たんぽぽ通信
歩けば…春らんまん    2008年3月31日(月)

   
 
グリーンベルトの山ツツジ…懐かしい山の春を彷彿

   
 歩道の白モクレンは見ごろ   山桜は一足早く満開

 
退任式が終わった頃を見計らって役場へ。今日で退職をされる方に何人かお会いする。定年の方も、一足早く退職の方も、それぞれの思いを抱きながら職場を後にされた。

 お昼過ぎに近所を歩く。グリーンベルト界隈の山ツツジや山桜が見ごろに咲き、ヤマモモの花もたわわについている。
歩道際で輝いているのは”白モクレン”…すがすがしい。

 夕方までの時間、知人を訪問する。
87歳、多趣味でしかも多才。気が向けば絵筆を持ち、分厚い本を何冊も目の前に積み、針仕事もお手の物で、庭の手入れも大好きで四季の花づくりも欠かさない。
長年のお付き合いだが、彼女は今、ガンとも付き合っている。
「これは、私の遺品…」と言いながら”刺し子”づくりに余念がない。「ちょっと早いけど、これ…」といただいたのは”刺し子の布巾”。
こともなげに…余命を口にする、彼女の大きさを思う。

「国保無受診」       2008年3月30日(日)

 朝からお花見に!と予定していた方の期待を裏切るような雨模様となった…花冷えの1日。
思いっきりよく飛び出そうと思っていたのに、高校野球は平安の再試合。後ろ髪をひかれて、グズグズと見てしまった。結果は1-0で平安が勝ったが、相手投手もなかなかのものだった。

 町の「国保無受診」の記念品が届けられた。国保の加入者で一年間無受診で医療費を使わなかった世帯に贈られるものだが、自分がもらっていうのもおかしいが、この制度はなくてもいいと思っている。
生来、病弱な方や持病のある方には縁のない制度だし、子どもの頃の”健康優良児”制度を思い出させるからである。

 南山城村議選の速報が入った。定数10人、立候補11人で、党の候補者の柴垣さんは329票でトップ当選、青山さんは244票で4位当選。有権者2910人…重みのある得票だし、期待の込められた1票1票である。

村風景             2008年3月29日(土)

  
    
ヒヤシンスの群生             葉っぱもつややかな椿
  
    裏山の風景…山あいの木津川

 
 朝の間は来客…子どもさん連れのお客さん。育児休業中に親子リズム会に参加されていた方で、今、子どもさんは保育所っ子。近況報告も兼ねて久しぶりにゆっくりとお話をする。
 今は”時短”制度を活用してるけど、小学校に入学すると通常勤務になるし、学童のお迎えも心配、保育所のように7時までだといいんだけど…などいろんなご要望をお聞きする。

 村の選挙、最終日。いつもより少し早めに着いて、事務所周りをデジカメ撮影。
 裏山に出ると木津川が山あいを流れる。地元の方に「きれいな水ですね」というと「見かけだけで…水質はかなり汚染されてます」とのこと。
でも、風景は山紫水明…花も、空も、星も、ウグイスの声も格別の思いで見聞きした一週間だったが…。

政治のことも…。       2008年3月28日(金)

 ここのところ夕方になると村へ向かう。その分、昼間の仕事は忙しい。
 昼過ぎにちょっとした買い物に出かける。久しぶりに出会ったのは、ずーと昔の保育所での保護者の方。顔を見るなり「ちょっと、この頃、高齢者のモンには冷たすぎるんとちがう?」「母親は長いこと生活保護をうけて1人暮らしをしてたけど、自分で動くのがやっとで要介護4になってる。しばらく家に引き取ってたけど、同居できるんやったら生活保護は打ち切りや、と言われた。商売もうまくいかんし、家も狭いし限界に来てる。一緒に住めたらいいんやけど…そうもいかんし…」「昔はこんな事考えたことないけど、これからは政治のことも考えんと…」と、立ち話。
 
 京田辺市議会では「後期高齢者医療制度の中止・見直しを求める意見書」が全会一致で採択された。
「年寄りは長生きしたらアカンということですな〜」と、大げさではなく高齢者の方の日常会話でだされる昨今。
村の選挙はこんな中で行われる…明日は選挙戦最終日。

品切れ…レギュラーガソリン  2008年3月27日(木)

  鳥谷公園の桜もチラホラ咲き

     
親子でお弁当…おいしいね!

