たんぽぽ通信
”お米”…食べて考える   2009年1月31日(土)

   
    今も現役…手際よく        午後から”食”の学習会

 
足早に朝の訪問を済まして、むくのきセンターへ。精華町の母親集会に参加する。今回のテーマは「お米」。地元産米使ってお米料理を学ぶ。パエリア 中華ちまき 洋風サラダ寿司のお米料理3種、生春巻きサラダやかわりかきわり汁、豆乳ぜりーとフルコース。簡単で身近な材料、さっぱりとしてるけど栄養のバランスもよい。講師は地元の保育所の栄養士さん…さすが。

 食事の後は「安全なものが食べたい」〜食糧危機の時代〜の学習会。講師は京都農民蓮事務長の上原さん。
 世界的な食糧危機が言われる中で、食料をバイオ燃料にすることの是非についての問題提起や、自給率の低い日本の食卓は1日3食中、2食は外国だのみと、わかりやすい話に参加者も大きくうなづく。
 食の安全についても、輸入食品の安全検査は輸入品の10%、しかも不十分な検査、抜本的な検査体制の見直しを強調された。汚染米問題は「政府主導で起きた犯罪」と断罪。
 
 「夫は農業者、時給は200円…生活できる農業政策を」などの質問も出て、考えさせられる集会になった。


お地蔵さんみたいに     2009年1月30日(金)

 今にも雨が降りだしそうな空模様を見ながら交差点に向かう。
帰り道「定額給付金」の話になる。「くるりんバスの増便に使ってほしい」「いま、買いたいものもないし…」「消費税上がるほうがかなわんね」などなど。

 雑多な用事を済ませ午後から美容院へ。「最近、TVのニュースを見る気がしない。暗い話が多すぎて…」と、いつもは寡黙な美容師さんが口を切る。「雨が続いた後の晴れた日は、客足がばったり途絶えて、お地蔵さんみたいにカウンター前に座ってる」。以前は美容師の見習いさんを雇用していたが、今は家族経営。

 大手企業の決算報告が続く。押しなべて”赤字決算””下方修正”…リストラの波は正社員にも及び、失業率は4,4%。
国会では衆議院での代表質問が続く。自民党内部からも「新自由主義」の過ちが指摘されているが、この路線がはじまった時から”警鐘”を鳴らしていたはず。
 小手先の対策では、乗り越えられない時代が…きている。

「定額給付金」情報       2009年1月29日(木)

 議会事務局から連絡が入る。
「精華町定額給付金等事業推進本部の設置」について
 1月28日設置。総務部長(本部長)に関係部課長総勢11名。
 対象者見込み数
    定額給付金…約3万6千人
     うち18歳以下 約8千人 65歳以上 約5千700人
    子育て応援特別手当 約600人
 給付見込み額
    定額給付金…約5億4100万円
    子育て応援特別手当…約2300万円


 年度末近くになって、この業務は大変だと思うし、総額5億4千万円と聞けば、町の事業でも、あれもできるこれもできると「食指」が動くがどうだろうか。

 親子リズム会は先週とは打って変わって静かな半日。夕方からは集金、訪問とあちこち。気がつけば夜の8時…寒くないとついつい長居の長話でごめんなさい。

「学研都市就職フェア」     2009年1月28日(水)


 学研都市就職フェアが開かれる。場所は私のしごと館。12時前から玄関前で宣伝活動をする。その後、企業ブース訪問をする。精華町・京田辺市・木津川市の企業28社が参加。精華町からは誘致企業を中心に12社が参加。専門性が求められる業種で、職種も多様。経済不況の影響をお聞きすると「やっぱり、きびしいです」という答えが返ってくる。なかには、今から操業という企業もあり、福祉会や医療法人なども参加。
 
 存続・廃止で揺れ、廃止後の跡地利用も問題になっている「私のしごと館」だが、本日は観光バスが何台もとまり、館内は学生・生徒で賑わっていた。レストランに入ると、開館以来働いている知り合いの方が「10月までの雇用は約束されているけど、後は…」と先行きの不安を語られる。学研記念公園が一望できるこの場所は、とっておきの場所だし、残してほしい場所。

