たんぽぽ通信
「工事実施が適当」   2009年11月30日(月)

 来年4月は知事選挙。予定候補の門さん(病院長)が、祝園駅に始めてのお目見え。朝の7時から宣伝活動をする。100キロマラソン走者の彼は、背筋もピーンと伸びて清々しい。

 一般質問の通告書を提出。今回は「教育問題」「保育諸問題」
「学童保育」などがテーマ。意見書は後期高齢者医療制度廃止、障害者自立支援法の応益負担見直し、カラ水問題の解決を求める、ヒブワクチンの予防接種の無料化など。

 京都府の公募型安心・安全整備事業の審査結果が届く。8月の初めに新婦人の会の仲間と「府道ウォッチング」をして、八幡木津線の歩道の改良を提案した。回答は「工事実施が適当」との意見で「工事実施」をする、というもの。場所はほうその交番の向かい側(東)のJR線路沿いの歩道の一部。
 規模からすれば軽微な工事だと思うが、生活者にとっては大事な工事で、よかった。
他にも山手幹線、精華大通り線の白線引きなども意見としてあげていたが、こちらの方は今のところは不明。このどちらも、2車線だけど車線不明の箇所が多くて、見えない…というよりは、ない「車線」。


木綿/水景園/しごと館  2009年11月29日(日)

      
   
晩秋の永谷池              数あるブロンズ像の一つ…嵐
 

 早朝からFAXが入る。用紙切れのメッセージが…。開店を待って近くの電気やさんに走り、FAX受けが朝一番の仕事になる。

 とにかく、集金に走り、学研記念公園の水景園に走る。以前から関心を寄せていた「相楽(さがなか)木綿」の展示会を見る。大切に残されていた相楽木綿の着物や、棉玉、糸繰り機などの懐かしい道具が展示されている。子ども心に残っていた、かすり模様の着物と、機織りに精を出す”母の背中”が懐かしい。

 少し時間があったので、永谷池の周辺の小道を歩く。途中で向日市から来たというご夫妻と同行することになり、つたない「地元案内人」になる。「忙中、閑あり」の一時。「近くに手ごろな散策コースがあっていいですね」と、向日市夫妻に羨ましがられる。

 そのまま、私のしごと館に直行して昼食。ここは”眺望”がご馳走のレストラン。けいはんなのまちづくりを考える会主催の「私のしごと館の有効活用方策を考える」市民フォーラムに参加。
地元の市町長や現在事業を受託している事業者や住民の方など60人が参加。
 「廃止」先行で、一番困惑しているのは事業者の方。予定していた「予約」のキャンセルが相次ぎ、その先の予約は入らない。
先行きが閉ざされた中で約200人の方が働く。
利活用についての提言もいくつかあったが、その前提になるのは「存続」。「つくったことも無駄、潰すことも無駄」のこの施設。延命の方策を考えるには時間も足りない。「後は政治力…地元選出国会議員の政治判断と政治力がどう働くか」…地元は固唾をのんで見つめている。


山城南医療圏    2009年11月28日(土)

 京都南部の医療を考えるシンポジュームに参加する。パネラー
は、徳州会病院の末吉副院長、京都社会保障推進協議会の高松事務局次長、京都民医連第二中央病院門院長。
 京都北部医療圏の医師不足はよく指摘されているが、京都南部医療圏はどうかという報告を聞く。京都南部医療圏は山城北医療圏(宇治・城陽・八幡・京田辺久御山・宇治田原・井手)と山城南医療圏(木津川市・相楽郡)に分けられている。
人口10万人に対しての医師数だけ見ると
丹後医療圏 151.6 中丹医療圏 200.4 南丹医療圏 165.3
京都・乙訓医療圏 343.8 山城北医療圏 153.1 
山城南医療圏 114.4…圧倒的に医師数は少ない。
北部では公立病院が軸、南部では民間病院が軸になっている。
とりわけ、精華町を含む山城南では、近隣の奈良・伊賀・山城北を利用する方が多く、医師不足を実感することは少ないが、実質的には、病院も医師も少ない。

 公私を問わず、病院は公的責任をおっている。病院の枠を超えて医療問題を考えていくためにも、行政のリーダーシップを期待したい…と、末吉副院長。救急救命センター的な役割を果たしている宇治徳州会病院のがんばりなどで、近隣の救急医療がかろうじて守られているという実態も示された。

