たんぽぽ通信
「ええ加減」      2010年5月31日(月)

 昨日いただいたお土産のおすそ分けの笹だんご、1人では食べ過ぎになるしと思い知人宅を訪問。お茶の無心をして2人でいただく。

 彼女は孤塁を守る1人暮らし。時々訪問して昔話を聞く。昭和の時代の素朴で質素なくらしの話や先立った夫の話…と、次々と話題が変わり、最後に「いっぱい話して、胸のつかえがおりた」と言われる。

 聞き手に回ることが多くて、自分のことを語ることは少ないが、
「いろんな人のいろんな話を聞いて、ストレスがたまらへん?」と、よく聞かれる。ストレスになっているのかどうかも定かでない「ええ加減さ」が持ち味かもしれん…と、「ええ加減に」考える。


日曜日の「街」      2010年5月30日(日)

 6月を目前しての五月晴れ。風も心地よく朝から歩いて集金にまわる。自転車遊びをする子どもたち、公園で砂場遊びをする親子など、まちのあちこちで子どもたちの声を聞く。ジョギングやウォーキングを楽しむ人や、愛犬を連れて散歩する人たちの足取りも軽く伸びやかだ。

 先週植えたサツマイモの様子も気がかりで、お昼過ぎにちょっと畑を覗く。サツマイモは、かろうじて頭をあげて雨を待っている。キュウリやトマトも小さな実をつけ始めた。一雨くればグーンと大きくなるだろうし…と、雨に期待して水やりもせず帰る。

 夕方、駅近くに出かけたが、駅前中央通線の広い歩道にも、マンション住まいの方だろうか、親子づれの姿が目立つ。

 町のあちこちで、くつろぐ人たちを見かけた5月の終わりの日曜日。


竹炭工房 京風流     2010年5月29日(土)

   
 
工房の入り口      土づくりの窯    煙を集めて冷却して竹酢に
 

 先週の土曜日は竹林整備のお手伝い、今日は竹炭工房 京流風を訪問。竹炭や竹酢液のつくり方を現地で学ぶ。
 土窯は京都府下でも2ヵ所。試行錯誤を重ねて出来上がったもので、良質の竹炭や竹酢液ができるとのこと。
竹炭は活性炭やシロアリ対策に、竹酢は犬やネコ、虫除け、植物の活性や土壌改良にも有効と使い道はいろいろで、竹丸ごと、捨てるところはないとのこと。畑に竹を埋め込むだけでも連作被害はないというのも耳寄りな話。煤でつくるパウダーは、ケーキなどの食材にもなるし、石鹸は無色透明でシャンプー代わりに使うと頭がシャキッとするとも。
 竹酢も精度が高く水虫治療には抜群の効用があるとのことだが、医薬品としては売れないし、石鹸も洗顔石鹸としては売れない制約があるらしい。

 放置すれば際限なく広がる竹林。有効活用の道はあるがなかなか手間ひまのかかる作業だし、需要の見込みも掴みづらい。

 古寺仏閣にある池などの浄化用にも使われ始めたとのことで、このような窯が増えていけば、自然にもやさしくて一挙両得なのだが…。

「民意」…おきざり   2010年5月28日(金)

 定例の祝園駅での朝宣伝。駅の通路で足を滑らせ転倒した男性を目撃する。時間にせかされて通勤・通学の人は振り返る余裕もなく男性の側を駆け抜ける。彼のツエと傘は手元から遠く離れているし、どうやら視力もままならない様子。思わず駆け寄って「大丈夫ですか」と声をかけた。通路の一部の段差がわずかばかりスロープになっているが、そこで足を取られたらしい。
普段は何気なく歩いていているところにも意外な障碍があることに気付く。

