たんぽぽ通信
真夜中の国会         2007年6月30日(土)

 昨夜と今朝未明の話。井上さとし参議院議員からの"メルマガ”は午前2時11分。厚生労働大臣や総理大臣の問責決議案、厚生労働委員長の解任決議案などが次々と提出され、法案の採決は深夜にずれ込み…さすが、0時を過ぎると眠たくなって、眠気覚ましの大声で野次を飛ばすことも必要で…こんな時間に200人もの人間が大声を出している空間が日本中どこにあるでしょう…」と。この異常な空間で決められたのが「年金特例法」や「社会保険庁改革関連法」。
 朝から、住民税増税反対・憲法9条まもれの署名のお願いに歩いた。今の国会、安倍首相のこの"異常”さに、ある種の"怖さ"を心配する声が多く聞かれた。
 午後から「精華町の子どもと教育を考える会」主催の教育懇談会が開かれた。現場の教師、保護者、地域の方も一緒になって"教育"について懇談をしたが、何よりも必要なのは、教育現場にもっと、手厚い人を手当すること…というのがおおむねの結論。
 夕方からも訪問活動をして、一日中バタバタと。「わ〜、また日焼けしたね〜」とご近所の方にチェックを入れられる。
日焼けはまだ序盤…これからが本番です。


ぬれねずみ          2007年6月29日(金)

 祝園駅の早朝宣伝は6時30分から…不快指数アップのお天気で通勤通学の方の足取りもやや重い感じがする。
交差点ボランテァに間に合うように帰宅して、すぐに出かける。
 週末だけの新聞配達、自転車にするかそれとも車でと決めかねてぐずぐずしている間に出発が遅くなる。
途中まで行くと急に降り出した雨…とりあえず、公園の東屋で雨宿りをする。雲が切れたので"チャンス"と、飛び出したが、少し走っただけで今度はどしゃ降り。軒先をお借りして雨宿りをしたが、止みそうにもなく、雨の中を、自転車で激走。
案の定,ぬれねずみ状態で帰宅。
やむなくシャワーを浴びて、夕方から相楽の地労協主催のボーリング大会へ。
何しろ、七夕のように、年に一度のボーリングで、あれあれという間に2ゲーム終了。シニアと女性には加点がされるが、それでもおぼつかないアベレージ。
シニアにはご褒美があって、高齢者に優しいボーリング大会。
あーあ、国の政治もこうあって欲しいものだと、やさしさと楽しさに感謝!


怒ってる…!         2007年6月28日(木)

 毎朝、ニワトリならぬウグイスの声で目が覚める。姿は見たことがないが近場で鳴いていることは確実である。ひょっとして、赤ちゃんでも育てているのだろうかなどと推測。
 恒例の親子リズム会は久しぶりに絵本と紙芝居のよみきかせ。昨日、図書館で借りたが、紙芝居を探すのに一苦労した。昔話などは大体の予想がつくが、他のものは一つずつ中味を吟味しないといけない。なんか、分かりやすいいい方法はないものだろうか。
 トイレトレーニング中の子どもさんが多いので、好評だったのは「しっこっこ」という小さな絵本。トイレでおしっこ…わ〜すごいと、思わず拍手をしたくなるような絵本。
 午後から、会議に出席して、その足で先日から相談を受けていた方と山城南保健所へ。夕方からは"脱兎"のごとく集金に。
今の国政にいつも不満を持っておられる方に「怒ってはりません?」と開口一番聞くと「いつも怒ってるけど、今、一番怒ってる。松田さんも、もっと怒ってもらわな…」と、口角泡を飛ばさんばかりの怒りよう。
 消えた年金、増えた税金、国保の国庫負担金の計算間違い、従軍慰安婦の歴史認識…数え上げればキリがなく、この怒涛の怒り、是非、参議院選挙で、とお願いする。


6月議会閉会         2007年6月27日(水)

