たんぽぽ通信


 久しぶりの交差点立ち。長い夏休みが明けた。子どもたちはそれぞれに夏休みの作品を手に登校。昨夕、道であった1年生の男の子が「明日から学校やし、宿題がやっと済んだ」と、声をかけてくれた。「みんな、一回り大きくなったね…」と、スクールヘルパー仲間と会話。

 4丁目サロンに参加。「かわいいね」「小さな足やね」と、先輩顔の子どもたちが、生後2ヶ月の赤ちゃんを取り巻く。小麦粉粘土でつくったお団子とウサギのお面をつくり、一足早いお月見会。

 TVや新聞では「新政権」報道が続いているが、私の中ではやっと、日常が戻ってきた。
 昨日は、9月議会の一般質問の通告書を提出。議案書も手元に届き、軸足は「議会へ」。

「政権交代」     2009年8月31日(月)

 朝まで開票速報が続いていた。夜中に時々目覚めてみていたがほとんど記憶になくて、結果を見たのは新聞で。民主308議席、自民119議席、共産党は現有9議席を守った。自公政治が終えんし、文字通り「政権交代」が現実のこととなった。
 小沢代表代行の西松建設の違法献金問題や鳩山代表の故人献金問題などは「封印」されたまま、今はマスコミもそのことには触れない。先ず、それらの説明責任もしっかりと果たして、新政権をスタートしてほしいというのが私見。

 京都新聞に自民党の元幹事長の野中さんのコメントが掲載されている。「…前回は小泉改革、今回は政権交代への流れをマスコミが後押しをした選挙だ。この雰囲気は、戦争に突入した1930年代に酷似しているようにも思う。小沢一郎氏と鳩山一郎氏は異質な政治家で、民主党内に必ずひび割れが起こり、長続きはしない。〜新しく生まれる政権には平和と共栄を実現する政治を目指してほしい」と心中を述べているが、当を得た見解だと思う。

 小沢さんと鳩山さんは、スタートが自民党だということも一緒だが、「壊しや」と「宇宙人」では異質な2人。先ずはどちらがどう動くのか、新政権をどう動かしていくのかも見守りたい。

総選挙投票日     2009年8月30日(日)

 夕方に投票所に向かう。本日はコメント…なし。

298円          2009年8月29日(土)

 宣伝カーを降りてから、昼食用の食材を買いにスーパーに出かける。馴染みのお惣菜やさんに並んでいたのが「298円」のお弁当。もちろん消費税込み値段。
「こんな安値で売って大丈夫?」と、お店の人に問う。「他のスーパーでも売っているし、つくってみたけど、儲けはほとんどない」らしい。食材費はもちろんだが、容器代もいるし、人件費もいる。
夕方近くになれば、さらに3割、5割引で売られる。こんなに過当競争でいいのだろうかと、ついつい売り手の立場で考えてしまった。
 

 「今年の夏は、暑かったり涼しかったりで、体がついていきませんわ」と、高齢者の方。小雨の後、残ったのは蒸し暑さ。ほんとに、体がついていかない今年の夏。


だるまちゃんがいない   2009年8月28日(金)

 本日も早朝宣伝。帰って気付いたのが携帯ストラップの紛失。
だるまちゃんがいない。「だるまちゃんとてんぐちゃん」のだるまちゃんで、長女のお土産でお気に入りの一品だったが…残念。
だるまちゃんはだるまどんのうちに帰ったのか、それとも、てんぐちゃんと遊びに行ったのかなど、他愛もない思いを巡らして諦めることに。

 朝夕は涼しくなって「ヤレヤレ…」と思っていたのも束の間。夕方からマニュフェスト宣伝に出かけたが、ムシムシと暑さがもどってきた。草間の秋の虫は、相当、腕を上げてきたし、暑くても秋は近い。


いろいろと…。  2009年8月27日(木)

早朝からプラカードを持っての宣伝。夜は演説会。準備やらいろいろとめまぐるしい1日。

 書くことも、書きたいこともいろいろあるけど、公職選挙法でのご法度もいろいろ…。


「太陽の子」    2009年8月26日(水)

