たんぽぽ通信
似た者同志        2008年2月29日(金)

  梅、ほころぶ…東風吹かずとも
 
朝の交差点ボランテァの道すがら、いつも覗き込む水がめがある。久しぶりに氷が張ってない。水ぬるむ、と言うほどではないが、少しは背筋が伸びるような気がする朝。
 南向きのお宅の庭先では、梅も見ごろに咲いているし、しだれ紅梅もずいぶん色づいてきた。このまま「三寒四温」と順序良く春に向かうのだろうか。
 
 一緒に暮らせば、多分、一番ぶつかり合うだろうとお互いが認め合う"大阪1人ぐらし”の娘がいる。似た者同士かもしれない彼女は次女で40歳ちょい手前。もう結婚間近…と、周囲のみんなが認めた相手と別れて10年。
お互いのHPを見ながらそれぞれの安否確認をしている間柄だが、いざ、と言うときには"力"を発揮してくれるし"頼り”にもしている。
 彼女が最近始めたのが"日本語教師"という仕事。本業の傍らのアルバイト仕事だが、結構、はまっているらしい。
全く日本語を知らない外国人に、日本語だけを使って、日本語を教える日本語教師らしいが、彼女的に言えば「やりたかった仕事」らしい。
しかし、本業にするには"不安定雇用”で暮らしが成り立たない…が、仕事は続けたい。
さて、どうするか…悩める娘に、「決めるのは自分…」だと、似た者同志の母から冷たい返事。
不惑の齢には、まだ若干猶予があるしね〜なんて、呑気なことを言ってていいのか、母さん。

文字情報        2008年2月28日(木)

 朝から知人宅を訪問。世間話の間に清掃センターの話などをする。「なーんにも知らんかった。目が辛くなってからほとんど新聞も見ないし…」。
以前は町の様子などにずいぶん関心をもたれていたし、こちらが情報をいただくことが多かったのに…文字情報の限界を知らされる。もっとマメに電話もしないと…。
 お昼から議員団の会議。3月議会の準備もあってか、各会派室への出入りも多い。こんな時は、天井筒抜けの会派室はいささか不自由。
 会議終了後もしばらく居残りをして、議案書に目を通して自習し、下調べなども少々。
 夕方からも訪問2件。プライベートな相談もあり、ついつい話し込んで、次の会議はタイムオーバー。
 今年はうるう年。明日は4年に一度のおまけ(?)の1日だけど…何か、おまけのいいことあるかな〜。

"白紙”にもどす     2008年2月27日(水)

 清掃センターの"建設断念”表明で揺れる西部塵埃組合議会の傍聴に行く。来年度の予算審議が主な案件だが、一通り終わった後で"意見交換"が行われた。議員からはいろんな質問が出たが
「白紙に戻します」と河井市長。
この、白紙と言うのがよく分からない。どの時点をいうのか…
。「自分の任期中に…がんばる」とも言われたが、既に、後3年しかない中で、どうがんばる?
こんなときによく使われるのが「不退転の覚悟」とか「政治生命をかけて」といった言葉だが、そんな常套句も聞けなかった。
 修繕費を毎年1億円前後つぎ込んでも、余命は数年。
白紙に戻すと言うなら、候補地選定も含めて白紙に戻し、仕切り直しをしてほしい。

議会の日程が決まる  2008年2月26日(火)

 10時から議会運営委員会が開かれ、3月議会の日程が決まる。予算審議もあり、3日から27日までの会期はほぼいっぱいいっぱいの予定.

 3日 開会          10:00〜
 4日 代表質問       10:00〜
 5〜6日 一般質問     10:00〜
 7日 議案質疑       10:00〜
 10〜14日 予算決算常任委員会10:00〜(14日のみ13:30〜)
 17日 総務教育常任委員会10:00〜
 18日 民生環境常任委員会10:00〜
 19日 建設産業常任委員会13:30〜
 26日 委員長報告・採決  10:00〜

 
 
車に乗ってもティッシュ、会議中にもティッシュ、歩いていてもティッシュ。「ティッシュと友」の1日。
がんこやね〜風邪…はよ、治さんとアカン。

両論         2008年2月25日(月)

