たんぽぽ通信
いろいろお世話になりました。
                 2008年12月31日(水)

 おせち料理の食材の買出しを午前中に済まして、午後からは台所に釘付け。昔のように、あれもこれもはつくらないで、精選してつくる。昆布巻きや栗きんとん、ごまめにくわいなどは省略。
 夜になって次女も一緒に、独り者家族3人で夕食。それぞれに仕事もあって住むところもあって…今年は「これでよし」とするか、というのが1年間の感想。

 この一年、いろんな方に助けられて、つつがなく過ごすことができました。来年もよろしくお願い申し上げます。


お餅つき   2008年12月30日(火)

   

 
30年以上前の「餅つき機」は今も健在で、年に一度活躍する。
以前は「出前餅つき」にも出張した働き者である。次男宅の孫たちも集まってのお餅つき。あんこもち、きなこもち、最後は豚汁に入れて夕食。男の子3人、食欲はすごい。
 お鏡餅も2組つくり、ついでにつくったのが「牛鏡餅」と「餅花」。この2つは我が家の飾り物にする予定。
 機械でついても疲れる、お餅つき…お正月まであと2日。


芝刈り      2008年12月29日(月)

 お墓参りは午前中…と決めていたのに、遅くなりお昼過ぎにお参りする。木津川の堤防と竹やぶに囲まれた墓地は、小春日和のような陽だまりの中で無言。ご無沙汰を詫びながら花とお線香を手向ける。
 長男宅の庭の芝刈りをする。以前、手入れが厄介だと根っこから全て抜いて敷石をしたのに、残っていた僅かな根っこから、グングンと幅を利かせて、庭いっぱいに広がった芝。
 この庭は、本来は石庭で、家を建てた頃は"威容”を誇っていたが、風雨でかなり痩せてきた。ローンを目いっぱい組んで、ガレージをつくる予定の残金を、夫は断りもなしに"石”に変えてしまった、いわくつきの庭。
 あれやこれやと思い出しながら、芝を刈り、餅つきの準備をして帰宅。


頭だけは…。   2008年12月28日(日)

 今年最後の"廃油"回収日。明け方にだらだらと夢を見て、追い込まれた時間に起床。慌てて集会所に向かい"回収セット”を置く。「頂き物の油、気がついたら賞味期限切れ」と、封をしたままのてんぷら油を持ち込む方もいる。1時間でおおよそ箱がいっぱいになる。今は回収量もさほど多くなく、燃料ではなくて、家畜の飼料に変身しているらしい。

 議会報告の宅配にでかける。車の洗浄を手伝う顔馴染みの男の子に「えらいね〜」と、声をかけると「邪魔してるだけ!」。側でお父さんが「いやいや、よう手伝ってくれてます」。雑巾を持つ子どもの手に、ますます力が入る。お隣同士の表で仲良く遊ぶ女の子から声がかかる。「松田さんのお家、知ってるで…」「気をつけて遊んでね」と言うと「いつも気ぃつけてるよ!」。彼女達は幼いながらしっかりもの同士。
 ご無沙汰のお宅に声をかける。「お昼ごはんが済んだとこで、コーヒーを入れるとこやし、ご一緒にどうぞ」と誘われお邪魔する。話が切れ目なく続いて、お暇をしたのは午後の2時。遅い昼食を済ませ、予約していた美容院へ。
 頭だけは「お正月」…夕方からもせっせと歩いて用事を済ませ、「師走」ならず「師歩」の1日。


”師走模様”   2008年12月27日(土)

 年内にやりたい仕事が幾種類も、少しづつ残っている。年賀状などはまだ手付かず…。何年か前に頑張りすぎて、足を骨折したこともあったし、”急がば回れ”という諺もあるし、朝から慌てず騒がず…走り回る。
 
本屋さんで働く人は「クリスマス用の本を片付けて、新年用の本の入れ替えだけでも大変…年末も年始もないし…」。
 
 いろんな方のいろんな”師走模様”を聞きながらの1日。相変わらずの日常で、"師走模様”は、まだ、語れない私。


裁判員制度    2008年12月26日(金)