 「昨夜からとても楽しみにして…今朝は早くに目ざめて」親子リズム会で知り合った仲間たちのOB(G)会。春休みや夏休みは幼稚園児の先輩たちも一緒に遊ぶ。今日は近くの鳥谷公園でチラホラ咲きの桜の下で…。
心配していたお天気も応援…遊びこんだ半日。2歳児の男の子は先輩の真似をして、はらはらし通しのお母さんを横目に、滑り台もジャングルジムもマスター。
 
 いつものガソリンスタンドに行く。「レギュラーは切らしてます。ハイオクでもいいですか?値段はレギュラー並みで」「暫定税率の行方が分からないので、ギリギリの在庫でしてますねん」「売ったら売っただけ赤字ですヮ」とスタンドマン。
 もし…ガソリン税が廃止されれば、今まで税金を払って仕入れした物を、無税で売らないといけない。それも業者にとっては赤字の元。
 今日になって福田首相は、道路特定財源は一般財源にと言い出したが暫定税率はどうやらそのままらしい。
 一般財源化はいいとして税率は…もどかしい成り行き。

3月議会閉会         2008年3月26日(水)

 3月議会最終日。
新年度予算、国保特別会計、後期高齢者医療特別会計、、国保税条例一部改正、後期高齢者医療条例は討論をして反対。
参与設置条例は、条例の期限を切る修正案を提出して賛成。
請願「狛田駐在所廃止反対の意見書の提出を求める」
意見書「狛田駐在所廃止反対と存続・強化を求める」
    「会場自衛隊艦艇と漁船との衝突事故に関する」
は、全会一致で可決。
意見書「在日米軍兵士による加害事件に関する」を提出。賛成多数で可決された。

 昨日から子育て支援に関する相談が2件相次いで入る。すぐに”解決”というわけにもいかず、抱えたまま南山城村へ。
村への道は一本道。カーブの先から大型車やトラックが目の前にヌーと現れる。村からの道は雨…疲れました。

”ネジ”を巻きなおして    2008年3月25日(火)

 桜のつぼみが急に膨らみはじめ、小枝の先に2つ3つと花が開きはじめた。この週末は花見ごろになるかもしれない。
 子どもの頃のお花見といえば、桜ではなくて桃だった。砂丘の果樹園には桃の木がいっぱいで、今のように”梨”の木が植えられたのは相当後になってからのこと。
長い間、お花見というのは”桃の花”だと信じていた。隣組総出でお弁当をもって、めったに列車が通らない線路の上をひたすら歩いて、目的地に向かった。
 お花見前の子どもの仕事は、膝までズブズブと入る田んぼでタニシを拾い、川辺の野芹を摘むことだった。タニシは木の芽和えに、芹は巻き寿司に彩りよく入っていた。
それはそれは、子どもにとっても大人にとっても待ちわびた春の一大イベントで、そのわくわく感は今でも心のどこかに残っている。
 
 会議でほとんどの時間を使い、夕方から南山城村に。沿道の掲示板にはポスターが定数いっぱいの10枚。ひょっとして”無投票”と思いながら現地へ。午後4時を過ぎてから候補者の届出があり1名オーバーの選挙戦に。
 各陣営とも夕方から”ネジ”を巻きなおして…の選挙戦。最後の候補者の真意は…どこにあるのだろうか。

たんぽぽ号、お迎え    2008年3月24日(月)

 雨上がり…と思っていたら、また降り出した小雨。早朝の祝園駅で宣伝活動。ご一緒したのは衆議院6区代表の浜田さん。
 小学校の終業式とも聞いていたので、こちらにも行きたかったけど…残念。4月に逢うのを楽しみに…。

