たんぽぽ通信
やっぱり「箱」のよう   2009年2月28日(土)

 昨日の冷たい雨がウソのように、霧の中から暖かい陽ざしがのぞく2月の終わりの1日。
 朝から雑用を済ませ、午後からはビラ配布や後援会ニュースをしながら最後の集金に。
 昨年から自治会内で問題になっていた「マンスリーマンション」
が全容を現した。敷地の真ん中に「箱」のように建っている。何となく落ち着かない雰囲気の建物だし、道路に面する北側には窓の1つもなくて、それ自体異質な感じがするし、なんとも無機質な建物である。

 次男宅から電話が入り、3人の孫たちがそろって「インフルエンザ」らしい。先ずは「マスク」を買ってから見に行かねば…おすそ分けをもらうわけにはいかない。


停電…?         2009年2月27日(金)

 朝風呂に入ろうと準備をしていると、突然”ブゥオン”というような音がして電気が消える。「停電…?」か、と思いご近所の様子を伺うが、我が家だけ。ブレーカーを見るが暗くて見えない。
電話も、お湯も、トイレも電気がなければ使えないことに改めて気付く。タウンページを取り出して電気屋さんに携帯電話で連絡。とりあえず、ブレーカーをあげて様子を見るが、予定の用事もあってそこそこにして出かける。
 PCも不調だし、給湯器もなんだか不安定。夜の帰宅も遅くなってそのままダウン。


不思議な制度       2009年2月26日(木)

       

 
何となく穏やかな朝。チューリップの芽が一段と大きくなったような気がする。クロッカスが思いがけない所から芽を出して花をつけている。

 親子リズム会で大きな模造紙を準備して、思いっきり「なぐりがき」をしようと準備する。なんでも「口チェック」をしたい盛りの男の子が2人。無謀な計画と分かり、早々に断念。
 その模造紙を使って、「子育てサロン…一年の足あと」のパネルを作成。まだ、3月の活動を残しているが、延べにして650人の親子、サポーターが活動したことが判明。「継続は力」…ほんまにそうやと再確認。

 夕方近くから集金と訪問。「定額支給金は返すから、消費税が上がっても5%で結構、というカードがほしい」「子育て特別支援金が3人目だともらえないのはおかしい」「2人目が3歳以下だとなんでもらえないの」など、疑問がいっぱい出される。この制度は数え上げればきりがないほど疑問が出される…不思議な制度。
3月議会でも問われる問題の1つ。 


3月議会のお知らせ  2009年2月25日(水)

 議会運営委員会が開かれる。3月議会の日程が決まる。新年度予算は予算決算委員会で審議される。
日程のお知らせ
3月3日(火) 開会 議案説明   10:00
  4日(水)  代表質問      10:00
 5・6日(木・金) 一般質問    10:00
  9日(月)  議案質疑      10:00
 10日(火)〜13日(金) 予算決算常任委員会
         (13日のみ13:30 他は10:00)
 16日(月) 総務教育常任委員会 10:00
         民生環境常任委員会 13:30
 17日(火) 建設産業常任委員会 10:00
 24日(火) 全員協議会       10:00
 26日(水) 委員長報告・採決   13:30

 取り急ぎ、日程のお知らせです。

 明日は親子リズム会を開きます。お待ちしています。


自給自足       2009年2月24日(火)

 訪問先のお宅の庭に植樹したばかりのみかんの木が目立つ。
「植えはったんですね、みかん…」というと、「ねらいは自給自足。桃も梨も柿もさくらんぼも梅も…実のなる木に植え替えてます。野菜はプランター栽培して、これからは自給自足の時代。まるで、戦中、戦後みたいですわ」と、男性。
 さらにもう一件のお宅では「裏の畑においしい水菜ができてるし一株、どう?」と、柔らかい水菜を一株抜いて袋に。
 
 雨が降ったりやんだりのお天気なのに、玄関先での長話が続いて、やっぱり、はかどらない集金。毎月、一度のこの活動、結構、他愛のない話を楽しむ自分がいるし、教えられることも多い。いろんな土地からきて、この地に住まいを構え、縁があっての”出会い”。大切にしたい…この出会い。