 医療再生は「オール京都」でこそ…と、門さん。いろいろと考えさせられるシンポジュームでした。


臨時議会      2009年11月27日(金)

 この時期に開かれる臨時議会。案件は職員の給与、町長、副町長の給与条例の改定。変則的に出された今年の人事院勧告に基づいて、期末手当や住宅手当、勤勉手当などの減額の条例。職員給与については反対。特別職については賛成をした。議員報酬も減額することに。
 そもそも…と思う。報酬に期末手当はなじむか…と。そこまでの議論は進んでいないが、このそもそも論もいつかは、論議されなければならないと思っている。

 請願や意見書の準備、一般質問の下準備、合間を縫って「新年度予算要求書」を持って町長室へと、庁舎内を行ったり来たり
の1日。

 もう、タイムリミットやと、夜中近くから一般質問通告書を手がけ、もう「丑三つ時」〜〜〜おやすみなさい。


「思いやり予算」    2009年11月26日(木)

 10時半近くになると、子どもたちの元気な声が聞こえる…親子リズム会の日。「おはようございます」と、朝のあいさつも大きな声で弾んでいる。ホックスフェイスに絵を描いたり、折り紙やハサミで遊ぶ。途中で「おしっこしたい。まつださんといく」と、声がかかる。彼女たちにとって「まつださん」は何者なんだろう。「遊び仕掛け人」かもしれないし「遊び準備人」かもしれないし、ただの「遊び好きおばさん」かもしれないと思いつつトイレに同行。

 事業仕分けが続いている。現場を傍聴した方の話を一部紹介。荒廃農地の再生について、再生費用として反当り(?)3〜5万円が妥当かどうかが議論されていたらしい。「荒廃した農地を再生するのにそんな費用では到底できん」「現場や実態を知らん人が、何で仕分けができるんや」というのが農業者の彼の実感のこもった感想。
 
 「思いやり予算」の議論も垣間見た。基地で働く日本人従業員の人件費が俎上に。それだけでも、いかにも歯切れが悪かったし、そもそも「思いやり予算」の大部分は在日米軍への思いやり…と、「思いやり」ならず「横やり」
を入れたくなった次第。


下馬遺跡        2009年11月25日(水)

     
 
下馬遺跡の発掘現場(住居跡)  鎌倉時代の土器     平安時代の土器

 建設産業常任委員会で現地調査にでかける。南進が進む山手幹線道路の下狛51号線の排水路敷設状況と下馬遺跡を見る。下狛51号線は山手幹線の工事車両用道路として改良工事が進んでいるが、集中配水池をつくって汚泥水が農地に入らないように工夫されている。前回見たときはあった家が何軒か立ち退きをして空き地になっていた。
 少し歩いていくと発掘調査の現場に着く。説明を聞いたのは下馬遺跡の発掘現場。鎌倉時代の住居跡だろうといわれていたが、断面を見ると地層が何重にも分かれている。時代を経るたびに地層が高くなっているが、一年で自然に高くなるのは1mmだとか。地層を見ているだけで歴史を感じる。土器も多く出土している。
 ○○京跡といった有名な遺跡ではないが、この地に、その昔から人々の営みがあったことは、記憶に刻みたい。


”ネコハウス”       2009年11月24日(火)

 漬物ダルを洗わないと、と思い続けて一年半。夏場は気が進まないし、たるを見るたびに気になっていたが、ついに本日実行。漬物用の「細長大根」の生育も順調やし、渋柿の皮も干したし
、今年こそはぬか漬けをするつもりで準備を進めているのだが…。

 集金途中で出会った犬の散歩中の女性の話。「柴犬を飼いだして一年。家にはネコが3匹。ネコのためにログハウスをつくり、冷暖房完備。」と、猫かわいがりの話を聞く。ネコハウスや愛犬部屋の話も時折聞く。一方では「野良」状態のネコもいるし、彼らの世界も「格差」が広がっているらしい。

 夕方近くから、また、雨模様。”さざんか梅雨”とはよく言ったものだと、感心しながらも、自転車集金には邪魔な雨…と”恨み節”をブツブツとぼやきながら帰宅。

「勤労感謝」の日やけど  2009年11月23日(月)

 何の祝日やった?と、目覚めてから考える。「勤労感謝の日」の祝日。そやけど、今、増え続けている失業者問題はどうする?働きたいけど仕事のない人はどうする?…と、思いはそちらの方に広がる。
 