 「最高裁判所からきましたわ」…と、ほんまは言うたらアカンのやけど、と明かしてくれた人がいる。裁判員制度が始まる。350人程度に1人の割合で白羽の矢が無作為にあたる。「宝くじやったらもっとうれしいけど…勉強にはなりますわ」と、彼はやる気満々。「学校の成績でも、人を評価するのは心が痛む。人の罪を裁くのは責任が重いね〜」と、同席の人。
自分がやるわけではないので深刻になる必要はないのだが、量刑などの専門的な知識もなく、本当に人の罪が裁けるか…責任の重い任務だと思うし、仕事や家事の合間に…となると、結構、負担にもなる。
 実際始まってみないとわからないが、ドラマの"ジャッジ”の判事のように、情に流されないが情の深い、何よりも「人間好き」の人に裁判員になってほしいと願っている。

「サンタ」報告    2008年12月25日(木)

 「サンタさんがきたよ〜」と玄関先でかわいい声。クリスマスイブの昨夜、サンタさんがあちこちの家を訪問したらしく、親子リズム会に集まった子どもたちからの「サンタ」報告が続く。
幼稚園児の先輩たちも一緒に集まって、折り紙あそびや絵など、それぞれの得意分野を披露してくれる。赤ちゃんの頃から来ていた子も来年は一年生。忘れずに楽しみに来てくれるだけで十分にうれしい。
片付けてそろそろおしまいと思った頃に「じゃあ、最後にお話をしましょう」と、絵本を片手にお話を始めたのは、当時一番元気ものだったHくん。”11ぴきのねこ ふくろのなか”を一通り読み終えるとページを戻し「いろんな約束があったでしょ」…と、解説付き。彼は幼稚園の先生そのもの…お見事!。
 それぞれの個性的な成長ぶりに感心したし、小さな子に示す寛容さとやさしさにも感心。育ちあいの中ではぐくまれるものは無限…だと、再確認した半日だった。


議会最終日    2008年12月24日(水)

 議会最終日。先立って議会運営委員会が開かれた。最終日に提案されたのは「消費税増税の廃止を求める」意見書と「議員定数削減」条例案。両者とも議案として審議することを決定。
 消費税…の方は賛成は共産党と民主党。少数賛成で否決。
「議員定数…」は、質疑のあと討論が行われ採決。反対多数で否決。
提案理由のなかに「議員が自ら率先垂範の姿勢を示すこと」が「行財政改革の大きな課題」とあったが、議員の数や報酬がどうあれ、議員の仕事を精一杯がんばることは当たり前のことだし、定数問題は、議会や議員のあり方と同時に論じることが大事だと思っている。
6月から浮上したこの問題に真正面から議論がされてこなかったことの結末が、今回,最終日に条例案提案となったわけで、審議が尽くせなかったことは自分も含めて議会全体の責任だとも思っている。
昨年度、200万円の補正予算を組んで議会のHP更新が行われた。それに見合った更新がされているか、議会広報誌の表紙のカラー化を求める声が大きいが、本当に必要か…など、議会内の身近なところで見直すことも多々ある。
行財政改革の一環として定数問題を論じるなら、議会費全体を論じて指標も明らかにすべきだと思うし、定数だけを論じるのは、私見としてはなじまない。


「ニュース」      2008年12月23日(火)

 定数2削減案、議員が提出 精華町議会(23日、京都新聞)。
12月議会がはじまる前にも、同様の条例案が提出されたけど、新聞記事になってたかな〜。多分、記事にはなっていなかった。前回は議会運営委員会で付託先も決まっていたのに、本会議開会前日に提出者から取り下げられた。取り下げられた理由は何も聞いていない。なによりも、今回の議案は手元になく、新聞報道で知るだけ。提案理由もわからないまま、明日は議会最終日。
 これで十分に審議ができるのだろうか…と、先ず、初歩的な疑問。新聞報道をするなら、最初に提出した時が「ニュース」ではないか…これは、常識的な疑問。
 明日は午後から議会運営委員会、本会議は2時30分から開かれる。先ず、初歩的な疑問が解けなければ先には進めない…。

 朝から集金や訪問、お昼過ぎには大型宣伝カーと一緒に宣伝活動。
 会社やご近所の人づき合いの悩み事やら、3月には会社が吸収されるるが、雇用条件がはっきりしない不安やら…浜の真砂は尽きるとも世に悩み事の種は尽きまじ、の年の瀬。

”うなぎ”うっかり     2008年12月22日(月)