 午後から議員団の会議が開かれる。最終日に向けての協議をする。夕方、車検に出していたたんぽぽ号の”お迎え”に行く。普段の未整備がたたって部品交換もいろいろで、想定外の費用がかかり用意していたお金は有り金全部。
「今晩のおかず代だけまけたげる…」と、1,000円キャッシュバックしてもらって、買い物に。

 フリースクールに朗報。京都府教委は一定の条件を満たしたフリースクールに学習などにかかった費用の半額、約45万円程度を助成するというものだが、当初予算は200万円。人件費は含まれない。実態から言えばとても十分だとはいえないし、フリースクールにもいけない児童生徒もいる。
 でも、フリースクールが少しづつ”市民権”を得てきたということは、朗報である。


自治会総会      2008年3月23日(日)

 年に一度の自治会の総会が開かれる。事前にいただいた議案書は写真入の上質紙でつくられた立派なもの。防犯や街路灯、交通安全など活発な意見の交換が行われた。
4月からはそっくり、役員さんも代わって新しいスタート…お世話になります。

 午後から南山城村の柴垣さんの事務所びらきに出席。25日が告示30日投票で行われる村議選だが、実はこの約一年で柴垣さんは3度目の選挙。どうやら、少数激戦の模様だが定数10人で党議席は青山さんと2議席…なんとしても守りたい。

 時間を縫うようにして集金にでかける。介護サービスや子育ての相談で長話…気がつけば日も暮れて春雨の中を帰宅。

思い違い        2008年3月22日(土)

 いつもと雰囲気が違うな〜と思いながら、卒園式の行われる近所の保育所を訪れたのは9時過ぎ。「何時からですか?」「10時からです」と言われて踵を返す。
9時30分からと、何の疑いを持たずに思い込んでいた。
31人の子ども達が卒園した。赤ちゃんからの子どもさんは6年以上、長い時間だと12時間を保育所で過ごした子どもさんも…。
 桜が咲く頃入園する。以前、仕事をしていたこまだ保育所には、年輪を刻んだ桜の木が何本もあり、毎年見事に花を咲かせた。入所間もない親子は、親も子も必死で”お花見”気分ではない。そんなご両親に贈った古い拙句
 子に追われ 桜 横目の 春いくど

 訪問と集金に出かける。
「介護職員の雇用条件は悪すぎる。苦労は多いのに報われない。慢性的な人不足…介護制度も障害者自立支援法も、今度の後期高齢者医療制度も矛盾だらけ」(介護職場で働く人)
「自分は76歳、妻は70歳、自分の保険料は国保税と変わらんけど、妻は国保税の世帯割を負担しなアカン。同じ世帯でやってるのにおかしなことや」(夫婦で別の保険証を持つことになった高齢者)
と、どこでも出るのは高齢者の医療制度のこと。
 最近になってTVなどでも報道されるようになった、在日米軍基地への「おもいやり予算」の大盤振る舞い…おもいやりの相手、どう考えても間違ってる。


お墓参り         2008年3月21日(金)

 6年生のいない登校風景…ちょっと淋しい。
 近くのコンビニでストックの花束を買う。今日こそはお墓参りに行こう。車の車検をお願いしてその足でお墓に。
木津川堤防下にあるお墓は、堤防工事にあわせて新しい道ができて、墓地全体の整備と拡張がされている。墓前にはすでに新しいお花が供えられている…どなたがお供えを?
 
 午後から環境ネットワーク会議に出席。いよいよ、各部会に分かれて具体的な取り組みが始まる。生ゴミの減量、廃油の無害燃料化、水の浄化、企業の環境認証など、参加者の問題意識はそれぞれだけど、自分達の思いをどう広げていくか、これらが部会のテーマの一つ。

 夕方、約束していたガス機器の定期検査。時間を刻んで一日を終える。


”山田屋”さん       2008年3月20日(木)