 お昼前から集金活動を始める。話題になるのは「政権交代後の政局」。「民主党のマニュフェストに期待していたわけではない。期待していたのは政権交代。高速道路の無料化はやめてほしい」とか「官房機密費に怒ってる。特に総選挙直後の2億5千万円の機密費が何に使われたかは、はっきりしてほしい」とか「普天間の米軍基地問題、いったいどないなるんやろ」などなど。

 夕方から京田辺まで出かける。しんぶん赤旗の編集局の方からの話を聞く。商業紙の新聞記者はおおむね一社5,000人だが、総勢300人の記者で日刊紙と日曜版を編集。広告というスポンサーがないから「タブー」がない。記者クラブに入れないからオリンピックなどは入場券を買って取材など、裏と表の話を聞く。
全国の読者がニュースソースというのも、うなづける話で、もう少し丁寧に新聞を読もうと再認識。


「野菜三昧」     2009年11月22日(日)

 朝から約束があり、準備をして「さ〜でかけよう」と思ったときになったチャイム。「今日は廃油の回収日ではありません?」と女性の方。本日、日曜日は第3週と思い込んでいた。カレンダーを確認すると確かに第4週。慌てて集会所に走る。
 自治会によっては、ボックスを牛乳パック回収のように常設しているところもあるが、廃油を常設することは、それなりの施設がないとなんとなく心配で、従来どおりに月一回、持ち込んでいる。中には「から足」を運ばれた方もいるのではないかといたく恐縮。

 「もう、植替えなあかんで!」と、地元の方から言われていた玉ねぎの苗の植替え、今日をはずしてはできないと思っていたのに、午後から雨…。少々濡れてもいいか、と思いなおして畑へ。
例年に比べて苗の生育も順調。雨の中で作業を完了。
傍目には「こんな雨の中、何をしてはるんやろ」と映ったかもしれないが、それはそれ。大根や蕪も収穫して、今夜の夕食は「野菜三昧」。


教育/憲法9条   2009年11月21日(土)

     ギターアンサンブル「カルマンド」

 
里山ボランテァの日だが、顔だけ出して失礼する。10時から「教育を考える会」が開かれる。子育て中の方や、現場の教師、OBなど多彩な顔ぶれでの教育をめぐる本音トーク。「子どもたちも親たちも教師達も、世の中が何となく忙しくて、追いかけられるように暮らしているけど、このままでいいのだろうか、」「将来の先行きが見えなくて、なんとなく苛立ってる」など、いろんな話が出される。

 午後から「相楽9条の会5周年記念集会」に参加。ギターアンサンブル”カルマンド”の演奏のあと、長澤さんの「政権交代と憲法9条」の講演を聞く。総選挙の時に争点になったのは「政権交代」、憲法問題が浮上しなかったのは、対立軸がなかったから。戦力と実力の使い分けで、憲法9条の「戦力」解釈が歪められること。国会法の改定で「法制局」答弁を封じ込めようとする動きなど、1時間の中で分かりやすく話された。

 新政権の動向に、目配りを忘れずに…本日の教訓。


「鶴の一声」     2009年11月20日(金)

 「中小企業金融円滑化法案」が未明に強行採決された。退場も強行採決も、与野党が逆転しただけの繰り返し…と思っていたら午後からは様子が変わった。報道でも「鶴の一声」…小沢さんの一声らしい。しかも、この「鶴の一声」は、事業仕分けの人選でも発せられたし、どうやら、よく鳴く「鶴」らしい。
同じ党内での事前の協議はなかったのか。本当の代表はどなたでしょう?と、聞きたい気持ち。

 緩やかなデフレ傾向という見解が発表された。一昨日、スーパーで「鳥取産ニンジン」が数本入って100円台で売られていた。「こんなに安値で生産者はどうするの?」と疑問を持ったが、人参だけではないらしい。消費者にとって、安値はうれしいが、人件費に跳ね返る。人件費が安く押さえられ、さらに物価は下がるし、人件費も下がる。消費力も購買力も冷え込んで、景気もさらに冷え込む。だから、なにか対策がいると思うが、まだ示されていない。

 さらに「官房機密費」も問題だ。総選挙が終わった直後に2億5千万円が支払われている。「機密費」だから、公表できないというけれど、そもそも「機密費」ってなんだって思う。家計で言えば、へそくりでもないし、交際費でもないし、家族に内緒にしないといけないお金と言えば…何でしょう?