 町のHPで「第5次高齢者福祉計画」の意見募集がされている。第4期介護保険事業計画によれば、介護保険料は4400円程度と試算されている。詳細ははまだ見ていないが、保険料の値上げは「必至」。どんな意見が寄せられるかも注目。
 国保運営委員会も公開される。2月4日の午後3時から、傍聴できる。
 国保、介護、高齢者医療に注目の季節…見逃さずに。

ポイ捨て…。      2009年1月27日(火)

 毎朝歩く道にポイ捨てゴミが散乱。そう言えば、昨年まで毎朝ゴミ袋とハサミを持って、歩いて出社をしている男性の姿を今年にになって見ない。転勤でもされたのか…?と思いながら、散乱ゴミをかき集め、小脇に抱えて歩く。
 いつだったか、長女の家族と遠出をしたときに、孫がガムの包み紙を走行中の車の窓から放り捨てた。娘は彼に言った「あなたもお母さんも、あのゴミを拾いにいけない。この始末、一体どうするのか…」と。彼は「もうしない。ごめんなさい」と泣きながら謝っていた。その後、彼がどうしてるのかは知らないが、多分「ポイ捨て」はしない子に成長しているのでは…と、思っている。
 泣くほど叱らなくても…と、そのときは思ったが、ここぞという時の叱り方は「的」を得た叱り方だと、後から教えられた。

 予定していた「ビラ配布」に出かける。風もないし、歩いていればあったかいし、絶好の日よりで快調。こんな日が続くといいのだが…。


”一目散”犬        2009年1月26日(月)

 交差点ボランテァの帰り道、ヒタヒタと歩く犬に出会う。飼い主はいない。柴犬風の雑種犬で薄茶色、年のころなら”壮”犬。思わず「あんた、どこへ行くの?」と、声をかける。振り向きもせず、目をあわせることもなく、柘榴東畑線の歩道をひたすら一目散に南進していった。しばらく、後姿を目で追いかけていたが…ひたすら南進していった。「うまく、交差点を渡っただろうか」とか「R163は右か左か…」「探している飼い主がいるんでは…」などと、一日中、心の片隅に引っかかった。

 緊急雇用や経済不況の影響調査を求める「緊急経済提言」をもって、商工会の会長さんと懇談。その後、町長にも申し入れをする。直接的な影響は緩やかなようだが、今後にわたって、注視していかねばならない。
   
商工会で

     
役場北側にできたプレハブ喫煙室


ケイ・シュガーさん       2008年1月25日(日)

 R163から見た桜が丘の雪風景。

 
朝からチラチラと舞いはじめた雪。そろりそろりと車を走らせ集会所へ。廃油の回収日なので、のぼりやボックスをセットする。いつもは回収時間は待機をしているのだが、急ぎの用事があり、その足で、次の目的地へ向かう。

  

 相楽・木津川市の党後援会の「新春のつどい」に参加。ケイ・シュガーさんのコンサートを聴く。彼女のご両親は加茂町の当尾にお住まいで、多忙な日程を縫って出演。柔らかいのに、聞く人を包み込む深みのある歌声。「大阪民報」の編集の仕事と2足のわらじを履きながら、平和の歌声を届ける活動をしている。
韓国の従軍慰安婦、ベトナム戦争で十字架を背負った母と子など、取材や旅先で出会い、感じたことを願いにかえて「歌」にする。「多喜二へのレクイエム」は、やっぱり、圧巻。

 心が洗われる…そんな言葉が似合うコンサートでした。

里山…原風景      2009年1月24日(土)

 ”里山”が続くが、今日は「精華町里山づくり準備会」。一昨年からワークショップで話し合ってきた”里山づくり”の本格的な準備が始まろうとしている。最初に集まった方達の”里山”に抱くイメージはこもごもだったが、そんな思いが生かされるような”里山づくり”が進めばいいな〜と、思う。

 小学生だった頃、学校の裏山は恰好の遊び場だった。中学生になっても、時々仲間たちと、その山に入っては遊んでいた。なにしろ、文句なしに山が…好きだった。足を伸ばすと、水晶が採れる山や、焼き物をつくるような白土の山もあった。原風景の里山は…素朴で自然な山。そんな里山がいいと、思っている。
 原風景にあった故郷の里山も、今は足を踏み入れることができない。薪や焚き木、炭などは日常生活から姿を消したし、かやぶきの家もなくなったし、竹かごなどは、すでに貴重品。
 山に生かされていた”くらし”から、山を生かす”活動”へ…里山を”つくる”時代だと、痛感。 