 昨日の話だが…うなぎの話。スーパーで食材の買出しの途中でうなぎに目が止る。クリスマス会に”うなぎ”は不似合いだと思いながらも、うなぎの好きな孫たちの顔が浮かぶ。奮発して"国産”うなぎをカゴに入れ、レジで精算。カウンターで袋に入れながら、うなぎの蒲焼の”たれ”しかないのに気付いたがそのまま帰宅。しばらくすると先ほどのスーパーから電話が入り「レジでうなぎの渡し忘れがあった。お届けにあがりたい」と。
気づいた時に一言、声をかければよかったのに、かえって迷惑をかけたうなぎは、無事夕食の食卓に並び、孫たちの胃袋に。
遠方からの客にも同じサービスしてはるんやろな、買う方もしっかりしなアカンと反省。

 午前中は議員団の会議で、最終日の検討、協議などをする。
最終日は24日の午後2時30分から再開。常任委員会に付託された議案審議の報告と、それらに対する質疑、討論、採決がされる。最終日までに残された宿題はこれから…。

クリスマス会…3話    2008年12月21日(日)

    "精華っこ”会場入り口のサンタさん

  
子ども会のクリスマス会

 朝から狛田まで用足しに出かけ、その足でむくのきセンターへ。保育所の職員有志が開いているイベントに参加。ハンドベルの演奏やエプロンシアターもクリスマスムード。会場入り口のサンタ人形もかわいい。
 その足で光台4丁目の子ども会のクリスマス会に。以前、子育てサロンでお世話になった大喜多さんのマジックショウのお手伝い。おしゃべりしながらたまには失敗もあるけど、それがまた身近で親しみやすい。時間が許せば「弟子入り」したい気持ち。
 夕方からはファミリークリスマス会。久しぶりに食材を買い込み手料理。ケーキ屋さんも大繁盛で行列したけど、孫たちもみんな元気で何よりのプレゼント。


「冬知らず」       2008年12月20日(土)

 「近鉄沿線の会社に長年勤めていたが、企業誘致で工業団地に会社が引っ越し。不便になったのでしばらくやめていたが頼まれて再就職。どんどん契約社員が増えていったが仕事は増えず、来春の注文は数えるほど。潮時かなと思って12月いっぱいで退社の予定。近場で仕事が見つかるといいんだけど」…働き続けてきた女性。

 不況の影がジワジワとさまざまな形で押し寄せる。日銀は0・2%の追加利下げを決定。アメリカのゼロ金利政策に追随。
家計部門全体の金利収入は一年当たり5千億円減少。住宅ローンは3千億円の負担軽減になるらしい。企業の資金調達コストは下がるが、家計はますます冷え込む。

 訪問先で「冬知らず」の花苗をいただく。季節の冬はそれらしく、世間は「冬知らず」とありたいもの。
ぱ〜っと咲かせたい「冬知らず」の花…。

教育請願…趣旨採択   2008年12月19日(金)

 総務教育常任委員会が開かれる。教育請願の紹介議員としての
要請もあり、出席する。請願署名数は1551筆。
内容は 30人学級の早期実施 学校施設等のバリアフリー化 通学路の安全、安心な教育条件の整備 特別支援教員の全学校配置 中学校2学期制の検証とその公開と再検討 各小学校のカウンセラー配置 老朽化した校舎の大規模改修と教室不足の解消などの7項目。
 なぜ30人学級か 早期とはいつごろか 安全な教育条件整備の具体的なものは 2学期制は見直すことを意味しているのか
カウンセラー配置の場合の予算はいかほどか といった請願の内容に関する質問や紹介議員が共産党議員ばかりだが事前に調整はあったか 毎年同じ請願をどうして出すのかといった紹介議員として答えられない質問もあった。
 請願とは「町に要望があるときはどなたでも請願ができます。」
と、町の議会HPにも紹介されているように、例え一人であっても行使できる住民の権利。そのときに必要なのが紹介議員。
 結果は昨年と同じ「趣旨採択」。希望としては1項目づつ審議をしてほしかったし、採決もしてほしいと願っていたのだが…。

 午後から住民直接請求の「精華町平和・自治基本条例」が審議された。結果は原案否決。詳細は後日報告します。

建設産業常任委員会   2008年12月18日(木)