 6月議会最終日。反対したのは町長、副町長の減給の条例。職員の降任降給にかかわる損害賠償についての"応訴費用"に充当するために減給をして充当するというもの。
問題の1つは、降任処分について、単なる人事措置として対処し、分限処分の法的手続きを怠ったという"法令順守"違反。2つには応訴費用は本来公的に支出すべきで、町長、副町長の給与から支出すべきではないということ。もし、責任があるとすれば、それなりの対処がされるべきである。
さらに、応訴費用より、減給額が多くなれば、それは、寄付行為に当たるのではないかという疑問も残る。
 地方公務員法や町の条例、判例などを読み比べて出した結論だが、反対したのは共産党のみであった。
 サツマイモの苗をいただいたので畑にでかけるが、暑さは半端ではなくて玉の汗。大きくなりすぎたキュウリ、鈴なりの三度豆なども収穫。
 夕方、約束があったので駅西団地にでかけ、ついでに"イオン"で初買い物。駐車場は1時間は無料。2,000円の買い物をすればそこから2時間は無料…というのに引かれて、計算しながら買い物をして、さらに、約束のあったお宅を訪問。
 明日は親子リズム会を開きます。


奈良 般若寺まで      2007年6月26日(火)

 50年前からはじまった"平和行進”。役場前で8時45分からセレモニー。木村町長のメッセージとペナント贈呈。全国の通し行進者は67歳の男性…とてもお若い。
 役場を出発して木津川市役所までは急遽頼まれて、車上の人になりアナウンサー。運転手の方も暦年の平和行進のドライバーの方で、各、所管の警察の"事務事業評価”。
省力化で機能的、かつ合理的だったのは京田辺市警。白バイ2台で先導し、通行車両のさばきも見事だったとのこと。
 木津署からは10名前後の方が出動し、奈良にはいると2名の警察官。こちらは思い切った省力化。
 南山城村の橋本村長からメッセージ。夫人が代読されたが「…奈良まで歩きたかった」と胸を詰まらせる。
だらだら坂の奈良坂を登りきると、般若寺はすぐそこ。奈良の方にバトンを渡して、踵を返す。


 
暑い中、平和への願いも"熱く”

自転車置き場        2007年6月25日(月)

 朝から集金活動。今日は自転車で走る。途中で外出前の女性と会話。「夫が、登美が丘まで自転車通勤。自転車置き場は上にあるし、おまけに有料。悪いと分かりながら駅の下の空き地に駐輪。駐輪場は出来ないでしょうか」「祝園駅周辺には無料の駐輪場があって、羨ましい」とのこと。
体験した訳ではないが、確かに自転車でR163から学研奈良登美が丘駅までの坂道は厳しい。下におきたい気持ちは分かる。
府県は違うが、生駒の方はどう思っているのだろうか…。
 午後からは議員団の会議。最終日(27日)に向けての検討をする。夕方まで会派室で仕事をして、夜は、また会議。
 明日は"平和大行進”天気予報はどうでしょうか?

 
雨上がりのあじさい。梅雨の記念に一枚。

梅雨らしく           2007年6月24日(日)

 梅雨らしく雨が降る。朝から雨の中を訪問客が1人。小雨を狙って歩いて集金に出かけるが雨足が強くなり退却。午後から小降りになったので、また、いそいそと出かける。自宅近くでパトカーが止まっているよ、との情報もあり、現場へ。
聞くところによると、10日ほど前の車と自転車の接触事故の現場検証とのことで、雨の中で、子どもさんが事情を聞かれている。事故から10日…ちょっと遅い現場検証。私なら、もう、思い出すことは多分できない。
 集金のついでに近くのショッピングセンターに買い物に出かける。「わ〜久しぶり!」と声がかかる。保育所時代の保護者の方で、過日、自ら命を絶った子のお母さんのことに話が及ぶ。
「今日、ここに来てるかも…」と携帯で連絡。運よくお会いすることが出来、ベンチに座って3人で会話。
「朝刊と夕刊の配達をして、月末には集金をして、午前中はパート勤務」。身を粉にして時間を惜しんで仕事をしているお母さんに、子どもさんのことを話題にすることは出来なかった。
 学研都市病院に入院中の知人のお見舞いにも足を伸ばす。病室から、精華台が一望できる病室に、頭も首も上体にもコルセットをして、この上ない不自由な姿で、今、リハビリ中。
「本も読めないし、テレビも見れないし…一日が本当に長い」と嘆いておられたが、手術が無事に済んで、ほんと、よかった。


みんな日焼け         2007年6月23日(土)

 早朝から、地元の用事を済ませて、いざ、村へ…と思い、玄関を出ようとすると来客。その後、電話も入って、結局は30分遅れの出発となった。
村への道は厳しい。大型車が道いっぱいに走り、対向車もぎりぎりですれ違う。
 童仙房と田山地域で活動をして、最後は候補者の地元の"桃太郎”に参加。どこに行ってもアップダウンコースで、お茶を飲んでは汗をかく。でも、どこに行っても山の緑が美しい。鳥のさえずりが楽しい。足元の野花がいとしい。
 終わってみれば、みんなしっかりと日焼けして…明日の審判を待つ。
 夜の会議が入っていたので、最後までのお付き合いはできなかったけど、最終日の今日が雨でなくてよかった!