 里山を歩く         2009年1月23日(金)

     

 
9日に雨のために伸びていた「里山健康の会」で雨上がりの山道を歩く。距離を伸ばして自衛隊の南側に沿って、濡れ落ち葉を踏みしめて歩く。途中の田んぼは写真のように”泥沼”状態になっている。「これは、猪の遊び場と違う?」と、大方の意見が一致。雉やみみずくなど野鳥の姿も見られて、約7000歩の散策路。歩くのにはいい距離だけど、1人では…ちょっと怖い、というのが参加者の大方の意見。

     
議会基本条例の意見交換
 夜、「議会基本条例」の制定に向けた「意見を聞く会」を傍聴。
議会としては初めてのとりくみだが、参加者の方は、それぞれに「意見」を持ってこられ、活発な意見交換がされた。各小学校区で開かれる予定だが、本日は第1回目。詳報はまとめて、後日お知らせの予定。

「50歩100歩」    2009年1月22日(木)

 1年近くご無沙汰の方も来られ、永らく里帰りをしていた方も来られ、今日の”リズム会”は盛況。双子ちゃんが2組。失礼だと思いながら、毎回名前を聞くが覚えられないし、見分けられない。
でも、仕草や個性もそれぞれで、遊んでいるのを見ているだけでも楽しい。

 消費税が議論になっている…いつからあげるのか、期日を明記するのかどうかが議論の中心。いずれにしても”あげる”事に変わりはなく「50歩100歩」の議論。あげなくてもいい方法を考えてほしい。ポッとでてきた「定額支給金」…お金の出る”ポケット”はどこかにあるはず、と思う。

 政党助成金などは、どうだろう。特定政党の支持者でなくても、国税でまかなわれるから、全ての納税者のポケットから出されている。政党活動を保障するのは、国民の義務ではないし、その政党を支持する人だと思う。

 昨日「政党助成金、もらわはったらいいのに…」と、助言をいただいたが、やっぱり、それはできない…筋として。


一先ず、安心     2009年1月21日(水)

 通学児童がかさ低い。集団風邪?…と心配をしたが、どうやら、私学受験のためらしい。一週間ほど前から休んで受験に備える児童もいるらしい。反対に、今、私立中学に在学する生徒は、試験日は学校が休み…教室が使えないし、先生も忙しい。
昔とは違うな〜と、今の子どもや親の苦労を思う。

 100年に一度の経済危機などといわれているけど、精華町ではどうなんだろうと、関係者の方から話を聞く。直接的な影響は今のところは余りない、というのが話の大要で、一先ず、安心したが、今後の影響も含めて、注視したいと思っている。

 朝から、会議の連打だったが、帰宅すると、一通のFAX。明日は久しぶりに”親子リズム会”に参加します…と。かわいい”鬼”のイラスト入りで、こんな”待ち受け”は、ほんとに心が和む。

 明日は親子リズム会を開きます。雨かもしれないけど、お待ちしています。

 

”給食費”比較     2009年1月20日(火)

 たいていは、2つの交差点をまわるスクールヘルパーボランテァを、1つにして、マフラーを巻いて、いざ、外出と思ったときにインターホーン。しばらくおしゃべりをして、駅へ。京都で、府下の共産党議員の会議が開かれる。近鉄竹田駅で京田辺、井手の女性議員と一緒になる。都合4人で、地下鉄の駅から会場までタクシーで向かう。「4人乗ったら、電車賃と、トントンやね」と、素早く頭の中でカチカチと計算をしての話。
それぞれに運転手さんに話しかける。「不景気ですわ。おまけに命がけの仕事やし…。後部座席でズリズリと、奥の方に移動するお客さんが要注意らしい」と、護身の技を披露。