 朝から親子リズム会を開く。本日は盛況。お母さんたちは幼稚園談義に花。町内の幼稚園で入園金が6万円になったところがある。開園した頃から比べて倍増。通園バス代も利用者だけが負担するところと全園児が負担するところとまちまち。最後に落ち着くところは「公立幼稚園があったらね…」。

 建設産業常任委員会が開かれる。付託案件はなかったが、多岐にわたっての報告と質疑がされた。
・建築物改修促進計画…平成27年までに90%の耐震化をめざす。啓発周知の方法や補助金の活用、現状把握など質問が多発。
・山手幹線の進捗状況…平成24年の自衛隊道路までの開通をめざす。通行車両の予測、右折車が合流する府道木津八幡線の対策をどうするか。
・町道認定…8路線の認定を予定。光台1丁目、精華台9丁目地内の誘致企業北側の道路認定など。
・煤谷川河川改修…平成20年度の国庫補助が確定。要望額から約9千万円の減額。事業計画を縮小。
・ひょうたんや前の歩道整備…歩道に自転車を置かない啓発看板を設置。看板だけでは改善されていない。対策をしっかりすべき。
 けいはんな花空間の今後の運営、下水道事業の進捗状況、農業団体への各助成要件や現況などについても報告があった。提案も含めて活発な議論が交わされて閉会。

幾重にも…負担増    2008年12月17日(水)

 京都市議会で「定額支給金支給に反対」する意見書が僅差で可決された。後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書可決についでの第2弾。近くでは秋に町議選のあった笠置町議会でも、後期高齢者医療制度廃止を求める意見書が可決された。
京都市議会では補欠選挙後、笠置町でも町議選後政治の流れが変わってきた。というか、住民の意思がそのまま、反映されている。
 精華町では9月議会で後期高齢者医療制度廃止を求める意見書は、共産党以外の議員さんは全て反対だったが、今でもそうだろうか…と、思う。
12月議会で提案した「高齢者の生活支援手当て条例」(案)は過日の民生環境常任委員会で否決された。平成17年以前の住民税の老年者非課税限度額、老年者控除額及び計算方法で非課税になる70歳以上の方に、せめて年1万円を支給するというもので、対象者は2637人と試算していた。
 住民税の改定で老年者控除の廃止、公的年金等の控除縮小、老年者非課税措置の廃止、介護保険料の大幅アップ、国保税の増税、そして後期高齢者医療制度と、幾重にものしかかってくる負担増。加えて、消費税は3年後には増税。
 若者も働き盛りも高齢者も"生きづらい”今の世の中…ひとすじの光明、あってもいいのに…。

 明日は親子リズム会、開きます!お越しください。

古い年賀状         2008年12月16日(火)

 もう一年になる。母の訃報が届いたのは12月も押し詰まってからだった。年賀状を書こうか書くまいかと迷ったが、とりあえず買ったその直後だった。一年間忘れていたが、ぼつぼつ年賀状をと思い出し、手数料は覚悟で交換を申し出た。「お気の毒ですが、年賀状の交換はできません」と返事が返ってきた。「普通のハガキとなら交換できるんですけどね…」。理由は聞かなかったけど「古い年賀状と年賀状は交換できない」らしい。結局、新しい年賀状を買い、古いのは切手と交換したが…自分の中ではまだ、納得できないでいる。

 子育てサロンのクリスマス会に出かける。同じ町内の子ども会のツリーやクリスマスグッズをお借りして会場を飾り、サンタさんも登場して、子どもたちにとってはドキドキのクリスマス会。お世話係のお母さんたちの紙芝居や絵本のよみきかせも堂に入っていたし、クリスマスソングもお母さんの伴奏つき。手づくりのあったかいクリスマス会で、心もあったかい。


「精華町平和・自治基本条例」 2008年12月15日(月)

 住民直接請求による「精華町平和・自治基本条例」が提案された。請求代表人は神田高宏さんと奥田宗三郎さん。有効署名数は1266名。12月1日付で受理され、本日町長の意見をつけて、議会に付議(条例案の要旨は町のHP,新着情報)された。
 