 全員協議会が開かれ議会倫理条例や倫理委員会規定、政務調査費関連の条例など協議される。6月議会に提案される予定。

 普天間基地移設の結論が閣議決定された。確かに5月末の決着とはなったが、内容は「約束」とはほど遠いもので、辺野古への移転を中心としたもので、与党3党合意も経ないままでの結論。とりわけ沖縄県民の「民意」は置き去りのまま…。
 その一方では郵政改革法案は、強行採決された。政権交代はしたが政治の形と中味は…変わらない。


ライス大、中、小   2010年5月27日(木)

 親子リズム会を開く。トイレトレーニング中の双子ちゃんは、この一週間でずいぶんと前進。「おしっこにいくわ」と玄関先からトイレに直行…もう、大丈夫。
 
 
昨日、こんな話が出される。「中学校の斡旋弁当、大きさを変えてほしい」「時には頼みたいけど、多すぎて頼みにくい」「中学生は食べる量も個人差が大きいというのも中学校給食をしない一つの理由。だったらお弁当の個人差も配慮してほしい」と。

 女の子は大きなお弁当は気恥ずかしいとか…。よく食べる娘のいた我が家では余り感じなかったことだけど、その気持ち、分かる気がする。

 食堂のように、ライス大、中、小はあってもいいのではないかと、役場でバッタリ逢った担当者に投げかける。一度、業者に聞いてみると担当者…実現するといいのにネ


マニフェスト     2010年5月26日(水)

 「暑くなりましたね」「冷えますね」と日変わりあいさつが続く。
50肩はすでに卒業とタカをくくっていたが、最近、左肩が痛む。
やっぱり、首筋を冷やしたらあかん、と思いタオルマフラーを巻く。夕方、買い物に行くと、冬物マフラーの若者を見かけた。コンビニのベテラン店員さんは「寒い中、ありがとうございます」と、丁寧にねぎらいの言葉をかけてくれる…やっぱり、寒いのは私だけではないと安堵。

 民主党公認候補の宣伝カーが回ってくる。その後でチラシが投函される。いわゆる「マニフェスト」と書かれたものだが…。
 …企業団体献金は禁止し…とある。町議会でも何度か意見書を提案したが、たしか、民主党は賛成ではなかった。
 …後期高齢者医療制度は廃止し…とある。先延ばしして、今度は65歳以上を枠に入れようとしてるんとちがう。
 …高速道路の無料化…とある。今までの経過からして、無理と違う?

 政権交代を叫んだ衆議院選挙と違って、今度の選挙は、政権与党としての選挙だから、守れない約束は言い訳が立たない。
重みのあるマニフェストだと受け止めたけど、企業団体献金や後期高齢者医療制度の廃止、大丈夫…ですよネ。

にわか雨      2010年5月25日(火)

 もう25日や、集金にまわらな…と、ぶらりと出かける。
「キュウリの種を蒔いたけど芽が出ない。なんでやろ…」
「八尾ちあきさんの人形劇、本当に良かった」
「人参葉、食べはるか」「夫がペースメーカー入れるかも分からんしほんまに心配」
「民主党支持者として、今の政権はほんまに心配や」
「連立与党の社民も今が正念場。護憲の党の真価こそ発揮しなあかん」
「ようけ新党ができたけど、野党として、今こそ団結しなアカンのと違う…自民党」
 いろんな立場の方が、いろんな意見。気がついたらお昼はとっくに回っている。

 レタス、なす、赤シソ、ネギなどいろんな野菜苗を入手。畑に行くが、ポツポツ雨がザーザー雨に早や変わり。自転車できていた男性に「傘、ありますよ」と言うと「この雨、丁度ええわ。シャワーみたいなモンや。風呂代わりや」と雨の中を走り出す。
途中で見ると、やっぱり雨宿り…シャワーとはいかなかった今日のにわか雨。


衣替え         2010年5月24日(月)

 雨の音を聞きながらふと思い出す。「日曜日から修学旅行やねん」と言っていた孫の言葉。昨日は一日中雨風も強かったし今日も雨は続いている。なんとお天気に見放された「孫」…大きな荷物も持って大丈夫だろうかと"老婆心”が騒ぐ。