 会議は4時まで。北から南まで、京都府下のとりくみや情報交換がされたが、北に行くほど基幹産業の崩壊や雇用問題は深刻で、議会で特別委員会をもって、雇用や営業調査に出かけているなどの報告もあった。
 資料によれば、学校給食費は、精華町は京都府下で、一番安く押さえられている。自治体によっては高学年になるほど、高くなるところもある。保護者にとって、安いかどうかは疑問だが、近隣でも値上げが予想されているなか、この値段、守ってほしい。
 夕方からの会議に間に合うように、すっ飛んで帰り、会議場所へ。3月7日の国際女性デーの相楽集会の打ち合わせをする。


給食の民営化    2009年1月19日(月)

 多忙な週末が終わり、多忙な週明けが始まる。昨夜の雨もあがり、朝の風は思いのほか暖かい。

 午前中の会議のあと、すぐに、印刷仕事。かえってすぐに、夜の会議。
 京田辺市で学校給食の民営化が問題になっている。退職者の補充をしないままきて、ついに、正職員を配置できない学校が出てきたとか…。職員採用を放置してきた結果ではなくて、民営化のプログラム通りに進められてきた…としか思えない。
 精華町でも、給食調理員の退職者補充は、もう何年もない。同じ、道筋を歩もうとしているのでは…こんな疑問が湧く。
 
 京田辺市の話を小耳に挟み、急に心配になってきた。これからの成り行きを注視しなければならない問題の一つ。

「ウィークリー」…も   2009年1月18日(日)

 「新春のつどい」が続く。けいはんな公園入り口のビジターセンターで、後援会のつどい。朝から、イベントやさんグッズをセットする。テーブルの小花やその他もろもろだが、イベント会場に”お花”は欠かせない。ずいぶん前だが、有名な教育家の方を講師にお願いして、シリーズで20回、講演会を開催した。そのときに「会場にはせめて一輪でも花を飾ってください」という注文をいただいた。それ以来、主催者となるイベントには、必ず花を飾ることにしている。
あいにくのお天気になったが、会場いっぱいの参加者もあり、和やかな一時を持つことができた。

 夜は、昨年から持ち越しとなっている「マンスリーマンション」の
協定書の協議が行われた。一条一言づつ、慎重に協議が行われたが、いくつかの注文がつけられた。業者の説明によれば「今後の会社の動向もあり、将来的にはウィークリーの契約もありうる。ウイークリー契約を除外することはできない」…と。
 建築協議のときは「マンスリー契約以外はしません」と固く断言していたのに、建物が建てば前言をひるがえす…。すでに建物は建っているのに、協定書の「信義誠実の原則」が泣く。
 会社組織はオーナー営業、顧客営業、設計、建築、管理など細分化され「持ち帰り、検討…」も、多い。法人契約が多いらしいが、派遣社員の契約切りの影響もあっての「ウイークリー」発言と推測したが、どうだろうか。


着物…再生        2009年1月17日(土)

      

 
恒例の年金者組合(相楽・木津川)の新春のつどいに参加。先駆けて役員会も開かれた。NHk放映のクローズアップ現代「非正社員に広がる”うつ”」を視聴する。職場で抱える問題を派遣会社にも言えず、職場でも言えず、ストレスを丸抱えし”うつ”になる。雇用が1年間継続されないために「傷病手当」などは、対象外で支給されない。同一労働、同一賃金の労働権保障とは、相当、距離がある。
 いつも、着物リホームの手づくりファッションで来られる女性。
「今年は、だ〜れも、ほめてくれはらへん。折角、間に合わせようとがんばって作ってきたのに…」。留袖のすそ模様をたくみに生かしての自信作。
 年金者組合の女性部の方は、毎月集まっておしゃべりや食事、手を使っての小物作り。材料費を格安に抑えて、会員の方へプレゼントをされる。なかなかいけない私は、いつもいただいているばかり…。今年のプレゼントは「和風スカーフ」。戦中、戦後を生きのびた”着物”が、見事に、今に生きる。

 お昼過ぎに一路、京田辺へ。愁眉の課題「雇用問題と経済提言」について学ぶ。講師は、衆議院議員の吉井さん。小泉政権以前から仕組まれていたアメリカ言いなり、大企業言いなりの経済政策と、その破綻。今後の動向についても明快に語られた。
 内なる経済対策を骨太くしていくことが大事…国民のエネルギーを信じることや、引き出すことが大事だと痛感。
「…言いなり政策」はもろい。