 私見だが、この条例案の大きなポイントは2つ。
一つは「祝園弾薬庫の撤去」…撤去にむけ町は努力を払う。
二つは「軍民分離・無防備地域宣言」…攻撃の影響に対する予防措置、無防備地域の要件を満たすように不断の努力に努める。次の要件を満たす地域で無防備宣言をし、国・当事国に通告。その要件とは ・すべての戦闘員が撤退、移動可能な兵器、軍用設備が撤去されていること ・固定された軍事私鉄の敵対的使用が行われないこと ・当局、住民により敵対行為が行われないこと ・軍事行動を支援する活動が行われないこと
 住民自治に関わっては住民参画、説明責任、情報公開、、住民自治の尊重などが盛り込まれている。
 町長の意見は各条に説明をつけ必要性なし、有効性なしということとで「反対意見」がつけられた。
 
 2人の請求代表人の意見陳述が行われた。陳述で気になった一部を紹介。
 
「いままでは、憲法9条があることから、日本国は戦争をしない国であると認められてきました。9条を否定する武力攻撃事態法などの有事法制は、日本が戦争をする国になったことを世界に発信してしまったことを意味する…」
と、9条を過去のものとしてとらえていること。新テロ特措法などや有事法制にも反対だが、今も憲法9条は生きているし、だからこそ名古屋高裁のイラク派兵の違憲判決なども出された、と理解している。
 祝園弾薬庫の撤去について、”異”を唱えるものではないし、多くの方もそう思っている。しかし、いま、なぜ、無防備都市宣言か、私の中では一直線上で結べない。
19日の総務教育常任委員会に付託され審議されることになった。

 過日、軍事鉄道の引込み線跡のことを一般質問でとりあげ、11月30日付でHPに"祝園弾薬庫”の記事を書いたが、専門家の方から次のような指摘を受けた。
 
〜「祝園弾薬庫」の呼び名は、今では陸軍〜米軍〜陸自を通じて全てにつかわれています。陸軍時代には「祝園部隊」あるいは単に「部隊」と秘匿名(通称名)で呼び、「祝園弾薬庫」は全く使われませんでした。陸軍のものは、以後とは業務内容が異なります〜
 訂正すると共に今後もいろいろと教えていただきたいと思っている。

 
”紙の山”くずし     2008年12月14日(日)

 明日の古紙回収日に備えて、古新聞を束ねだした。グルッと部屋を見渡しだけでも「紙の山」…何とか整理をしようと思い立ち、一日中、はまってしまった。予定をしていたのは窓拭きや網戸洗いエァコン掃除だったのに、そこまでは手が届かない。

 2,3日前に孫たちに電話をした。「今年のクリスマスは何時にする?」と。受験生もいるし、それぞれにクラブ活動も忙しいし、いつものことながら日程調整が難しい。一週間先に決まったところで、一番、暇(?)な末の孫から「もし……もし、あのな、楽しいクリスマス会にしてや」と、電話が入る。「楽しいクリスマス会するし、何をしたらいいか考えといてや」と、電話を切る。
人一倍「お茶目」な彼の頭によぎったものは「崖の上のポニョ」踊りか、それとも…?

 ばばちゃんサンタも忙しくなりそうな週末。明日の議会は10時から"議案質疑”…先ずはこちらから。

  
”変”         2008年12月13日(土)

 12月なのにこの暖かさ…やっぱり"変”。今年一年の世相を反映した漢字は"変”。期待は[変革」かもしれないが、実際は数々の"変”と受け止めた方が多いのではないだろうか。

 昨年ほどに大きなニュースにはならなかったが「新テロ特措法」の改定案が衆議院で再可決された。まさに「粛々」と筋書き通りに進められた。

 朝から畑仕事。立ち枯れて久しいナスビや万願寺トウガラシの始末をし、土を起こす。遅まきながら玉ねぎの苗の植え替えをし、作業を終えたのは午後の4時前。飲まず食わず、時計も見ないで…よう頑張った。お腹まわりがスッキリしたのは気のせいかもしれないが…。
 近くの畑ではお孫さん連れの男性がキャベツの青虫取り。この季節に、青虫が活躍するのもやっぱり”変”。


一般質問2日目    2008年12月12日(金)

 近畿全域の駅で一斉宣伝が行われる。早朝からほうその駅に向かう。「大リストラから雇用を守れ」ビラを配布。トヨタグループを筆頭に大手自動車メーカーの相次ぐリストラ。ドル安円高はとどまるところなく、輸出に頼っていたソニー、シャープなども相次いでリストラを発表。何人かの方が「無茶苦茶ですな〜」と、声をかけてビラを手に、職場へ。
 