京都会館…1800人  2009年11月19日(木)

 夕方から京都へ向かう。場所は京都会館第一ホール。来年夏の参議院選挙のスタート集会が開かれる。予定候補は成宮まり子さん。成宮さんは毎月京都駅で「反貧困ボランテァ」として1年以上ホームレスの方の支援活動を続けている。会場には、やむなくホームレスとなり、成宮さんたちにであって、住居や仕事を得た方達も登壇して成宮さんにエールを送る。ともに活動をする若者の話「どこでもいつでも、まっすぐにひたむきで本気の成宮さん」に胸を打たれる。
 市田書記局長は、総選挙後の国会情勢などリアルに報告。帰り道、電車の連絡もままならず、帰宅は11時を回り、夜食を食べてバタンキューとお休み…1日遅れの報告です。


今日この頃     2009年11月18日(水)

 朝の交差点に向かう途中、飛ばされっぱなしになっている傘を拾って通り道の木の枝に架ける。しばらく行くと皮手袋、交差点近くには毛糸の手袋が片方づつ落ちている。そして、交差点の真ん中にひらひらと落ちていたのは、女性用のパンスト。さらにペットボトルがバンバンと車に飛ばされている。それらをみんな拾い集めて、お土産つきで帰宅。ポイ捨てゴミが目立つ今日この頃。

 朝から議員団の会議が開かれる。会派代表者会議の報告やら予算要求書など案件は多い。夕方からも会議が一件。合間をみて訪問したりと寒い中でも忙しい1日。

 国の財布も、予定していたほどの税収はなくて、38兆円程度と財務省の話。冷え込んだ経済状況が分かりつつ、マニュフェストというアドバルーンを揚げて政権交代をした新政権。子ども手当て、高速道路無料化など、マニュフェストの中味の「事業仕分け」も必要ではないかと思う今日この頃。
 後期高齢者医療制度の廃止の先送り、普天間基地移転問題は二転三転、障害者自立支援法の見直しも定かではない。
「生活者の視点」だけは、ぶれないでほしいと願う今日この頃。

 
明日は親子リズム会を開きます。お待ちしています。

全員協議会    2009年11月17日(火)

 登校班の子どもたちが少なくなるグループが目立つ。新型インフルエンザの影響だろうか。冷たい雨が降る朝。

 全員協議会が開かれる。議会基本条例の細則や規則などについての中間報告と質疑が行われる。

 玉ねぎの植え替えなど畑仕事も気になるが、このお天気ではどうにもならず、宅内作業で終日。12月議会の準備もしなければ…一般質問の通告書が手元に届く。


「何をしに…」   2009年11月16日(月)

 一度目覚めてから、また、ゆるゆると寝てしまったらしい。目覚めてから「朝ダッシュ」をして、交差点に向かう。夜明けが遅いと目覚めも遅い…目覚まし時計のないくらし。

 会派代表者の会議に出席。その後、昨日のせいか祭りの様子を職員さんから伺う。参加者は約3万2千人。催しは一部見直しをされ縮小されたようだが、参加者は多かった。しごと館にも800人ほどの方が出向いたようだ。庁舎の内外では、職員さんが後始末に追われている姿が目につく…今日もお天気でよかった。

 庁舎のロビーで知人に逢う。森永ヒ素ミルク事件の原告団の1人として、薬害裁判を闘った彼女は来春の知事選挙に大きな期待を寄せている。「薬害被害の患者の立場で医療に当たってくれた病院の医師の1人が門さんだった」と。
 せいか祭りに姿を現した現職知事の姿が頭をよぎる。「何をしにきはったんやろ…」と。
 

せいか祭り      2009年11月15日(日)

 里山の畑で収穫した「冬瓜」をヨイショと袋に入れて、記念公園まで歩いて、せいか祭りに参加。いきいき健康里山の会でテントを借りて昨年に続いての出店。開店準備もそこそこに千客万来。準備したものは午後2時ごろには底をつく。木枯らしが吹く寒い1日だったが、参加者も多くて盛況。隣のテントでは、里山の会がかみでっぽうや篠笛づくりで初参加。
 一部を写真で紹介します。

     
   
松田流看板です               終日、満席の賑わい

     
 
