たんぽぽ通信
大往生             2007年8月31日(金)

 春も夏も選挙が続きついにのびのびになっている夫の13回忌と義母の7回忌。今年中には何とか…お寺さんに電話をする。
義父が亡くなったのは、城陽に引越しをして間なしのことで先ず、困ったのはお願いするお寺のこと。
 仕事でお世話になったお坊さんに相談すると、宗派を超えてお参りしましょう、ということでお願いしたいきさつがある。
後でお聞きすると大変、位の高い高僧だということが判明したが、子ども好きな方で、月参りのたびに手土産を持参してくださった。
子どもに「好きなものは何?」と聞いて「お肉」というと、翌月のお参りのとき、1sはくだらない、しかも、いつもは口にしないような上物を手土産にしてこられた。
 電話の向こうで「私は息子です。父はこの春100歳で亡くなりました。大往生でした」と後継者のご住職。
知らぬこことはいえご無礼をお詫びしてお願いをするが、先ず、お参りをしないといけないのはこちらかもしれない。
 夕方になって畑に。日照りつづきの後の"びっくり雨”で、野菜たちも困惑気味。秋野菜の準備をボチボチと…以前なら一気呵成に出来たスコップ仕事も休み休みに。
お隣の方も「根つめたらしんどいでっせ…休み休みにしなはれや」と。猫のひたいほどの貸し農園…やっぱり、齢やね〜と独り言。


大雨で精華中休校      2007年8月30日(木)

 朝から不安定な空模様。雨の合間に雷が鳴り、こんな日に子ども達は来るのだろうか、と思いながら掃除をする。
時間になると、三々五々いつもの顔ぶれが揃って"親子リズム会を始める。夏休み中のお姉ちゃんやお兄ちゃんも一緒で、赤ちゃんのお世話に精を出してくれる。
 小さな新聞記事「大雨で精華中休校」に目が留まる。山城地域で唯一"2学期制"を実施している精華町立の3中学校は昨日から授業開始。
2学期が始まったわけではなくて、一学期の続きである。昨日は大雨洪水警報が発令されていたが…なぜ、一つの中学校だけが休校したのか?
府教委の説明では「校区が広く、一般教科の授業予定もなかった」ということだが…。
校区が広いということと、一般教科がないということで"休校"の判断がされるとすれば、これからの"警報"時の扱いはどないなるんやろ?少なくとも町教委は、一つの判断基準を示すべきではないのか…?
 学童保育所からも"お迎え"の連絡があったらしいが、保育所は"暴風雨警報”のほかは通常に保育をしている。
保育所と学童保育所での判断基準が違うのもおかしいと常々思っている。
"警報発令"時の判断基準など、今一度見直すべきではないだろうか。学校など一番安全とされる"広域避難場所”で過ごしているのだから…。


13年前の夏        2007年8月29日(水)

 昨夜は遅くまで議会準備。一般質問通告書を行きつ戻りつ書き続け…今朝は早朝から書き上げる。8時ごろから電話がなり続ける。少し話しが長くなると傍らの携帯が"ブーブー"と呼ぶ。PC画面には通告書が仕上げを待つ。
忙しい朝は、一気に忙しくなる。珍しく長男からも「本日は父の13年目の命日…」とお知らせ電話。次男の妻から「子どものお泊り保育のお迎えお願い…」と、お願い電話。
一日のタイムスケジュールを頭の中に描きながら、通告書を仕上げ議員団会議に出向く。
 午後になって長男宅へ。仏前に供花とお線香が揺れている。13年前の夏も、本当に暑い夏だった。仕事が終わると毎日京都まで走った。祇園祭の浴衣がけの人ごみを抜けて、大文字の送り火を見ながら…痛み止めのモルヒネがだんだんと多くなり、おぼろげな意識の夫の傍らで、何を考えていたのか、あまり思い出すことがない。
多分、毎日が大変で、何も考えていなかったのではないかと、今にして思う。
 お泊り保育から帰った孫は、今、一番手ごわい"すね虫孫”。「すごいね。パパもママもいないところでお泊りしたんやね!」と、大いに褒めて、一緒に弟をお迎えに保育所に。
今日の彼は"自信満々"で、弟にも優しくてとても素直。
もう"すね虫孫"とは呼びません。


高くなる…?        2007年8月28日(火)