早朝仕事        2009年2月23日(月)

 代表質問の通告書が出来上がったのは午前10時。締め切りは本日の正午。あれもこれもと思いを巡らして、なかなかまとまらなくて、最後は追い込まれての結果。

 レポートや文書のまとめなどは、早朝仕事がいい。私だけかもしれないが、夜になるとその日のいろんな情報などが、頭の中でグルグルと錯綜して、時間をかける割には効率が悪い。以前からそんな風に勝手に決め込んで、今日も早朝仕事。

 午後から建設協会の方と懇談。いろんな要望をお聞きする。京建労からお預かりした請願書を事務局に提出。両者は所属の団体こそ違うが、経済不況の深刻な影響を受けての厳しい実態は同じだと実感。

 夕方から夜にかけて打ち合わせや会議が続き、やや、朦朧状態。朦朧(もうろう)って漢字…むつかしいんやと、今、再発見。

町議選日程、決まる   2009年2月22日(日)

 朝一番に「廃油回収セット」のセッティングに集会所に。たいていは回収時間内は側にいるのだが、先月、今月と続いて忙しくてそれができない。後の始末はもう1人のボランテァさんにお願いしてかしのき苑へ。
 
 
過日町議選の日程が決まった。5月5日告示、5月10日が投票日となっている。GW中の選挙戦となる。衆議院選挙も今の様子では早くなるかもしれないし…ダブルとなるか、引き続きとなるかは不明だが忙しくなることだけは必至。
 
 
多くの方の応援をいただいて本日は終日行動日。午前中は前参議院議員の西山とき子さんと街頭で宣伝。学研記念公園は凧揚げやボール遊び、犬の散歩など思いおもいのスタイルで雨上
がりの公園で大勢の方がくつろぎ遊ぶ。


 
雨は切りよく夕方から降り出した。終日あったかくて本当によかったとお天気にも感謝…応援に来ていただいた方にも感謝。

伊藤さん       2009年2月21日(土)

 年金者組合の役員会に参加。会場のホールでは和太鼓練習の太鼓の音が調子よく響く。一時期、和太鼓の練習をしたこともあったが、音のトラブルなんかもあって気を使いながら練習をした事を思い出す。

 午後から一歩きしてビラ配布。風もないし暖かいし、歩くほどに汗ばむ。途中で知り合いの方に会って長話になる。

 夜は通夜に。長らく町の監査委員として尽力された伊藤さんが永眠された。現職だった頃もいろいろ助言や励ましをいただいた方。故人を偲ばれて多くの方がおまいりに。囲碁仲間だった光台の方とご一緒に故人にまつわる「よもやま話」をしながら、帰路につく。


捨てるかみあれば…  2009年2月20日(金)

 「わくわく健康里山の会」の例会に参加。一年間の活動の「ふり返り」などを行う。参加者の方の期待や動機などはさまざまで、それぞれの思いを出し合って話し合う。「来る人拒まず、去る人追わず、人の悪口は言わない」で、里山での活動を通じての健康づくり…という一義的な目的は達成したのではないか、と言うのが私の感想。
 
 お昼の時間にスーパーに買い物に行く。レジで買い物客に渡しているピンク色の広告ビラ、多くの客はそのまま、ゴミ箱に捨てる。捨てられたビラを集めている女性がいる。「どうしはるんですか」と聞く。「色紙の代わりに使っているんです。きれいやしもったいないし、ゴミにするよりはいいし…」と言われる。
 捨てるかみあれば、拾うかみあり…なるほどと納得。いつも悩ましい「捨てる紙」問題。古紙回収に出せる分は問題ないのだが…。

 午後からも雑務満載、夕方からは会議も一件。冷たい雨…明日は晴れるだろうか。

目をあけて…。    2009年2月19日(木)