 鼻づまり…夜も寝られず状態だったけど、とりあえず朝の交差点ボランテァに出かける。
お昼前から集金に出かけ、途中でマスクを買い求め、午後から議会事務局へ。
 帰って一休みと思っていたら化粧品のセールス電話。化粧品といっても、化粧水とファンデーションくらいしか買わないし、もう何十年と同じものを使っているし「…結構です」とお断りをしても、なかなか電話が切れない。
 夜の会議もお断りをして食事の準備をしていると、いつも「町の灯かりが明るすぎる…もっと省エネを」と、いい続けている方が来られ「丁度、街路灯が切れているので、それで暗いかどうか見に行きましょう」と誘いに来られる。
 暗くて困るという人と、明る過ぎるという人の狭間にいる私だが、必要以上の明るさはいらないけど、適度に明るい方がいいと思っている。
 「今日ばかりは…」とお断りしたが、安全・安心とCO2削減の天秤…両論あって難しい。

オーバーヒート    2008年2月24日(日)

 2,3日前から時々頭痛が…と思っていたら"風邪3拍子”が…。昨夜、次男宅を訪れ、帰りは強風にあおられ、城陽はすでに雪が積もり、この上なく寒かった。「明日は野球の試合があるねん」と言ってたけど、この雪では、中止やろと勝手に思い込んでいたが、どうやら試合はあったらしい。
 サッカーはもちろん、ソフトも野球の試合も子ども達はフルシーズンで「冬場は走りこみや!」ということは、なくなったらしい。
すっぽりと雪に包まれた運動場を離れて、雪のない海岸線をひたすら走った中学生の頃を思い出す。
 昼間は、3月議会の資料に目を通していたが、いまいち気合も入らなくて、全てを風邪のせいにして、しばし、ダウン。
 夕方から集金活動に。時々雪が舞う中「寒いですね〜」のあいさつを繰り返す。日曜日ごとの雪…もう、来週は3月なのに。
 イージス艦問題…「複数の漁船がいるのは分かっていたが、漁船がよけてくれると思っていた」と、イージス艦の乗組員が証言。一体、なに様?…と言いたい。そんなことがまかり通るのであれば、房総半島沖は「暴走半島沖?」とも言いたい。
 ブツブツと怒ってたら…オーバーヒートして熱が…。


高齢者の医療は     2008年2月23日(土)

 一雨ごとに…寒くなる。昨日は久しぶりの暖かい日和だったが頭痛がひどく冬ごもり。
 午後から高齢者医療を考える会の学習会に参加する。4月から始まる後期高齢者医療制度は、いまだ見通しのたたない医療制度だが、実施されることだけは確実。
診療報酬も別立てとなり、上限などもあって、希望する医療には限界がある。かかりつけ医を決めて総合的に診察をし、あちこちの病院にかかることは難しくなる。
介護ベッドを大幅に減らし、終末期は自宅で…。かかりつけ医がいたり、自宅で息を引き取りたい、というのはある意味そうかもしれないが、いろいろ選択肢があった上でのことだと思う。
 介護職場からも報告がされた。介護職員の賃金は全労働者の6割程度。慢性的な職員不足、減り続ける事業者。
 自治体の職員も大変で、くるくる変わる制度、ギリギリでないと情報が届かないなかで苦悩する。
なんといっても一番不安なのは高齢者…そして、それはみんなが向かう道。
 国民皆保険というならば、日本中、どこに住んでいても同じ負担で同じサービスでないと、自治体の"かいしょ”によって違うというのも納得のいかない話。
 道路特定財源問題で「高速道路整備をしないと、救急病院搬送に時間がかかる」と、国交相が言っていたけど、高速道路が必要なのではなくて、救急病院が足りないことが問題だと気付かないのは…何故?


ミシンがきた      2008年2月22日(金)

 姪の結婚式のお祝い返しのカタログから選んだのは"ミシン”。届いたのは今日。以前から「あったらいいな〜」と思っていた一品である。
 子どもの頃、家には工業用の頑丈な足踏みミシンがあった。小学生の頃からおもちゃのように遊んでいて、古いブラウスの袖を切ったり、スカートのデザインを変えたりして、母を驚かせていた。
 大阪1人暮らしのときも、冷蔵庫の次に買った家財道具は電動ミシンで、気ままにオンリーワンの服をつくるのが好きで愛用していた。
 子ども達の袋物や最後には雑巾縫いに活躍したミシンは今は置き去りにされている。
 買い物ついでにミシン糸を買い、説明書を見ながら悪戦苦闘。シンプルだったミシンも多機能になり、糸通しなどもついているけどうまくいかないし、結局は中途半端で投げ出して…明日に持ち越す。
多分"無用の長物”になるだろうけど…夢でも縫うか!