 昨日から、後期高齢者(75歳以上)の方は何人ぐらい?とか、社会保険から移行する人は?とか、被扶養者で新規に保険料を負担する人は?といった疑問が頭の中をグルグルとまわってぃたので、思い切って担当者の方からレクチャーを受けることに。担当部長も同席して丁寧な説明を受けたが…。
まだ、広域連合議会も開かれていなし、保険料も決まっていない。国保会計は市町村単位で特別会計を持っているのでそれぞれの事情によって保険税も異なるが、後期高齢者医療制度は京都府下で一本化されるので、国保税の低いところほど負担は重くなる。
 京都市などは国保税も高く該当人口も多いので、その分を”ならす”と、高額になるのは"必至”。
 地方自治体で出来ることは…皆無!となれば、この制度の中止・撤廃を求めるより手はない。それとも、以前、あったような高齢者に対する一律的な"手当て”…を求めるか!である。
 空き地の草刈についても担当課にお願いしたが…丸1年以上放置された空き地の草刈、「代執行」はできないものか、ともお願いしたが、答えは「ノー」。結局は、また、すそ刈りだけに…。


安倍改造内閣        2007年8月27日(月)

 小沢か安倍か…自ら選択選挙を訴え、結果は大敗。その結果は"総理"に居座り党内からも批判の声が続出。
インド帰りの安倍首相の改造内閣が本日決まった。
安倍批判をしていた舛添さんも、厚労相に入閣。ぼんぼん育ちの麻生さんが幹事長。教育再生とやらで、教育基本法を改定した伊吹文科相は留任…"お金と政治"問題が未決着と俵さんが吠える。
各派閥の顔色を伺いながらも、谷垣派は場外。農水相や防衛相…猫の目のようにくるくる変わって、ほんまに政治できるんかいな。政治を動かしているのはやっぱり"官僚”か?
などと思ってしまう。
衆議院選挙は、予想以上に早いかもしれない、とも思ってしまう。
 朝から、今日こそは9月議会準備…と腰をすえたが、電話が入る。訪問客がくる。夜は会議と結局は落ち着かず…明日に持ち越し。


開き橋界隈          2007年8月26日(日)

 精華町のクリーン作戦が行われた。いろんな団体が集まって木津川周辺のクリーン作戦が9時から始まった。環境ネットワーク会議のメンバーとして参加する。
 永らく近くの保育所で仕事をしていたので、この界隈は懐かしい場所である。子ども達を連れて毎日といっていいほどこの河原で遊んだ。河原は格好の砂場だったし、あちこちにねこやなぎの木が群生し、かくれんぼや鬼ごっこにも最適だった。昆虫を追いかけ、植物採集をし、いろんな形の石ころも興味深かった。流木を組んで、やなぎで屋根を葺き家もつくった。「自然の教師…木津川」などと呼んでいたが…。
 久しぶりに河原に降りてその変容振りに驚く。河原は石ころばかりだし、ねこやなぎの木も余りない。開き橋の歩道橋工事を境に風景が変わった(?)のかもしれない。
 以前は地元の方がのんびりと行きかうだけだったサイクリングロードは、ひっきりなしに自転車が行きかう。
ロード沿いには多くの"動物墓地”が"堂々"とつくられているし、中には記名入りの碑もあったりする。
 100人以上の方が参加。作業は1時間足らず…汗は半日分といったところだろうか。


後期高齢者医療制度    2007年8月25日(土)

 今年の夏は夜中も鳴きつづけていた"セミ”。窓を開けるとせみ時雨に圧倒されてしまった真夏の夜…やっと、せみ時雨より先に風が入ってくるようになった。
 遅まきながら、白菜の種をポットに蒔く。白菜は時期が遅れると"球”にならない。
 相楽の年金者組合の会議に出かける。後期高齢者の医療制度の学習会などの打ち合わせがされる。
 来年4月から実施されようとするこの医療制度は、ほんとにひどい。75歳以上になったら強制加入となるし、被扶養者も保険料を払う。ほとんどの方は年金から天引きとなり、試算では保険料は平均年に約7万4千円。
おまけに、保険の効く医療は制限が…お金がなければ必要な医療は受けられない。しかも、収入が一定以上ある高齢者の負担は3割に…少々、お金があっても必要なだけの医療は受けられない。
いずれにしても、ここまで高齢者に冷たい医療制度はない!
「医者にもいかんと、介護の世話にもならんとぽっくりと…あの世へ」。高齢者の方からよく聞く話だが、そんなにうまくいくはずもなく「生きて地獄…」のこの制度、やっぱり見直してもらわんと…。
学習会は9月15日(土)午後1時30分から
木津川市東部交流会館です。


やっぱり高い…介護保険料
                 2007年8月24日(金)