 なんとなく予感がしてたが、ひょうたんやさんの跡にお店を開くのが山田屋”さんらしい。
 宇治市から城陽の富野荘に引越しをしたのが40年近く前。その頃近鉄の富野荘駅前にはパチンコ屋さんとか蚊取り線香の工場とかあって、その近くで食料品店を開いていた。近くにテナントのスーパーが一軒あった。
だんだんと店舗を拡大して、久津川駅前や京田辺にも出店。いずみややアルプラザなどの大型店近くで、たくましく商売をされてきたのが”山田屋”さん。
城陽のアルプラザができたとき、近くの多くのお店はテナントに入ったが、山田屋さんは「身を削って骨をとる」商法でがんばってた。
内幕も詳報も知らないが、ひょうたんやさんが空き店舗にならなくて良かった。

 朝からの雨でお墓参りは断念して、午後から南山城村へ。地元の方の案内で知人宅を訪問。築後100年以上は経っているという旧家で、ずっしり感に圧倒されながら、炒りたての番茶をいただく。「若者だけでなく、高齢者も村から出て行く。空き家が増えるばっかり…」と知人。
 さらに、もう一つの集落へ。玄関横の土間に手づくりの木の大火鉢を備え、自分の焼いた炭を入れて、手づくりのかきもちとよもぎもちを次々に焼いて「食べて帰ってや…」と家人。
 手づくりがうれしい村のおもてなし…あったかい。


卒業式           2008年3月19日(水)

 集団登校は最後となる6年生は、いつもの6年生とは違って、スーツ姿が目立つ。「一時間目も卒業式、2時間目も3時間目も卒業式…」と在校生がおしゃべりしながら登校。
 お別れの言葉の中で、きちんと覚えている訳ではないが「憲法をまもり…引き継いでいきます…」と言った卒業生の言葉がとても印象的だった。
 朝から心配していた雨が式典中に激しく降りだし、寒さもぶり返した。もう少し待ってよ…雨、と思いながら、結局、降りしきる雨の中、会場を後にする。

 建設水道常任委員会が開かれる。付託案件はなく、報告事項と3月議会で継続審議となっている請願が一件。
報告
 ・工事請負業者要綱の変更
   災害発生時における災害協定を建設協会と結んだことから、新   しい工事等成績評価等を導入し、協会員の評価を加点する。
 ・山手幹線の道路計画について
   暫定2車線とし、平成24年度を事業目途にする。取り合い町道に   ついての説明。
 ・里山づくり計画概要の説明
 ・煤谷川の改修工事
   313m上流までの工事延長を予定
 ・都市計画の変更
   精華台5丁目→準工業地域から第1種低層住居専用地区・第    2種低層住宅専用地域
   山手幹線沿道(精華台東地区)→第1種低層住宅専用地区から   第1種低層住宅専用地区・第2種低層住宅住宅・第2種中高層    住宅専用地域など
  イメージとしては、精華台5丁目はエコ住宅街、その奥に企業が立  地し、山手幹線沿いの東側には商業施設と住宅が立地し、植田   集落までが住宅地として開発されるということか。
請願…「狛田中地区の早期再開発」は継続審議となる。



お別れ会        2008年3月18日(火)

 4丁目のフリースペースのお別れ会。ハイハイの頃から、よちよち歩きの頃から…参加し始めたのはいろいろだけど、この場所から幼稚園に就園する子ども達の最後の日。
 好きな歌をお母さんのキーボード伴奏で歌う。先輩達やそのお母さんも参加されて賑やかな半日。
 幼稚園はそれぞれだけど、また小学校で出会うし、地域の中では一緒に遊ぶ。タウン誌から取材の方が来られて「本当に素敵ですね。こんなところで子育てをしたい…」と、感想。
 肩に力を入れないで”ゆるゆる”と進めるのが趣旨なので、初めてから4年になるが、気長く続いている。

 スギナが芽をだし、雪柳が白いつぼみをふくらませポツポツと咲きはじめた。道すがら沈丁花の小枝を一枝いただいて、台所に飾る。
香りも運んで…楽しむ春。

やっと…免許証      2008年3月17日(月)

 朝から体のあちこちが筋肉痛…"体に身がいった"状態。昨日のあれだけの作業で?…らしい。普段の運動不足をいたく反省。
 総務消防常任委員会を傍聴した後、議会だよりの一般質問の原稿をまとめ提出。木津警察署に新しい免許証を受け取りにいく。手続きをしたのが2月2日、講習を受けたのが12日…一ヶ月以上経っての交付。羽束師までいかなくてもいいのは助かるけどもう少し早くならないかな〜と思う。