独り言          2008年2月21日(木)

 親子リズム会に新しい顔ぶれも加わり、部屋はいっぱいいっぱい。もう少し広ければと思うが…それは無理。狭いながらも、楽しければ…。
 あ、お昼ごはんがないと気付いて、土鍋をかけて得意の鍋焼きうどんをつくりながら、一般質問を書きながら、テレビも聞く。4時ごろに提出し、先ずは肩をなでおろす。
 夕方から2つの会議に参加。
 夜になって国会の予算審議の様子をニュースで見る。「1億円の報告書」「88億円の調査費」。つくったのはいずれも天下りの法人。しかも、2度3度の天下り…これでは、まさに"甘くだり”やんと独り言。
「目に余る天下りは…」と福田首相。目に余らんでも天下りにくさびはうたなアカン!
「私も庶民ですから…」と国交相。庶民は私で、あんたは違う!
ニュースを見てて独り言が増えたけど、これは齢のせいではない!…と、また独り言。

「極めて残念」      2008年2月20日(水)

 ジャスト午前7時30分、電話がなる。やや深刻な相談事で話も長くなり、スクールヘルパーは断念。こんなことは滅多にないのだが…。
 10時から議員団の定例会議。3月議会に向けての代表質問や一般質問の検討をする。今回から質問順は抽選となったので以前のように順番を気にすることはなくなった。締め切りは明日の午後5時。
 本日の京都新聞に精華町関連記事が3本。
けいはんな新産業創出・交流センター関連記事。進出企業の意見を府の施策の反映させるためのもので、出された意見が紹介されている。
08年度の精華町の当初予算案の概要が紹介されている。以前紹介したが、精華台小学校の特別新教室増築や病弱児保育を学研都市病院に委託、子どもの医療費の小学校卒業までの拡大は「翌年以降のできるだけ早い時期に実現」、救急隊を増やすための消防職員増員など。
もう一つの記事は、新清掃センターについて、木津川市長が建設断念を表明した件についての町長のコメントが紹介されている。「極めて遺憾」と述べ不快感を示す…わたしも管理者としての責任を果たす、とある。
 3月議会では、清掃センター問題は論戦の一つ。しかし断念表明をしたのは隣の市長さん。相手が目の前にいないのは…「極めて残念」。


親子船           2008年2月19日(火)

 ”親子船…真っ二つ”というニュースが早朝から流れる。相手は巨大なイージス艦。
大漁旗をあげて帰ってきたかもしれない…漁にでる度に、無事を祈る家族がいる…ささやかな幸せが壊されていく…いたたまれない気持ちがこみ上げる。

 4丁目の子育てサロンにでかける。今日のメニューは同じ丁内の方が"リトミック"ボランテァで活躍してくださり、子ども達もいきいきと活動。
 
こっちの方がおもしろい!…よっ
 
 午後から、木津川市の加茂支所へでかける。合併後の支所を訪れるのは初めてだが、広い庁舎にまばらな職員さん。
業務内容までは知らないが、住民の方にとっては不便もあるんやろな〜と、勝手に憶測。

 夜も会議が一件。いよいよ議会準備…追い込まれているのに手がつかず。今朝は分厚い議案書も届けられた。
よし!…明日からがんばりますからっ!ということで今日はオシマイ。

清掃センター        2008年2月18日(月)

  ベルト巻きの煙突

  
疲れのひどい焼却炉内の鉄板
 
 あと2年…打越台清掃センターの耐用年数。先が見えた施設はどうなっている?
 木津川市長が木津川市域での建設を断念したという報告を聞き、心配になって施設を見せてもらう。
大規模改修をして、6年ほどの先延ばしは可能だが、費用は8〜9億円かかるという。今までにも修理を重ねてきてるが、痛々しい箇所が随所に見られる。
 
 言葉はきついが"満身創痍”の老兵に"外科手術”をして、命ある限り戦場へと駆り立てる…こんな情景を連想しながら清掃センターを後にする。

平成20年度施政方針  2008年2月17日(日)