 いつもより遅めだが、次々にメンバーが来られ、親子リズム会を開く。再来年の幼稚園をどこにしようか…先輩ママさんから情報収集して今から準備に余念がない新米ママさん。
子どもたちはままごとに続いて「ハサミ」遊びに夢中。最初はぎこちなくて危なっかしくてハラハラするが、使い方を少しお手伝いするだけで上手に使えるようになる。
スプーンに始まっておはし、はさみと使える道具が増えると、子どもたちは一歩ずつ”文化人”へと進化。
 水槽の金魚が動かないのを見たTちゃんに「金魚は今、寝てはるよ」というと「でも、目をあけてはるやん…」と、逆襲される。

 午後から議員団の会議。新年度の予算書も配布されたし、いよいよ3月議会準備を始動。

万歩計          2009年2月18日(水)

 いつもそうだが…予告なしにやってきた地震に朝からびっくり。ずいぶん広域に揺れたらしい。
 朝から会議と分かっていながらセーターの手洗いなどを始め、時間になって慌てる。家事の計画性がなく思いつきで始めてしまう…始めると途中でやめられなくて、慌てるのがいつものパターン。

 午後から昨日に続いてのビラ配布に出かける。本日は3時間コースと決めて、万歩計をセットして出かける。歩数は2万7千歩余りを記録した。帰り道にケーキを買って自分への「ご褒美」にする。
あまり使わない万歩計だが、1日何歩というような目的があるわけではないが、使ってみると結構歩いてたんやというのが数字で分かる。

 夕方から「子どもと教育を考える会」の事務局会議、続いて会議が一件あったし、多忙な1日。

 明日は親子リズム会を開きます。お待ちしています。

子育てサロン        2009年2月17日(火)

   

 
昨日、べそをかきながら学校へ向かう女の子が一人。今日も気になったので交番前交差点に向かう。やっぱり、みんなから遅れてべそをかきながら登校。理由は分からないけど、辛いことがあるやんやろな〜と憶測しながら声をかける。

 4丁目のフリースペースに出かける。子育て支援センターの出前保育をお願いしていたので、はじめのあいさつの歌や、赤ちゃんのお守りが仕事。最初は底冷えのしたホールも次第に熱気を帯びて終わる頃にはホカホカ。

 2時間コースのビラ配布に出かける。道端ですっかり伸びきったつくしを見つける。まだ、2月の半ばなのに早すぎる。
万歩計は1万歩をしっかりオーバー。よく歩いたが、足裏のアレルギーは少々悲鳴をあげる。

 中川財務相が辞意表明。国の台所を預かるかなめの要職がこれでは…「笑っちゃう」では済まされない失態というか醜態。


施政方針…届く      2009年2月16日(月)

     教室を利用した学童保育室
 
山田荘小学校の学童保育所を訪問する。児童数が増えて学校の空き教室を活用して学童保育室に改造。板間では冷たいので畳を入れて廊下も仕切って独立した部屋になっている。今は主に学習室として使っているとの事。寒い中を出向いて説明に当たっていただいたのは担当課の職員さん。学童保育の時間延長のことなども出してみたが…指導員雇用が嘱託・アルバイトということもあり、困難とのこと。
 京田辺や宇治田原などでは午後6時30分までとなったし、そのあたりのことはどうしているのか聞いてみようと思う。

 平成21年度施政方針と主な事業の概要が届いた。予算規模は16億5千万円ほどの増額予算だが、繰り上げ償還や用地買戻しが主な内容で、実質的には昨年並みの予算規模となっている。
新規事業としては北の堂の集会所の立替に向けた設計業務、保育所の統合新設に着手、精北小学校体育館の耐震工事、精華西中学校の増築工事の実施設計、身障者・高齢者への図書宅配サービスなど。妊婦検診無料化を14回に拡大する事業などもおり込まれているが、子どもの医療費拡大などは見送られる。

 施政方針がどのように予算の中に具現化しているかもあわせて「代表質問」をしたいと思っているが、予算書が届くのは週末。追い込まれそうな週末を今から予想。


ジャガイモ植え   2009年2月15日(日)