 会う人が異口同音に「焼けましたね〜」と、驚かれる。もともと、ナチュラルに日焼けしているので、年中、色がさめるということはないが、今年は「格別に日焼け」している。「長袖にしたら…」という忠告も受けるが、袖が長いと必ず「腕まくり」をしてしまう。
 5月の町議選があって、それで十分日焼けしたのだが、炎天下で畑仕事、そして今は総選挙で焼け放題の毎日。
 子どもの頃から「太陽の子」状態だったし、少し色があせたのは大阪で「営業ウーマン」だった頃だけ。

 「太陽の子」といえば、灰谷健次郎。表題に引かれて、子どものために買ったのに、一番先に読んだのは「自分」。続いて「兎の眼」も…。ずいぶん前のことで、内容を覚えているわけではないが、まっすぐに生きる子どもたちと、重荷をしょいながらも、明るくたくましく生きる大人たち。何よりも「平和」へのメッセージに心打たれたことを思い出す。

 いまさら、太陽の子とは言いがたいし、さしずめ「太陽おばさん?」で、がんばる…か。


「風見鶏」     2009年8月25日(火)

 アッ、また失言してしまいました。「お金のないものは結婚しないほうがいい…」なんて。

 結婚した時、ほんまに貧乏で「家もお金も」なくて、アパート住まいの古い家財道具を持ち込んだのは、夫の社宅。会社の敷地の一角に管理人用の社宅が建ったのをきっかけに「住むとこ」ができたからと、結婚を決意。家賃と光熱費が「ただ」というのが魅力だったけど、24時間「管理」という仕事もあった。合間を縫って内職もいろいろとやったけど、お金はなくても、結婚はできた。

 コツコツと働いていれば、何とか報われる、何とかやっていける…そんな政治がいいと思う。

 政治の風向きが変わると「風見鶏」は忙しくなる。そんな気配があちこちで感じられる今日この頃。
さて、風向きは…?


遅咲きの大輪   2009年8月24日(月)

 垣間見た世界陸上、高校野球が終わった。過日、訪問したお宅でもボルト選手のことが話題になった。小さな国の大きな選手…本当はもっとすごい人もいるんじゃないか、そのチャンスにめぐり合えていないだけかもしれないなど、話が弾んだ。
 あまり話題にならなかった、女子マラソンの尾崎さん、槍投げの村上さんが快挙。いずれも30歳手前で、スポーツ選手としては「遅咲き」だが「大輪」。

 高校野球も、テレビ観戦の余裕はなかったが、決勝戦は最後まで「ドキドキ」の試合展開だったし、選手達の流れる汗が眩しかった。

 好天続きの厳しい残暑だが、草むらでコロコロとこおろぎが鳴き始め、あきあかねが舞いはじめた。朝夕の風はもう秋の気配だが、夏の終わりの政治決戦。今しばらくは「熱い夏」。


プリンターも…。   2009年8月23日(日)

 プリンターのご機嫌が悪くなって、もう数日になる。ついこの間インクを替えたばかりなのに…。紙詰まりのあと、多少、調子を崩すことはあったが、何とか持ち直していたのに。時間をかけて修理をする間もないし、急ぎの仕事もあるし、ついに買い替えを決意。
 電話機といいプリンターといい、夏バテか、それとも「過労死」か、それとも「使い手」の問題か、その辺はよく分からないが、いずれにしても「予告」なしに壊れる。もう、その時から「立ち往生」をする。
 機器を買ったからとて、うまく接続できるかも疑問。ついに、ご近所の「お助け」マンの力を借りて、やっと起動。ついでにセキュリティー関係も見ていただいて、先ずは安心のパソコン環境に。

 朝から「マニフェスト宣伝」をツーラウンド。暑さ真っ盛りの4時間。こちらも、やや「夏バテ?」状態だが、「買い替え」がきかないので、「小休止」。

なつまつり        2009年8月22日(土)

 今日は「自転車デー」と決めて、準備万端ととのえて自転車を出すと、タイヤはペッチャンコ。空気入れを出してウンウンと空気を入れていると近所の子どもさん。「お出かけ?」と聞くと、「夏祭りの映画会に行きます」とのこと。もう始まってるんや、と、会場に向かう。会場は準備真っ最中。昨年は雨にたたられたけど、今年はお天気は大丈夫と、みなさん、太鼓判。

 本日の仕事を全て終えて、盆踊りの「生音頭」が聞こえ始めた頃に再度、会場に。フッと立ち寄ったテントで、話が弾んで、気がついた頃に盆踊りは終わり、抽選会。

 毎年、踊っている盆踊りも今年は無縁。終えん後に写真を一枚。お天気が何よりの夏祭りでした。


          