 やっと冬物を片付ける。夏物を放り出して感じたこと。「毎年同じようなものを買っているんやな〜」と。季節にせかされて買うものは大体同じもので代わり映えもなく積もり積もって同じものになる。安さに負けて買うものも似た物どうし。今年はせかされもせず、負けもせずがんばろうと、変に「決意」。

 晴れ間を見て、外での用事を済ませ、後はPC仕事。夜は疲れてダウン。翌日更新のたんぽぽ通信でした。


ルイ・ルルー美術館   2010年5月23日(日)

 近くにあるけど行ったことある?…時々話題にのぼるのが「ルイ・ルルー美術館」。場所は光台四丁目、精華大通り線に面し、バス停の前にある。
 過日、知人を誘って近くで昼食を済まし、ブラブラと歩いていると「アール・ヌーヴォーとルイ・ルルー展」という案内板が目に留まり誘われるように館内に。
 ガラス作家として世界の第一人者ルイ・ルルーは1929年ベルギー生まれ。彼の作品の数々が展示されている。マリア像や和風のデザインも目を引く。
 月、火曜日は休館。入館料は大人800円、小中学生は500円。
近くて遠い美術館だったけど、ガラスの持つ不思議な魅力に触れることができる美術館…もっと身近になればと思う。

 共産党演説会が開かれる。市田書記局長と成宮まり子さんの話を聞く。先日、沖縄普天間での「ヒューマンチェーン」に参加した成宮さんの「現地報告」は、迫力もあり圧巻。参議院選挙で「米軍基地はいらない」の声は、京都からもしっかりとあげていきたいと共感。


「あぜ道会議」     2010年5月22日(土)

 朝から竹林整備にでかける。せいか里山の会の活動を広げる一環としての初めてのとりくみ。伐採、運び出し、枝払いと分担する。参加者は一同根気よく作業を続け、終わってから竹やぶを見るとその間から「空」が見える。「少しはきれいになったかも…」と、汗をぬぐう。勢いよく竹林が広がり、落葉樹が押しやられている。「山の風景がすっかり変わってしまった」と地元の方。来週は切り出した竹で竹炭づくりを体験することに…。

 昨日お知らせした「展示飛行」を見たのは、打越台のグランド。
孫の野球観戦で小一時間打越台に出かけたが、試合中に爆音がして黒い戦闘機が機体を傾けながら上空を飛んだ。試合中の子どもたちも一瞬、空を見上げた。
 沖縄の普天間では、規模も頻度も比べ物にならないほど多くて、しかも、それが日常…ほんとに「不気味」だろう。

 夕方近くに畑に出かける。貸し農園メンバーの面々があぜ道に腰を下ろして談笑中。くる人に「ビールのまへん?」と、誘いの手。桜が丘の万代の撤退問題が話題になり「この先、だんだん住みにくくなる」「今でも、高齢者はたいへんやで」「もっと早くから利用促進の運動などしたらよかった」など、いろんな声が聞かれる。
 作業を終えて、帰るときも、まだ続いている「あぜ道会議」。「井戸端会議」は女性の特権のように言われていたけど、「あぜ道会議」の主役は男性…?


明日は「爆音」が    2010年5月21日(金)

 奈良基地祭の展示飛行のことが話題になる。5月17日から19日まで事前飛行が行われ、明日22日には展示飛行が行われる。

「認知症の義母は、爆音を聞くと昔の事を思い出し、戦争?爆撃?と聞いてパニックになる。できることなら展示飛行はやめてほしい」と、女性の方。
「自治会から回覧が回っていたけど…」「えっ、うちの自治会では回ってない…」「以前は飛行高度などの申し入れもしたけど…」と、いろんな意見がでる。
町のHPに飛行日程などは掲載されているし、自治会長さんにもお知らせをしているとのことだが、それだけでいいのかという気持ちは消えない。