 いろいろとやりたいことはあったし、行きたいところもあったが…思い切って畑に行く。畑仕事はタイムリーにやらないと後々に響く。まだ、寒い日があるかもしれないけど、ジャガイモを植える。少しばかりのワラを燃やして灰をつくり、種芋の切り口につける。理由はよく分からないが、子どもの頃からの経験の踏襲。
えんどう豆にも、やっと”手”をする。近くの田んぼの”プロ農業者”の方の真似をするが、あんなにうまくはいかない。やっぱり「餅は餅屋」だと感心する。

 あぜ道にいぬふぐりが小花を咲かせ、ヨモギの新芽が吹く。久しぶりの鍬仕事で、冬の間、汗などかくことはなかったのに久しぶりの汗をかく。気がついた頃には時計は2時を回っていた。
 
 ボチボチと確定申告の準備もしないと…これは”夜仕事”。

セールス電話     2009年2月14日(土)

 午後からの来客に備えて玄関や階段周りを洗ったりとバタバタとしている時に電話がなる。
「今、ガスや電気代が高くついて大変ですね。お得になるコースがあるのですが…」と○○電気店のセールスさん。
 「来客準備で忙しいので、ごめんなさい」
「いえいえ、1分間だけ時間をください。……若い方もそうですが60代の方も……」と、地球温暖化の話も持ち出しながら話が続く。
 「失礼ですが…○歳台というのはどうしてわかるんですか」と問い返す。
「お声も若いし、60歳代の方だと見当をつけてお話しています」
……60歳代を若いとはいわんやろ、と胸のうち。
 「お宅が売りたいものは何ですか?もう1分はとっくに過ぎてますけど…」
「今日が駄目なら、明日、お電話してもいいですか。それが駄目なら明後日のご都合は…?」
 いつになく粘り強いセールスさん。結局、売りたいものが何なのかさっぱりわからないまま「お話し上手はよくわかりましたが…」と受話器を置く。
 クリーンサービス、結婚相談所やソーラー、オール電化やマンション販売と数え上げればきりがないほどセールス電話が入る。

 以前、子どもの教材販売で購入の水際で解約した苦い経験があるし、外壁塗装も契約しそうになった。あの頃は若かったけど、もう60代…それなりの実績はあるつもり。


迷走…迷路     2009年2月13日(金)

 今にも泣き出しそうな空模様を気にしながら、浜田よしゆきさんとハンドマイク宣伝と訪問。浜田さんの予定を聞くと本日は早朝の駅宣伝に始まって、夜の駅宣伝までスケジュールはいっぱいいっぱい。いまだに衆議院選挙の見通しはつかないし、昨日の元小泉総理の発言で、”迷走”しながら、いよいよ”迷路”に入り込んだ。ゴールの見えないマラソンランナーのしんどさを思う。

 午後からかしのき苑に貸し館手続きに。玄関先で1人の女性がたたずむ。「バス待ちですか?」と聞く。「一足違いでくるりんバスに乗り遅れて、タクシー待ちです」「ずいぶん高くつきますね〜」と、自分感覚で問うと「でも、楽しかったからいいんです」と言われる。
もう少し便数があれば、安くて楽しくて便利に過ごせたのに…と、自分感覚で思ってしまう。

 精華町の北から南まで一巡して用事を済ませ、夜は祝園駅で宣伝活動。今日も懐かしい人に会ったし…これだけでも十分だと合点して雨の中を帰路につく。


ワークシェアリング   2009年2月12日(木)

 親子リズム会を開く。「魔の2歳児です!」とあるお母さん。集まったのは2〜3歳児の男の子4人。自我が芽生えて、やりたいことはいっぱいあるのにままならないし、自己表現するにも「言葉」が足りない。だから、今は「魔の2歳児」と彼らを呼ぶらしい。
それは、確かな成長の一段階、発達の節目なのだが…。

 「最近、夫の帰宅時間が早くなった。残業はしたくてもないし、給料もその分減るし…」「うちは、残業はあるけど、サービス残業」「幼稚園にお金かかるし、せめてその分でも働かないと…」
と、声は明るいが、いつもと違って深刻な話が続く。
 ジワジワと押し寄せる経済不況の影…いろんな形で進められるワークシェアリングが、生活の形を変えようとしている。