 選挙戦のさなかに届いた納付通知書…後ほど熟読して、と思っていたら納付期限切れの通知があった。
住民税も固定資産税も下水道料金も全て"自動振込み"にしているせいもあって"窓口納付"はついつい忘れてしまう。
するならするで、全ての手続きを"自動振込み"にしてよ!
と、ブツブツ言いながら通知書を見る。
 「介護保険料の所得段階区分について」という説明書が入っている。「保険料の額につきましては、無理なくご負担いただけるよう、所得に応じて負担していただくことになります」と、親切に書かれているけど、基準額の5万400円がそもそも"無理な負担”。
7段階制なのでどこかの所得区分に無理が来る。例えば、第6段階は所得金額250万円から650万円までがひとくくり。
月収にすれば、20万円ちょいの人と、50万円以上の人が同じ負担となる。とても"公平な負担"とは言えない。
 ここまで負担感のきつい保険料を負担しても、利用するときは利用料の一部負担もあるし、利用制限もある。老後の安心が保障されるわけでもない。
 昨年は"不服審査請求”も多く出されたが、今年は、どちらかといえば"あきらめムード”。
やっぱり、黙ってたらアカンし、不服審査請求出してみようかなどと思いながら銀行窓口へ。
 そういえば、あれだけ騒がれた"年金不明問題”、選挙の後、どないなったんやろ?

 
昨夜、開花の”えいらいしゃん”。今朝はもう、花弁を閉じて香りも失せて…。
 

今日だけは          2007年8月23日(木)

 昨日、京都市内などで集中豪雨などと報道されていた。「なんで、この辺は雨、降らへんの?」とやや不満気味だったが、夜中に降った。おまけに雷つきで…。
おかげで、今日だけは朝の水まきは不要となったし、風も涼しい。このまま秋へというわけには行かないらしいが、暦の上では”処暑”…暑さが後退する季節の分け目の日。
 朝から集金活動に精を出す。そして夕方からも…。高齢の女性でお家の家事一切をこなしている方がいる。「もう、93歳です」とこともなげに言われる。「毎日、家族のために家事をしているので”はり”があります」「そやけど、以前のような訳には行きませんヮ」と、これもさらりと言う。
 90歳過ぎて,家事をこなして、こんなにこともなげにさらりと言えるだろうか、と自分に引き寄せて考える。
暑いからとか、もう、齢やから…とか、言い訳しないで頑張らなあかんと自戒しながら帰宅。
 昨年の今頃「とてもいい香りがする花です」といただいた花…”えいらいしゃん”が、今夜、開花。
強い香りを放って咲くこの白い小花は、一夜の花。
花の命は短くて…切ない花である。

誘致企業見学        2007年8月22日(水)

 常任委員会を議会閉会中も開催して、委員会活動を活性化しようということで、建設産業常任委員会が開かれる。
報告
 菅井の雨水路建設事業…用地買収に長い期間を要したが 、代替地を含めて地権者の同意が得られ、工事着手の見 通しがたった。
視察調査
 最近立地した企業2社を訪問。いずれも京都府・精華町の企業立地の優遇制度を活用しての立地。ユーストア北側に位置する。
@日本伸縮管(株)
 パイプラインをつなぐ伸縮管の研究と製造。同志社大学工学部と産官学提携。精華町に移転を決意したのは、地元自治体の熱意と優遇制度。住環境、通勤アクセス、環境配慮への挑戦を包括する”京都ブランド”は、これからの企業イメージをあげるのに有効。雇用拡大に人的市場がある。
     
  
ステンレス製東屋            東屋下のビオトープ
雨水利用の屋上ガーデンでは、野菜が元気に育ち芝生もいきいき。環境配慮の挑戦が始まっている。
A東栄産業株式会社
 複写機のクリーニング用ブラシの製造、新素材の開発。
世界的には日本の市場シェアは90%以上。日本の市場では60%以上のシェアを占める。

ものづくり企業の多様さと、専門化と個別化、細分化に驚く。設置されたときから気になっていたステンレス製”超大型鍋蓋”の”正体”が、東屋だとわかってなんとなくホッとした。

いつまで続くの…この暑さ 2007年8月21日(火)