 たんぽぽ号の車検も今月末が期限だが、先ず先立つものがないと車検も受けられない。車検のたびに必要な重量税、せめて新車購入の時だけにはならないものか?…いや、予約を入れるほうが先決や、と気付いたのが今日。

 何かと物入りな春…でもあります。


里山づくり        2008年3月16日(日)

 昨年、4回のワークショップで東畑の里山づくりを検討。今日は番外編で現地に入り、しいたけの菌打ちと下草がりをする。
 昨年、職員さんのボランテァで大方の下草はきれいになり、最初に入ったころとは比べ物にならないほどこざっぱりしているが、ここでも、車やテレビ、タイヤなどの"ポイ捨て”ゴミが、枯葉の下に埋まっている。
お昼前まで作業をする。久しぶりの山仕事に心地よい汗をかく。
どんな里山になっていくのか…とても楽しみ。

      
  
集まった人たち               親子で菌打ち
 
      
  
足元もすっきり               並べられたしいたけの原木
 
 お昼からは"畑仕事"に出かける。気恥ずかしいほどの荒れ畑は…うちだけ。冬野菜を抜いて、とりあえずはラッキョウやたまねぎの手入れをして帰りがけに「どうですか」といただいたのは魚の"アジ”。
 畑でアジを収穫…あじな1日でした。


確実に…春       2008年3月15日(土)

 あそびのないハンドルのように季節が変わる。急に暖かくなった。クロッカスの花が咲いている。クリスマスローズも色づきはじめたし、小さくなった球根からヒヤシンスの花が伸びてきた。
久しぶりに庭を眺めると、確実に春…でも元気なのは花よりも草。
 年金者組合の役員会に出かける。月1回の例会だが、負担になっているのが会場費。以前は木津中央公民館を借りていたが、庁舎の工事中もあって、借りられる団体は限定されているとかで、今は違う会場を借りているのがその理由。

 帰り道、163号線沿いの貸し農園のわが畑を見る。やっぱり、花盛り…。「畑が待ってるよ〜」と言われていたのを思い出すが、まだ行けてない。ぼつぼつ始動しないと"畑仕事"も…。

卒業式          2008年3月14日(金)

 一時止んだかに見えた雨…中学校の卒業式に向かう頃には激しくなってきた。近くの幼稚園も卒園式だが、体は一つ…中学校の卒業式に参列。
 卒業生162名、後でわかったことだが、卒業生は多いけど、式は一番早く終わったらしい。
校長先生は「大人になるって…どんなことだろう」と投げかけられた。事によっては「もう大人だから…」と言われるし「いつまで子どもみたいなこと言うてんの…」とも言われる、端境期の年齢。希望も大きいけど、悩みだって多い…そんな時期だったと想う15歳の頃。
半数以上の同級生は、この齢で就職していったし、その大多数は地元を離れて"集団就職”。
彼女達は「もう、大人」だったかもしれない…いや、大人だったと思う。
PTA会長さんのあいさつも生徒達の送辞や答辞もオリジナルで胸にしみ込んだ。
若者達の夢がかなう世の中であってほしいと願いながら、その足で議員団の会議へ。

予算審議…おわり    2008年3月13日(木)

 一般会計の歳入と特別会計の審議。
歳入では町民税は幾分落ち込んで、法人税収入が増えている。
大型ショッピングセンターと誘致企業が増税収入になっているとの事だが…。全体的には堅実な予算となっているが、国保税の増税や、後期高齢者医療制度の高齢者負担増への"政策的繰り入れ”などの支援策はない。
国保税会計と後期高齢者医療会計、一般会計には反対。
 
 昨日、予算審議の中で、ニレノキ通りのガードレールの落書きの除去をお願いした。早速、今日にはペンキが塗られていたし、以前、お願いした道路の白線引きも進んでいる。担当課の職員さんのフットワークの良さに…感謝。