 そこで、改めて明日の展示飛行の時間を紹介。
 22日の午後2時15分から45分までジェット機(戦闘機)4機、2時25分から45分までヘリコプター1機が飛行の予定です。


子育ての悩み      2010年5月20日(木)

 親子リズム会を開く。毎木曜日が開催日だが、開けないことも多くて2週間ぶりの開催。新しいメンバーが増えた。若いお母さんは初めての子育てで、悩みが多い。

 「子どもがかわいくて、子どもから離れられない。掃除も洗濯もできないし、毎日、これでいいお母さんになれるだろうかと落ち込んでいる」
 いいお母さんになりたいと思う余り、子どもから離れられないお母さん。気がつくと一日が終わり、できなかった家事のあれこれで、自分を責める。それがストレスになり「毎日がとても辛い」と、お母さん。

 子どもが愛せなくて「虐待」にというケースはよく聞くが、子どもから離れられなくて悩むお母さんもいる。

 先輩お母さんたちからのアドバイスもあって、帰りには明るい顔になっていたけど、「子育ての悩み」もいろいろ。これからも一緒に遊ぼう…ネ。

「老後」のこと       2010年5月19日(水)

 午前中は議員団の会議。午後から過日いただいた宿題の答えを持って訪問する。全問正解というわけにはいかないが…自己評価では60点ぎりぎりの及第点といったところか。

 夜に来客の予定が入り、慌てて掃除機作戦。「一緒に夕食を…」と、スーパー袋にいっぱいの買い物をして来客。少しばかりの準備もしていたのであわせて「まるで、宴会状態…」と言いつつも、飲み物はお茶オンリー。

 話し込んで、見送ったのは11時前。40代の女性は「将来のことを考えると結婚もと考えるけど…なんとなく自分の老後のことを考えるようになった」と。同じくアラホー世代、未婚の我が子たちは、何を考えているんやろ…と、彼女に重ね合わせて考え込んでしまう。

 「老後のことをいうんやったら、あんたが先や…」こんな答えが返ってきそうな春の夜のおしゃべり会。

キティちゃんお弁当箱   2010年5月18日(火)

 4丁目の子育てサロンの遠足。鳥谷公園にお弁当を持って出かける。汗ばむほどのお天気だったが、公園にはほどよい木陰があり、風も心地よい。
 
 お弁当まで、飽きることなく砂遊び一筋の子や滑り台に夢中の子、早くから「おなかすいた〜」とお弁当をねだる子とそれぞれの遊びを楽しむ。
 
 心待ちのお弁当の一番人気は、男性サポーターさんのお弁当箱。
「60代の彼女がつくってくれました」と「キティちゃん」お弁当箱をお披露目。中にはかわいいおにぎりやさくらんぼも入っている。実質本位の我がお弁当は少々肩身が狭い。
 
 離乳食のお弁当をつくったり、8月出産予定のお母さんもいたりと、それぞれに「お出かけ」は大変だけど、3人のサポーターさんもいて「今日は随分のんびりさせてもらった」と、お母さんたち。
 近場に、こんないい遊び場があって…と、参加者一堂感謝して、散会したのは午後一時…もうお昼ねの時間です。 

 
黄緑カーネーション   2010年5月17日(月)

        
   
緑地帯のかきつばた・石楠花も見ごろ     今年のカーネーション
 
 
昨日、人形劇を待つ間に近くで撮影したかきつばたと石楠花。
我が家になくても近くでいろんな花を見ることができる。
 毎年、母の日が終わってからプライスダウンのカーネーションを買う。思い切って2鉢買ったが、一つは珍しい黄緑色のカーネーション。来年も同じ色で咲くかどうかは分からないが、いずれは地植えにする予定。