あらかじめ届けられた施政方針を読む。

[基本認識]
 地方分権の基本原則を示しながら、抜本的な税源移譲が進まない。地方自治体の税財源基盤の確立にはほど遠い行財政環境の中で*開発業者からのまちづくり協力金などへの依存から脱却店…10億円規模の収支改善
*国保税の引き上げをお願い
*清掃センター…木津川市長から木津中央区での清掃センター断念の申し入れがあった。今後の対応を慎重に進める。
*けいはんなプラザ…関係機関で再生計画の取りまとめが進められている。
*私のしごと館…運営を包括的に民間委託し、第三者委員会の外部評価を得て、1年以内に存廃とあり方について検討、町として積極的提案をしたい。
学研都市まちづくり…「サードステージ推進会議」の取り組みが総がかりで始まる。

[主な事業]
予算規模…前年度比11億5千万円増。
*北の堂集会所増改修の設計業務
*廃食油の回収・リサイクル活動の推進
*災害ボランテァセンターの設立
*病後児保育の実施
*ほうその・ほうその第二保育所施設整備の実施計画
*学童保育室の段階的な拡張整備
*精華まなび体験教室を川西小でも実施
*精華台小学校の特別支援教室の増築工事
*後期高齢者医療の広域連合の経費負担
*参与職の設置
*行政評価システムの構築
 太字の項目は議会でも実施を求めてきたことで、環境・子育て支援などは具体化が進んできた。高齢者医療や、くらしの支援策などはあまり伺えない。さらに、国保税の引き上げ検討…も追い討ちをかける。行財政改革推進のための特別職、参与職の設置も…?。

 午前中、小5の孫娘のソフトボールの試合観戦。近くの木津川台グランドなので応援に駆けつけたが、試合最中に雪吹雪。
見てるほうも寒いけど、選手はもっと寒い。外でがんばってるだけで十分に”えらい!!”
 
雪吹雪の中で…がんばる!!

水問題とライフスタイル  2008年2月16日(土)

 土曜日なのに道は混んでいた。7時チョイ過ぎに出たのに、八幡に着いたのは8時、これもチョイ前でとりあえずは"セーフ”。時折突きつける強風とアラレ攻撃の中、12時まで宣伝カーに乗り、最後のお願い。
 午後から精華町環境ネットワーク会議主催の「水問題とライフスタイル」講演会に参加する。お話をされたのは副会長の前田さん。
午前中に冷え切って、会場の暖かさが心地よく…ついつい襲う眠気と戦いながら…。
地球上の水は海水が97.5%、2.5%の淡水のほとんどは氷と地下水。人間の体の75%は水で、脳は90%が水…人間の生命線としての水の二つのポイントは、飲料水と食糧補給のための水。
日本人の生活用水の平均は1日、1人36リットル、世界のそれは50リットル、蛇口を捻れば飲料水が出てくる日本はやっぱり水に恵まれている。
水問題は…地球規模で考えないと、ミネラルウオーターはガソリンよりも高いという警告も。


八幡で終日        2008年2月15日(金)

 終日、八幡で過ごす。京都市長選挙と同日投票で市長選挙が行われる八幡市には、各候補者の応援に"大物”が入り乱れる。Mr年金氏や民主党幹部、自民党の大物議員も入るらしい。
 明日はいよいよ選挙戦最終日。大物ではない私なども時間の許す限りの応援をしたいと…明日も出かける予定。

 平成20年度の施政方針が手元に届いた。3月議会も間近…議会準備も念入りに。

値上げに"音”あげ    2008年2月14日(木)

 寒い朝の連打…今朝も寒い。交差点ボランテァがなければまだまだ布団の中やろな〜と思いながら、足早に歩いて目的地に。

 親子リズム会も寒い中メンバーが集まる。遊びの中心は”ままごとあそび”。”ままごと”は”まねごと”…大人の暮らしがそっくり子どもの遊びに映し出される。

 暮らしを直撃しているのが”値上げラッシュ”。
新婦人新聞によれば
2月…チョコレート(明治製菓) 味噌(マルコメ・ハナマルキ)
シュークリーム(ヒロタ) かまぼこ・ちくわ(紀文) ラップ・保存袋(旭化成) ビール(キリンビール) ドーナツ(ミスタードーナツ) 冷凍食品(ニチロ・あけぼの)
3月にはいるとマーガリン・ヨーグルト・チーズ・香辛料・醤油・タイヤ・ラップ・インスタントコーヒーなどなど。
この値上げラッシュは4月になっても続くし、電気・ガス料金の値上げも予定されている。
灯油やガソリン代はすでに高値…アメリカのサブプライローン問題は他人事ではない現実が迫ってきてるし、ガソリンの暫定税率問題も身近な問題。