 言わんとこ、と思っていてもついついでてしまうあいさつ言葉「ほんまに暑いですね」「いつまで続くんやろ、この暑さ」。
でも、ほんの少し朝夕は涼しくなってきたし、草むらではこおろぎも鳴き始めた。
 子育てサロンに出かける。絵本と少々の遊び道具を持参して。牛乳パックを利用して”かえる”や”びっくりへび”を作って遊ぶ。最後に1,2の3で一斉に飛ばして大歓声。お母さんたちはややお疲れ気味でどっかりと座り込んで、子ども達は元気に走り回る。子どものエネルギーは、ほんまにすごい!
 4時過ぎから久しぶりに畑に出かける。苗屋さんで買ったトマトなどはすっかり干上がっているが、地生えのトマトはすごく元気で、実も鈴なり。大きくなりすぎたオクラがツンツンと伸びている。
6時過ぎになると”水やり”の方で貸し農園も賑やかになるが、日足だけは季節どおりに短くなって日暮れが早い。
 夜になって会議に出かけたが、群雲に半月がかかり、空の高さも秋の予感。

 
間一髪            2007年8月20日(月)

 那覇空港で中華航空機が爆発。乗客157人は”間一髪”で脱出。先ずは乗客の無事を喜びたい。原因はまだ不明だが、飛行中の爆発でなくて本当によかった。
 わがたんぽぽ号は長らく2つのラッパを載せて走っていたが、本日身軽な身の上になった。
急ごしらえの宣伝カーで、走行中にガタピシと音がして、どちらかといえば不気味だったし、ガレージによっては背が高くて駐車できない不便さもあった。
とりあえずはごくろうさまでした…と、車にもお礼を言う。
キャリアなどの片付けついでに倉庫を掃除。ついでに倉庫回りの草を引き…となると、ついつい裏庭の草引きに発展し、気付いたころにはお昼も相当過ぎてしまう。
 夕方に相談者のお宅を訪問し、その後会議に。”お盆気分”というのがあるのかどうか知らないが、そろそろ、秋に向けての活動開始と行きたいところ…だが”熱中症”もこわいしね〜と、自分に甘い私。


映画”日本の青空”     2007年8月19日(日)

 上映実行委員会の方がお盆返上で準備を進めてこられた上映会が本日開かれた。
南山城村や和束町、奈良からの来場者もあった。午後から3回上映されたが一回目の上映では、役場交流ホールの椅子を全部並べるほどの盛況で、全体の来場者は270名ほどにのぼった。
 先日NHKでも”9条論議”がされていたし、今、やっと”関心”が広がってきたというのが実感。
仲間と足を運んだ高校生、チラシやポスターを見てこられた方と、その広がりが感じられた上映会となった。
 朝の間、掃除やら雑用をしながら高校野球を垣間見る。帝京と佐賀北高校の試合にしばし釘付けになる。後半戦の両チームの守備…帝京のセカンドが捕球、ショートにトスをしてファーストに送球してアウト。その後の佐賀北の外野の本塁送球もイチローばりだった。
1点の攻防の中で練習どおりのプレーができることに感動しながら、途中でテレビ観戦を断念して、上映会に足を運んだ次第。


白い金魚           2007年8月18日(土)

  高齢化による退色…白い金魚
 一ヶ月ほど前に気付いた金魚の異変。赤から白へと見る見るうちに変色していった。病気?と思い、まず食塩水を処方。お陽さんに当てないとアカンの違うとか、竹炭の美白作用かもとかいろんな情報をいただいたが、どうやら原因は”高齢による退色現象”で、自然なものらしい。
夜店の金魚すくいで我が家に来てから多分7年弱。金魚にとっては高齢なのか…そのあたりはよく分からないが、白いうろこはつやつやと輝いているし、食欲は旺盛だし、病気でないことは確かである。
  
光台なつまつり…盛況の盆踊り
 第11回の光台なつまつり。雨の心配もなく盛大に開かれる。昨年は自治会役員をしていたので大変だったけど、今年はお客さん。
福引はあたらなかったけど、盆踊りも踊ったし、いろんな方にもお会いしたし、最後にバザーの残り物バーゲンでお皿も買ったし(買わされた?)、一番よかったのは沢山の笑顔に出会えたこと。


母は熱中症          2007年8月17日(金)

  経が岬から伊根町へ、海も空も青い。
 お盆前に母(96歳)が熱中症で入院したとの連絡を聞いていたので、叔母(90歳)と妹と一緒に国保久美浜病院へ見舞いに行く。
 療養ベッドも併設された病院は予想以上に大きく、母は2人部屋に入院していた。熱中症はすっかり治り、明日あたりは退院できるとのことで一安心したが、介護人の兄のことを思うと複雑な心境である。
 昼食前に実家を立つ。走りながら経が岬を回って帰ろうということになり、間人(たいざ)から宇川を抜けて伊根町に入る。途中で猿の大集団に遭遇する。限界集落を超えて、人がいなくなった山里に悠々と暮らすサル達(今や、人里にも降りてくるサル達だが)。車道に放り投げられたスーパー袋の中身を吟味していたのはボス猿と見た。
 伊根町の舟屋なども遠目に見ながら、京都府を南北に縦断する”お盆の里帰り”も無事終了。