 朝から会派代表者会議に出席。午後からは、この間の宿題を整理し関係課へ聞き取りに。6月議会の一般質問の通告の日程も決まったし準備も本格始動へ…。


ちあきワールド     2010年5月16日(日)

 子ども会の方から人形劇の方を紹介してほしいと頼まれたのが3月の終わり。紹介したのは「歌と人形のバスケットの八尾ちあき」さん。彼女はギターを弾きながら一人で人形劇を演じる方で、子どもたちの表情や反応を見ながらたくみに「ちあきワールド」に引き込んでいく、人形劇のマジシャン。
 以前からの知り合いだが、10年以上はご無沙汰していた。駅までの送迎を引き受けたが、大きな黒い袋とギターを抱えた彼女のスタイルは以前と同じで、10年の年月は感じなかった。
 そして、やっぱり観客は「ちあきワールド」に引き込まれて、最初は遠巻きに見ていた子どもたちからも笑顔がこぼれた。
 
 夕方から宣伝カーを運行。路上や空き地で遊ぶ子どもたちや親子の姿も多くて、ゆっくりと流れる日足の長い夕方。

OB会        2010年5月15日(土)

 せいか里山の会の定例活動日。下草刈りなどに精を出す。毎回参加の職員さんの子どもさんもお手伝いに精を出す。畑のイチゴはそこそこ育っているが、赤いのは見たことがない。よく見るとヘタだけ残してそっくり食べられている。多分、小鳥たちの食料になっているのだろう。

 少し早めに切り上げて食事会へ。町内の保育所職員のOB会だが、年に一度、決まった時期に決まった場所で開かれる。年々、メンバーも増え参加者も増えて、往時のまんまの元気なあつまりで、話題には事欠かない。

 バレーを踊っている人もあれば、人形作家の人もいる。ガーデニング一筋の人もいれば、家業に勤しむ人もいて、それぞれのセカンドライフも充実。中には家族介護でお疲れ気味の方もいたが、今日ばかりは元気でよかったと、再会を約束して帰路につく。


えんどう豆      2010年5月14日(金)

 朝から祝園駅で宣伝活動をする。駅ロータリーに大型バスが一台。奈良の私立小学校のスクールバスが児童を待っている。昨年は見なかったし、今年からの運行だろうか。駅を利用する生徒たちの制服もさまざまで人数も多い。毎年増えているような気がするが…どうだろうか。

 健康わくわく里山の会の活動日。少しの時間、お邪魔して役場へ。全員協議会が開かれる。議員定数問題についての議員のフリートークが会議の中心だったが、出された意見は「十分に審議を尽くして…」という意見のみで「審議は尽くされた…」という意見はなかった。

 夕方近くになって畑を覗く。初物のえんどう豆を収穫する。春先の霜で先芽が被害を受け、その後の天候不順でツルが伸び悩み、花をつけてからの寒さで生育が悪いとのことで、農業者の方も「今年は、あかんわ〜」と嘆いている。夏野菜も伸び悩んでいるし、いつもだと慌ててする野菜の手も、今年はゆっくりめでもいいみたい。
 お天気任せの野菜づくりだが、苗代の早苗は大丈夫だろうか。


さむいですね〜    2010年5月13日(木)

 5月も中旬だというのに、この寒さはなんだ…と、朝から独り言。青森では雪が積もったらしい。花や野菜の苗も育たないし、植えても伸び悩む。

 会派の代表者会議が開かれる。会派の構成要件や政務調査費について協議する。一致できない件はさらに再協議することになり宿題を残す。

 帰り道にかしのき苑を訪問。舞台袖のバリアフリーの状況と学童保育、さくらんぼルームを訪ねる。学童保育の外あそびの問題や来場者の駐車場問題などが出される。それぞれの立場からのそれぞれの要望などをお預かりする。

 夕方から会議…今週は休みなく「夜会議」が入っている。想定外の寒い夜も続いている。


「…下手がいい」    2010年5月12日(水)