いごもり祭り         2009年1月16日(金)

  さりげなく描かれたキャベツ。
 
 町内全域を回っての訪問デー。長年、懇意にしている方を訪問。とっくに80歳は過ぎているが、年齢は不詳。多趣味の方で、しかも、玄人はだし。自作の油絵や水彩画、人形などが家中に飾ってある。彼女の作品をカメラに収めておきたいと前々から思っていたので、今日は、先ず、撮影。彼女は野菜を描くのと、お気に入り名画の模写が好き。大根や白菜、キャベツなども彼女の手にかかれば、輝きを増す。食道ガンとつき合いながら、ひょうひょうと磊落に生きる。その生き方に学びたいといつも思う。

  
「おんだの儀」…大松明
 
 夕方から、祝園駅で「雇用問題アンケート」ビラの配布。準備したビラはを完配して、ほうその神社へ。
いごもり祭りの「大松明」が夜空を照らす。豆がらがパチパチと勢いよくはじける。1200年前から続けられているこの祭りは、五穀豊穣を祈って始められたという由緒ある祭り。明日は「竹引き」が行われる予定。沿道の夜店で、たこ焼き一舟を買い求め帰宅。


”急転直下”     2009年1月15日(木)

 朝の間は親子のリズム会。名前は”リズム会”だが、子どもたちは部屋に入ると、もう遊びに夢中。あいさつをして、タオル遊びをすると、つぎつぎにおもちゃを出して遊びだす。先週から参加の1歳半の双子ちゃんはとりわけ興味津々で、口も手も、全身を使っての遊び体験。その様子を見ているのが…楽しい。

 TVニュースによれば、定額支給金含みの第二次補正予算、民主党は急転直下、態度が変わるらしい。次は「消費税」の攻防戦で対決…自民党の”造反”ねらいと、選挙対策?らしい。
 消費税の増税は将来的にある、というのが民主党のこの間の見解だから、増税期日をはっきりするのかどうかが、議論になるのだろうか。選挙が終われば、急転直下、態度が変わる…というようなことはないのだろうか。

 近くの八幡市では、副市長が収賄容疑で逮捕。職員採用をめぐって、受験者の家族から100万円を授受。もう1人の副市長も、口ぞえをうけて、面接をしたらしい。贈賄者は、市の公共工事受給業者。これだけでは終わらないかも知れない…根深そうな話。副市長お2人が、仲良しだったかどうかは知らないが…迷惑するのは市民です。


足元注意        2009年1月14日(水)

 交差点に向かう道のさつきやさざんかが、冷凍状態で、葉っぱが凍てついている。ところどころ、道もすべる。交差点歩道も真ん中あたりのくぼみは凍りついて、危うく滑りそうになる。子どもたちに「慌てないで、滑るよ」と、声をかけながら、見守る。男の子が駆け寄ってきて「おばちゃん、この間、ユーストアに行ってたやろ」と、話しかけてくる。いつもは知らない振りをしてても、気に留めてくれてるんやと、うれしく思う。
 交番前まで歩いて、広い遊歩道を東に歩く。そこで見つけたのがこの看板。モザイク状のおしゃれな石畳の歩道が、かなり擦り減っている。広い歩道で、緩やかな下り坂、その上、直線…スピードもだしごろの道。そのうち、こんな看板があちこちに増えるかもしれないなどと思いながら、”足元注意”怠りなく、歩く。

         
歩く人も注意!

ジャムもつくって     2009年1月13日(火)

 予定がキャンセルされて、思いがけず空っぽになった朝の時間。暮れにいただいたキウイが、ほとんどそのままで保存してある。もぎたてをいただいたので、静かに寝かせておいた。最近になっていい匂いが、台所に漂ってきた。沢山いただいていたので”ジャムづくり”に挑戦。後はPC仕事で半日。

 午後からは会議が2件。夜もPC仕事の残りを片付けて、プリンターにもしっかり働いてもらう。思いのほか、遅くなり、今晩はもうシンデレラタイム…おやすみなさいの時間となりました。

 成人式           2009年1月12日(月)

   
 