ひまわりの里から      2007年6月22日(金)

 早朝の祝園駅宣伝に参加。年金問題のチラシを配りハンドマイク宣伝を少々。
 約束をしていたので、畑のラッキョウを抜いて、知人達とおしゃべりしながら"ラッキョウの掃除”と塩づけ。1人だと大変だが、おしゃべりをしていると早い。
 議会運営委員会で、最終日の打ち合わせと、議会活性化の検討。議会傍聴規則の見直しも検討を始める。障害のある方や、子ども連れでも傍聴できるように、いわば規制緩和をして、開かれた議会にするための見直しである。
 その足で、南山城村に向かう。兵庫県のひまわりの里、南光町(今は合併をしているが)の前町長の山田けんぞうさんが、柴垣紀之候補の応援にこられて、夜8時までのお付き合い。
 彼は、共産党籍の町長で、32歳で就任。25年間町長として独創的なまちづくりを進めてこられた。就任後、すぐに住民懇談会を夜毎、開催。休耕田を活用した150万本のひまわり畑は有名だが、利権中心の町政から公正な町政へ転換し、インフラ整備を充実。
住民とどれだけ太いパイプが持てるかというのが、住民の願いを実現する一番の近道だと力説。
一回ずつ、納得しながら、演説を聞く。あいにくの雨模様だったが…楽しい軽トラ選挙。


建設産業常任委員会    2007年6月21日(木)

 朝から親子リズム会。1年ぶりにスライムをつくって遊ぶ。アバウトにつくったので、笑うほどべとべとだったりカチカチだったりで大騒ぎ。丸めたり伸ばしたり切ったりして気がつけば12時。
 午後からは建設産業常任委員会。付託された案件はなかったがR163の拡幅工事の概要・東畑の道路災害復旧工事・ペデストリアンデッキ損害修繕などの報告を受ける。
山田荘から柘榴までのR163の拡幅は約10年間かかるとのことで、本年の事業費は2億4千万円。
 煤谷川の東畑に向かう府道沿いの親水施設の現場を見に行く。堤防から川に下りて水に親しむことができる…という施設だが
、水がないのでまだ、実感がわかない。
将来的には"ほたる"が飛ぶ空間に、という構想だが…普段はあまり水量がないし、時々"鉄砲水"が出るこの場所で、本当に可能なのだろうか、と思う。
 どうやら、国会は延長に。花火大会を予定していた自治体や、選挙の公報板を作っている会社の悲鳴などが紹介されている。
 通したい法案があるからというのがその理由だが、足元からも非難の声が…。
 憲法の手続き法案、イラク派遣の延長、教育関連3法案と、重要な法案はごり押しして、年金不明問題はいまだはっきりせず、松岡農水相の"政治と金"問題は忘却の彼方?
 審判を下すのは国民…こんなやり方許せますか?


ボランテァ           2007年6月20日(水)

 スクールヘルパーを始めて2年以上たつ。雨の日も、風の日も決まった時間に決まった場所に立つ。今朝はいつもの方が見えない。見えたけど横断旗も持っていないし、腕章もはめていない。子どもたちの横断が終わってからの立ち話。
「自分達だけが毎日、ここに立っているのがむなしくなってきた。とても落ち込んでいる」と。
「ボランテァだから、自分のしてることを誰かに求めるのも、その代償を求めるのもおかしいし、子どもが好きで、子どもたちのためにしているんやし、それで十分じゃないですか?」と私。
 子どもたちは「いつものおばちゃん」と、私のことを呼ぶ。
いつものおばちゃんは、信号があるんやから、自分達の目で確かめて渡ってほしいと願っている。班ごとに行くのやから、後ろから来る子に気を配ってほしいと願っている。
子ども達も”おはよう”は言いたいときも、言いたくないときもあるから、その日の気分でいいと思っている。
一番に願っていることは、ドライバーの方の運転マナー。
「明日から、気を取り直して…」と、帰っていかれた。
ちょっと、無理をするときもあるけれど、できることをできるときに…ボランテァってそういうものだと思っているけど違うのかな〜。