 暫定税率に関わって、各自治体のHPで「暫定税率が堅持されないと道路特定財源が確保できず、地方交付税が減って道路整備ができなくなる…」といった広報が流されている。
「…しないと…してあげへんよ!」と一方的に脅かされているような気がする。
 「道も大事だけど、普段のやりくりはもっと大事…」これが大方の意見なのです。


あおぞら園         2008年2月13日(水)

  寒風の中、土を起こす子ども達
 シュタイナー教育で有名なのは京田辺市のそよかぜ幼稚園。少人数で民家などを借り受けて同じように就学前教育をしているところが旧山城町にある。名前はあおぞら園。
 施設もこじんまりとして夫妻で運営されているから、幼稚園としての認可は受けていない。
実際の教育の様子を見せていただきに伺う。こどもたちと同じ椅子に座り、お祈りをして、お話を聞く。
静かな中で、静かな”語り”を聞く子ども達。子ども達は言葉で聞く話に創造力を働かせ、創造力を育む。
  
 時々雪が舞い散る中を予定通りに”畑仕事”に出かける。今は土を育てる時期…スコップを巧みに使って土を起こす。
「子どもの描く木や花には根っこがついています」と、保護者の方。
大人の手でつくった果実やお芋を収穫するだけでなく、土から作る農作業が、根っこを描かしているのだと思う。
 
 根っこが描ける就学前教育もまた、選択肢の一つ…許認可の有無に関係なく。


 
明日は親子リズム会を開きます。どうぞ、お越しください。

 免許更新講習会      2008年2月12日(火)

 連休明けの交差点ボランテァ…そんなに久しぶりではないのに懐かしい気がする。クリスマス頃とは違って本物の雪だるまが、まだがんばっているお家がある寒い朝。
 免許更新の講習会に参加する。30分のショートタイムの中でフルタイムにしゃべる講師は饒舌だ。
酔っ払い運転は懲役5年以下または罰金100万円以下。ひき逃げは懲役10年以下または罰金100万円以下…この罰則、どう判断すればいいのか。
酔っ払い運転も悪いけど、ひき逃げも悪い。量刑は違うのに罰金が同じというのが理解できない。
このことはず〜と引っかかったまま、次の会議に向かう。
 
 3日間留守にしていただけなのに、宅配便の”留守通知”が何通も入っている。滅多にない宅配なのに、こんな時に限って…重なる不運。時間を決めて宅配を待ち、夜に預かり物を届けに出かける。
 
 25年来の念願かなって2週間の旅を終えてニュージーランドから帰ってこられた方を訪問。
京都府の南北を行きかうだけで音を上げている私と違って、彼女のお土産話はいきいきと輝いて充足感に溢れている。

 仕事を終えたらゆっくりと海外旅行…そんな夢を見ていた頃もあったのにと思いつつ「今夜は星空がきれいですね〜」と、空を見ながらつぶやくと「南十字星がほんまにきれいやった…」と彼女。
でも、今夜は空も高くて透明で月もきれいと、やせ我慢の私。

雪事情     2008年2月9日(土)〜11日(月)

  大江山ふもとの残雪(11日)
 10日が母の49日法要。天気予報を見ながら前泊でないと”やばい!”と思い、9日にスタート。何しろ車はノーマルタイヤで"雪対策”はないし…途中で"頓挫"するかもしれないと思いつつも、自宅を出た時は雪が舞い始めた。
 洛西ニュータウンから縦貫道を抜けるまで容赦なく雪が舞い積もる。天気予報を信じて綾部から舞鶴、宮津と海岸線とJR沿いを走り、時間をかけて走り抜ける。
 10日は我が家の法要のごとくめまぐるしく働いて、11日は
両親の荷物の整理をする。
両親が住んでいた"隠居所”は見る影もなく"半壊状態”で、入れるかどうかが危ぶまれるほど朽ちている。とりあえず"救出”できるものは持ち出さないと…駆けつけてくれた妹と懸命な搬出作業を続ける。
 母が大切にしていた"日本髪”の小道具セットにたどり着いたのはお昼頃。お嫁入りのときに使ったものかどうかは分からないが、とても大切にしていた道具の一つで、いろんな思いが込められたものに違いない。
使うことのないかんざしや漆塗りの飾りぐしを風呂敷に包んで帰路に。
 大江山周辺は雪景色だったが、快晴のなか…"行きは怖いが帰りはよいよい”と、無事帰宅。
  