 久々に、予習のない夜。夕方から孫たちに会いに行く。預けていた確定申告の用紙を受け取るのが主目的だが…。
 明日は中学校の卒業式…お天気模様はどうだろうか。


続けて予算審議      2008年3月12日(水)

 教育関連の予算審議では30人程度学級と通常学級に在籍する特別支援教員配置について求める。
 その後、南稲の府道沿いの山砂利採取場を見せてもらう。今、作業は中断しているが、新規に事業の申請がされているらしい。
許認可は京都府がするらしいが、これ以上山肌を削っていいものかどうか…。砂利採取跡には、松の苗木が植えられていたが、雑木があるほうがやっぱり"里山”らしいし、今、植えた苗木が山になるのはずいぶん先の話…。

 明日は、一般会計の歳入と特別会計の審議が行われる。
残念ながら、親子リズム会は開けなくて…ごめんなさい。

新年度予算審議      2008年3月11日(火)

・町長交際費(34万円)の使途公開を
・住基カードの点字対応…町民カードの点字対応は
・学研都市行政連絡会…広域的課題はなにか
・平和祭典…実行委員会の公募と再構築
・税務共同化…メリットとデメリットは
・監査委員事務局…独立した組織に
・災害ボランテァセンター…個人情報との関係、行政の役割は
・山城広域人権啓発新組織…目的・活動・予算規模は、特定運動団体の参加は
・敬老会婦人会謝礼…他のボランテァとの整合性、補助金とすべきではないか
・保育所職員配置…正規職員が少ないのでは、役場への出向人事の考え方は
・学童保育…希望者は全て入所、待機者はいない
・共同浴場…持ち風呂対策は
・空き地管理…放置された空き地管理の適正管理を
・妊婦検診…5回は無料、他府県でも受診可能に
・防災マップ更新…学研企業、大型店など広域避難場所へ
・救急隊2隊…職員採用計画と実施の見通しは
 などの質疑が今日までの経過。
明日は土木、都市計画、教育関連の予算質疑が行われる…今から予習。

空き巣にご用心         2008年3月10日(月)

 役場の帰り道、例の"ポイ捨てゴミ"のところに、関係者と警察
が来ていた。ゴミの持ち主が特定されたのだろうか。
職員や警察の手を煩わすこと事態…情けない話だが…。
 夕方には至急回覧がまわってきた。いつもだとたいていの場合は"訃報”だが、今日は「空き巣にご用心」の回覧板。
議会でも狛田駐在所の存廃問題と交番の設置場所が問題となっているが、防犯は今、全町的な課題。
 何年か前に我が家も被害にあったが、せちがらい暮らしにくい世の中になったものだと思う。

 予算委員会が始まった。本年度の補正予算は全員一致で承認。新年度予算は総務費を中心に審議。明日から民生費の審議に入る。早めに終わったので、居残りをして明日の準備をして夜は会議に出かける。


茶畑迷路              2008年3月9日(日)

 八幡市長選挙が終わったのもつかの間、今度は南山城村の議員選挙が今月の終わりに行われる。昨年に村長選挙と議員の補欠選挙が行われたばかりだが…。
 お手伝いに朝から村に向かう。頼まれたのは高尾地区のビラ配布。高山ダムを超えて、レイクフォレストへの道を反対に入ると茶畑の広がる高尾地区。
茶畑の間を上へ下へと走る。途中で茶畑の中に入り込み…迷路のような道を走る。本当は、用もない車がこんなところを走るのは"ひんしゅくもの”だと思いながら…迷いながら、何とかお役目を果たす。
 夕方から何軒かのお宅を訪問する。地元の中学校が年々マンモス化してくることの心配や、分かり辛い後期高齢者医療制度の話や、年金不明問題など…いろんな話が出される。
 明日から新年度予算の委員会審議が始まる。後期高齢者医療制度開始に関わる予算、国民健康保険税の値上げなども織り込まれた予算の審議…慎重に。


3.8国際女性デー相楽集会    2008年3月8日(土)