 一般質問の2日目。都市計画税の使途や公平性、敬老会のあり方、精華病院の今後、誘致企業の地元雇用、公務職場の非正規職員問題などがだされる。
 直接請求のあった「精華町平和・自治基本条例」に町長の意見が付されて提案された。条例の制定は「必要ない」というのが結論だが、前文、条ごとに意見が付されて、丁寧でわかりやすい説明となっている。15日に本会議で提案者の意見陳述と質疑が行われ、総務教育常任委員会に付託される予定となっている。十分に予習して臨みたいと思う。


一般質問1日目    2008年12月11日(木)

 昨夜10時ごろにはもう布団のなか。議会開会中は"早寝早起き”をして、お弁当を持って出かけるのが習慣。

 一般質問は8人。学校の耐震化や女性相談窓口、DV対策、介護保険、農業問題、入札制度など質問は多岐にわたった。
来年は介護保険の見直しが行われるが、段階の細分化の予定などが言われたが、どうやら保険料が安くなるという見通しはない。
 旧軍事鉄道の引込み線、川西側線の保存と継承…「陸軍省」と記名された境界標の行方は不明。基本的には重要な戦争遺跡と認識。今後の保存のあり方について、関係団体や研究者の意見など聞きながら進めてほしい。
 ほうその保育所とほうその第二保育所の統合は「公設公営でする」。
 子どもの医療費の小学校卒業までの拡充は「早期実施にむけて種々、検討を進めている」。
 中学校のバリアフリー化は、3月議会の答弁から、進展はなかった。
 以上が松田の一般質問の答弁の概略。曖昧な部分もあり、詳細は、後日の報告になります。


12月議会開会    2008年12月10日(水)

 12月議会がはじまる。初日の今日は議案の提案説明。即決は人事案件と意見書。
●教育委員の選任
 弓矢 美弥さん(52歳) 光台7丁目在住
 伊藤 二三雄さん(65歳) 植田在住
  全会一致で選任同意
●意見書
 [適正な社会保障費の確保を求める]
  社会保障費2200億円抑制ではなく、安心・良質な医療・福祉がうけられる予算確保を求める
  全会一致採択

 共産党の提案…常任委員会で審議の予定
● 高齢者の生活支援手当て支給条例
 70歳以上の高齢者で平成17年以前の住民税の老齢者非課税限度額。老齢者控除額の計算方法で非課税になる者に年額1万円を支給する。
● 消費税増税に反対する意見書
 紹介議員になった請願
● 教育請願
● 政党助成金の廃止を求める意見書採択の請願

 議会は午前中で延会。2階交流ホールで行われていた「子育て支援センター3周年記念」イベントに顔を出す。ホールいっぱいに親子が集まり、お母さんたちから講師の岩城さんに「子育て相談」の質問が飛ぶ。詳しくは聞いていないが、進化しているんだろうな…岩城流子育て論。
「全国各地を飛び回っていて、現場がお留守…」と岩城さん。ずいぶんお世話になりました。

会議に追われる   2008年12月9日(火)

 半端じゃない今朝の寒さ、本番の冬を肌で感じる。グリーンベルトの生垣のさざんかが一際冴える。

 朝、昼、夜と会議に追われる1日。よくあることだが、なぜか、会議が集まる日は集まる。合間を縫って議会準備をするが、まとまらないまま…夜。

 議会事務局から連絡が入る。過日の議会運営委員会に提出された「議員定数改定条例(案)」が取り下げられた。本会議がはじまるのは明日10日。ぎりぎりの選択で本議案にはならなかった。この間の事情はよくわからないが…今後の成り行きに注目。


「適正管理」       2008年12月8日(月)

 「不惑」の誕生日を迎えた次女からメールが入る。「自主申告」をします…誕生日、と。なんとなく覚えていながら、なんとなく忘れてしまう、わが子の誕生日。12月は4人の子どもたちの誕生月。7日、14日、29日は2人。季節が一緒だと新生児の準備やお産の準備も助かるし、何よりも出産費用は「ボーナス月」でないと用意できないというのが最大の理由だった。
 いろいろあったけど、それぞれに暮らしているし、たまに会えばみんな仲もよくて大きな心配もない…まずまずだと思っているが、子どもたちの「親評価」は、まだ聞いていない。