「バッタン・キュー」  2009年8月21日(金)

 後援会ニュースの宅配、ツーラウンド。ビラ配布、ワンラウンド。候補者カー乗車2時間。合間に高校野球をチラチラと見て、エースにアクシデントのあった花巻東高校の勝敗を気にしながら飛び出す。

 帰宅後は「バッタン・キュー」と、ベッドの人でした。


「道案内」       2009年8月20日(木)

 午前中は宣伝カー乗務。午後から役場へ。北駐車場で「あの〜」と、声をかけられる。「学研都市病院はどちらでしょうか」と。大阪からの車だった。地元の者にとっては分かりやすい場所だが、他府県から来られた方には、分かりづらいのだろうか…と、案内看板の場所を思い起こしてみるが、定かには思い起こせない。
山手幹線や精華大通りなど町内の幹線道路沿いに主要施設の案内板が少なく、来訪者にやさしい町とは言い難いのも確かで、今後の課題やな〜と、道案内をしながら思う。

 「急がばまわれ」   2009年8月19日(水)

 昨日、超特急で仕上げ、印刷までした”ちらし”の間違いに気付いたのは今朝。「せいてはことを仕損じる」を地で行く失敗。
「急がばまわれ」を教訓にやり直し。

 出たり入ったりの一日だったが、お昼過ぎに「こんな炎天下に…」と、気が進まないまま出かけると、道端で遊んでいた子どもたちから「まつださ〜〜ん」と、元気な声がかかる。頭からポタポタと汗を流しながら遊ぶ子どもたち。「どこに行くの〜?」「お仕事よ」と言うと「行ってらっしゃい」と見送りを受ける。
それだけで、すっかり元気になって、気分も上々。「がんばらな…!」と、思いなおして「1日」を走る。

 電話機も新調。ゆっくり品定めをしている間もなくて、いきあたりばったりの買い物で、「急がばまわれ」の教訓は、活かされないまま…。


修理か買い替えか   2009年8月18日(火)

 朝の一番にNTTの電話故障係に連絡。午後に点検をしてもらう。結果は、引込み線の不具合と、電話機の故障のダブル原因。電話機は修理か、買い替えかの選択を迫られる。

 城陽の”元家”には、いまだにダイヤル式の黒電話が健在で、今でも使える。多機能になった今の電話機は、5年サイクルの買い替えとなる。
「何度、電話しても話中、FAXがはいらへん…」と、お叱りをいただいく。明日には、なんとしても買い替えを…。
 
 ジリジリと焼けつくような暑さの中、終日、クルクルと動き回る。
お盆明け…残暑は厳しい。


電話…急病     2009年8月17日(月)

           

 
昨日の「天の橋立」続報。有名な”またのぞき”と”文樹”。

 終日、明日から始まる総選挙準備に追われる。お盆をはさんでの選挙は何かと大変。ルールも細部にわたって複雑だし、わかり辛い。

 夜になって電話の不調に気付く。まったく「音なし」の構え。この原因究明も急がねば…。


灯篭流し       2009年8月16日(日)

     
 
 
両親の墓参のために早朝から京丹後市の網野に向かう。行きは天の橋立、帰りは宮津に立ち寄る。橋立の成相山に登るのは中学生以来、宮津の灯篭流しは高校生以来と、久々のこと。

 宮津湾の中に浮かべられた精霊舟は、夕暮れになると火がつけられ一気に煙が天へと昇っていく。赤白の灯篭は、さざ波にゆらゆらと揺れながら流されていく。精霊舟が燃え尽き、赤白の灯篭が寄り添うように波間に集まった頃から花火が打ち上げられた。

 営々と続けられる「灯篭流し」。
「明日の掃除は苦労やね…」とは、地元の方の話。花火の音を背中に聞きながら、車中の人になった。


終戦記念日       2009年8月15日(土)

       

 
64年目の終戦記念日。平和のつどいが行われている加茂の浄瑠璃寺に出かける。加茂では合併前から8月15日の終戦記念日に、町内のお寺で「平和の鐘」を鳴らす取り組みが行われている。最初に始まったのが浄瑠璃寺で、今年から2順目のスタート。ご協力をいただいているのは6寺と聞いている。