 そして…明日のあなたへ
 あなたの背中に 小さな私
 黒いマントにすっぽりとくるまれて
 雪の中でも あったかかった

 雪明りの中で
 わらを編む 縫い物をする 機を織る
 無口なあなたが 背中で語る
 「貧しくても…平和が一番」

 これだけは…と 持たせてくれた
 洗いざらしの木綿の布団
 すきま風の 3畳間
 冷えた心が あなたを想った

 雪の日に…あなたは逝ったけど
 あなたの背中は 忘れない
 あなたの時代は 忘れない

 戦争の時代を生きて
 貧しい時代を生きて
 やっと手にした 新しい憲法
 やっと手にした 女性のかがやき

 平和な明日に向かって
 しっかりと
 明日のあなたに 渡したい
 かがやく憲法…それは宝物

 
3.8国際女性デー相楽集会が開かれた。クラリネットコンサートと、「憲法と男女平等」の講演。
「アピール」を担当して、つくったのがこの"散文詩”。
毎年、つくっているけど、今年はどないしても母への追悼詩しか浮かばず…こんな「アピール」に
 伊藤先生の力のこもった講演…憲法はそれぞれの条項がリンクされて輝いている。
 夜は党の演説会で浜田よしゆき6区代表と井上さとし参議院議員のリアルな国会報告。
長文になるので詳しくは、後日に報告の予定…


ひどい!!             2008年3月7日(金)

  大量のゴミのポイ捨て
 
3日ほど前、役場から東畑に向かう府道沿いに突然現れた"ごみの山”。看板の奥にも雑多なごみがほり込まれている。
 担当課に聞いてみると、関係機関の協力で、ごみの持ち主を特定して、撤去を求めていくとのこと。
近隣ではゴミの有料化のところもあるし、分別の面倒さもあっての"ポイ捨て”?…というのが推測だが、それにしても"ヒドイ!”
しかも、山奥とかではなくて、人目につきやすいこの場所に…。
 議会は、議案の質疑がお昼過ぎまで行われ、その後議員団の会議を夕方まで。
来週からは、補正予算と新年度予算の審議が行われる。


一般質問 … トリ         2008年3月6日(木)

 本日3番目、一般質問は最後。
 清掃センター問題では、他議員の質問も含めて答弁の総括と確認をして質問に入る。木津川市での検討の経過をたどりながら、平成15年ごろから見るべき動きがなかったことなども指摘しながら、管理者として、もっと踏み込むべきではなかったか、情報など求めるべきではなかったか、今後、具体的に、どのように管理者責任を果たすのかなどを質す。
 環境センターと同じで、燃えているのは精華町だけ…という状況では事態は進まないのではないか。
覚書の木津川市の履行を求めながらも、対応策を探ることも必要ではないか。
 老朽化の現状を写真で示し、安全対策を求めた。住民としてできることは"いかにしてごみの減量化”をはかるか、関係住民が一体となって取り組むべき、とも主張。
 精華台小学校の特別支援教育は4学級。情緒障害児学級が設置されることを確認。
 明日は議案質疑が10時から。後期高齢者医療制度関連の条例や国保税引き上げの条例改定、"参与職”設置条例など、問題は多い。あと、しばし…議案とにらみっこ。


一般質問…7人       2008年3月5日(水)

 議会3日目、一般質問が始まる。7人の議員が質問に立つ。
中学校2学期制、環境問題、児童虐待防止、打越台環境センター、国際化、情報公開などについて質問が出された。
 ゆっくりと進められたので、松田の一般質問は明日の午後一番に持ち込まれた。
・清掃センター建設と現施設の安全を
・ごみの減量化と再資源化
・東畑集会所までくるりんバスを
・その後を追う(精華台小学校の特別支援学級増設、養護学校児童の学童保育)
について、質問をする。
くじ引きで、順番が最後になり、今回は清掃センター、環境問題に議論が集中。こんな時は先発の方がいいかもしれない、と思いつつ明日に備える。
 明日は親子リズム会はお休みします。


代表質問           2008年3月4日(火)