危うい…自然         2007年8月16日(木)

 早朝に出発して、実家のある京丹後市網野町に向かう。よく立ち寄る加悦の駅の道で”シルクうどん”を食べる。京うどんを一回り太くしたような、それでも細目のうどんは、口当たりもよく夏向きの代物。
 実家界隈もせみ時雨の渦だが、まだまだミンミンぜみが主流で「み〜んみんみんみんみ〜っ」とリズムよく鳴く。
 不運にも母子家庭となってしまった姪と、その子ども達を連れて夕日が浦海水浴場へ。
 子どもの頃には砂浜と海だけだった海水浴場にはオートキャンプ場ができ、ホテルまがいの民宿が軒を連ねる。もう、はだしでは歩けない砂浜になっている。
沿道のアカシヤの木は、ことごとく”立ち枯れ”し、雑木と雑草の間に悲しく立ち尽くす。
アカシヤの木立の間を仲間と語らいながら散策した…そんな姿は遠い昔話となった。
 自然を観光資源に活用することに異論はないが、自然をあるがままに守り、利活用することを、もっと真剣に考えないと本当に危うい…自然。


孫の手             2007年8月15日(水)

 しっかり働く”孫の手”に、これからも期待

夕べは結構遅くまで孫達の声が聞こえていた。大阪1人暮らしの次女も雑魚寝の一夜が明けて次々に起床。
朝食の後は約束どおり、金魚やメダカの水槽の掃除を念入りにしてくれる。170cmを超える長身の中学2年生の孫は、すっかり声変わりもして、もう大人の仲間だが、こちらが拍子抜けをするほど素直だし、小学5年生の孫娘は真面目な働き者で「やさしい大人になりたい」と語ってくれた。小学2年生の孫娘はしっかり者で独創的。
 孫の手を借りてすべての水槽がきれいになり玄関周りもすっきりとした。これからは”孫の手”を借りる場面が多くなるんやろな〜という予感を抱きながら「これからはもっとお世話になります」とお礼を言う。
 戦後62年目の終戦記念日。戦後レジームからの脱却を言い、憲法改定を公言する安倍自民党が、先の参議院選挙で大敗。
しかし、憲法の手続き法案はすでに成立している。
この夏は、戦争と憲法を考える報道なども数多く企画されている。
精華町では平和祭典に続いて「日本の青空」という映画の上映が計画されているので、ご案内。

映画「日本の青空」
 〜日本国憲法誕生の真相〜
 8月19日(日) 午後2時 午後4時30分 午後7時
             3回上映
 精華町交流ホール
 上映協力券  1,000円(高校生・障がい者800円)
 *政府や権力に対する国民の命令、それが憲法*


大賑わい            2007年8月14日(火)

 付け作戦4日目。長女・次男夫婦と6人の孫達がやって来た。晩飯はちらし寿司と手まき寿司で、三家族で食べたので、とても賑やかだった。
食べてる途中で次男が片付けの時発見した長男の子どもの頃の作文を読み出しみんな大笑いであった。長男はとても赤面だったが、晩飯が終わってからなつかしそうに作文を1人で真剣に読み返していた。
高校野球が15回の延長戦で再試合となったので珍しい事
だとびっくりした。
 家に昔からいる金魚の色が白くなってしまい、いろいろ餌なども変えてみたが、長女の夫に「日光に当てたらいいんじゃないでしょうか?」と言われたので納得した。
長女の子ども達が家に泊まるので、夜が心配である。

 
以上、中学生の孫がお泊りついでに”おばあちゃん”の気持ちになって、一日の様子を書いてくれた。
片付け作戦はしなかったが、家族がみんなでお仏壇の前で、楽しく談笑できるのは本当にうれしいこと。
しっかりものの孫達で、全然…心配はしてませんョ。

ごちそうさま          2007年8月13日(月)