母が使った日本髪結いの小道具

現地を見る         2008年2月8日(金)

 朝から八幡市長選挙のお手伝いに行く。旧地域に入ってハンドマイク宣伝。いいお天気で庭仕事や畑仕事で精を出す方が多い。

 建設水道常任委員会が開かれ狛田地区の駅中地区の現地視察。近鉄とJRの間の再開発についての請願が12月議会で出され"継続審議”となり、現地調査などの確認が必要、ということで実施された。開発手法や地元協議などまだまだ検討が必要ではないか、というのが感想。
  
JR駅東の住宅…道路は行き止まり  近鉄狛田駅前…道路のほとんどは近鉄                        所有地

 はやい…あきらめ(木津清掃センター)
 3時から全員協議会が開かれた。案件は"木津清掃センター建設について”。午前中に西部塵埃組合議会が開かれ、木津川市長が「木津中央地区での清掃センター建設断念」を表明、それを受けての説明となった。
 直近の覚書では、木津川市合併後、新市の責任において積極的に取り組むことを基本として、建設後の基金の取り扱いや、現施設の取り扱いまで取り交わされている。
 4月の市長選挙で堂々と公約に上げていたのに、1年を待たずして"断念"の結論は早すぎる。
飲み込むには大きすぎるこの決断…簡単には飲み込めない。

 
長年の夢       2008年2月7日(木)

 長女の子ども達は3人。彼(女)達の念願は"犬を飼いたい”…長年の夢だった。やっと、その夢がかないそうな様子が伝えられた。子ども達から要望書が出され、約束事が決められ、祖父母と父は同意書にサイン。
 母(長女)は、今、その約束が守れるかどうか"お試し期間中”。子ども達は早寝早起き、勉強もがんばっているらしくて、いよいよ"サイン”も間近…らしい。
お年玉貯金を出し合って買うらしいが、世話好きな3人、今から世話のしすぎがどちらかと言えば"心配の種”。

 親子リズム会を開く。私立幼稚園で"第2子減免”のあるなしや、保育所の第3子の減免(保育所児3人)は、上の子どもが小学生でも実施してほしいなど、「子育てとお金」の話で盛り上がる。
「今から幼稚園のことを思うと気が重い」と、双子ちゃんのお母さん。入学金に制服代…一度に2人は"きつい"負担。
 公立幼稚園があれば…これも長年の夢だが。

"相棒”や〜い      2008年2月6日(水)

 議員団会議で3月議会の代表・一般質問の骨子について相談する。議会毎にする質問は議員団の中で検討し、調整する。
 午後から八幡市長選挙のお手伝いに出かける。相棒の女性の方と車の中であれこれおしゃべりをしているうちに、いつも曲がる交差点を通り過ぎて、グルグル回って目的地に。
 のどかな農村地域のビラ配布に入るが、打ち合わせの不十分さと土地勘のなさで、仕事が終わっても、相棒が見当たらない。
 携帯電話を持たない相棒とどなして連絡を取るか…あちこち探し回り、やっと逢えたのは夕方近く。
「やっぱり、携帯もたんとアカンね〜」と相棒。「打ち合わせもしっかりしんとね〜」と私。
そこから、今度は一緒に一仕事して、食事をして帰路に。
 あ〜やれやれと二人で深いため息…逢えてよかった。
 
明日は親子リズム会を開きます。寒いけど…待ってます。

赤提灯の延長保育   2008年2月5日(火)

 4丁目のフリースペース、子育てサロンに。開かれるのは第1と第3火曜日の午前中だが、お世話係の方が企画をしてくださる。毎回、行事を先取りして季節の折々のものを作ったり、紙芝居や手遊び、歌などで過ごす。
 今日のメニューはお雛さまづくり。おしゃれな紙皿でゆらゆらお雛さまができあがる。
 
 昨日が誕生日だった。「いくつになった?」と聞かれても即答できないほど、年を重ねたが…多分、66歳。
 自分の誕生秘話など聞いたこともないし、聞ける人もいなくなったけど、ずいぶん寒いときに生まれたものだと思う。
場所は、今は与謝野町になっている岩滝というとこらしいが、そこを訪れたこともない。
両親、共働きで、赤ちゃん時代は赤提灯の好きな"乳母”さんに預けられ、夕方になるとその乳母さんは、赤ちゃん連れで暖簾をくぐったらしい。
 
 今の時代なら、保育所の延長保育で…というところだが、延長保育を赤提灯で過ごしたらしい"原体験”は、その後の人生に影を落とした…落とさなかった?