橋本村長           2007年6月19日(火)

 1ヶ月ぶりの4丁目子育てサロンに参加。人参やたまねぎなどカレーライス用の材料を手づくりして"お買い物ごっこ”。サポーターさんはお店の人になって、親子でお買い物。
「何しましょう」「お金ください」と楽しいやりとりの後、カレーライスをつくって「いただきます」。
 午後から議員団の会議、夕方から南山城村に向かう。村長選挙は本日が告示。候補者は3人。投票日は24日。
候補者カーで橋本村長とご一緒する。4年前に不祥事続きの村政の刷新を訴えて当選。この4年間のご苦労とやり残した課題、4年前の村政に後戻りしてはいけない、清潔な村政の後継者は柴垣紀之さん…と、候補者カーの上から、候補者カーを降りて、切々と熱弁。
借金まみれの財政の中で、やりたいことがあってもできなかったこと、やりたくなくてもやらざるをえなかったことなど4年間の思いが溢れる。
そんな中でも、R163のバイパス計画の実現や、電波事情の悪い村で”高度情報化ネットワーク事業"を実施。熱意と誠実な姿勢で村政を推進。
 夕暮れ時に、あちこちから人が出てきて、村長の話に耳を傾ける。橋本村長の話を聞いているだけで、よそ者の私でさえ目頭が熱くなる…そんな選挙戦が、今、村で行われている。

 
自宅近くのグリーンベルトで今年も咲いた"たいさんぼく”大輪だが短い花の命。見時は1日しかありません。


予算決算常任委員会    2007年6月18日(月)

 議会活性化の一つとして、今議会から特別委員会から常任委員会へ衣替えをした委員会が開催された。予算決算だけでなく補正予算もここで審議される。
総額で1億9千万円余の追加計上で、子どもの医療費の追加計上なども含まれるが、菱田・前川原線の道路改良事業の新規計上に1億6千万円が計上されている。府の煤谷川改修にあわせて道路の拡幅が行われる。
 応訴費用、精華まなび体験教室などについて質疑をする。応訴費用については、新聞報道もあったが、職員の不利益処分に対して地方公務員法に決められているルールが守られていなく"処分の取消し”と20万円の損害賠償支払いを命じられた事案。 どのような場面、状況であっても、人事にかかわっては、公正でなければ…これは大前提である。
 立ち寄った銀行で懐かしい知人に会う。しばらく四方山話に花を咲かせ、その後、夜の会議に。
 

茶畑をこえて        2007年6月17日(日)

 お昼に出発して、南山城村へ。今日の仕事はビラ配布。入ったのは田山という集落の奥。茶畑の合間に家が1軒、2軒と並ぶ。
「この奥にお家ありますか?」と尋ねながら歩く。道路の際には最近あまり見かけなくなった「ほたるぶくろ」の花が咲く。ウグイスも息長く「ほ〜〜ほけきょ」と鳴く。
「こんな奥までご苦労さま」とねぎらっていただいたり「橋本村長が続投してくれたら、選挙はなかったのに、議員の補欠選挙もあるし、出費がかさむ」と、職員らしき方は、ふところぐあいを心配。
 1万人以下の自治体をなくすると合併が進められ、地方分権の名のもとに"税源移譲”。所得税を減らして、住民税を増やす。
待てよ!所得税減らしは"定率減税"廃止のかくれみの。人口の少ない自治体は住民税が増えても”たかがしれたもの”だし、それを口実に交付金が減ればたちまち財政は苦しい。
 この村に人が息づき、茶畑を守っているから山が美しいし、点在する家があるから、手入れが行き届いて小さな道も美しい…茶畑の中を歩きながら、汗を拭いながら考えた。
 夜は映画"日本の青空"を鑑賞。
「8月15日、終戦の日に見た青空は空虚なものではなくて、戦争のない新しい日本の青空…。参政権が女性にあれば、日本は戦争をする国にはなりません。戦場に子どもを送り出したい母親はいません」と言った鈴木安蔵の妻の言葉が胸に迫る。

柴垣 紀行さん       2007年6月16日(土)