 戦争体験を話されたのは地元の方で、14歳で親元を離れて、農兵隊として志願。福知山、長岡京などで、開墾に従事した体験をお話された。話をされながら、当時のことを思い出し、何度も胸を詰まらせ、最後に「戦争は二度としてはいかん!」とくくられた。
 詩の朗読やオカリナ演奏、最後には手づくりのお寿司をいただいて懇話会。
 せみ時雨のなかで、平和への願いを新たにした、8月15日。       


「がっちゃんポンプ」   2009年8月13日(木)

 朝から次男ふぁみりーを誘ってお墓参りに行く。墓地にある水くみようのがっちゃんポンプがお気に入りで、今までだと、そこで水遊びを始めて、帰る頃には「ぬれねずみ」になっていたが、今年はそこそこに切り上げて無事。

 「がっちゃんポンプ」は、今はほとんど見かけないが、学生時代の2度目の下宿先は、うなぎの寝床状の長屋で、水道もガもなかった。ポンプで水を汲み、七輪で火をおこして、炊事、洗濯をしていた。七条御前の一角にあったが、人情の厚いご近所に囲まれた懐かしい場所だ。お墓参りとこのご近所が自分の中で結ばれるのは、この「がっちゃんポンプ」のせいだと、気付いたのは今日。

 お団子をつくったり、スイカ割りを楽しんだり、久しぶりに孫たちと一日を過ごす。先立った「おじいちゃん」には申し訳ないけど、みんな元気がなによりの「お盆の供養」だと、夜までお付き合い。


お盆前…掃除      2009年8月12日(水)

 昨日から予約をしておいた美容院。開店一番のお客さんになる。お昼過ぎに行くと、いつも、居眠りをしてしまうが、今日は目も口もしっかりとあけて、久しぶりにおしゃべりをする。

 お昼前からお盆の仕度で城陽に行く。お仏壇の世話もなかなかできていないが、いつも思い出すのは義母の話。彼女は稀に見る「掃除嫌い」というか、苦手な人で、義父が亡くなった後も頓着なしで暮らしていた。「たまにはお仏壇の世話もして…」というと「昔から、仏,ほっとけ、神、かまうな…言うて、かまいすぎない方がいいんや」と、理屈を並べて、無頓着だった。

 お仏壇の前に座ると、いつも、この言葉が頭の中をよぎる。でも、義父はきれい好きやったし、夫は義母似やったし、3人3様だったけど、うまくバランスをとって、こんなところで…ごめんなさい。
 

「浜田さん」は、えらい! 2009年8月11日(火)

 台風だけでも怖いのに地震まで…早朝からニュースが続く。ゆっくりと見てるわけもいかず…早朝宣伝の日。祝園駅に向かう。
浜田よしゆきさんとご一緒する。浜田さんは3年間、ウェークデーには必ず、どこかの駅にたってこられた。宇治市から南山城村までと守備範囲は広いし、笠置や村に行く時は朝も相当早い。石の上にも3年の早朝駅頭宣伝。ほんまにえらいと思う。

 議員団の会議もあり、午後からの会議もあり、夜の会議もありの「会議づくし」の1日でした。


…赤紙配達人     2009年8月10日(月)

 昨日からの雨は、今朝も続く。あ〜〜ぁ、乾かんな〜洗濯物。
台風9号が大雨を降らして、西日本各地で被害続出。亡くなられた方も多い。洗濯物くらいで、ブツブツといっている場合ではない、と朝から掃除。

 午前中は来客。各党のマニフェストの評価点が話題になっているが、あくまでも2大政党の話。点数だけが、踊り、先行するのでは、と心配するところだが、現物のマニフェストはまだ、お目にかかっていない。

 夜、TVドラマ「最後の赤紙配達人」を見る。たった一枚の赤紙で戦地に赴く若者。赤紙を配達することも「お国のため」。戦死者の訃報を届けるのも「配達人」の仕事。「万歳」と叫んだその心の奥にそれぞれにあったそれぞれの思い…自分だったらどうする?と、自問自答。


日曜朝市       2009年8月9日(日)

     

 
朝からアルプラザに買い物に行く。日曜朝市とかで、ワゴン積みの野菜や魚などに人気がある様子。ワンケース97円の卵に目がいく。安いという気持ちと大丈夫?という気持ちが入り混じったが試しに買う。そこで、バッタリと知人に逢う。彼女も「安いのには勝てない」と、卵を手にしている。一緒や…と、共感。