 各会派の代表質問に7人の議員が立つ。質問時間は30分。
狛田駅中地区の開発…地権者中心の再開発で進める。
狛田西地区の開発…京阪電鉄(株)が地権者との協議を始めた
精華台小学校の特別支援教室増築…13名の児童、2教室を増築。後期高齢者医療の支援策…広域なので困難。
国保税増税…財政不足。応益47、応能53の負担を。
子どもの医療費無料化拡大…早期に実現したい。
企業会計手法、B/C作成と公表…平成23年を目途。
水道会計の健全化、水道料金の値上げを…次年度に検討。
精華病院の現状…徐々に復調し、月次で黒字も。
ドクターヘリなど京都府と協議を…考えていない。
行政改革に外部の視点を…庁内努力をします。
 
 多くの議員から清掃センター問題と環境問題が出されたが、ゴミ問題の解決の前提としての「発生段階でごみをださない」生産者視点、また、ごみになるものを買わない消費者の視点などは出されなかった。
 水道料金の値上げを求めたのは創精会派。受水コストより供給コストが高いというのが理由だが、府営水を言いなりで買っていることや"空水"問題の解決が先ではないか、というのが私の意見。
 このままでは来年は水道代の値上げが…見過ごす訳にはいきません。明日は一般質問が10時から。



3月議会開会         2008年3月3日(月)

 おひな祭りの今日、3月議会の開会。補正予算・新年度予算や条例、契約案件の提案説明が午後5時まで。
 一般会計の予算規模は116億円。川西小学校建設や狛田駅東地区の区画整理事業などでやや膨れ気味の予算編成。
 これから先、10年間の財政見通しの資料が配られた。10年先の予算規模は99億円。今、借金は245億円…10年先には半分の129億円という試算だが…。
 夕方から会議に出席したり、メールチェックをしたりで、すでに時間もシンデレラタイムに近づき…議会詳報は明日に伸ばして、お休みタイムです。


”アウトドア”ムード      2008年3月2日(日)

 日曜日にこの天気…何週間ぶりだろうか。
議会開会のお知らせ版の後援会ニュースの宅配に出かける。お布団を干したり庭先で仕事をされる方、散歩や空き地で遊ぶ子ども達…一気に”アウトドア”ムードで、歩いているといろんな方に出会う。
「保育所の子ども達、年々増え続けて大丈夫でしょうか」と心配顔のお母さん。
「中学校の給食は、一向に始まりそうにないですね。”ぎょうざ”事件の後、お弁当に使う冷凍食品が気になって…」と、中学生のお母さん。「冷凍食品抜きのお弁当づくりは、今や考えられない…」とも。
昨年から手の入らなかった空き地の草は、今は立ち枯れているが「タバコのポイ捨てもあるし…心配」「とても良好な住環境とはいえない…」と、空き地のご近所の方。
 規制緩和で保育所はほとんどが定員オーバーしてるし、中学校給食は”お弁当外注方式”で「お茶をにごし」てるし、空き地の適正管理も進まない。
何とかしてほしい、と思うのは私も一緒…言い続けるより他に手もなく、これからも…。
 明日10時から3月議会開会。町長の施政方針、議案の提案説明などです。


産直”土佐文旦”はいかが   2008年3月1日(土)


 新しいページをめくる…3月。
久々となる"新婦人の会"の例会を開く。精華町でも新婦人の会の歴史は古い。先輩達は保育所ができる前から保育運動をしていたし、その後も長時間保育や乳児保育の運動、学童保育運動や、文化運動、母親運動、平和運動など多くの人たちと一緒にその時々の住民運動を進めてきた。
「子育て時代に新婦人の会があってよかった」と言う声は今でも時々お聞きする。制度としての子育て支援など、ほとんどなかった時代に、自前で子育て支援の歴史ををつくってきたのも新婦人の会だったし、働きながら子育てができる制度づくりに力を発揮してきたのも新婦人の会…。
 気分新たに、今の自分たちにあった活動をしましょう、と言う約束をして、とりあえず、我が家の玄関に積み上げられた産直の"土佐文旦”を手分けして売りさばかないと…。
お昼からは注文先へお届けの運送屋さんに早代わり。何しろ、30箱もあるわけで、入用の方はご一報を。