 昨日の相談の「その1」の相談に自治会長さんを訪問。その後、桜ヶ丘で署名と宣伝活動。住民税増税反対と憲法9条まもれの2つの署名のお願いに歩く。
 夕方近くに畑に出かけ、キュウリやなすびを収穫。追肥をして、土をこなして、畦をあげる。これで、しばらくは草も大丈夫。
 それにしても、毎朝、集まるカラス…異常な感じがする。聞けば、カラス達も子育て真っ最中とかで、食料の調達が大変らしい(カラスに聞いたわけではないが)。
 話はかわるが、もうすぐ始まる南山城村の村長選挙に、柴垣紀行さんが出馬を表明。参議院選挙の予定候補者の成宮さんと同い年の37歳。彼は、3期、村会議員をつとめた若い政治家。そして、もう一つの顔は"ミュージシャン”。
村に生まれて、村で育った彼が橋本村政の継承をめざす。
 若者が住み続けられる"村づくり"に、彼は最良の候補者。
忙しくても"応援”に…行かなくちゃ。


もう、こわれてる!     2007年6月15日(金)

 6時半から祝園駅で参議院選挙の宣伝。おしゃれな成宮さんのリーフは多くの方が受け取ってくださる。7時20分に切り上げて交差点ボランテァにたって、議員団会議へ。
 午後から環境ネットワーク会議「ステップ」に参加する。総会を終えて初めての会議で参加者も多く、みなさんの意気込みが伝わってくる。
 帰宅すると2件の相談が入り、すぐさま飛び出す。相談とは別に「年金も壊れてるけど、朝鮮総連の土地・建物の売却問題で元公安調査庁長官や元日弁連会長がかかわっていたとはなんていうことや。ノバもコムスンも無茶苦茶や。もう、この国はこわれてる!」と大憤慨。
 ご自身は結婚をした昭和38年の暮らしに戻そうと心に決めて、エアコンは使わず、電子レンジも手放した。パソコンもFAXも処分した。この国が壊れかけたその前に…くらしを戻す、というのだ。このことは、環境問題を考える上でも大事なことかもしれない。


議案質疑          2007年6月14日(木)

 どうやら"入梅"のようで、天気予報どおりの雨模様となった。あちこちで"水不足"も言われていたし、待たれていた雨ではあるが…地元小学校の5年生の"林間学習”とかで、もう、1日2日遅れてほしかった入梅。
 議会は4日目。議案質疑と、平成18年度の各補正予算の採決が行われた。ほとんどが、執行残の組替えや減額補正で採択された。各常任委員会に付託される、平成19年度の補正予算や条例改正の質疑も行われる。
 昨年から争われていた「職員処遇」についての"応訴費用"を、町長、副町長の給与を減額することで充当する、という条例の改定も提案されている。
結果的には、提訴側の勝訴ということになり、双方、控訴はしていない。本来は、職員から不利益処分について不服申し立てがあれば、その受け皿になるのは"公平委員会”だし、公平委員会は審理をして、任命権者に指示をしなければならないのだが…。当時の公平委員会のあり方も問われるし、降任人事の妥当性も手続きも問われるのではないか…。
応訴費用の負担の問題だけではないような気がだんだんと広がってきたが、もう少し調査もして、次の常任委員会に臨みたい、と思っている。



"黒"集団          2007年6月13日(水)

 毎朝、星の光幼稚園に東側を抜けて交差点に向かう。行く道で、いつも、名前はわからないがいろんな小鳥達に会う。近くまで行っても結構堂々として逃げようともしない…が、今朝は様子が違った。"黒"の集団、カラス達が数え切れないほど群れている。呼び合っている(?)声も騒々しい。
 ご近所の方の話によると、毎年鈴なりになる枇杷の木に10羽以上のカラスが群がりとても不気味で、実のなった枇杷の木を切り落とした、とのこと。庭に、それだけのからすが集まれば、たいていの人は、そりゃ、気味が悪い。
鳴きかた一つで仲間を集める彼らは、携帯片手の人間よりもはるかに"超能力”の持ち主。
 少し早めに役場へ出かけ、一般質問の準備。子ども連れで傍聴にこられた方もいたが、傍聴規定によれば子ども同伴は"お断り”。前回は事務局の方がベビーシッターをしてくださったが、
そんな訳にもいかず…休憩時間に事の顛末を聞く。
子連れOKの傍聴席を設けるなり、保育ルームを設けるなり、何とかしなければ「女性参画」も、「機会均等」も、宙に浮く。
 障害児学童は現行制度での限界もありありと感じながら、せめて、夏休み明けに朗報が聞けないだろうかと期待を寄せる。
情緒障害児がいれば、学級はつくる、という確認はとった、と理解したが…。公園管理は専門家の点検も強化し、チェックポイントも増やす、などの答弁があった。
 所要時間49分…大体いつものパターンで終了。