 大きな、ずっしりと重そうなバッグを持っているのは6年生。聞けば、今日から修学旅行。今年は観光バスで出かけるという。

 議員団の会議を開く。ボツボツと6月議会準備が始まる。
午後からは絵手紙サークル。本日の画題はしいたけとツツジ。書き上げるとクリスマスローズもツツジも酷似。「下手でもいい、下手がいい」と言われても、やっぱり、思い通りに表現できないともどかしい。

 夕方から教育を考える会の例会。一年間の計画などを検討する。

 寒い1日になったが、修学旅行生、風邪など引いていないかな〜と、心配も…。


 
明日は親子リズム会の予定でしたが、用務のためお休みします。

「道先案内人」    2010年5月11日(火)

 仕舞いこんだセーターを引っ張り出し着込んで「これで丁度いい」…なんとなく肌寒い朝。
 
予定していた仕事を変わっていただいて、時間がぽっかりと空いた。以前から気がかりだった方を訪問。

 
彼女は自宅前の農園に身体を埋めるようにして草引きをされていた。ほんのちょっとの晴れ間をいかして。「菊の株分けをしてますねん。毎日の仏さんの花を育てておかんと…」「まだまだ、やりたいことがようけあるけど、畑の守りをしてたらなかなか行けませんわ」といいながらも、今も古文書の学習などに出かけていく。90歳は何年か前に通り越しているが、かくしゃくとしてお元気。

 
齢を重ねてもかくありたいものだと目指す、人生の「道先案内人」のひとり。元気とうまい菜をいただいて帰る。


3度目        2010年5月10日(月)

 3月の終わりに車を買い替えて3度目…その1は、狭い橋げたで左後方のホイルカバーを少々削る。その2は、バックをして植木鉢にあたり、バンバーにかすり傷。その3は、本日、ある駐車場の溝にすっぽりと右前方のタイヤをはめ込み、自力脱出できずタイヤとホイルカバーが怪我。
 新車の間は、何となく緊張して運転しているが、返ってそれが災いしているのかもしれない。修理するほどでもないけど、気分的には「重い」。気分転換も期して、点検をお願いする。

 昨日に続いて、本日も宣伝カーの運行をする。参議院選挙の公示予定日まで、後40日余り。
次々とタレントや著名人の立候補が表明され話題づくりがされているし、京都でも定数2に対して立候補7名かなどと報道されている。
 
 共産党からは成宮まり子さんが立候補を予定している。タレントでも著名人でもないけど、反貧困ボランテァとして、毎月京都駅でホームレス支援を続ける実践活動家で、子育て中のお母さん。3度目の挑戦…3度目の正直をこの選挙戦で。


本当の色は?     2010年5月9日(日)

 「おばあちゃんの髪の毛の本当の色は、なに色」と、孫からの指摘。よく見ると、白、茶、黒色のよく言えばグラデーション、はっきり言えばまだらで、子どもの目からの正直な指摘。美容院に出かけ、一色仕上げをしてもらう。

 数々ある夫の遺品の中で、ちょっぴり面白いものを紹介。
絵手紙を始めて、これは使えないかと思い立ったのが写真の品。呼び方は分からないが、墨入れと筆入れがセットされ、ポータブルの筆記用具となっている。

 どんな時代のものかも不明だし、筆は細くて短いものしかセットできない。玄関に飾っているが、気付く人もいない代物。呼び方だけでもご存知の方が入れば、教えていただきたいと思っている。

      
時代物の携帯用筆入れセット
 

NY土産話       2010年5月8日(土)

 新婦人の会の定例会が開かれる。本日の目玉は「ニューヨーク土産話」。NPT核不拡散検討会議が開かれたニューヨークへ出かけたメンバーが無事に帰国し、お土産と土産話を携えて参加された。