 午後から演説会。心配した雨もあがり、準備した椅子席はほぼ満席。浜田さんの話も熱を帯びてきた。候補者として3年1ヶ月。
何度も「解散か」と言われながら、長距離を走って来られた。いよいよラストスパート、もうゴールは近い。
 山下よしき参議院議員は、パネルを使いながら、説得力のある話で、会場からも「合いの手」が入る。

 8月…はやい。ボチボチと、お盆準備も始めないと…。

演説会のご案内    2009年8月8日(土)

 朝から夜まで、明日開く共産党の演説会の案内をして、町内をくまなく宣伝。R163は昼過ぎには車の列が続き渋滞状態。ガソリンスタンドに寄ると「こんな時間から渋滞は珍しい」と、スタンドマン。在所のお寺では「施餓鬼」でおまいりの人が往来。世の中は「お盆」模様なんやと、町の情景を見ながら終日、走る。

 演説会のご案内
  8月9日(日) 午後2時から3時まで
  精華町役場 交流ホール
    山下よしき参議院議員 浜田よしゆきがお話します。


  ご参加をお待ちしています。


里山の珍事        2009年8月7日(金)

   
 里山の花(名前は忘れました)       あ〜〜ぁ、黒豆
 

 健康わくわく里山の会の例会に参加。つい先日、見に行った時は無事だった黒豆の根元が見事に掘り起こされている。犯人はどうやら「いのしし」。すぐ下には府道があるし、車の往来もある。多分、夜なべ仕事らしく、掘り起こされた黒豆は、まだ、元気だった。無事だったのは「ゴーヤ」。匂いが、いのししの趣味に合わないらしい。来年は、畑の周り中、ゴーヤカーテンにしょうかなどの「珍案」もでる。

 下草がりが行き届いた加減か、あちこちに山野草が芽吹き、かわいい花を咲かせている。

 退職後、篠笛づくりを始めた方も来られてお話を聞く。昆虫をスケッチして「切り絵」にする妙技もお持ちで、元職は建築設計士さん。設計図のような緻密なスケッチは見ものだし、どこかで「課外授業」もされているとか…。
 綿の実から木綿の織物をされたり、折り紙名人の方もおられるし、多彩な才能や技の持ち主が多いのにいつも驚かされる。

 一堂に会して、何かイベントはできないか…など、想像するだけでも楽しい、人々との出会い。


…64年        2009年8月6日(木)

 原爆投下から64年。秋葉広島市長の言葉はいつも、胸に響く。主張がある。2020年に核廃絶を目指すと宣言した。
もう、10年ひと昔前の話だが、原水禁世界大会に参加したことがある。当時の首相は小泉さんだったが、よく言う「味もしゃしゃりもない」事務的なスピーチだった。今年も首相のスピーチは似たり寄ったりで、とりわけ、TVの字幕スーパーを見ながら「漢字の読み違え」チェックに、気がいってしまう。被爆者救済の枠を広げたことをPRしてたけど、まだまだ、不十分だということも、知っていてほしい。

 朝から、会議があったり、届け物で木津まで走ったり、午後は宇治市で会議があったりと、とかく、走り回りの1日。

五つ子ナスビ      2009年8月5日(水)

     意表をついて、五つ子のナスビ
 
 議員団の会議。もう、9月議会の準備…時の速さを実感する。
夕方近く、保育所前にお邪魔して宣伝活動をする。延長保育の子どもたちが「りレーごっこ」をしたり、「だるまさんがころんだ遊び」をしたり「おおかみさん、いまなんじ?」あそびをしたり、元気に外遊びを楽しんでいる。遊んでいる子どもたちについつい見とれてしまう。

 夕方になって畑に収穫に行く。ナスビが枝分かれしているところに黒いかたまりが見える。何日か前から「なんだろう?」と怪訝に思っていたが、思い切って手を伸ばす。黒いかたまりは、五つ子のナスビだった。分かっていればもう少し丁寧に採ったのに…。
豊作スイカも収穫。大小取り混ぜて5個。足元において車に積もうとしたら、影も形もない。緩やかな坂道をゴロゴロと転がって、はるか先の方に、すまし顔で車道の手前で停止。
 ブツブツと独り言を言いながら、畑でだって…いろいろある夕暮れ。