午前中は遅まきの新年のあいさつにまわる。午後からは成人式へ。昭和63年4月2日〜平成元年4月1日生まれ、新成人は413名。1時間前から会場前で宣伝活動も兼ねて「おめでとう」のごあいさつ。
 ベビーカーで赤ちゃん連れの”ママ成人”は知人の子どもさん。久しぶりに会って互いに懐かしがる。
「午前中は前の居住地の成人式、今日はこれで2回目の成人式。振袖の値打ちがあった」と、和服姿の知り合いお母さん。
ビシッと「決め姿」で登場したのは彼たち。会場入り口の喫煙コーナーに陣取る。「みんな、誕生日済んでるの」と、いらぬ”おせっかい言葉”をかける。「もう、誕生日は済んだ…あれっ、先生やんか」「仕事もがんばってるし、もうすぐ結婚もする」…保育所時代に一緒だった子が何人かいる。「どうや、今日は決まってるやろ、一緒に写真、写してや」と、記念撮影。HP、アップもOK。
 
 赤ちゃんの時にオムツも替えたし、ごんたにも付き合ったし、一緒に笑ったし、遊んだし、喉に刺さった魚の骨も抜いたし、ふる〜いお付き合いの彼たちが成人。
 あんまり、慌てて人生、歩かんといて…彼らに贈りたくなった言葉だが、エネルギッシュにキラキラと輝く、その瞳は、昔と変わらない。


消防出初式     2009年1月11日(日)

 恒例の消防出初式の日。9時から…と、思い込んでいた。そそくさと準備をして会場へ。駐車場もガランとして…そこで、ゆっくりと案内を見ると、9時から受付、9時30分開式。車中で新聞を読んでそれから会場へ入る。快晴だが、風は冷たい。
 昨年の暮れに高齢女性が行方不明となり、消防団、警察、行政と関係者や地元の方が必死の捜査。翌朝、発見されたが不幸な結末…という報告もあいさつの中でされた。

 毎日のように火災事故が報じられている。今朝も火災のニュース。「電気代が払えず送電ストップ。使っていたローソクから出火?」…1人住まいの高齢女性。生活保護も申請中だったとかで、もう少し対応が早ければ…という思いがする。
その前は、幼い子ども3人が留守番中に火災事故死。母親はどうやらパチンコ中だったらしい。煙と火の中で…子どもたちはどんな思いだったか…許せない話。

 消防のデジタル化と広域化が進められている。地元消防団は団員不足。消防署の耐震化も喫緊の課題。これからのあり方が本気で問われる時がきている…さまざまな思いを巡らしながら、”一斉放水”を見て帰宅。

人生模様      2009年1月10日(土)

 新婦人の会の定例会。お正月やし、お茶に和菓子をセットして
会員さんを待つ。来られた方も思いは同じで、和菓子や生菓子、お土産も集まって「お菓子尽くし」。メタボ注意報の人もいないので好きなだけ食べて、好きなだけおしゃべりをする。
メンバーは人生のベテランさん。節目節目にキッパリと古いものを捨てて、新しい生き方を見つけてきた人もいれば、なんやかやとあっても、忍んで、それでも自分の生き方だけは変えなかった人…と、人それぞれの人生模様。
 わが身はどうだったか…耐えることや忍ぶことは数々あったが、振り返ることは余りしなかった。前や先を見つめて動いていれば、そこで出会う人が必ずいたし…なんとかなった。
 玄関先で「いろいろあるけど、今年も元気でがんばろうね…」と、気合をいれて帰られたのは、後期高齢者の女性。学ばなければ…その、気合!


110番の日     2009年1月9日(金)

 朝の7時から祝園駅通路で宣伝活動。家を出る時はまだまだ暗い。駅通路の照明は時間が来るとパタリと灯かりを落とす。まだ薄暗く多くの方の洋服はダーク系。せめて、あと10分、照明時間が延びると通路も明るくて、気分も明るいのに…。
 途中からビラ配布を始めたのは”おまわりさん”たち。本来なら明日が10日で”110番の日”だが、ウィークデーの今日に前倒し。ティッシュつきビラの内容は
 