「去年の作品もまだ飾っています。来年もきます…」。固定客も年々増えて作品も進化。
 
研修の2日間      2009年11月13〜14日

  雨上がりのびわ湖を眺めつつ研修

 13〜14日とびわ湖畔に出かける。残念ながら旅行ではなく研修会。京都府下の共産党議員が一堂に会しての会議が行われる。初日は全体会、特別講演、分散会と研修は夕刻まで続いた。2日目は昨日来の雨もあがり、会場からびわ湖を眺めながらの分科会。府下の介護保険のとりくみや課題について学ぶ。
 詳しくは後日、報告をするとして、同じ京都府に住んでいても、保険料やサービスの地域格差を感じる。

 会議を終え京都へ向かい、来春の知事選挙に立候補を表明した門さんの事務所びらきに参加。自分の足で歩き、自分の目で見、的確な洞察力で府政を検証、自分の思いを自分の言葉で語る方だと、再認識。

 ハードな2日間だったけど、学ぶことの多い2日間でした。


稲八妻…その語源   2009年11月12日(木)

 親子リズム会をひらく。本日のお客さんは双子ちゃん3組と姉弟1組で大賑わい。赤ちゃんの頃と比べるとそれぞれに個性的になり、遊びや興味も違ってきたが、いまだに名前と顔が一致しない。頭の中が混乱したまま、それでも楽しい半日を過ごす。

 午後から図書館主催の文学講座に参加。地名の由来について学ぶ。多くの地名はアイヌ語から由来しているという話を聞く。
稲八妻はアイヌ(われわれ)の住む八つ(多く)の谷間というのが原始の意味らしい。アイヌという言葉は人間(男)を意味するそうで、いち早く日本に居住したアイヌ人こそ、日本人の本流…といった話もあった。

 卑弥呼、それ以前から、稲八妻にアイヌ人が住み、なだらかな山あいの谷間で営みがされていたということらしいが、なかなかそこまでタイムスリットできない。

 夕方から会議が2件。寒さが増してきた。

「事業仕分け」    2009年11月11日(水)

 朝から所用で役場へ出向く。雨の中を赤ちゃんや小さい子どもさん連れの親子が目立つ。聞くと、子育て講座が開かれるとのことで関係職員さんも忙しそうに立ち働く。

 午後から時間を見つけて美容室へ。他の予約客もなくて、独りじめの美容室。いつものことだが、椅子にかけると条件反射のように眠くなる。うたた寝の間に夢を見ることもしばしばで、この静かな時間と空間がお気に入り。

 「事業仕分け」が話題になっている。ニュースでしか見ていないが、公開されていることはいいとして、判断の「ものさし」がなにかということが、よく分からない。仕分けの前準備としての「事業総括」は…?という疑問もある。さらには、この俎上に乗る事業そのものの「仕分け」はという疑問も残る。
 これから始めようとする「高速道路無料化」事業などは、始める前に「事業仕分け」をする必要があるかもしれないなど、垣間見たニュースを見ながら考えたことを少々…。

 明日は親子リズム会を開きます。お待ちしています。

「さざんか梅雨」    2009年11月10日(火)

 議員団の会議は朝から午後4時までの長丁場。新年度予算の要求書づくりを進めている。ボチボチと12月議会の準備も始めないといけないし、いろいろあって…長丁場。

 夕方から雨の中を京田辺まで所用で走る。この府道、いつ走ってもひやひや物で、特に夕暮れ時、その上、雨となってはひやひや度も増す。車道も狭いが、歩道がない。歩行者も多いし、自転車も多い。いつもはかけない眼鏡を取り出してかける。
バイパスとしての山手幹線もまだまだ時間がかかりそうやし、当分続く「ひやひや運転」。
立場を替えれば、歩行者や自転車の方は、もっと危険なわけで、道沿いの民家の方も大変だろうと、いつも思う。

 この時期の雨を「さざんか梅雨」と言うそうだけど、今朝、見つけたのは、数輪のさざんか。続くのか?…この雨。


落ち葉はき     2009年11月9日(月)

 年金者組合の仲間と”苔だまづくり”をする。女性のメンバーへのプレゼント用でつくりあげたのは30玉近く。気付いたころには12時も過ぎていた。

 夕方、届け物があったので、散歩がてらに歩いて街に出かける。4丁目の南北をつなぐ木製通路の落ち葉を掃く人がいる。木製で周りの雰囲気に調和したお気に入りの通路だが、腐食が進む。落ち葉をそのままにするとよくないので、時々”落ち葉はき”に出かけるが、同じ気持ちの方がいることをうれしく思い声をかける。この通路、「防腐剤を塗布のため」しばらく通行止めになっていた。一部を残してきれいに防腐剤が塗られていたが…一気に仕上げないのはなんでやろと、落ち葉はきの女性も不思議がる。
 