 夜、国際女性デーの相楽実行委員会に参加し、その足で、議会基本条例の意見交流会を傍聴。本日が交流会の最終日。3ヵ所で傍聴したが、以前にも書いたように、百花繚乱…反映の仕方やまとめ方、その過程も「大きな宿題」。


「要検査」        2009年2月11日(水)

 検診結果で「要検査」を言われて、検査結果を待つ方を訪問。
いつもは、とても明るくて元気な方なのに「なれない検査で、怖がりやから心配で、心配で…」と不安を語られる。結果がでる前に病気になりそうな…そんな気配。「病は気からと言うし、気持ち明るく持ってください」自分でも、多分、相手にとってはむなしい言葉だろうと、承知のうえで激励をする。

 暮れから足を捻挫して、骨にひびが入ったという方をお見舞い訪問。まだ、ギブスをしたままだが、間もなく”完治”とうれしい報告を聞く。何年か前の年の暮れに、同じように足を骨折したあの時の”痛さ”がよみがえる。気を失いそうなほど…痛かった。

 夜になって子どもたちにも「ご機嫌伺いコール」をする。長女宅は受験生がいて13日が受験日。次男宅は夫婦とも、今の経済不況のあおりを受けて、仕事は暇になったけど、懐具合も…。
ぎりぎりいっぱいの住宅ローンをくんで新居を建てて間もないし、子どもたちは育ち盛りだし、この先は…と、ボソボソ話。

 明日は親子リズム会を開きます。お待ちしています。


子育て応援特別手当   2009年2月10日(火)

 昨日残した宿題…ビラ配布をいち早く敢行。あれこれと用事をしているとタイミングをはずすので、ともかくスタート。
 
 山城町に用事があったのでお昼前に訪問。その足でアルプラザに立ち寄る。懇意にしているテナントの方に「どうですか?」と聞く。「客足はガタ落ち。高の原イオンに若い客は流れている。リニューアルを近々するそうやけど…先行きは心配」。大型スーパーが急に増えて、イベントや安売りをすれば客は来るが、いつもいつもそんな訳には行かない…とも。
 
 消費拡大…定額給付金事業の概要が示された。給付対象者は18歳以下…8,073人、19〜64歳…22,212人、65歳以上…5,691人。年齢の基準日は平成21年2月1日現在。
子育て応援特別手当がある。これは、基準日は一緒で、18歳以下の子どもが2人以上いて、就学前の3学年の子どもに36,000円が支給される。
 基準日が2月1日だから、同学年でも対象外になる子もいる。
どこかで線引きは必要にしても、この線引きは実態に合わない。
知れば知るほど矛盾が出てくるし、不公平感もある。

 そもそも…私立幼稚園の入園金に6万円と聞けば、子育てにお金がかかりすぎということのほうが問題だし、やっぱり、使い方はどこか間違っている。


杭迫先生        2009年2月9日(月)

 昨日の京都新聞紙上で懐かしい人に出会った。日曜版の「ソフィアがやってきた!」コーナーに登場した書家の杭迫柏樹さん。昨年日本芸術院賞を受賞された方で、その時にも目に留まったが…。

 高校生だった頃、新任の国語教師として赴任されたのが彼。その頃から書道の先生だとは聞いていたが、国語の授業は、申し訳ないがいまいちで、授業中にいつも突っかかるように質問攻めをして、いやな生徒だった…私。京都にきてからも街角でばったり出会ったこともあった。存在感のある印象深い方だったと今にして思う。高校の同級生の1人は、彼を「書の師」として、名を成した友人もいる。
新聞を見ながら、自分の中だけの記憶を辿り懐かしむ。

 朝からビラ配布の準備をして、午後から配布の予定だったが、国会中継を見ながら気がついた頃には雨模様で…予定は未定になってしまった。

 夜、議会基本条例の意見交流会を傍聴する。精華台小学校で行われたが、ここでもいろんな意見が出された。出された意見を集約して、どのように反映していくのかが問われるし、その過程も重要だと実感した。