 片付け作戦3日目。掃除機がプツンといったまま動かなくなった。はたきとほうきと雑巾作戦に変更して、せっせと片付ける。
 お墓参りは次男夫婦と3人の孫たちと一緒に出かける。墓地に昔ながらの”がっちゃんポンプ”があり、そこで水をくむ。
昔人間の私には珍しくないこの代物、今の子ども達にはTVゲームよりも珍しいらしい。
 学生時代に2度目に下宿したところには水道がなくて、このポンプだった。ガスなどもなく七輪に炭をおこして煮炊きものをした。今、見直されているうなぎの寝床の京町家。下町だったので下宿代も安かったし買い物も便利なところで、頼めば近所のおじさんが”内職”を回してくれたし、隣の奥さんは洋服を仕立ててくれた。
”がっちゃんポンプ”から古い話になってしまったが、電気以外はライフラインがなかった下宿は、当時でも珍しかった。
 お昼と夕食は次男宅でご馳走になり、お盆休みで帰省(?)する次女を迎えるために帰宅。

 暮れも忙しいけど、お盆も忙しい。

お供え物           2007年8月12日(日)

 ルールはよく知らないがお盆のお供え物は、たいていは自家栽培の野菜たち。しかし、この晴天つづきで”アッ”という間にキュウリもなすびもまくわ瓜もお終い。
伸び悩んでいる万願寺トウガラシにミニトマト、オクラなどに、収穫済みの小さなスイカを添えてお供えにする。
城陽に入ってからハスの花を買い(とても安い!)仏花に添える。
 今は疎遠になっているが、以前は「出荷をするのはお盆までやし、お盆に入ったら好きなだけ持っていってや」という”ハス”の栽培農家の方の言葉に甘えて、13日の早朝に出かけて一抱えのハスをいただいて帰った。
バサッと壺にいけておくと翌日は大輪のハスの花が咲いた。
 長男宅の空き部屋掃除に長女も駆けつけてくれる。義父、義母、夫たちの捨てられないものの数数、それぞれに出て行った子どもたちの残し物に加えて、不用品になった孫達のベビー用品から出産準備品までとりとめもなく、雑多な品が、ごちゃまぜにほこりをかぶったままに置かれている。
 いつかは思い切らないと…整理を始めたが、子ども達の小さい頃の作文や絵を見つけると「今すぐほらんでもええやん…」と又、しまいこんでしまう。
この分だと、やっぱり、中途半端で終わるんやろな〜片付け作戦。


猫の話               2007年8月11日(土)

 もうお盆が目の前。お仏壇の掃除+αの家事ヘルパーで長男宅へ。猫の”もも”がいた頃はよく掃除に行っていたが、彼女が病老死してからは足も遠のき、このヘルパー仕事は”盆暮れ"しか行かない。
 ももはシャム系の雑種だが、真っ白で、すんなりと延びたまっすぐの長い尾っぽと青い目が魅力的な女の子で、大もてだった。
引き戸は勝手に開けるし、ジャンプ力は抜群で、車に乗るのが好きで、買い物にもよくついてきたし、近所に出かけるときはつかず離れずついてきた。
 1人で留守番をする義母のペットに貰い受けたが…義母は実は猫嫌いだったらしい。嫁の前では猫かわいがりをするが、嫁がいないときは多分………だったと思う。
 ももはその義母の部屋で息を引き取った。今は誰もいないその部屋を、お盆やから仲良く帰ってきて…と、念入りに掃除する。
 お世話になったペットの葬儀屋さんが「ペットのことは思い出さないのが人のため…」と、長々と講話をしてくれたけど、お盆やから、少しぐらい思い出してもいいでしょう…と、書いた次第。

アサヒビール吹田工場  2007年8月10日(金)

 お昼前に集合してバスに乗り込む。車内で昼食弁当を食べ一路アサヒビール吹田工場へ向かう。目的は企業のリサイクルを研修すること。環境ネットワークが主催し、参加者は20人余り。参加費1500円也。
 ところが名神が事故で通行止めとなり、渋滞の中を”亀”のごとく走りぬけ90分遅れで到着。
案内されたのは”ゲストハウス”。原料や作り方、製造工程などの説明を受ける。残念ながら工場の機械は生産調整でとめられていたので、実際の製造を見ることは出来なかった。
再資源化の説明もあったが、廃棄物は100%が再資源化されているそうで、モルトフィードは牛の資料にペットボトルは作業着や制服に変身。
ただし、これらはあくまでも製造過程ででる廃棄物や副産物の話。
 最後にビールの試飲コーナーもあったが、そこはこらえてジュースを一杯試飲してバスの人へ。
 夕方から会議に出席。この会場も冷え冷えで終わった頃には耳たぶまで冷えて…腰痛も再発のきざし。


満員御礼          2007年8月9日(木)