 夜の会議に出かける。京名和道の封鎖が始まっていた。こちらは、年に一度の安全点検のためとか。何事も、点検は確実に…修理は早くお願いしたいところ…。


「葉っぱ煮」     2009年11月8日(日)

 小春日和の1日。ひとまず布団を干して朝のスタート。午後からも訪問などで走り回って、時計は4時前。まだまだ、時間はあると余裕の構えで畑に向かう。
自称「晩秋ナスビ」を収穫したり、人参葉の間引きをしたり、えんどう豆を植える。玉ねぎの苗も順調やし、畑のj準備も…と、やることを考えながら作業を進めるが、すでに手元は暗くなり、秋の早い夕暮れが迫る。

 人参葉と大根葉を茹でて、ちりめんじゃこを入れて、定番の「葉っぱ煮」をつくる。刻み昆布も入れて、そ〜や、しその実もいいかもしれん、土しょうがの摺りおろしもと、いつもより、いろいろ入れて見る。調味料を除けば、本日の食料自給率は約80%くらい?と、自画自賛。


「七夕さん」      2009年11月7日(土)

 年に一度の「七夕ゲートボール」…正式には議長杯ゲートボール大会に参加する。議会チームとして参加するのは3度目だが、私は2回目。リーグ戦なので、一試合おきに4試合が行われた。
対戦したのは、菱田、里、桜が丘4丁目、北稲の各チーム。北稲だけでも4チームが参加。対戦相手の中には90歳超えの高齢者の方もおられたが「おかげで、しょっちゅう外に出てるから元気」とプレーも余裕しゃくしゃく。1点差、2点差という僅差の試合もあったが、結果は全敗。やっぱり「七夕さん」では、勝利には遠い。

 試合の合間を縫って「ははその森ふれあい文化祭」にも参加。
生け花にレモンやハブ茶などの花材が使われている。特にハブ茶は珍しく新鮮だったし、こんな使い方があるもんやと感心。
 この文化祭も「七夕さん」だけど、懐かしい多くの方に出会う。
昔話にも花を咲かせ、遊ぶ子どもたちに、その家族の面影を重ね、近況を聞きながら、ゲートボール会場へ踵を返す。


お化けしいたけ    2009年11月6日(金)

     
   
リンドウ                  しいたけ…密生

 
わくわく里山の会の例会に参加する。いつもは現地作業だが本日は役場で"せいか祭り”の下準備をする。木片でチップを作ったり、穴をあけたり、ノコギリを引いたり、いつもはあまりしない作業だが、根気よく続ける。

 帰り道に里山に足を運ぶ。道端に”リンドウ”が一株、かわいい花を咲かせている。田舎の山で見ていた懐かしいリンドウだが、最近ではあまり見かけることがない。大事にしたいと思う。
山道を少し登ると「なかなかでてこないね〜」と、半ば諦めかけていたしいたけが目に飛び込む。ホダ木の間隔が狭くて、いっぱい傘を広げたしいたけは、窮屈そうに密生。足元は沼のようになっているし、この湿度が「お化けしいたけ」を育てたのかもしれない。

 夕方から祝園駅で宣伝活動。浜田さん、成宮さんとご一緒する。来年は参議院選挙…政権交代→政治の転換→前向きに進めるために、がんばりますと、力強く訴え。


”祝園八景”     2009年11月5日(木)

 図書館文学講座に参加する。テーマは「祝園八景と南山城の俳諧文化」。○○八景と言うのはよく聞くが「祝園八景」は初めてで興味深く聞く。

 1723年(享保8年)に”祝園連中奉納八景句集”として、春日社の惣代の米寿の祝いに編纂されたもの。京都、奈良、江戸の著名な俳人が選者となり、地元や近隣の方の句80句が載せられている。祝園から望む八景は生駒山、山城、木津川、常念寺、郡山街道などの情景が詠われている。
 木津川をはさんで、大和街道と郡山街道を結んだのが「薮の渡し」だったというのも初耳だった。
 武内神社には、大正時代と平成になってからも、冠句の額があげられているとかで、近くにいながら知らないこの地の歴史を垣間見ることができた。

 60の手習いには少し遅いが、次回も参加の予定。

「予算委員会」    2009年11月4日(水)