人形劇/スライム   2009年8月4日(火)

 朝から祝園駅で宣伝。「待たれた梅雨明け…夏本番、総選挙
も本番。あついですね」と、朝のあいさつから始める。

 4丁目の子育てサロンに参加。腹話術人形劇団の方がボランテァ出演をしてくださる。マジックも交えて巧妙な演技。赤ちゃんから小学校6年生までの幅広い参加で盛り上がる。松田が担当したのは「スライムづくり」。夏休みのこの時期にやり始めて4年目のスライムづくりだが、ピタッと決まるのは何回やっても難しい。「バサバサや」「水が多すぎた」とできばえもいろいろ。夢中になっていたのは小学生とお母さんたちだったかもしれない。
 片付けをしてると、参加の小学生が「お手伝いしましょうか」と雑巾がけを手伝ってくれる。異年齢の子どもたちが一緒に遊ぶと、それだけで楽しさも倍増する。
 夏休みだからこそできる遊び体験…もっと機会が増えればいいのだが。


出会いがしら      2009年8月3日(月)

 古紙回収日。新聞をまとめて玄関先に出しに行くと、つい先の四辻に車が2台止まったまま。どうやら交通事故らしい。出会いがしらの衝突事故で、双方の車は損傷している。ビジネスカーと乗用車の事故だったが、時折、この四辻では事故がある。事故にならないまでも”ひやり”とすることは、住宅内の他の四辻でも時々経験する。
現場検証が終わった頃に、剪定バサミを持って、現場近くの植栽を剪定する。気になりながら、長雨でついつい後回しにしてしまったことも後悔。

 つい先日、車庫いれに失敗して、車の後部を”ベコン”とへこませてしまった。多分、あの日は「暑さあたり」で、ボ〜〜〜としてた結果で、結構、悔やんでいたが、自損事故で終わったのは「不幸中の幸い」だったと、今にして思う。

平和祭典          2009年8月2日(日)

 お昼から「精華町平和祭典」に参加する。図書館職員さんの電子絵本は3本立て。

 エンピツびな…戦争が激しくなり、小さな町に引越しをした女の子。出会ったのは、勉強は得意じゃないけど、元気でやさしい男の子。小さくなったエンピツでつくった「おひなさま」。次は「3人官女」をあげるよ、と約束。でも、それきり、男の子は”帰らぬ人に”。小さなエンピツに込められた少年のやさしさ、少年の命まで奪ってしまう戦争。

 すみれ島…海辺の学校。上空を毎日飛ぶ特攻隊の戦闘機。生徒達はすみれを摘んで、慰問。初めて知らされた特攻隊の片道切符。いつの頃からか、すみれの花がいっぱい咲き乱れるようになった無人島。無人島のすみれの悲しい歴史。

 おれはなにわのライオンや…大阪の動物園のライオン。いつも腹ペコだけど「日本は世界を相手に戦争しとる」と聞いて「自分も…」と、張り切っていた。ある日、軍から支給された「お肉のご馳走」。翌日には動物園にはもう動物はいませんでした。

 少年も若者も動物も悲しい結末…戦争。映画は時間がなくて見れなかったけど、絵本だけでも十分に伝わった戦争の悲劇。
例年になく参加者が少ないのが心残りの「平和祭典」でした。


「道」ウォッチング        2009年8月1日(土)

 新婦人の会のみなさんと町内の「道」ウォッチングをする。前回の会議のときに「むくのきセンターに行くのに、自転車で行くのが危ない」「かしのき苑に行くのも自転車では…」など、公共施設への「道」の問題が出された。以前から保健センターへも狛田方面からの歩道は未整備だし、通学路の安全問題も出されている。一度、みんなで見てみましょう、ということで本日、実行。
 精華町では、公共公益施設の分散化がまちづくりの一つの基本になっているし、確かに、分散されている。しかし、その周辺整備にはまだまだ、課題が多い。しかも、いまだに南部には公共公益施設はない。
 バランスのいいまちづくりという視点から、分散化はいいとしても、それらを結ぶ公共交通も視野に入れて進めなければと思う。


 今日から8月だというのに、真夏日もなく、涼しい。「冷夏」というには梅雨明けもまだやし、ひまわりも頭をさげ気味。夜になってドーンドーンと打ち上げ花火の音を掻き消すように夏の雨が続く。