一般質問1日目       2007年6月12日(火)

 一般質問初日、9人の議員が質問に立つ。今回からは、一問一答式が導入され、一問についての質問回数の制限はない。一人の持ち時間は一時間となっている。質問や答弁が長いとそれだけで時間が過ぎてしまうので要注意!質問事項が多いと内容が散漫になるので要注意!うっかりするとエンドレステープのように繰り返しになるので要注意!と、いくつかの注意事項を頭に入れて、明日は10時から松田の出番。
松田の後は一人置いて鈴木、坪井、佐々木と、共産党議員の連投。 障害児学童と、情緒障害児学級の増設、公園管理と平和の取り組みの4点を質問するが、折角の一問一答方式を最大限に生かして…と、作戦練り中。
 木村町長に出馬表明を促す議員が2人いたが「任期中は、自分の職務に専念…」と、答弁。現職としては、当たり前の答弁で、この時期に出馬表明をする現職町長はいないでしょう…というのが、松田の感想。


6月議会開会         2007年6月11日(月)

 定例会が開会。本日は議案の提案説明と報告事項。平成18年度の補正予算と、平成19年度補正予算などが提案された。
 子どもの医療費制度が京都府の制度で入院については小学校卒業まで無料(本年9月から)、精華まなび体験教室などの補正が盛り込まれている。
 明日は一般質問の1日目。公園の安全管理なども通告しているので現場を見に行く。鳥谷公園のジャングルジムは改善されていた。
      
 コンクリートむき出しのところに土が盛られたが、後、10センチはほしい土。でも…よかった。

 
精華町にコムスンは?   2007年6月10日(日)

 精華西9条の会の学習会に参加する。今日のテーマは「自民党の改憲動向の歴史と、国民投票法の問題点」。講師は地元にお住まいの長澤さん。改憲は、有効投票数の過半数とハードルが低い。仮に、改憲され新憲法になったとしても、こんな低いハードルで誕生する新憲法はかわいそう…ということも言われた。
自民党の政策パンフの紹介もあり「…めざす憲法9条の改正は、まず自衛隊を軍隊として位置づけること…次に、集団的自衛権の行使を可能にすること…」と書かれていること。国会でいくら詭弁を弄しても改憲の目的がここにあることは明白である。
 夕方、気分転換に畑に行く。初物の茄子を収穫する。いつもは畑でご一緒しても無口な方が「精華町にはコムスンありますか…」と聞かれる。「コムスンはありませんけど、コムスンで仕事をしている方は知っています」「お気の毒ですね。でも、そもそも介護事業を"儲け本位”の企業がすること自体間違ってますわ。社会保険庁も民間にして、国は一体何を考えてるんやろ?」とぼやきながら、畑仕事を続行。
 年金不明問題や、コムスン問題、最近、畑でぼやく方が確実に…増えた。年金生活者の多い貸し農園、ぼやきも肥やしにして成長する夏野菜…味は"確か”です。


陽(あきら)くん        2007年6月9日(土)

 太陽のように輝いてほしい…そんな願いをこめて名前をつけた、とご両親から伺った陽くん。南山城養護学校の一年生。でも彼は座ることもしゃべることもできない重度の身体障害児。お母さんは自宅で"塾"を経営している。お母さんが仕事の間、彼はひたすら、ベッドの上で待つ。子どもたちの声が聞こえる学童保育に入所させたいと願っているが、今、学童は児童が溢れ、施設が足りない、「全介助」が必要、といった理由で、今、受け入れについては検討中。
 陽くんに会うと、以前、保育所でクラスにいた1人の子どもさんを思い出す。年中組で入所した彼はしばらくすると、周りの子どもたちを見ると声を出して笑顔が出るようになったし、そんな彼を見るだけで「○○ちゃんが笑わはった」と、こどもたちと感動を共感した。
何年かたったある日「山中で無理心中」という悲報が届いた。彼の将来を悲観した父親が…無理心中をはかったのだ。
 あんな悲しい、無念なことを2度と起こしてはならない…という思いが陽くんに会ってから心から離れない。
 前置きが長くなったが、陽くんのお宅を訪問して、午後から共産党の演説会へ。成宮さんは歯切れよく、井上参議院議員は熱っぽく、市田書記局長は説得力のある訴え。
 参議院選挙はもう間近…です。