 地下鉄の乗り間違えやら3ドルで靴磨きをしてもらった話やらもう1人のメンバーはデモ行進中、花笠音頭を踊った話と盛り沢山。最後に彼女自身が感銘を受けた、5月1日の閉会総会でのパン・ギムン国連事務総長の発言を紹介されたが、ここでは一部のみ紹介。
「…地平線の先に核兵器のない世界が見えています。これを現実のものにしようと活動する人々が見えています。どうか、行動してください…」。
駅前などでとりくんだ署名も届けられた。総数は700万筆を超え現地でも署名が集められたとのことだが、小さな活動の積み重ねが大きなうねりになることも実感。

 昨日、街角で告別式の看板に知人の名前が書かれていた。まだまだ、お元気だろうと思っていたのに…本日、告別式に参列。
享年94歳の女性で聡明な方だった。訪問すると「上がって…」と言われ、政治談議に花が咲いた。帰り際には手元にあるものを「こんなん食べはるかな〜」と言いながら手渡された。
 最後に訪ねたときは「聖書を読み返しています」と静かに言われていたのに…永久の眠りに。


…でも、とりあえず   2010年5月7日(金)

 待望の雨だったが、都合よく夜だけという訳にはいかず朝まで持ち越す。祝園駅で早朝宣伝。小雨の中、ハンドマイクで訴えをする。

 健康わくわく里山の会の定例活動日。「こんな雨だから、多分中止だろう…でも、とりあえず」と思って集まったメンバーはそれでも10人近く。せっかくやからと雨にも負けず「草引き」仕事をやるメンバーたち。終わってみれば畑が畑らしくよみがえり「やってよかった」と。昨年育てたひまわりのこぼれ種が芽吹いて、苗が育っている。これで、ひまわりも育つかもしれないねと、期待をしながら作業を切り上げる。

 今日の雨で、夏野菜たちは一息ついたかも知れないが、相談電話が一件。就活中だが、年齢制限で、仕事がなかなか見つからなくて…とのことで、一息つけない厳しい話がもちこまれる。
こちらも、早く一息つけるといいのだが…。 

一雨、ほしい。    2010年5月6日(木)

 「2日行ったら、また学校休みやん」「えっ、2日も行かんならん」GW明けの親子の会話。
 「やっと、明日からお休み。久しぶりに帰省の予定」と、商業施設勤務のお父さん。

 朝の交差点に向かうのも久しぶりだが、石楠花が咲きあじさいもかわいい蕾をつけはじめた。毎朝、歩く道だが季節の移ろいを教えてくれる道。

 お天気続きで心配になった"夏野菜”。用事の合間にチョコッと覗く。あえいでいるのは、キュウリやナスビ。水やりも考えたが、天気予報によれば下り坂。雨を期待してそのままにしたが、夕方になっても雨の気配はない。

 親子リズム会やら訪問やら宣伝やらと小刻みに動いた1日。夜の雨を期待しているが、まだ、降りそうにない。

今日から「半そで」   2010年5月5日(水)

 冬のコートもセーターもそのままで、夏物の準備もできていない。その日の気温を見越して、一枚、また一枚と取り出して凌いできたが、ついに今日は半そでを引っ張り出した。

 
お天気に恵まれたGWも今日まで。午前中は宣伝カーを運行。昨年、豆の苗を持ち込んで植え込んだが「えんどう豆か、さやえんどうか…迷っている」との相談電話が入ったこともあって、宣伝ついでに知人宅を訪問する。正解は「えんどう豆」。

 
昨日、「準決勝やし見に来てほしい…」とメールが入り、宇治田原町の緑ヶ丘運動公園まで走り、孫の野球観戦。前回もそうだったが、打撃力は抜群だが、相手チームのバント作戦に惑わされ逆転負け。応援にいくと負けるのは、ばあちゃんのせいかも知れないなど、ジンクスめいたものを感じてしまう。