 本日の親子リズム会は、夏休み中の小学生から幼稚園児
保育所児と、いつものメンバーと、見事に異年齢児が集合。
面倒見のいいお姉ちゃんが、赤ちゃんをお守りしてくれたり、
先輩達が遊びをリードしてくれる。
”狭いながらも楽しいフロァ”。満員御礼となったが、異年齢の子ども達が遊んでいる様子は見ているだけでも楽しい。
 夕方からはビラ配布の第2弾。本当はもっと早く届けないといけない6月議会報告の”せいか民報”を配布する。
新聞折込という手もあるが、お金もないし、手づくりの手配りでこつこつとお届けする。時々「読んでますよ」という声をいただくとうれしい。
 日が落ちると心なしか風も涼しくなる。暦の上ではもう”立秋”…。


親切なおじさん       2007年8月8日(水)

 先日、よ〜くクーラーの効いた部屋で過ごしてからどうも”腰”の具合が不調。涼しすぎる部屋は毎年、体のどこかに変調をきたす。昨年は肩をやられたし、今年は腰。
やっぱり、齢かな〜と思ったりもするが、もともと、暑い時は暑いままに過ごしてきたし、仕事場も暑かったしクーラーの冷気に体が慣れていない。
 昨夜からは寝るときのクーラーもやめた。窓を開けて寝ると夜中に、セミの単発的な鳴き声が聞こえる。あれは、セミの産声ではないか、などと想像しながら寝る。
 朝の間は議員団の会議。ぼつぼつ9月議会の準備も始める時期。正午からの告別式に参列したが、駐車場で挟み撃ちにあって車が出せず立ち往生。隙間をくぐってでようと苦労をしているとおじさんが来て「はいはい、右に切って、左に切って…」と親切に誘導を始めてくれる。砂利山に乗り上げて動かなくなった車を、押し戻してくれる。
本当に親切なおじさんは汗だくになって、やっとはいずり出た車と私に「ごくろうさんやった!」とねぎらいの言葉。
 夕方から、ペタンと古い湿布を貼ってビラ配布…でも、階段の上り下りはきつい!

夏はやっぱり         2007年8月7日(火)

  4丁目子育てサロンのプール遊び
 
ビニールプールを持ち寄って子育てサークルのプール遊び。お湯も入れて”日なた水”状態でコンディションも上々。OBの幼稚園児も参加して午前中はたっぷりと遊ぶ。
”1人で遊ぶより大勢がたのしいね”と参加者の方の感想。
 夕方から畑の残り草を引いて、何軒かのお宅を訪問。行く先々で「今日こそは雨かな〜と思っていたのに」と庭の散水作業。
 話は前後するが、朝一番に剪定ばさみを抱えて出かけ、近くの交差点の見通しを邪魔する小枝と、グリーンベルトの不用竹を切る。
以前から気になっていたので、やれやれ、といった感じだが、少しの作業で玉の汗。
 本当はプール遊びをしたかったのは…私なのです。


すごいね〜向日市議選   2007年8月6日(月)

 参議院選挙投票日が公示日となった向日市の市議選は昨日が投票日。結果は共産党議員8人が全員当選。定数は24人だから3人に1人は共産党議員。もちろん最大会派である。無所属議員は9人、地方議会でも政党所属の議員が多数である。
 精華町議会では、政党で会派を構成しているのは共産党と公明党のみで、現在、会派に所属しない議員は10名。
政策集団としての会派制が”空洞化”しつつあるのではないか…そんな危惧がする。
 朝から”予算決算常任委員会”が開かれた。本来は、会派の構成人数によって選出される委員だが、議会人事以後の”離合”によって1会派から4人がこの委員会の委員に所属するという事態が起こっている。
 この”不都合な真実”は、他の委員会にも言えることで、議会人事を決める前に所属会派を明確にしておくことが必要ではないだろうか…という思いは今も変わらない。

平和祭典           2007年8月5日(日)

   
  