「江戸時代の村社会」   2009年2月8日(日)

午後から2つの講演会と2つの会議に参加。

 一つは「精華西9条の会」主催の講演会で「オバマ大統領の外交戦略と日本国憲法9条」と題して、長澤先生のお話。演題は難しそうだが話はとてもわかりやすい。残念ながら、ほんのハシリを聞いただけで次の講演会に向かう。

 2つ目は「江戸時代の村社会」と題して水本先生のお話。精華町史編纂にも関わられた方で、北稲八間村の1832年(天保8年)の村絵図を中心に、江戸時代の精華町の村の形のいろいろを語られた。”年中定職日”は村のまつりごとのために、村中が仕事を休む日だとか、村の掟に違反した時のルールであるとか、江戸時代の村の統治や自治のあり方など、興味深い話が続いた。植田村の釈迦が池周辺の景観にも触れられたが、このたたずまいは今も残っている。

 参加者の1人が「昔の村絵図」の実物を持ち込まれ、研究に使ってほしいと申し出をされたが、残っているところには残っているものだと感心した。
参加者も目測でも180人程度と大盛況。次々と資料が足りなくなって、主催者はうれしい悲鳴。
 長い歴史があって、いま、ここに自分がいるということや、この先も歴史は続くということが、妙に身に迫るような一時だった。

こまぎれに…。    2009年2月7日(土)

 定例の新婦人の会の会議を開く。家族が次々とインフルエンザで…と、用心深くマスクがけで参加の方もいる。流行っているらしい…風邪。手短に会議を済ませ、高の原駅前でお昼前の小一時間の宣伝活動をする。春さながらの陽気に誘われるように多くの人が行きかう。
 午後からはもうひとつの定例会議があり、夕方近くにコーナン前で浜田よしゆきさんとご一緒しての宣伝活動。この時間になるとさすがに風も冷たい。

 一日中、バタバタと動いていたけれど、つながらない画像を見ているような1日だったと反省。

「乳母育ち」        2009年2月6日(金)

 例年、一番寒いこの時期なのに暖かい日が続く。昨秋、植えたチューリップやヒヤシンスが一気に芽吹いてきた。梅の花もチラホラと咲き始めたし、小さな裏庭の小さな桃の木にもつぼみがついている。春は意外に早いかもしれない。でも、それでいいのだろうかと自問しながら、グリーンベルトを歩く。

 年に一度の誕生日が過ぎた。昨夜、遅くに次女から「おめでとう」コールが届いたが、この齢になれば、覚えてくれていただけでも「ありがとう」というのが実感。
 
 今は合併をして「与謝野町」になっているが、岩滝町の一角で
産声を上げたらしい。両親に詳しく聞くこともなかったし、場所はいまだに定かではない。両親は家業が忙しくて「あんたは乳母育ち」だと聞かされていた。今で言えば「昼間里親さん」に預けられていたらしい。
 ”親ばなれ”が早かったのは、そんな原体験に理由があるのかも知れないと、おぼろな記憶を辿りながら、誕生日が過ぎてから思う。


バタ〜ン…           2009年2月5日(木)

 …と、転んだ。交差点に向かう歩道で…自分が。考え事をしていた…携帯電話の行方。手足のついた「だるまちゃん」のストラップをつけたし、どこかへ歩いていったのか…といった他愛もない考え事。マンホールの少しの段差につまづいた。両手をしっかりとついて四つんばい状態だったので、怪我はなかったし、手袋に助けられた。「手が出てよかった…」と、へんなところで感心して、何食わぬ顔で1日をスタート。

 親子リズム会のあと役場へ。議員団の会議をする。ボチボチと3月議会に向けて始動。
 
 昨日は国保運営協議会を傍聴した。委員さんは1人交代されたが、活発に審議が行われた。国保の運営は来年度も厳しい。
資格者証の発行は10件。18歳以下の発行はないということなども明らかにされた。結論は提案どおりに諮問することに決まったが…。


華やぎ農園 山手幹線    2009年2月4日(水)