 
明日は親子リズム会を開きます。久しぶりになります。どうぞ、お越しください。

 
「対話集会」      2010年5月4日(火)

 買い物から帰ってきたお向かいの方が「これからトマトを植えようと思って…」「本当は自給自足が夢…取りあえずはプランターで野菜づくりを」とのこと。ならばと三つ葉や茗荷、木苺の苗などを持参し、一緒に庭の草引きを始める。気がつくともうお昼。

 午後から用事が一件。その後、我が家の庭掃除を夕方まで。冬の間、見過ごしてきた水槽なども掃除して一応はこざっぱりとなった。

 鳩山首相が沖縄を訪問。「抑止力のためには、普天間基地の国外移設には無理がある…ご理解をお願いしたい」と。地元住民との「対話」もかみ合わず、通り一遍のオーム返しの返答。
とても「対話集会」とはいえないのでは…というのが、報道を通じての感想。


憲法記念日       2010年5月3日(月)

 憲法記念日。相楽9条の会の相楽一円のキャラバン宣伝に呼応して、1時間前に記念公園前に出かける。

 1947年に施行されて、今年で63年を迎える憲法。とりわけ「戦争放棄」をうたった第9条は、世界にも類を見ない「平和条項」。この9条を守ろうという一点で多くの方が共感し、続けられ広がっているのが「9条の会」。
 憲法改正手続きを定めた「国民投票法」は、この18日に施行される。今のところは際立った動きはないが、改憲への動きはヒタヒタと押し寄せている。さらに大きく広げたい「9条の会」。

 夕方近く、お隣さんから「ガレージや階段掃除をするならどうぞ」と声をかけていただく。最近CMなどでも紹介されている、水圧で掃除をする器材を購入され、すでに、実証済みの優れもの。
「お借りします」ということで、お借りしたが、貸していただいたのは器材のみなららず「人手」も。
 結局、日没まで作業をしていただいて、見違えるほどきれいになった。何年か前に業者に頼んだら随分費用がかさんだものだが…素人手で申し訳ないほど、きれいになった。
 
CMではないけれど、使用前使用後の落差くっきり。

少年野球、観戦    2010年5月2日(日)

 午前8時30分プレイボールで始まる次男宅の長男の少年野球の試合の観戦に出かける。昨夜、FAXが入り、連日、ダブルヘッダーやトリプル試合の予定が書き込まれている。次男も野球を始めたし、ぜひ来てほしいとのことで、そちらにも足を伸ばした。

 それにしても、1日3試合、子どもたちの元気とエネルギーに驚かされるし、追っかけ保護者の元気にも感服する。ボランテァコーチや監督さんもほんまにごくろうさんやと思う。

 普段は何かと物議をかもす孫たちも、ここでは礼儀正しく、返事もきっちりとして、それぞれのポジションでがんばっていた。
お昼過ぎまで、グランドめぐりをして帰宅。

 短期帰省中の娘と水入らずの夕食を済ませて、駅まで送る。

メーデーに参加      2010年5月1日(土)

 五月晴れ…メーデー日和。第81回相楽地区統一メーデーに参加する。恒例のプラカードコンテストの参加プラカードは昨夜に準備した。といっても「新作」ではなくて、以前つくった「おばあちゃん人形」のリニューアル作品。テーマは「後期高齢者医療制度」は約束どおり廃止をしてほしいという内容。
 コンテストの結果は2等賞、1等賞は常連の南山城養護学校分会の作品で、坂本竜馬と土佐藩船。スケールの大きさにはいつも脱帽。
 相楽会館から木津川市内をデモ行進。メーデーは「働くものの祭典」。一時、祝日にする動きもあったらしいが、立ち消えになったとか…。気分的には祝日の方が働くものにとっては気が楽だし、家族連れの参加もしやすい。子連れ、孫連れの方もいたが、今日は土曜日。 やっぱり、祝日の方がいいかも…。