ホテイアオイ          サツマイモの花
 
朝から2つの花が開く。ホテイアオイは小さな水槽にいっぱいいっぱいに葉を広げ、まっすぐに伸びた茎の先に行儀よく花が並ぶ。
サツマイモの方は予想通りの朝顔系の花だが色が微妙に美しい。
 気をよくして早い時間から”ビラ折”作業。単純作業を繰り返しながら”職業適性検査”を思い出す。作業の質と量がどこまで持続できるか…多分そんなような検査だった。
 平和祭典の午後の部に参加する。絵本のよみきかせと映画「ガラスのウサギ」の上映。
ガラスのウサギは30年ほども前に上映したことがある。ある女性の方が「この映画をどうしてもみんなに見てもらいたい」と言われて「上映実行委員会」を結成し、本町では初めてのこの種の映画上映となった。
 それから毎年のように上映運動を続けて実行委員会も「よい文化の会」に衣替えして「京芸」の人形劇や、中国雑技団の公演も手がけたし、楽団の演奏会も手がけた。
会場は、体育館や、小中学校の体育館、地域の集会所などさまざまだった。
 今は、町の主催で数々の文化的な催し物がされるようになったが、古い時代に「よい文化を子ども達に」と願う住民運動があったことも、精華町の一つの歴史である。
 「大阪で空襲にあいました。今の子ども達にも戦争のことはしっかりと伝えたい。」と、お孫さんとこられた女性の言葉はやっぱり重みが…。


4人そろって          2007年8月4日(土)

 共産党の精華町議員団の4人が揃って、朝から町内を宣伝活動。参議院選挙の報告と、今後の決意を述べる街宣。
畑の中からわざわざ帽子を取って一礼をしてくださる方や子どもさんと一緒に手を振ってくださる方など…とても励まされる。
最後の街宣場所は西一丁目。車から降りると激しいめまいに襲われる。倒れそうになるのをやっとこらえて「なんで…?」と自問。
 昨日の食事がどうも原因。お昼にそうめんをつくり過ぎて、夜も残りのそうめんを食べた。単純な構造だからそれだけで”栄養不足”に陥ったらしい。
 昼食はボリュームたっぷり食べて、午後から庭の草取りをして夕方は畑へ。
サツマイモの間からかわいい花芽がのぞく。へ〜サツマイモに花が…花が咲いたら実がなるんやろか、と興味津々。
一枝とって持ち帰り花瓶に挿して観察。そういえば、メダカの水槽の”ホテイアオイ”にも蕾が…。


ゴールドクレスト        2007年8月3日(金)

 早朝の祝園駅にでかける。参議院選挙の報告ビラを配布、その後マイクで訴える。
夏休みとあっていつもはとりどりの制服で通学する生徒の姿はまばらで、いつもの賑わいはない。
 それまで”鉢植え”していたゴールドクレスト。入居したときに庭に植え替えた。根っこは小さいが上に上にと伸びる。少し身軽にしておかないと…台風情報を聞きながら剪定バサミを持ち出す。
気になっていた庭の雑草をとりはじめると雨…降ったり止んだりで結局途中で断念。
梅干も出したり入れたりで、結局は室内干し。
 夕方から、約束のあったお宅を訪問。雨は止んだが残った蒸し暑さの中でせみ時雨を聞く。
無数のセミの抜け殻に目をやりながら、この夏、この森で誕生するセミは何匹?と、自分に問う私。

ハサミに夢中           2007年8月2日(木)

 親子リズムに集まる子ども達は、今、ハサミに夢中。ハサミを使うときは当たり前のことだが、両手の動きが違う訳で大人にとっては簡単なことだが、子どもにとってはハイレベルな技術がいるわけで、”緊張"してハサミを使う。
だから、大人が思うほど”怪我”はしない。
 午後から会議にでて、帰宅後、すぐにニュースづくりをして、夕方から立て続けに会議が2件。
いつもの木曜日にかえったが、うれしくないのは会議の連続。 

生き残り…梅干
           2007年8月1日(水)

 生き残りの梅干を天日干しする。何でも3日3晩干すらしい。普段は余り使わないけど、たまにつくるおにぎりには欠かせない。これだけあればおにぎり一年間分は大丈夫。
 議員団の会議に参加のあと、相談者の方と役場窓口へ。お孫さんと一緒だったが、彼は図書館へ。こんなとき庁舎内に図書館があるのは本当に便利で重宝する。
 夕方からはもう一件、相談を受けた方のお宅訪問。選挙中「忙しいでしょうから…」と先延ばしにしていただいたお話がいくつかあって、一気にあれやこれやと押し寄せる。
 赤城農水相が辞任?更迭?。自分から申し出た?それとも印籠渡された?。いずれにしても”不適格人事”だったことは明白で、任命責任だって不問にはできない。
依然として、事務所費問題は釈明していないし、それ以前の松岡農水相の事務所費問題や”緑の財団”問題も未解決のまま。
トカゲの尻尾も切るなら早く…そのほうが”再生”も早い。
 明日は親子リズム会を開きます。暑いけど…お越しください。