今の間に            2007年6月8日(金)

 議員団の会議で午前中は役場。11日開会の6月議会の打ち合わせをする。平成18年度の補正予算と19年度の補正予算、煤谷川や下水道工事の契約案件が数件。条例の一部改正などが予定されている。
 帰宅後、議会日程を書いた後援会ニュースを配布。「この間の自衛隊の情報保全隊の内部資料、ほんまにびっくりした。えらい世の中になったもんや。松田さんも気〜つけや」と女性の方から忠言をいただく。
 草刈が終わったばかりのグリーンベルトを歩いていると、破竹がにょきにょきと顔を出している。このままおいておくと、また竹林が…。鎌を取りに帰って"今の間に”と思い、破竹刈りをする。破竹の間に切るのが良策…昨年の自治会役員の経験から学んだ教訓。
 夕方から、祝園駅で街頭宣伝をする。30分間しゃべりっぱなしだったが、もう少し、整理をして話さないとあかん…としゃべりながらも反省。

 
元気な朝            2007年6月7日(木)

 例によって朝の交差点ボランテァに向かう。遠いところから「松田さん、おはよう」とかわいい声。ご近所の子どもさんから朝のあいさつ。少しいくといつもお会いする女性といつものところで会い「おはようございます」。玄関先から「お久しぶり!お元気ですか」と声をかけられる。あちこちから元気な声をかけていただいて、元気に交差点に立つ。そのまま柘榴東畑線を交番前まで歩いて、ここでも中学生とあいさつ。
 親子リズム会も、元気なお母さんと子どもたちと一緒。赤ちゃんの参加もあって、抱っこをしていると帰りがけに、そのお姉ちゃんから「ママの赤ちゃん、返して」と催促される一幕もあり、ほのぼのタイム。
 夜になって来訪者があり「いつも元気やね〜」と、褒められる(?)
朝の元気が続いていて…よかった。
さて、いよいよ、これから議会準備、本番。


情報保全隊          2007年6月6日(水)

 聞きなれない言葉だが、自衛隊の中にあるらしい"情報保全隊"という組織。共産党が入手した内部資料によれば、自衛隊のイラク派兵に反対した市民団体やジャーナリスト、宗教団体などの動きなどが166ページにわたって書かれているらしい。
目的が何なのか分からないが、報道ステーションによると、講演内容なども克明に記載されているらしい。
知らず知らずの間に、何となく、誰かにどこかで"監視"をされているのではないか、という不気味さを感じる。
 夕方、以前済んでいた城陽に立ち寄る。生垣の剪定をしていると、懐かしい顔が続々。当時、自治会活動やPTA活動でご一緒していた方も"年金生活者”。ここでも、年金不明問題が話題になる。
 共済、厚生、被扶養、共済、国民と各種年金を股にかけてきた私などはどうなんやろ…とだんだんと猜疑心に火がついてくる。
 一年で、結論がでるとはとても思えない、この問題…火は消えるでしょうか。
 

毛虫…異常発生?     2007年6月5日(火)

 やっぱり、異常発生しているらしい"毛虫”。「柿の葉も、小さな実まで毛虫にやられて、今年の秋が思いやられる…」と、議会運営委員会が終わってからの雑談の一つ。
 議会運営委員になって初めての委員会が開かれた。6月議会は11日開会、27日が閉会。一般質問は14人の議員が12,13日にわたって登壇。松田の出番は10番目なので、1日目の最後か、2日目の最初辺りの不確かなポジション。
 常任委員会も再編されて、総務教育、民生環境、建設産業となり、予算決算常任委員会が設けられ、通年化された。
 のびのびになっていた「ガスの安全点検」の約束があり、慌てて台所とお風呂場周辺を片付けて、手を開けて待つ。点検はあっという間に済んだが、この"待つ”ということが、落ち着かないひと時。
 本日も、夕方から"ビラ配布”。コンパクトなリーフ2種だが、これが結構重い。足と腕に"身"が入った感じだが、風も心地よく、こんな日は、階段の上り下りも苦にならない。


道路で遊ぶ          2007年6月4日(月)

