番目       2010年6月3日(木)

 会派代表者会議が開かれる。行政からの報告文書が一件。庁舎6階の喫煙室を廃止するというもので、6月10日から実施される。これで庁舎内は全面禁煙となる。
意見書(案)が4件「国の制度で子ども医療費無料化制度の創設を求める」「消費税増税の反対を求める」「普天間基地の国外移転を求める」「国保制度への国庫補助の増額を求める」意見書案を提案した。他会派からの提案はなかった。

 午後からの議会運営委員会で6月議会の日程が決まり、報告をもらう。10日が開会日、11,14,15日が一般質問、16日が議案の質疑、16,21日に常任委員会が開かれ、最終日は28日。

 一般質問は17人、松田の順番は16番目で、多分15日になる予定。順番がこんなにずれ込むのは初めてのことだが、こればかりはくじ引きなので、思い通りにはいかない。

 夕方から、宣伝カーを走らせ、雷鳴を聞きながらマイクを握る。
雨足もひどくなり切り上げたが…どうやら、通り雨で、お騒がせ雨だった。


辞任…劇        2010年6月2日(水)

 朝からニュースの連打…鳩山首相辞任に続いて小沢幹事長も辞任。その理由は「政治と金」問題と普天間移転問題を挙げている。再生に向けてクリーンな政治というけれど、なぜ、在任中に真相を国民の前に明らかにしなかったのか。普天間基地問題もこれからどうするのか、お2人が辞任したとしてもこれらの問題は解決しない。
 国民のみなさんが…聞く耳を持たなくなってしまった、というけれど、それは、国民の側ではなくて「あなた達」ではなかったのか、とも言いたい。

 ポスト鳩山は誰か…騒いでいるのはマスコミ。冷静なのは「聞く耳持たない」…と言われた国民かもしれない。

 朝からビラ配布。午後から6月議会に向けて意見書を提出。議案書も届いて、ただいま読み込み中。

子ども手当て       2010年6月1日(火)

 4丁目の子育てサロン、フリースペースに出かける。タオルあそびと魚釣りあそびを楽しむ。お世話ががりの方が準備万端整えて、子どもたちは意気揚々と「大漁」を満喫。

 社民党が政権離脱、鳩山首相の去就に注目が集まっているが、何しろ小沢幹事長との「政治と金」のツーショット、簡単にいく訳もない。

 普天間基地移設問題では、その経緯や今後についてもキッチリと審議をしてほしいし、郵政「改革」法案の6時間審議、強行採決も納得がいかない。

 子ども手当ての支給が始まった。中学生以下の子どもに月1万3千円を支給。橋本大阪府知事にも18万円(本人談)が支給される。従前の児童手当を見直すだけでもよかったんと違う?というのが個人的感想。
今、もらっても、これは「国の借金」。返済していくのは「国民」。せめて足りない保育所を増設したり、予防接種の無料化を広げたり、国の制度で子ども医療費無料化制度をつくったりと大枠での制度の充実が先ではないかというのも個人的感想。
 国民保険制度への国庫補助や医療制度の見直しなども待たれてるし…見直してほしい「お金の使い方」。