  
 
高設イチゴ栽培ハウス…予約受付中。   府道沿いで朝市販売も。
 
 建設産業常任委員会が開かれる。華やぎ観光農園と山手幹線の北進の進捗状況の現地調査に出かける。
 華やぎ観光農園は遊休農地を利用して、黒大豆やスイカなどを栽培。オーナー制や農作業ボランテァを活用して、都市と農村の交流をはかっている。いちご園は2月1日にオープン、予約受付中。

     
  このあたりが道路になる。         発掘中の遺跡
 
 山手幹線の進捗状況を見る。現地では発掘調査が行われている。奈良・飛鳥時代の集落跡と見られ、水路跡や住居跡が発掘されている。山林のふもとで、古くから人々が暮らしていたと思われるこの地だが、やがては道に。
 
写真保存などはするとの事だが、このまま埋め戻して、コンクリートで固めてしまうのは…さみしい。時代の流れとはそういうものなのかと、複雑な気持ちになった。

「節分」         2009年2月3日(火)

 忙しさにバランスはない。”超”多忙な日もあれば、そうでない日もあるが今日は、その前者。
 朝の7時に祝園駅に立つ。浜田よしゆきさんと一緒に早朝宣伝。その足で役場前で宣伝活動をして、帰宅後はバタバタとゴミだしの仕事。役場北側道路で集めたごみも分別して…。
 4丁目の子育てサロンで「鬼のパンツ」などの歌を歌い、会議へ。昼食をパッと済ませて、京田辺まで所用で出かけ、帰宅は夕方。夜の会議でやっと…腰を下ろす。

 「豆」は買っていたが、豆まきをするわけでもなく、ポツリポツリと豆を食べながら、PCに向かう…今日は「節分」。


ラストランナー      2009年2月2日(月)

 昨日、ちょこっと畑をのぞいた。遅まきの大根とかぶらは冷たい土の中で、さほど大きくはなっていないが、葉っぱはまだ青々としている。パッパッと抜いて玄関先に放りっぱなしにしていた。
前にも、この状態で駄目にしたので、今日こそはと朝から奮闘。
 大根葉とかぶら菜は佃煮状態に、かぶらはあちゃら漬けにして”常備菜”に。
 ボチボチと3月議会の準備にかからないと…お惣菜をつくりながら考えを巡らす。3月議会は予算議会で代表質問があり、今回は、私の担当。
 先日、「町長の予算編成方針はあるが、教育委員長の予算編成方針はあるのか」という質問をいただいた。財布は1つだが、部局は違うし、方針は出すべきではないのか、というのがその方の意見。方針、政策があっての「質問」だから、それは当たっている…と、そのとき感じた。

 昨日、木津川マラソンが行われた。毎年、参加者が増えている。魅力の1つが「制限タイム」がないこと。ラストランナーの所要時間は8時間ちょっと。75歳の視覚障害の方だと聞いた。8時間走り続ける人と見守り続ける人…どんなドラマがあっただろうかと想像するだけで胸が熱くなる。
 遅まきながらラストランナーの方に、エールを送りたい。

環境フォーラム        2009年2月1日(日)        

   

 
環境フォーラムが開かれる。主催は精華町環境ネットワーク会議。今回で4回目の開催となる。講師は一昨年に里山ワークショップでお世話になった深町先生。50人程度の参加を見込んでいたが参加者は120人程度。準備した資料も足りなくなり、手元にも残っていない。「京阪奈丘陵の里山」と題しての講演だったが、里山に限りない憧憬を抱く人と里山管理に悩む方が入り混じって話を聞く。この距離感をなくすることが”里山づくり”の今後の1つの課題だし、大きな可能性があると思っている。
 ポスターもメンバーの手づくりで、いろんなノウハウを持ち寄ってつくられているのが”ネットワーク”会議。

  講演のあとはメンバーの方が所属するカルマンドギターアンサンブルの演奏。ポピュラーから民謡、フラメンコまでと多彩な演奏に聞き入る。木村町長も1人の聴衆として参加されていたが、感想は…如何?