 昨日、少しだけラッキョウを収穫する。一度に沢山は"掃除"が大変なので少しにしたが、それでも"掃除"は面倒な仕事。きれいにして"塩づけ”にして、漬け込みの準備完了。
 夕方近くからビラ配布をする。過日、小学生のお母さんが「道路で遊ばない」という学校だよりをもらってきたけど、今まで、自転車やボールで遊んでいたし、できたら家の近くで遊ばせたいけど…」というお話があった。なるほど…道路で遊んでいる子どもたちをみない。庭先で紙飛行機を飛ばしている兄弟に会う。
「道路で遊んだらあかんのやで…」と兄弟。確かに、子どもたちが道路で遊んでいるときに、車で走るのは怖いし、余ほど、注意をしないといけない。ちょっと足を伸ばせば公園もある…が、夕方に、台所仕事をしながら時々のぞいて、子どもたちを外で遊ばせたい親心もわかる。
 どの公園でもボール遊びができるわけではないし、この季節になると近場の公園は”蚊"が多い。木製遊具はソゲだってるし…だからといって、家の中で、TVやゲームに夢中になっていると叱られるし、どこで遊んだらいいんや…と、聞こえてきそうな子どもたちの声。


毛虫もムカデも        2007年6月3日(日)

 8時半から町内のクリーン作戦。恒例なので大勢の方が今年も参加。グリーンベルトのヤマモモに見るだけで鳥肌が立ちそうなほど毛虫が発生している。
終わった後、手ついでに我が家の庭の草引きをする。ここでは大きなムカデに遭遇。
裏手に出ると、柿の木にもしっかりと毛虫が陣取っている。たいていのお宅では、庭の消毒をしておられるので、我が家の庭はさしずめ彼等にとっては「安全地帯」といったところか。
 衆議院の京都6区予定候補の浜田さんと、「成宮宣伝カー」で街頭宣伝。公園で木の根っこを掘り起こしている子どもたちに会う。彼らは「ありの巣」を見つけて際限なく掘っている。
「お家がなくなって、アリも大変かもしれないネ」というと、そのまま姿を消した子どもたち。
この言葉は、よかったのか悪かったのか…ついつい、かまいたくなる「おせっかい」なおばあちゃんである。


医療・介護難民        2007年6月2日(土)

 昨夜からときどき、かる〜いめまい状態が続いている。いったん起床して、またダウンしてベッドへ。2,3日前からお腹の調子もよくないし多分"風邪"かもしれないと思いつつも、署名活動に出かける。マイクを持っていても何となく力が入らず"不調”。
 午後から山城アスピアに出かける。京都府医療推進協議会主催(財)相楽医師会、歯科医師会協力の「これからの医療・介護・福祉を守る府民集会」に参加する。
映画「ジョンQー最後の決断」を見た後、「崩壊する日本の医療と介護」の講演を聞く。医療難民、介護難民という言葉が「日常語化」しつつある。医療関係者が「国民不在の医療制度改革を許すな」と叫ぶ。

療養型ベットをなくし、介護ベッドを激減しようとする、今の医療改悪に現場のお医者さんからの怒りの声が上がるのも当然の話。
後期高齢者医療制度でいよいよ高齢者は医療から遠くなり、お金の沙汰が命の沙汰…という、アメリカ型医療制度が日本でも。
国民皆保険制度を守るため引き上げ続けられた保険料、本当に医療のためだけに使われてきただろうか。
年金も不明、保険料も不明となれば、この国の行く末は「美しい国」ではありえない。


ほんまにすっきり          2007年6月1日(金)


 昨日、すっきりしたと思っていたゴミステーションのペットボトル、よく話を聞くと集会所に移動しただけということがわかり、集会所に自治会の役員さんと見に行く。当番の方が大半はきれいにしておられたがそれでもカゴにいっぱい袋にいっぱいのペットボトル。
「ウ〜、場所移しただけやん」と怒っていたら、連絡を受けた管理会社の若い社員さんが登場。一緒に片付けて、ラベルのついているものは「社に帰って処分します」とお持ち帰り。
これでほんとうに「すっきり」としたけど、以後…よろしく。
 後援会ニュースを配りながら何人かの方とおしゃべり。やっぱり、怒りは今の年金不明問題と、強行採決された社保庁解体と年金特例法案。受給者の方は「私の年金は本当に大丈夫か」と疑心暗鬼。
 どこかの、いつかのキャッチフレーズ「100年安心の年金制度」から、まだ10年もたっていないのでは?
よく言われる「自己責任」…さて、この年金問題の国の自己責任は、どう果たす?