 朝からニュース配りで近所を歩いたり訪問をする。「ちょうどよかった。一度聞きたいと思ってたことがある。立ち枯れの空き地の雑草、何とかなりませんか」と男性。夏の雑草も厄介だけど、立ち枯れの雑草も防災上、厄介な代物、というより危険な代物。
 春夏秋冬…悩みの尽きない空き地管理。適正管理について、またまた考えさせられた訪問のひと時。
彼はATR西側の「松枯れ」にも心を痛めておられた。公害それとも松くい虫?…ほとんど枯れ木状態の松。落葉樹の葉っぱが散って、一際、目を引いている。

学校で「ふれあい」    2008年12月7日(日)

 地元の小学校のPTA主催の行事が行われた。スクールヘルパーとの交流会も持ちたいとご案内をいただいていたので、朝から参加する。地域委員さんが募集した「あいさつ」の標語に約200点の応募があり、選考に苦労しながら「旗」を作成。イベントは新聞紙でグローブとボールをつくるコーナー、クリスマスリース、竹とんぼづくりなど、それぞれ事前に申し込んで親子で参加。一番人気はリースづくり。つくったボールとグローブを持って戸外で親子でキャッチボール。竹とんぼづくりはお父さんの出番。
外では7丁目自治会の方が早朝から「焼き芋」協力。スクールヘルパーさんの中には「コマ」を持ち込んで。コマ回しを披露する方もいて、楽しい交流会。昔とった杵柄で、私も「コマ回し」を披露。
 親子の声が響きあう体育館。校長先生も竹とんぼーコーナーで活躍。楽しいひと時、ありがとう!
 
  
出来上がった「あいさつ」旗
 
      
 
新聞紙でグローブとボールをつくる     クリスマスリースづくり

      
 
外では焼き芋が順調に…。        竹とんぼ…お父さんの出番

消費税       2008年12月6日(土)

 白い画用紙に「空色」の絵の具をそのまま伸ばしたような文字通りの「空色」の空。空気は冷たいという以上に「冷ややか」で、木枯らしが、残り少ない木の葉を思い切りよく舞い散らす。
 こんな寒い日に…と思いながら、庭先で選定作業をする方や、舞い散る落ち葉を掃く方に「ほんまに寒いですね〜」と声をかけながら、後援会ニュースを配布。
 午後からも、こんな寒い日に…と思いながら「消費税増税反対」の署名のお願いに歩く。玄関先に出ていただくだけでも気が引けるのに、多くの方が署名協力をしてくださる。定額支給金もいまだ定かではないが、消費税増税は「必至」の情勢。
「社会保障のため」の財源にやむおえない値上げという方もいるが、消費税が導入されたのは19年前。この間、国民が負担した消費税の合計は、なんと188兆円。なのに、社会保障費は毎年減らされ続けている。その一方で、法人税などは優遇されてその減収分は159兆円といわれている。
 どう考えてもつじつまの合わない「消費税」の行方。
寒くても続けなくては…。

冬準備        2008年12月5日(金)

 わくわく健康里山の会の定例会に参加。現地での作業も予定していたが、雨と雷。断念をしてせいか祭りの”振り返り”やこれからの活動を協議する。会員さんの疑問の一つが町の里山プランとの関係。いろんな意見がでたが「今、自分達のやりたいこと」を一番に考えようというのが結論といえば結論。

 雨の後は寒気が来るという予報どおり、時間を追うごとに寒くなる。夕方から訪問客が相次ぐ。玄関先に転がしてあるサトイモを見て「親芋が好きなんです…」という方もいておすそ分けをする。昨年、田舎に住む妹から株ごともらったサトイモを種芋にして今年収穫。途中で”芽かき”を怠った。土のなかで多くの小芋たちは"親芋"になりたくて、ウズウズと芽をだした。収穫の半分くらいは"親芋”まがいに育ってしまった。親芋の好きな方がいて、ほんとによかった。

 ランなども室内に入れ、やっと冬準備。

「暗黙のルール」    2008年12月4日(木)

 眼鏡をかけて掃除。眼鏡なしでする掃除はやたら早いが、あとで眼鏡越しに見ると「こんなはずではなかった…」と後悔をする。かって、夫の両親と同居してた頃、掃除の後を掃除してまわっていたが、もし、同じ立場なら、今の私の掃除は「不合格」。多分、いやな"嫁”だったに違いない。