相談は安心ダイヤル#9110…緊急を要しない相談や要望などは、警察相談 ダイヤル#9110へ。
 耳や言葉の不自由な方はFAX 075-415-3110
 メール110番…http://kyoto110.jp/

…となっている。
 営業じゃないのに、なぜティッシュつき?という疑問はあったが、一部いただいて帰宅。

 午前中に予定した用事が雨のためにお流れになり、ぽっかり空いた時間に、年越しをした2階の大掃除。午後から夕方にかけての会議も2件。雲間に”寒”の満月。


「迷走…の素」     2009年1月8日(木)

 今日から3学期。スクールヘルパーも再会。いつものように学校に向かう子どもたち。「みんなそろってました…」と、地域委員さんからも報告をいただく。
 正月明けの親子リズム会。いつもはお兄ちゃんだけ参加のS君。今日は弟も参加…双子ちゃん。いつもはおじいちゃんとお留守番だが、今、病気療養中とかで、お母さんは孤軍奮闘中。おかげでいつにも倍して賑やかな半日となる。みんなの元気な顔が見れてほんとによかった。

 「定額給付金」が、国会で審議されている。当初は「生活支援金」だったのに、いつのまにか「消費振興と内需拡大」金に変身。目的がコロコロと変わる支援金も珍しいし、支給時期がはっきりしない支援金も珍しい。いずれにしても「迷走…の素」支援金。
キッパリと仕切りなおしをしたほうが、話が早いのでは…と、思うのは素人考えか?


だるまちゃん       2009年1月7日(水)

 だるまちゃんストラップの記念撮影
  
昨年のクリスマスに長女から届いたプレゼントは「だるまちゃん」のストラップ。9年前に買った携帯電話のお供をしている。
「お母さん、好きやったやろ」というのが、プレゼンターの言葉。
よう覚えてるな〜と思う。「だるまちゃんとてんぐちゃん」(加古里子さく/え)の絵本。
だるまちゃんはてんぐちゃんの下駄やボウシやうちわや長い鼻が羨ましくて、大きなだるまどんにおねだり。大きなだるまどんはそのたびにいろいろ取り揃えてくるが、結局は、おわんやまな板、やつでの葉っぱやおもちでまにあわせる。そのたびにてんぐちゃんは「いいもの…見つけたね」と、絶賛。最後はうれしくなって仲良く遊ぶ…というシンプルな物語。
 子どもの願いをかなえてやりたいという大きなだるまどんの愛情と、ちょっとピントはずれのところがユーモラスだし、探せば身近にいろんなヒントがあるというメッセージもうれしい。あれこれ欲しいという子ども心もくすぐって、充足感もある。
 …だから、今も好きで時々手にする絵本の中の一冊。娘にバレバレだったわけ。

 
明日は親子リズム会を開きます。お待ちしています。

「初孫」        2009年1月6日(火)

 初会合や初会議が続く。それぞれに新年のあいさつをして…はじまる。「お正月はいかがでしたか…」と先ずは近況を聞く。「初孫ができて、ほんまに忙しかった」と、うれしい悲鳴をあげる方もいる。
 初孫が生まれた時は我が家は真夏。クーラーのない部屋で、あせもやオムツかぶれの心配をしたり、飼い猫を近づけないようにしたりと、ずいぶんと気遣ったことを思い出す。仕事に出かける前に布オムツの洗濯や昼食の準備をして、帰宅後は沐浴、夕食の準備とめまぐるしく働いた…十数年前のこと。定かではないが、夫も入院中ではなかったか。
 何かのきっかけがあれば思い出すことも、ほとんどの記憶は”忘却の彼方”で日常は過ぎていくことが多い。だからこそ、辛いことや悲しいことがあっても、生きつづけられるとも思う。

 国会は今日から代表質問。定額支給金2兆円の攻防が始まったが…政局がらみのこの攻防、国民はどこに…?