 朝の通学路、登校班から少し遅れて兄妹が行く。妹の手には三角おにぎりが…恥かしそうに握られている。いろんな事情があるだろうと思う。少々行儀はよくないが、朝食抜きで行くよりはいいだろうと「信号待ちのときに食べや」と声をかける。

 議員団の会議を開く。いろんな作業もあって1時間早めに出かける。お昼過ぎまで会議と作業を続ける。その後、訪問したり、相談者の方にあったりして、夕方まで町内をあちこち回る。

 衆議院での予算委員会が続いている。委員会室に押し寄せる傍聴者が映し出されていたが、政権与党の議員さん達が圧倒的な様子。政治資金問題や天下り問題が野党自民党から出されていたが、自分達がやってきたことの反省もなくて、力は入っているが、説得力は…薄い。雇用問題で迫ったのは共産党の笠井さん。ニュースステーションでも一番にとりあげていたが、12月派遣村を再現しないためには、今すぐにでも対策が必要というのは、筋の通った話だと思う…が。

 明日は親子リズム会を開きます。お待ちしています。

”時計2題”     2009年11月3日(火)

 体重計と物々交換をした時計は、我が家では唯一の電波時計。朝、気付くと止っている。電池交換をして、はて、時間合わせはどうするのか…針を回すボタンはどこにもない。落ち着いて説明文を見ると「2〜15分待ってください。自動的に時間を合わせます」とある。なるほど、しばらくするとクルクルと針が回りだした。しかし、5分遅れのセットアップ。この遅れはどう修正するのか…分からないまま、元の位置に。

 玄関前の階段に、光るものが一つ。よく見ると、わが腕時計。どうやら夕べ落としたらしい…と、朝からの”時計2題”物語。

 昨夜は寒さで、幾度となく目覚めたが、巻き寿司状に布団を巻いて凌ぐ。サッサと起きて、布団を替えればいいのに、たいていの場合はそれができない。朝から布団や衣類の入れ替えと洗濯に精を出し、金魚の水槽を洗う。白くなった時は驚いたが、今はすっかり見慣れてしまった「お1人さま白金魚」…これからもお付き合いのほど、よろしく!


「年賀状」       2009年11月2日(月)

 寒気襲来…天気予報が的中。北風が木の葉をカラカラと舞い上がらせる。
 所用があって役場へ。担当課と懇談の後、議会事務局へ。会派室で仕事を済ませる。

 玄関先で郵便配達の方と会話「年賀状の注文を承っています。ご注文をいただければ、お届けします」と。毎年、年賀状は、コンビニや近くの郵便局で買っているが、局員(社員)さんのノルマなんかあるんだろうか…と、思いつつ「民営化見直しはどうですか」と、聞く。「現場で働いているものには無関係に、クルクルと制度が変えられるのは、迷惑。大事なのは利用者の方の安心と利便性」と、明快な答え。
「働く方の安心も大事ですね」と、こちらから加える。

 どのように見直しがされるのかは定かではないが、暑くても寒くても雨が降っても風が吹いても、せっせと郵便物を届けてくださる配達の方などにとっての最善の見直しこそ大事。

 今年の年賀状は、どこで買おうか…まだ、決めていない。

「永田町・権力の興亡」  2009年11月1日(日)

 午後から雨…という天気予報。朝の間にと、議会報告の全戸配布に出かける。9丁目の公園の木々にピンクのリボンが巻かれている。どうやら過日の台風でダメージを受けたらしく根っこが浮き上がっている木もある。優しい手当てをしてほしいと願いながら歩く。

 孫の1人が南陽高校でソフトボールをしている。兜谷グランドで練習試合があると聞いて出かける。遠征試合が多くて近くでの試合はあまりないので、まだ、見たことがない。彼自身は「家族観戦」は、好きではないようだが、押しかけて観戦。
 始まったのが11時15分。昼食も取らず、降りだした雨にも負けず観戦。第二試合は、途中で中止になったが、最後まで根気よく見届ける。

 NHKスペシャル「永田町・権力の興亡」を視聴する。1993年の政権交代劇、細川内閣成立、村山内閣誕生と終えん、社会党の解体など、一連の政権劇の内幕が語られていたが、権力を握るために繰り返された集合と離散。それは、国のためではなくて「権力」掌握のためだったという事。その中心にいたのが、小沢さん…だとすれば、彼の次の一手は何か。目が離せない。