 親子リズム会は、風邪や用事で参加者は一組。いつもは圧倒されて引っ込み思案の男の子も、今日ばかりはのびのびといろんな遊びに挑戦。

 大阪の橋下知事が「小学生に携帯持ち込み禁止」令。夕方、学校関係者と話をすると「そんなの当たり前…不要なものは持ち込まないことになっている」と返される。携帯こそなかったけど昔もそうだったと思い返す。
 以前はあった「暗黙のルール」が影を潜め、ルールが文字になる時代にさみしさを感じる今日この頃。

ゴミの「守り神」     2008年12月3日(水)

 サザエさん流に言えば「今日も…いい天気!」。学研登美が丘駅から学研企業まで、ゴミ袋をとゴミバサミを持って歩く男性は今日も…歩く。柘榴東畑線のゴミの「守り神」、いつものことながら頭の下がる思いで朝のあいさつをする。彼は帰り道も同じスタイルで歩いている。

 午前中は議員団の会議。12月議会の議案を検討、協議する。教育委員の任命同意が2件。補正予算、条例改正、意見書や請願など。教育署名の追加分も提出、1000筆を越えた。
 午後からパネルづくりやニュースづくりに専念。図書館ものぞいて本の借り換えをする。

 「うっかりしてた!」ということはままあるが…年金特別便の配達忘れは"度"を越した”うっかり。郵便物の流れに「アウトソーシング」が持ち込まれていたこと自体知らなかった。
めまぐるしく次から次へと問題がでて、いつの間にか年金問題も
「カヤの外」のような感じがするが、公言したことは「守っていただけるんでしょうね」と、念押しをしないと…さらに宙に浮く「年金」。

 明日は親子リズム会を開きます。お待ちしています。


リースづくり        2008年12月2日(火)

 冬至を目の前にますます日足が短くなり、目覚まし時計を持たない私は、自然に朝の目覚めも遅くなる。今朝は特にひどかった。目覚めて5分で身支度をして交差点に向かう。ボランテァを休んでも誰かに何かを言われる訳ではないが、長年の勤め人の習性か…休めない。

 4丁目の子育てサロンに出かける。お母さんたちはクリスマスのリースづくりに余念がなく、子どもたちは持ち寄ったオモチャで遊ぶ。出来上がったリースは、クリスマス会に子どもたちにプレゼントの予定。お世話役のお母さんたちは毎回知恵を寄せ合って楽しい企画で盛り上げる。

 夕方近くになって畑へ。掘り残したサトイモを掘り起こす。お正月の「棒だら」と「雑煮」はこれでOKだが、大根はまだまだで、お正月に間に合うかどうかきわどい出来栄え。「おせち」は手づくり野菜で、という意地が通せるかどうか…暮れまで残る疑問。


12月議会の日程       2008年12月1日(月)


 午前中に会派代表者会議、午後から議会運営委員会が開かれる。
12月議会の日程などを協議、次のように決定。

10日(水) 10:00 開会 議案説明
11日(木) 10:00 一般質問
12日(金) 10:00 一般質問
15日(月) 10:00 追加議案説明・議案質疑・委員会付託
16日(火) 10:00 民生環境常任委員会
       13:30 予算決算常任委員会
17日(水) 13:00 議会運営委員会…議員定数削減条例案審議予定
18日(木) 13:30 建設産業常任委員会
19日(金) 10:00 総務教育常任委員会…教育請願審議
24日(水) 14:30 委員長報告・採決

 今回は一般質問者は12人。くじ引きで6番目になる。多分11日の午後遅くの予定だが、こればかりはいつもの事ながらわからない。
質問事項の概略は次の4点。
@ 「戦争の語り部」の保存と継承…祝園弾薬庫の引込み線(川西側線)の保存のあり方
A 統合保育所新設…見通し・運営は「公設公営」で
B 子どもの医療費拡充の見通し
C 精華中学校・精華南中学校のバリアフリー化を

 町のHPでも公開されている住民直接請求による「精華平和・基本自治j条例」も、受理され、町長の意見を付して提案される予定となっている。
 忙しい多用な12月の幕開け、夜は相変わらず会議へ。