給湯器…復活     2008年2月4日(月)

 朝、交差点で「昨日の雪で3人入れるかまくらをつくりました。遠出をしないで雪遊びができて…」と、3人用かまくらの写真を見せていただく。特別な日曜日の様子が伺える。
 
 雪の北海道旭川市から党の女性議員さんが1人で研修にこられる。会派の政務調査費とは別に"研修費”の支給があって、個人の研修先に本町を選び"学研都市”の研修にこられたとの事。遠路の労をねぎらいに議会事務局へ。

 幼稚園の就園補助金の件で受けていた相談事があり、担当課に出向いて話を聞く。結論は持ち越したが…いい返事を待つことに。

 給湯器の修繕が済んだのは夕方近く…やれやれ!と胸をなでおろし、夜に八幡
市へ。
 
異変…給湯器       2008年2月3日(日)

 目覚めてびっくり…真っ白な雪景色。いつものように"床暖”をONにし、お風呂に給湯しながら今日の段取りを考える。
しばらくして、自動給湯のランプがパカパカと点滅をはじめ、床暖房もさっぱり。
 「お湯はりをします」とか「お風呂が沸きました」とか、いつもおしゃべりなのにさっぱり反応がない。
保守点検をお願いしているガス会社に電話をするが「午前中はいけません」と断られ、お昼過ぎまで家に釘付け。
お昼過ぎになってやっと給湯器を見てもらうが「使いすぎじゃないですか?」と言われ「修理は明日の午後以降…」と言われ、お風呂もお湯も床暖もあきらめる。

 こんなに冬の水は冷たかった?と思うほど、水は冷たいし、何よりもお風呂に入れないのは辛い。
給湯器のない時代を長く生きてきたのに「あることに慣れる」と、なかなか後戻りができない。

 裏山の雪解け水を二つ割りにした竹のトユで引き込んで、井戸水より雪解け水があったかい…などと言っていた時代もあったし、薪炊きの五右衛門風呂時代も長かったのに…。

 お湯なし生活も辛いけど、修理待ちの釘付け生活も辛い。

結婚式           2008年2月2日(土)

       
 
花嫁の自筆絵でお迎え  結婚間じかの花嫁の妹
も美しく

 7歳年下の妹がいる。その長女の結婚式に出席する。式場に入って頼まれたのが"カメラマン"の仕事。
花嫁の父は大のカメラ好きで、本来なら自分がシャッターを切りたいところだが今日ばかりはそうもいかず、急遽頼まれた次第。カメラと持参のデジカメ撮影で忙しく立ち回り多忙な結婚式となった。
 式場の入り口には花嫁の自筆の絵が掲げられ、招待客を迎える。彼女は美大を卒業後、小学校の教師になり、京丹後市で教職に就き、新郎は滋賀で会社員。
長年の遠距離恋愛が実を結び結婚。でも、しばらくの間は"別居結婚”が続く。
 4月の人事異動に期待して…今日の結婚式となったが、早く同じ屋根のしたで住めたらいいのに…ね。

 
「免許更新」        2008年2月1日(金)


 「免許更新には写真1枚…免許証にはります」更新手続きの案内に書いてある。同じなら美容院に行って…とは思ったものの、財布の中は"野口英世”さんがお1人。まずはATMに立ち寄り、美容院でこざっぱりして木津署へ。
 証明書用写真をどこで撮る…?木津署で更新手続きをするのは初めてで羽束師とは少々勝手が違う。
木津署近くに"証明書用写真”のセルフボックスを見つけて、オズオズと入る。こんな無愛想な箱の中でほんとに証明書用の写真が撮れるの…。700円で6枚の写真が3分待ちで出来上がり手続きに。

「本日申し込みの方の講習日は3月18日です」
 「今から3月の予定は分からないし…」
「予備日はありますが、お急ぎなら羽束師へ…いかれます?」
 「ウ〜ン、でも写真も撮ったし…」
 結局、他の日でも講習が受けられることも分かり手続きをする。最初から言ってくれれば…悩むことはなかったと、ブツブツ。

 免許の更新忘れで、再度、自動車学校通いをした、にが〜い経験がよみがえる。だから免許更新は今でも”緊張感”がつきまとう。