「チャラ、ラ〜〜ッ」   2009年1月5日(月)

 早朝初宣伝と決めていたので、昨夜から早寝早起きを心がけていた。なのに「チャラ、ラ〜ッ」とはじまった「必殺仕事人」…見てしまった。
高齢者ばかりが住む長屋の力づくの撤去「年寄りはいずれ死ぬ…」と、影で暗躍する仏と呼ばれる薬問屋。医者は供応、収賄され薬相場は暴騰。お金のない年寄りは薬も買えない。「お上はなにもしてくれない…」と、お年よりは団結して武力で立ち向かおうとするが、そこに現れたのが「いやいや、話し合いで…」と、まとめ役と思った浪人者。彼は最後に出世欲に負けて、お年寄りを見捨てて「城勤め」。
 後期高齢者医療制度が始まって「お年よりは、はよ、死ね」ということか、「今までのような医療が受けられない」という声が噴出したし、今も、それは変わらない。
 今の世情と酷似したこの問題の解決策は…必殺仕事人のような荒業は通用しないし、あってはならないし、声を大きくして広げるより他に道はない。
 早朝の初宣伝、役場前宣伝(地元府会議員も)、町長の年頭あいさつと、少し加速して参加、出席。

ギァチェンジ     2009年1月4日(日)

 新年になってから、大きくはくずれないが、何となくはっきりしないお天気が続く。
 何となくはっきりしなかったのは、麻生首相の新年の記者会見。「安心 活力」の色紙文字も何となく心もとない。もっとたっぷりの墨で、元気に書いてもらわないと、伝えたいものも伝わらないのでは、というのが垣間見た私の感想。

 明日からは仕事始めの方も多いのでは…車や人の行き来も多くなってきた。お昼から京田辺まで所用で走り、気持ちのギァチェンジもぼつぼつと…。


自分へのお年玉    2009年1月3日(土)

 昔は…。自分でも昔話をよくするようになったと思っているが…。昔は、年末に家族の晴れ着や下着や靴などを新調して、お正月を待った。大晦日には年賀に行く夫の着物を準備し、初詣は和服で行くこともあったのに…。
今は、お正月とて晴れ着を着るわけでもなく、普段着のまま、お正月も過ぎる。1枚のセーターを買うのにスーパーの”新春バーゲン”を待っていた。暮れにグ〜と我慢して、このときを待つ。それが、自分への”お年玉”と決めている。そして、本日、敢行した。
 久々にアルプラ城陽店の2階へ行く。空き店舗が目立つ。以前、結構、気に入りだったお店も空っぽになっている。ここ数年で大型スーパーも乱立気味だし、消費者の懐具合だって年々、細っていってるし、自分に置き換えても「衝動買い」など、しない。

 日比谷公園の「年越派遣村」に300人以上が駆け込む。厚労省は「講堂」を開放…5日午前9時まで、と新聞報道。5日になれば仕事も住居もあるのか…?
 雇用のあり方を構造的に壊してきた政府と大企業の責任、真剣に問われなければならない、今が、その時代ではないのだろうか。


もぅ〜〜〜反省      2009年1月2日(金)

 初仕事は年賀状づくり。昨日の早朝から始めて即日、投函。やればできるのに、追い込まれないとやれない。毎年、反省しながら…の繰り返し。今年こそ、本気で反省しようと新年の誓い(?)。
 
 恒例の家族の新年大集合日。朝から帰省中の娘と共に長男宅へ急ぐ。客間のエァコンは壊れたままで、古い電気ストーブを探し出す事から始めての大掃除。これも追い込まれてからの仕事…反省。
 一大イベントの「お年玉」の準備をする。暮れに用意したお年玉袋は3枚入り2セット。封を切ったばかりなのに、1枚足りない。
???…こんなことってあるんやな〜と、娘にぼやきながら、袋探し。事前チェックの甘さを…反省。
 食事の後は恒例の”百人一首”。家族対抗やら男女対抗やらの団体戦を繰り広げ、閉幕は夜の10時。
 
 みんなが引き上げたあとで気付いたのが、次女の携帯アダプタの忘れ物。彼女はすでに電車の人。事後のチェックの甘さも…反省。
 もぅ〜〜〜反省の幕開け2日目。「明鏡止水」…座右の銘に加えなければ…。


謹賀新年
                 2009年1月1日(木)

 2009年が明けました。
たんぽぽ通信もあしかけ7年となりました。つたない通信ですが、今年も”お運び”いただきますようにお願い申し上げます。

 お昼からは雨模様の元旦…いかがお過ごしでしょうか。
 どうか、本年もよろしくお願い申し上げます。